少彦名のきのこ図鑑4 コウタケ

2016.11.10 (Thu)
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香茸
読んで字のごとくとってもいいにおいがします。
前に紹介したハナイグチと同じ山に輪になってたくさん生えていました。


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2016.10.12 赤松、カラマツ混交林


まるで松ぼっくりを踏んづけて平べったくしたような感じ
イガイガしていてとてもおいしそうには見えませんがこれがとびっきりの美味なわけです


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裏っかえすとこんな感じ
小さな突起がいっぱい生えてて指でさわさわするといい感じです



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中には傘の上のガサガサしたササクレがあまりないものもありました。
ものの本にはチョコレートのようなにおいと書いてあります。私は、醤油のような香ばしいにおいだなと感じました。どちらにしてもとても食欲をそそる香りがします。
そうそう、似たキノコに『けろうじ』というものがありまして、ひとめとても良く似ていますが傘の表面に「ササクレ」がないので容易に区別がつきます。毒はないようですがとっても苦いそうです。



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その日のうちに早速食べてみました。
油でよく炒めて醤油をちょちょちょイット
ちょっと苦みがあって、この独特の苦みが日本酒にとってもあって相性はばっちりです。
東北ではマツタケなんかよりも重宝されとっても高値で取引されるそうです。負け惜しみじゃないけど、私もマツタケなんかより段違いに美味しいと思いました。
残念ながらここ、信州では近年食べる人がめっきり減って3分の一以下の値段になってしまったそうです。諏訪近辺もだんだんと酒飲みが少なくなってきたのでしょうか。
たくさんとれたのに仕方ないので全部自分で食べることにします。



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どんなキノコもそうなのですが火をしっかりと通しておかないと中毒することがあります。
写真は干した香茸と松茸雑炊ならぬ『香茸雑炊』
干すとさらに香りが強くなって部屋中秋の香りでいっぱい

ごちそうさまでした。




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秋 

2015.10.30 (Fri)
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今年の稲刈りも無事に終わりました



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今年は映画撮ったりいろいろあったけど本当に実り多い年だったのだろうか





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村の山に間伐が入り随分と山がすっきりしました
古来から人々の暮らしで利用されてきた日本の山林を健全に維持していくためにはやはり人間の手が必要で、来年の春からまたどんなふうに森が育っていくのか見て回るのがちょっと楽しみです

でも、きのこ採りにとってはさみしい時間
向こう三年はきのこの数はめっきり減ってしまうそうです
やっぱり昔のように少しずつ利用して整理していくのが理想なんでしょうね

この日も生えているのは毒キノコばかり
写真はウスダケ、見渡す限りに顔を出していました



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こちらはカラカサタケ
写真では分かりづらいですが30センチにもなる大物です
美味しいきのこですが今日は遠慮しておきます





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当然今日の収穫はゼロ
帰ってきたら山梨からタマゴタケが届いていました
見るからに真っ赤っかで毒々しいですがこれがとってもおいしいんです
似てるのはベニテングタケぐらいで素人でもすぐに見分けがつきます
畑に残っていた野菜と一緒に今夜はこちらで乾杯です





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マツタケご飯と山で採れたきのこの和え物、タマゴタケの吸い物です
タマゴタケの汁はオレンジ色になるはずでしたが黒人参と一緒に煮たら赤ワインのような深いバイオレットになっちゃいました

また気が向いたら採りに行こう




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ハルピンラーメン
食欲ついでに今日は一軒、ラーメン屋さんのご紹介
というか、諏訪周辺は外食産業が壊滅的で紹介できるようなラーメン屋さんてここか家族連れご用達のテンホウぐらい
あとは、どこかの二番煎じか勘違いした二流店ばっかり。その中でも諏訪のラーメンといえるのはここだけ。
ショクレポは苦手だから此方の店主のうんちくにてその風味はご想像あれ





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東京から引っ越してきて初めてこの店に入った時はうれしかったな
やっと地元の味に巡り会えたってね。
食も文化発信の大事な拠点、こういうお店が少ない町は本当に味気ないからね

お味のほうは、見るからにこってりしてそうだけど食べてみると案外さっぱり、しつこくないよ。
麺は黄色く縮れた中華めん、スープは不思議なほんのり甘いみそ味、この甘味が結構癖になります。にんにく臭もなくてピリ辛って言ってもそれほどでもない。変わった食味だけどバランスはとてもいいです。他では食べられないこの味、ラーメン好きは諏訪に来たならチェックしてみるのもいいかも





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だんだん寒くなってくるのでたくさん食べて体力付けていかないとね
さて、今日も日がさしてきれいな青空が広がっています





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重い腰上げてもう一仕事しましょうかね





西野加奈 Nisino Kana / Darling






ラーメンもちょっと変わってるけど少彦名の選曲も今日は変わっているよ
南信ラーメン店、もう一つの雄、「テンホウ」の店内で流れてて初めて知った曲、なんてったって邦楽はさっぱり知らないからね
屑みたいなくだらない曲が流れ続ける中で突然聞こえてきたときはとてもびっくりしました。サビだけでもラーメンすすりながらしっかり覚えて、その日のうちに知り合いのお店に駆け込んでカウンターの女の子に今覚えたメロディーを歌って聞かせたら西野カナだって。久々の見事な収穫です。
でもさ、日本の音楽シーンて女の子はとっても素晴らしいのがいっぱいいるんだけど男衆はなんであんなに・・・・・

ま、いっか、ふとした時にこんな素晴らしい巡り合いがあるんだからね










少彦名のきのこ図鑑1 花びら茸

2015.09.15 (Tue)
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2015.7.8 撮影  Sparassis crispa


水槽の砂を取りに湖に行った帰り廃村の赤松林で見つけました

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直径60センチ
走る軽トラの窓からでもはっきり見える巨大なきのこ
赤松の根元に生えていました

色は見てのとおり黄色の濃い個体。通常はもっと白いものが多いようです
似た毒キノコがまずないので素人でも判別できます。とは言うものの、自信がない方は絶対口にしてはいけませんよ


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さて、かえってすぐにおいちゃんに見せに行きましたら
変なもの採ってきたな、ということでさもいやな顔をされました。うむ、ほめてもらおうと思っていたのに

花びら茸、このきのこは高血圧に効くなどといわれております
私がこの身を挺して食毒の有無を証明いたしますので、おいちゃん、次は一緒に食べましょうね


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抗癌作用・血糖値降下作用・免疫賦活作用・抗高血圧作用
なんだか花びら茸って夢の万能薬のようですね
少彦名はおいしければそれで良いんですけど♪



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このきのこ、高級食材として珍重されるようです。香りは控えめと物の本には書いていますが採ってきたのは香水のような強い香りがします。宿主の種類で若干食味も違うんですかね。しかしこの香りどこかでかいだことがあるなと、それも頻繁に、などと、毎日口にするたびに思い出してみましたが口にして三日目、ついにその正体がわかりました。なめこ、そう、なめこの香りです
なんだ、なめこなら特に変わった匂いじゃないじゃない?と思われそうですが、それがそれが、あのなめこ独特のぬめりのないところでこの香りを感じると一瞬初めてかぐような強い違和感を感じるんですね。
人間の感覚、食味、臭覚、視覚、結構いい加減なものです。だから面白いんですけどね。

ミニトマトとせろり、きゅうりの酢の物、ミニトマト、サニーレタス、花びら茸のサラダ、花びら茸と旬の野菜のシーフードパスタ。すべて自家製、採りたて新鮮です。
半分だけ持ち帰って、そして一週間、夏の山をさまよいながら出会った大きなきのこはずいぶんと私の生活を楽しませてくれました。
きのこ図鑑第一号、花びら茸、一巻の終わりでした。






Vitas - 7th Element


本来ならきのこ図鑑、花びら茸の巻きはこれにて、というところですがこの唯一無二のきのこを一週間食べ続けながらなぜか思い浮かべたのがこの曲、そしてこの人。
花びら茸にはもしや幻覚症状を引き起こす何かがあるのでしょうか?


Vitas
ヴィタス( Витас; Vitas)、本名:ビタリー・ブラダソビッチ・グラチェフ(Виталий Владасович Грачев)
歌手で作曲家、俳優にファッションデザイナー。新生ロシアの誇るマルチプレーヤー。この才能にこの美貌、それはまるで星の王子様を地で行く今世紀大注目の最終兵器でございます
その楽曲はテクノからロック、バラード、オペラまで、それはまるでソビエト連邦社会主義体制の圧政下で人知れず朽ちていった無数の才能が亡霊のように一気にマグマとなって噴出したようでございます。



訂正 
よくよく調べてみたらウクライナの人でした








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