アイヤッパへの道 vol.5

2017.07.17 (Mon)
第5話  Unhappy New Year

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空港に降りたその日のうちにのどをやられ、インドでの大みそかはついにベットの中で迎えることになりました。
胸の奥のほうからこみあげてくる重たい咳、始まると呼吸困難になるほど止まりません。
空気は非常に乾燥していて日本でもインフルエンザのはやる時期。大気の汚染もありますが日本人にとって全く免疫のない未知のウイルスが悪さをしているのでしょう。
きっと計ったら40度近く熱はあったと思います。




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インドの薬を飲んで半病人ながらなんとかパーティーに出席
突貫工事で仕上げていた地下のラウンジは作業完了して見事、パーティーに間に合わせることができました。
お友達から親類から、映画俳優から政治家から2~300人はゆうにいるでしょうか、元気だったら賑やかにやるんでしょうけど、音楽も耳に入らない。



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プロの歌い手さん、映画なんかでも歌ってて有名な人だそうです。女性のほうは親類だったかな、お嫁に来て今は普通の主婦をやってます。




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映画業界の面々
日本で撮影する際はよろしくお願いいたします。





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宴も最高潮、私の体温も限界に近付いております。




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ホテル・ヒラリティ・インのスタッフ
笑顔のかわいい明るい人たちばかり
この笑顔がインドの何よりのおもてなしです。






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カウントダウンでハッピーニューイヤー
ホテルのお客さんも、近所の住人も交えての新年の宴
日本から3時間30分遅れのあけましておめでとう






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なんとか新年を迎えることだけはできました
地元のコーラをもらって部屋に退散、「Bovonto」はタミルナードの飲料メーカー、一本50円くらいです。
昔はチェンナイ市内に300の飲料メーカーがあったそうで、コカ・コーラやペプシとの競争で現在残ったのはこの会社を含めてほんの数社、日本でいえばチェリオみたいな会社かな。
味は炭酸弱め、チェリーコーラみたいな味がするけど後でホームページ見たらブドウのフレーバで風味付けしてるんだって。
余談ですが3月にインドの流通業者がコカ・コーラやペプシのボイコットを打ち出したそうです。実はタミルナードは去年から続く大干ばつ、大義名分としては地下水を大量に汲み上げる巨大企業への制裁という意味も大いにあるのでしょうが地元に愛される企業を守りたいという地元っ子のタミル魂が運動を下支えしているようです。

残念ながらせっかくのパーティーなのに今日は書けることがあまりありません。日記の体裁を整えるための関係ないこんな与太話のみ。しかしインド紀行文のインドの新年、一つの区切りとして書いておかないと。
さて、早く治して明日から仕切り直しです。







Disco Dancer (1982)
Auva Auva Koi Yahan Nache





ホテルの部屋のカーテンと重なってニューイヤーパーティーのミラーボールの光が熱に浮かされた目ににじんで見える。ベットに横たわる私は現実と幻のはざまで、沸騰する脳みその中は歌い踊る歌姫のコーラスと交錯するまばゆいネオンで私の体は無限の宇宙に放り出されてしまいました。私は誰?ここはどこ?それでも病床のあの切ない孤独感がないのはきっとたくさんの友達に囲まれているからでしょう。
第一話、アイヤッパへの道 vol.1でも紹介した映画『Disco Dancer』の挿入歌、イギリスのバンド、バグルスの曲『ラジオ・スターの悲劇』の丸パクリです。作曲したのはカルカッタの巨匠、『バッパ・ラヒリ/BAPPI LAHIRI』以前紹介した曲と合わせてご堪能ください。私のようにおかしな気持ちになりたい人はBAPPI LAHIRIで検索するといいかもしれません。変な曲ばっかり。




Bappi Lahiri
Yaad Aa Raha Hai Tera Pyar Kahan Hum Kahan





バッパ・ラヒリの作品、『ディスコ・ダンサー』からもう一曲、こちらもなかなかのもの。結構いろんなところで耳にします。ところでそんなにギター振り回したら危ないって!
この映画は世界的に好調な興行をあげたようで、意外なところではソ連などでも大ヒットしています。
映画と同名の曲、アメリカのテクノバンド『ディヴォ/DEVO』のDisco Dancerはこの映画にインスパイアされて制作された曲。




The Buggles - Video Killed The Radio Star




元曲がこれ
とりあえずちゃっちゃと簡単に済ませようと思ったら、今日もしっかり書き込んでしまいました。
ア♪ハナチェナチェ・ハナチェナチェ♪












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アイヤッパへの道 vol.3

2017.07.08 (Sat)
第三話 Drishti Bommai

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到着して二日目、ハイウエーを挟んでホテルの向かいにある小さな村を訪ねます





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幹線道路から一歩入ると、そこは数軒の平屋が点在する静かな村。開発から取り残された人々がささやかに暮らしています。





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コの字になった道を挟んで、土埃の舞う荒れ地に二十軒ばかり、ブロックやレンガで積まれた簡素な家がぽつんぽつんと点在しています。





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カメラを提げた東洋人、遠目で見ていた村人はそんなよそ者にも優しく微笑んでくれます。
「ナマステ、フォト・プリーズ」
彼には写真をあげるよと約束したのに近くに現像屋もなくついに手渡すことができなかった。
また会いに行かなきゃな






Drishti Bommai




新築現場につるされた不気味な人形、壁には舌を出した真っ赤な鬼のお面も見えます。
ドゥリシティ・ボゥマイ、邪気を払うおまじないです。






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Drishtiとは邪視のこと、英語で言うと『Evil eye / 邪悪な目』、嫉妬や羨望が人に災いをもたらすという民間信仰です。あのお面は自動車やトラックのフロントなどいろんな場所で見ることができます。つるされた人形は新築の家の中に獣が入ったりしないようにという案山子の意味もあるようで、ただし北のほうでは見たことがありません。
ドゥリシティから身を守る方法は地方によっても、またその対象が家だったり車だったり人だったり、動くものなのか動かないものなのか、生きているのか命のないものなのか、様々な状況により異なってきます。北インドではあの真っ赤な仮面も見ませんでした。その代わりにライムやトウガラシを糸で縛った魔除けを玄関先で見ることができます。
ちなみに家が出来上がった時にはあの人形は邪気と一緒に燃やされてしまいます。お面のほうは壁にかけたままドゥリシティから家族を守ることになります。



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多すぎる『おめでとう』が受けたものに災いをもたらす。人類学者、マルセル・モースが『贈与論』で紹介した「ハウ/物の霊」に似ています。贈り物、タオンガ/taongaに宿ったhau/物の霊をため込んでしまう、クラ/Kura(交易)の風/Hauを止めてしまうとそのものに災いが起こる。多すぎるおめでとう、溜まってしまった「Drishti」が人を取り殺すわけです。モースの著書『贈与論』に沿って改めてインドの現代社会を見てみると、インドの経済というのはモースの言う「potlatch」、富の再分配をいまに継承する、ポトラッチを現代に具現化した経済活動に他ならないように思えます。すぐに思い出すことができる事例、近近の出来事で記憶に新しいものとしてはタタ財閥の製造販売した大衆車、「タタ・ナノ」の存在ではないでしょうか。このプロジェクトの発案者であり総責任者のタタ・ラタン会長はこの事業に関して自社の利益を二の次に、けっして裕福ではないインドの大多数の大衆に向け、自動車という現代の利便性、社会インフラとしての乗用車という財産を分け与える決断を下しました。結局事業としては大赤字で大成功というわけにはいかなかったようですが、この辺の考え方は同じ新興国である中国とは大いに違うところ、インド人の持つ美徳の一つといえるかもしれません。
そしてその美徳の恩恵に大いに浴することになった少彦名、今回の私のインド旅行こそがまさにその『ポトラッチ』なのです。私を招待してくれた友人はこの私に対して見返りを期待することは全くありません。無償の善意によっていま私はこの国にいるのです。



もし、分け与えることなく私利私欲のために貯めこみしまい込んだ食物をとる者があれば、

「食物の本質を殺し、また摂られた食物に殺される」

マハーバーラタ、ブラーフマナの教義に見える言葉です。
また私はマハーバーラタの言葉を借りてこうも言う。

「王よ、王から物を貰うのは、はじめは蜜のように快いものだが、終わりは毒になってしまう」

私が多くの人から受けた恩恵に報いる日はいつか来るのでしょうか?






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改めて贈与論を読むことになるとは思わなかった。
学生当時は何か遠くで起きていることのように、ただ知識の充実という自尊心のためだけに、いやいや読んでいた気がする。それが何年もたってふとした拍子に腑に落ちるという事もあるものだなと。辛いカレーを食べ続けて、甘すぎるインドのお菓子をほおばり続けて「いったい、これのどこが美味しいというのだろう?」などと思いながら旅のバスの窓をふと見上げると突然にひらけるデカン高原の、あの抜けるような青い空、すっとそれら郷土料理の本当の味と秘められた意味を突然のように理解する。
キザな言い方をすればそんな感じでしょうか。






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女の子のように見えますが実は男の子、ある年になるまで髪の毛は切ってはいけないのです。日本でいえば元服、七五三みたいなもの。もうそろそろこの子も元気に育ったお祝いに丸坊主にされる時が来ます。
彼の額とほっぺにある黒いあざは墨でわざわざ書かれたもの。これも代々伝わる魔眼除け、Drishtiの一種です。ほっぺにあるのがドゥリシティ・マイ、額がドゥリシティ・ポット、maiはインクのこと、単にPottuというと既婚女性が額につけているあの赤いワンポイントになります。
幼い子に黒いあざをつけるのはあまりにかわいいと鬼や悪魔に連れてかれてしまうから。大事な我が子をケガや病気から守る大事なおまじないです。




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この子たち姉弟は元服が終わったようですね。

細かいことですが『Drishti Bommai』の Bommai は直訳すると『オモチャ』の意味。ここでは単にモノ、グッズぐらいで理解してください。悪運を払うためにお祈りしたりお寺回りをする行為も Drishti と呼ぶので形があるものとして Drishti Bommai と区別して呼ぶようです。





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先ほどの元服前の男の子の家のキッチン
後ろに積んであるのは牛のフンを乾かしたもの。これが火を起こすときの燃料になります






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この子は大きくなったら何になるのかな。
声をかけても何も話さなかったけど村の途中まで見送ってくれました。





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村の入り口のシバ神の祠。
しばらく木陰で犬たちと一緒にまったり
今日はほんの一、二時間、ちょっと歩いただけで思いのほか充実した時間を過ごすことができました。
さて、ホテルのみんなはもう起きたかな。起きていたとしても夜まで部屋でダラダラしてるんだろうし、どうせだらだらするんだったらこの子たちとのんびりしてたほうがいいな。両親そろって5匹の家族。生まれたばかりの三人兄弟、あんまりかわいいと日本に連れて帰っちゃいますよ。

しかしそこはさすがに血を分けた親子、見ての通り見事にシンクロしていました。






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Boom boom madu






どこかで聞いたようなメロディーですね。『Boom boom madu』タミル映画の一場面、『Boom』は首を振る様子、『madu』は牛のこと。装飾された牛と一緒に街を流して日銭を稼ぐ占い師です。Drishti、邪気払いの一つです。

占い師 「この家には近々いいことがあるかな」
牛 「ウン、ウン、良いことがきっとありますよ」

家の玄関先で歌を歌いながら。でも最近はアパートが多くなって訪ねる場所が減ってしまってほとんど消えてしまったそうです。そもそもあまり高級なお仕事ではないようでただただ横で首を振る牛の様子が転じて、イエスマン、太鼓持ちのことを「Boom boom madu」とタミルでは軽蔑して使うそうです。

そういえば日本で首を振る牛の人形といえば「赤べこ」
気になって由来を調べてみたら
「天正年間、蒲生氏郷(がもううじさと)が殖産振興のために招いた技術者から伝わった」
とありました。
さて、その赤べこを伝えた技術者とはどこから来た人たちだったのでしょう。そこでさらに蒲生氏郷を調べてみたらキリシタン大名とのこと、ヨーロッパの宣教師ともしばしば交流を持っていたようで、もしや彼ら、殖産振興の技術者とは西洋の船に乗せられてやってきたインドからの奴隷たち?、いわれてみれば赤べこの全身は目の覚めるような赤い色、『Drishti Bommai』の燃えるような舌の色のようです。さらによくよく見ればあの赤べこの体にある黒い点は?見送ってくれた男の子のほっぺたにあった『Drishti mai』のようでは・・・・・

これ以上脱線するのはよしましょう。
第三話でこのボリュームじゃ一生かけてもアイヤッパにはたどり着けない。





John Lee Hooker - Boom Boom




寄り道ついでに
『BOOM BOOM』といえばこの曲、一時期よく聞いてました









アイヤッパへの道 vol.2

2017.06.30 (Fri)
第二話  Hotel Hilarity Inn

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ホテル ヒラリティ・イン
友人がオーナーの三ツ星ホテル
丸一日かけてのインドへの道のりを経てやっとホテルに到着した私は疲れ切った体にビール一杯注ぎ込んですぐにベットの中に。七時間の時差なんて何のその、自腹じゃっ決して泊まらない見ての通りの素晴らしい部屋でしっかり熟睡できました。




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準備もそこそこ、慌ただしく日本を飛び出してきたこともあり、なんだかインドにいるのが夢の中の出来事のようです。これから一か月、怒涛の海外生活が始まるのですが、まづは到着第一日目。今回宿泊させてもらったホテル周辺のご紹介から。色々お世話になったので少しは彼のビジネスのお手伝いしませんとね
ロビーの歌舞伎の絵を見てもわかるとおり彼は大の親日家、日本で成功したインド人の一人です。今の自分があるのは日本のおかげだと常日頃口にしております。




ヒラリティ イン

Hilarity Inn
No.89, Vandalur - Walajabad Road, Vanjuvancherry, Padapai, Tamil Nadu 601301




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朝食はビュッフェ方式、マンゴー、パパイヤ取り放題です。
ホテルの中にはレストランが二つ、一階正面にベジタブル・インディアン、二階がお肉も食べられるノンベジです。カウンター・バーもあって、どの施設も宿泊客以外で利用できます。メニュー見たら結構いい値段してたけれどランチの時間は席もいっぱいでかなり混んでます。



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でも、周りは何にもないんですよね。
宿泊客は主に近くの工場、会社に来た外国からの海外出張のお客さん。日本のビジネスマンも大勢利用します。観光主体のホテルとは違って年末のこの時期はシーズンオフということで宿泊客もまばら、私たちの他はフランスの若いエンジニアが二人、年越しをはさんで一か月の長逗留をしているだけでした。そうそう、彼ら、『Renault Nissan Factory』日産の工場で働くロボットのエンジニアって言ってました。
もしインドに来て観光シーズンの混雑時にホテルが取れなかったときなんかはこういうホテルを利用するのもいいかもしれません。





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ホテルの裏に回ってみると何やら工事中です。
半分出来てて半分作っててというのはインドではよくあること、駐車場の整備かな?この程度なら全く気になりません。




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こちらは夫婦で土間のコンクリート工事、機械があればもそっと楽にできるのでしょうが。ここでは全くの手作業、トロ船すらありません。日本じゃ雪が降っているというのに今日は夏の炎天下のよう。頑張ってください。





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毎日の警備ご苦労様です。警備の方からこの辺のことをいろいろと情報収集、以前はこのあたりは見渡す限りうっそうとしたジャングル、ハイウエーができてここ10年間、風景も随分変わったそうです。
ホテルの一階にあるベジタブルレストラン、看板の文字が欠けているのは決して予算不足というわけではありません。2015年の100年に一度といわれる大水害の時に壊れたそうです。ここに来る途中にも街路樹の巨大な大木が軒並みなぎ倒されたままだったり、大きな空き地にがれきの山がうずたかく積んであったり。東北の大震災を連想させるような光景がまだ残されていました。台風に慣れているインドの人も今回の大風は身も凍る体験だったと言っていました。

彼のレストランはチェンナイ市内にもあります。ベジタブル専門店。中華風の料理もあるのでカレーにつかれたときは行ってみるといいかも、特にネパールの若いシェフが出勤しているときに料理してもらったインディアン・チャイニーズは絶品です。ちなみに隣はやっぱり友人がオーナーのアイスクリーム屋さん。

Nivedhanam Veg International

234,, Venkatachalam St, Mylapore, Chennai, Tamil Nadu 600004



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ハイウエーをはさんでホテルの向かいにあった看板
この辺は日本企業も多数進出していて日本のお客さんもたびたび訪れているのでしょう。きっとこの看板、そんな常連さんが作ってくれたんでしょうね




                       
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ただいま一階に大きなバーを建設中、水槽やイルミネーションをふんだんに使った豪華なものです。
オープンは二日後の31日。果たして大みそかのニューイヤーズパーティまでに間に合うでしょうか







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この辺はまだいいけど市街地は埃や排気ガスですさまじく空気が悪いです。なんだかさっきからのどが痛いんですよね









Poovoma Oorgolam   போவோமா ஊர்கோலம்




1991年、映画『Chinna Thambi』の挿入歌、ブログ始めたころに一度紹介しました。タミルの曲で一番好きな曲です。






神田カレーグランプリ

2016.10.31 (Mon)
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南インド料理シリバラジ
神田カレーグランプリに初参戦!!


会場     小川広場
最寄駅 小川町(都営)/ 御茶ノ水/ 神保町
日程   2016/11/5(土) ~ 2016/11/6(日)




カレー激戦地
神田にてカレーNo.1を決める一大イベント!
食べるほうも作るほうも、張り切ってまいりましょう!!





シリバラジ レストランプロモーションビデオ




ラジニカーント Rajinikanth Ballelakka intha poraputhaan 


ディワリ・イン・ヨコハマ2016

2016.10.24 (Mon)
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横浜は何年ぶりですかね
それこそ海のない長野に越して仕事とはいえ私一人はリゾート気分ですな




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澄み渡った空に青い海
この解放感は山の人となった私にとって久しく忘れていた圧倒的な感覚



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さて、お店といえば今日もやる気があるのかないのか
相変わらず地味なたたずまい
インド人協会の理事長からのご推薦、横浜にお店がないのに遠路はるばるの参上です




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それでも始まってしまえば長蛇の列
店舗も少なくナマステインディアのような変な縁日感もなく、おいしいものをゆっくり食べてもらうには日差しも暖かで和やかな感じ
他店と比べてインド人のお客がたくさん並んでいた様子はシリバラジの実力といったところ




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マサラドーサ
米と豆のクレープでマサラを包み込んだ南インドの軽食です
まだまだやってるお店が少ないのでどこかで見つけたら食べてみて




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日が暮れれば見ての通りのロマンチックな風景
恋を忘れた山男もしばし見とれてしまいます






ラジニカーント友情出演!
南インド料理『シリバラジ』プロモーションビデオ 

魚を捕るシーンがとっても美しい

Ballelakka

 "Thank you Superstar Rajinikanth!"

南インド料理 シリバラジ
中目黒店/東京都目黒区中目黒2-7−14  Tel 03-5724-8995
水道橋店/東京都千代田区西神田2-1-11 エスティエラ水道橋1F・2F Tel 03 6265 6969 

Authentic South Indian Cuisine " Sri Balaj "
2-7-14 Nakameguro, Meguro-ku, Tokyo,Japan Tel 03-5724-8995
2-1-11, Nishikanda Chiyoda-ku, Tokyo, Japan Tel 03 6265 6969

ボス その男シヴァージ Sivaji The Boss







Love In Tokyo

2016.05.29 (Sun)
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御柱が終わってすぐ東京に行った
久しぶりの東京だったので写真に撮ってみた





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東京にはゴミがない
久しぶりに来てみて今更感心した
それと比べて田舎の峠道のほうがよっぽど汚い
車からごみを投げ捨てる奴はよっぽど頭が悪い




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4年前、このカメラを買ってから写真を撮るようになった
それまで写真に残すということがこんなに簡単にできるとは思っていなかった



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インドに初めて行ったとき、普通のカメラはとっくに時代遅れだった
大きな古いカメラを首から下げて残り少ないフィルムを気にしながら撮った





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今ではいらない画像は捨ててしまえばいい
ピントも露出もシャッターを押せばカメラが勝手にやってくれる
画像の編集だってお茶の子さいさい
写真を撮ることが生活の一部になった



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前から気がついてたことなんだけど
縦の構図がやたらと多い




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意識して横で撮ろうと思っているんだけどどうしても選ぶ段になるとこんな感じになってしまう



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雨が上がってきれいな街が余計にきれいに見える



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散歩するには飽きない町だな





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いつもは画像10枚と決めてブログを書いているけど
久々の東京だからちょっと画像多めです




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この辺はお散歩コースだったな
お散歩って言っても自転車だけど







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交通ルールがきびしくなって自転車の運転にも気を使わなくちゃいけなくなったけど







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自転車もカメラも
気が付けば僕の気ままな相棒です













Love In Tokyo





Love In Tokyo
1966年、オリンピック直後の日本で撮影された奇跡のインド映画。高度成長真っただ中の日本を舞台に全編フルカラーで撮影された渾身のヒンディムービーです。敗戦から立ち直りオリンピックを期に再び世界の表舞台に躍り出た日本を諸手を挙げて歓迎してくれたインドならではの日本愛に満ちた作品。監督はプラモッド・チャクラボルティ/Pramod Chakravorty、主演はインド屈指の映画一族、ムルケジー家の一人、ジョイ・ムケルジー/Joy Mukherjee(一世を風靡したキュートな女優さん、カジョール Kajolは彼の姪っ子)と アーシャー・パーレーク /Asha Parekh。私は、この映画をもうすでに三度も見ました(見せられました)
それでは、昔懐かしい日本の貴重な映像とともに現在の東京の姿に思いを巡らせながら、どうぞお楽しみください。



Sayonara Sayonara



O Mere Shahe Khuban







SAAHASAM  finish shooting   2015.6.28/29/30

2015.07.28 (Tue)
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アマンダさん
よく笑う人だったな。いつもニコニコしてた。
どうせ女優さんだからつんけんした気取った女の子で、別に会話することもなく、ただただ日程をこなすだけと思っていた
気さくな彼女はエキストラの人とも普通に会話して、おかげで現場はとても和やか





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撮影隊はその後日本のインド村、西葛西に拠点を移して28日は大船、29日は小田原、全行程5日間の撮影を無事終えることが出来た。

余談だけど小田原で新幹線の事故があったのがその翌日。
そういえばクランクアップのその夜、監督とその家族が、横浜まで新幹線に乗るだけのために往復してきたんだよな





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助監督のヘムラージ
今回、日本ロケに奔走した立役者
色々と板ばさみで大変だったね
次回は監督としてお会いしましょう。お疲れ様でした






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またまたヒロインに逃げられてしぶい顔のヒーロー・プラシャーント
実は、紹介したいのは彼ではなくてその後ろにいる色男
山田 喜靖君
彼とであったのは下諏訪の『マスヤ』というゲストハウス
撮影の日程変更でそれまでお願いしていたダンサーすべてがキャンセルになりわらをもつかむ思いで飛び込んだそのゲストハウスにたまたま居合わせたのが彼、事情を話すとその夜のうちに快く出演を承諾していただいた
私にとっては救いの神。もし、あの時、彼に出会っていなかったら心も折れて完全にバンザイしていたかもしれない。何せほんの撮影一週間前だったからね。
実は彼、マウンテンバイク競技の日本代表選手。一流のアスリートはダンスをやらせても超一流、立派なものでした。







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エキストラでは唯一、三日間お付き合いいただいた美少女。実はまだ中学生です
監督が痛く気に入って次回は彼女をヒロインにと随分盛り上がっておりました




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諏訪のスタジオビーチハウス-ダンススクールの皆さんも本当にありがとうございました
皆さんのキャリアには全くにプラスにはならなかったでしょうけど楽しんでもらえたのかな?
いい思い出になれば何よりなんですが、私、まだまだ色々たくらんでおります。そのうち悪夢の再来もあろうかと・・・その際はよろしくお願いします。

そして、原村は内藤ペンションの皆様、急なお願いにもかかわらず、色々お世話になりました
ところで、トイレ掃除大変だったでしょう?いったいなんでインド人て便器めがけてオシッコできないんでしょうかね?
何度言ってもびしょ濡れですもんね。


Beach House
内藤ペンション




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そして、今回のスポンサー、親友のミスター・クルンジ
とはいってもずっと喧嘩してて実は彼に会うのは二年ぶり
もっと太ってるかと思ったがちょっと安心。
二年ぶりでも違和感なく、きっと死ぬまでこんななんだろうな


東京中目黒
南インド料理シリバラジ
インドにお越しの際は
Hilarity Inn


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大事なお着物を貸していただいた皆様、ありがとうございました。東京での二日間、衣装として大事に使わせていただきました
その衣装を羽織ってご満悦の二人
あ、これは、その気がついたらもう着てしまっていたんですよね



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ノーメークのヒロイン
飾り気のない本当にいい娘でした
昨夜のしゃぶしゃぶは美味しかったかな?
また会う日まで Cross our fingers!





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さて、みんなも帰ったし、僕もそろそろ帰るかな
彼らはもう一泊とまって行けって言ってくれたけど、そうもいかないから
それに深夜のほうが道もすいてるし、そのまま彼らと一緒にいたらきっとどこかに飲みに行ったりしてしまいそうで
日が沈む前にさよならを言って、わざわざ近くの公園のわき道に車を止め、しばし仮眠
家に着く頃には夜は明けているな

今夜はどんな曲を聴きながら
夜の高速をかけようか?
忘れ物はない、なくしたものはなにひとつない・・・・







Roxy Music - Avalon


パーティーは終わった
けだるさと共に
私は、あなたが
どこからともなくやってくるのを眺め
その饒舌な身のこなしは
言葉でもなく意味すらなく、私の心を動かす・・・・





SAAHASAM in 諏訪 2015.6.27

2015.07.20 (Mon)
さあて、今日は長野最終日
いよいよ諏訪市中での撮影です




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またまた5時からということで連日の変更お願い
混乱もピークに達していますが、なれとは恐ろしいものでもう動じることもありません
淡々とこなしていく自分がいます


朝、起き抜けにヒロインとばったり。疲れも極限に達している私は彼女のおはように全く反応できずガン無視、顔洗ったあと早速謝りましたさ。



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諏訪湖での集合写真、ここに写っている半分の方が今日飛び入りで来ていただいた一般参加の方々
どうです、その姿は素人さんとは思えない堂々としたもの



今日は土曜ということもあって、新聞で呼びかけていたエキストラの方々もたくさん参加していただいてスタッフも特に監督さんがとっても喜んでくれていました。ダンサーの親御さんを捕まえて着物の着付けを手伝っていただいたり、付き添いできた若者に普通に現場アシスタントしてもらったり、現場を回すのも堂に入ったもの。いやいやその前に皆さんに感謝しないといけません。皆さん一人ひとりの協力がなかったらとてもじゃないけど今回の撮影は成功するものではありませんでした。


予報ではばっちり雨だったのに、かえって日差しもさして来て
誰の行いがよかったのか、諏訪の神様、本当にありがとう
しかしながら、それでもてんてこ舞いの少彦名、諏訪湖での写真はこれっきり、まだまだいっぱいいいシーンがあったんですけどね








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高島城をバックに
今日もお美しい




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こちらは高島城砦内の護国神社で
忙しいといいながら彼女の写真は撮ってるんだよな




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音楽担当と
Beauty and the Beast  
そういったら、彼、声あげて喜んでたな




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もう、彼女の写真だけでいいかな

最初は私の事をむすっとしたやな奴だと思っていたんでしょうが、このころにはあちらから色々話しかけてきてくれて、楽しく時間を過ごせました

でも、彼女との英会話、半分もわからないんですけどね




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撮影はというと

アマンダ(Amanda)に袖にされ続けるプラシャーント様(Prashanth/பிரசாந்த்)
ロケはあと二日
バックの曲も空で歌えるようになりました






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女性ダンスマスターと
最初はどうなるかと思っていたけれど、今じゃ和気藹々のこの表情

皆さん楽しんでもらえたでしょうか?






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楽しそうで何よりです





撮影終了で一人ひとりに、お別れとありがとう
さすがにうるっと来ましたね





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湖上にて一点を見つめるアマンダ嬢
というか俺のこと見てるのかな?

うん、そういうことにしておきましょう







Sajanaji Vaari Vaari - Honeymoon Travels



2007年上映のボリウッド映画『Honeymoon Travels』挿入歌
6組の新婚カップルが繰り広げる軽快なラブコメディ
曲も疾走感があって、無事、長野の撮影を終えた私の気持を端的に表すなら
成し遂げた高揚感を一曲で表そうとするならこんな感じ

疲れを吹き飛ばす私の大好きな一曲






それでは、皆さんありがとう
மிக்க நன்றி. ミッカ ナンドゥリ!!








SAAHASAM in 木曾 2015.6.26

2015.07.16 (Thu)
監督の気まぐれでまた予定が変わった。
明朝は5時に出発すると言い出したのだ。


当然バス会社も突然の変更に融通が利くはずもなく。数年前に起きたバス事故がきっかけで運転手の拘束時間や行程、料金設定などが厳しく定められるようになった。早朝からの予定変更が法律上出来ないのだ。ならば、バスをキャンセルしてしまおう。アジェイはそんなことまで言い出した。初日からトラブル続きでその後の対応もどう贔屓目に見ても褒められたものではない。しかしそれは少しばかり乱暴だ。私の地元、諏訪でロケをして長野の業者を使って地元のスタッフにお願いをして・・・・すべてのトラブルが自分の胸に突き刺さってくる。そうか、ダンサーさんの足も確保しなければいけない。奈良井宿はいささか遠いので私の方でお迎えに上がると約束していたんだ。車が足りない、鶴の一声で現場は大混乱、当の本人はどこ吹く風、当然といえば当然、彼にとって大切なことは作品を創り上げることだから。
仕方ない、40人乗りの大型バスをダンサーさん6人に割り振ることにしよう。それならバス会社も文句はあるまい。朝6時に出発して午後4時前にダンサーさんを送り届ける。もともとダンサーとの約束は4時までに教室に帰れること。彼らはインストラクター。レッスンの合間を縫って協力してくれているのだ。


当日、4時には起床、シャワーを浴びてインド式の朝食をほうばる。
前日の夜から各方面に日程変更の連絡をする。しかし唯一、バスの運転手のみ連絡がつかない。営業にはあれだけ念押しをしたんだ。一抹の不安が頭をよぎる。
7時前、奈良井宿に到着。移動中も、ダンサーの方から矢継ぎ早の一報、バスが来ないという。またやられた。営業に電話、出ない。運転手も相変わらず応答なし。ダンサーが集まらなければ撮影が始まらない。打つ手なし。ためしにペンションに電話をしてみる。『さっきから外でバス待ってますよ・・・・』バスの運転手に変わってもらってダンススタジオに向かってもらうよう指示、この運転手、どうも飲み込みが悪い。最後には語気を荒げて命じる。『つべこべ言わず早くダンススタジオへむかへ!!』
その後やっと営業が電話に出る。その間かれこれ二時間。こちらも無理なお願いをしている。先ほどインドクルーの前で発狂寸前の姿をさらけ出している。しかし彼もいったんは今日の変更事項を引き受けた当人だ。ここは冷静に、湧き起こる怒りを抑えつつ問いただす。なぜ、こんなことになったのか?なぜ電話に出ないのか?
そのとき、予測していた最悪の返答が電話口から返ってきた。
『ちゃんと“引継ぎ”したんですけど・・・・・』



『バカヤロー!!!!』

少彦名の怒号が木曾の山間に木霊した。






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その間、勝手に人様の家の庭から小道具の花を摘んじゃったり、他人の軒先で充電しちゃったり、色々と頭を下げて回る事柄が順調に増えていくわけで・・・・


ここで写真を撮れってかい?ソースカツ丼





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予報どうり雨がぱらついてきました




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それでも今日の皆さんはどこかちがう
昨日よりも日印スタッフの意思疎通もうまく行っているようで、いい感じです




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観光で訪れた方々もちょっと見学
騒がしいと思ったのか、珍しいものが見れたと喜んで帰られたのか



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これってどんなシーンになるのでしょう

奈良井宿は本当に綺麗なところです
当初、写真を送ったときは『ネパールみたい』なんていう感想が返って、確かにね、なんて思ったものですが、ふたを開けたらそれはそれは喜ぶこと

実は、ネパール発言はアシスタントデレクター発信だったそう


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みんなの気持が少しずつ近寄ってゆく



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休憩中のアマンダ(Amanda)
ダウンジャケットなんか着て、そんなに寒いかしら





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雨の振る中、熱演するプラシャーント
(Prashanth/பிரசாந்த்)
インドの貴公子に雨を降りかけるとちょっと危険な香りがします




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お昼は長泉寺で休ませていただきました
それも立派なご本尊が祭られている本堂の中で


総勢40人のスタッフが金色の天蓋の下でカレーを食べています。カレーの嫌いなアマンダには向かいの 御食事処から和食の出前、少彦名、これで少しはポイント稼げたかな。
食事が終わるころには外は土砂降りのすごい雨、そのまま二時間も本堂で休ませていただきました。
こんなにまでしていただいて本当にありがとうございました。
長泉寺のご住職はもちろんのこと、ご配慮いただいた木曾フィルムコミッションの巣山様はじめサポートしていただいた皆様、奈良井宿の方々、本当にありがとうございました。


そうそう、雨の降る軒下には朝、怒鳴り散らした営業マンが上司を連れて終日立ち尽くしています
電話一本で済む事を他人に任せてしまったこと、長野では看板だろうが私の知ったことではない、黙っていても仕事が来ると思ったら大間違いだ、東京の会社をけって地元を使った自分の気持がわかっているのかい?
まだ若い彼には最後、握手をして別れた。

私はこの仕事を周りの人々を巻き込んで、巻き込まれた人から何か生まれる事を期待して企画したつもりだ
彼がどう感じたかは彼の問題。ただ、いい営業になって欲しいとは本当に思っている



ちなみにこのプロジェクト、全くの無報酬
ビジネスを前提にしたものではないのです






Theeya Velai Seiyyanum Kumaru



二年前に富山ロケで参加したタミル映画の一曲


主演はタミルナードきっての演技派俳優、シッダールタ
( Siddharth / சித்தார்த்) と N. Santhanam / சந்தானம்
ヒロインにハンシカ・モトワニ
(Hansika Motwani / ஹன்சிகா மோட்வானி)
なかなかのヒット作品になったようです

このときも大変だったな。ちょうど長野に引越しする最中で、東京→富山→長野(引越し)→富山を二週間のうちに繰り返したんだよな。ブログ始めたのもちょうどこのころ




Work like Fire Kumaru/がんばれクマール
撮影快調!!
インド映画と合掌造り
4月15日 富山アルペンルート
富山のご当地アイドル登場
午後もダンス三昧





SAAHASAM in 松本 2015.6.25

2015.07.10 (Fri)
夜半からものすごい雨になった。遠くで雷も鳴っている。
明日はロケ初日、天気は持つだろうか。
出だしから貸し切りバスが故障で富士五湖でのロケがキャンセルになった。
明日のロケは松本城から、ダンサーの手配は?エキストラは来てくれるだろうか?あ、しまった!レフ板を借り受けるのを忘れていた・・・・

心配し出したら限がない
いっそ逃げ出したい気分だ





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今朝は打って変わって梅雨だという事を忘れさせるほどの良い天気
ペンションの食堂でメイクアップ中のヒロイン

胸が高鳴るのは撮影初日ということだけでもなさそうです


思っていたよりもロケ隊のフットワークも軽くシャワーやトイレなどの朝の身支度にも特に支障はない。朝、シャワーを浴びたりチャイを飲んだりと彼らにとっては必ずしなければいけない『儀式』が数多くある。当初、移動前の限られた時間に人数が集中する為、可哉の混乱を予想していたのだが、それはそれ、彼らもわかったもので随分早起きしてからゆっくりと準備をしているらしい。
日本人とは全く逆のやり方で(日本人は効率を重視する共同体)彼らは彼らなりに団体行動の達人のようだ

朝食はシリバラジから派遣された生え抜きのシェフ5名、イドゥリの優しい味が朝の胃袋に染み渡る





渋滞にも巻き込まれずに予定の時間より早く現地に到着、松本フィルムコミッションの清水様と打ち合わせ、というか何から何までおんぶに抱っこ、バスの駐車場から着替え室の手配から(松本市立博物館の一室をお借りしました)、ロケ場所の関係者かたがたのご挨拶からすべてがすべてきめ細やかなご配慮と皆様のご好意、平静を装ってはいますが全く余裕のない少彦名
きっとそっけないやつと思っているんだろうな、改めて皆様には心から感謝しています。


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この映画の主人公、プラシャーント(Prashanth)とダンスマスター
プラシャーントファンには申し訳ないが見返してみると彼の写真がほとんどあまりありません
雑事に追われて全く写真を撮っている心の余裕がなかったというのが本当のところ、現場ではっているとき、宿舎で次のロケーションの段取りに追われているときはブログのことなんか頭の片隅のこっれっぱかりもなかったのです。

しかしながらヒロインの写真がいっぱいあるのはどうしてでしょう?






プラシャーント(Prashanth/பிரசாந்த்)
チェンナイ生まれ、1990年代から活躍するタミルナードの俳優。
アイシュワリヤー·ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan)と共演したジーンズ/世界は2人のために /(Jeans)はあまりにも有名





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そしてこちらが今回のヒロイン



アマンダ(Amanda)
今回が初のヒロインデビュー
お父さんがイギリス人、お母さんがインド生まれのハーフの美人。
ロンドン出身ですが現在はオーストラリア国籍、従兄弟が日本女性と結婚している生粋の親日家。『カ・ワ・イ・イ・イ!』が口癖の屈託のないナチュラル美人です

ちなみにインド料理は大の苦手




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ダンサーの方々も勢ぞろい、さー!本番スタート!!






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そんな中、鯉にえさをあげる余裕の監督さん
ファンキーな帽子がとってもキュートです



ティアガラジャン/Thiagarajan
タミルナードの監督、プロデューサー。当該映画のヒーロー、プラシャーント(Prashanth)の父親
彼自身、俳優出身の映画畑古参の一人





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メイクアップ中のアマンダ
みんな、アンデルセンの人魚姫って子供のときに必ず読んだよな。幼心に胸を焦がした悲恋の物語

男性諸君の心を鷲掴みにする渾身のワンショットです





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キンチョウの夏、日本の夏・・・・




今回駆けつけていただいたエキストラのお二人
暑い中、着物で同行いただき本当にありがとうございます
藤棚の影でしばし休憩、艶やかなインドの色彩もいいですが日本人の私には涼しげな彼女たちのた佇まいは思わず目を奪われるほっとする瞬間













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終日天候に恵まれて、この梅雨の季節、本当に奇跡です




撮影の合間も詰め掛けたテレビ局、新聞社、ラジオ局の取材を受ける少彦名
いったいこの日だけで何社来たんだろう?とっても生意気なことしゃべってたんだろうな。テレビに出るのに緊張?そんな余裕もないですよ。とにかくこの撮影を成功させなくては







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マレーシア・ロケから休むまもなくの来日、きっととても疲れているんだろうな
それでも屈託のないこの満面の笑顔

けなげですね






アジェイ曰く「ボリウッドではそんな美人ではないよ」
へ、そーなの?
僕は好きだな。もしそうだとしても私たち日本人にはそこがとってもいいんじゃないでしょうか?
彼女のなんともいえない柔らかな物腰は私たち日本人にはとても親しみやすい



どなたか、日本の映画関係者、テレビ、メディア関係の方々、これはいけるとピンと来たら是非私にご一報を









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どうだい?今日は満足できたかい?
僕は満足だ








細かい事を言えば色々と大変なことは多々ありましたが無事皆様のおかげで初日を収めることが出来ました
よく考えればなんと恐ろしい事を引き受けてしまったことか。でも、知らないということは一番の力になることも私はよく知っています
とにかく、明日も事故だけはないように
なんてったってロケハンなしのぶっつけ本番なんですから







Jeans(1998)


1998年上映のタミルナード映画
主演は今回来日したプラシャーント(Prashanth)とアイシュワリヤー・ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan/ऐश्वर्या राय/ஐஸ்வர்யா ராய்)
こんな大作が彼らの頭にイメージされている事を考えると私の仕事はそれはもう恐れ入る限りです




さー!明日もガンバロ!!











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