ナマステ・インディア 2015

2015.10.02 (Fri)
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おかげさまで天気にも恵まれ無事に終わることができました。ご来店いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。


今回は初出店ということもあって初日は要領もつかめず、新参者の憂き目、出店場所も少々人の導線から外れていることもあってか皆さん、お店の前を素通りでしたが、そこはシリバラジの底力、商売っ気なしのおかしなお店ということで二日目は上々でした

私たちのコンセプトは南インドの本物の屋台、だから売れるものなんてまったく置いてません。インドレストランの定番、ナンは当然置きません。バターチキンなんて高級なカレーもありません。飲み物にいたっては甘くておいしいチャイの代わりに茶色く濁った薬草を煎じたお茶でございますw

でも、それでいいんです。私たちは私たちなりに本物のインドを皆さんにお伝えしたい。やりたいことを精一杯やりたいようにやる。そんなお店が南インドレストラン、シリバラジなんです。


そこで今夜は、趣向を変えまして
知っているようで知らなかったインド料理の真実

僭越ながら三つご紹介したいと思います





☆インドにはカレーはない


のっけからなんとショッキングな、そう、インドにはカレーという料理はないんです。実はカレーという言葉はタミル語で食事や料理をさす言葉。日本語で言えば「ごはん」程度でしょうか。インドがイギリス領だったころイギリス人がインド風料理をカレーとして取り入れたのが始め。ですから現在では汁の入った香辛料入りのシチュウ状のものを総称カレーと呼ぶようになりました。でもいいんです、カレーはカレー、そんな細かいこと彼らも気にしてはいません。たとえ私たちが何の気なしに「このカレーおいしいですね」といったとしても、いや、これは実は○○マサラといいまして、これにこれを加えると××コルマで・・・・などとめんどくさいことはこっれぱかりも考えずただ二ニコニコしている。あるものをあるように受け入れるその寛容さはインド人の伝統に対する自らの誇りと自信の表れ、日々、彼らと接する機会の多い私はそんなことまで思ったりします



☆南インドには「ナン」はない

実はナンは北インドの料理、南インドではその代わりにパラタを食べます。ナンはインド料理の定番ではありますが、インドはとても大きい国。29の州で区分され、29のさまざまな国が集まったのがインドといったほうがしっくり来るかもしれません。それくらい言語も文化も違ってきます。ですから今回のイベントでもナンは出しませんでした。その辺はこだわったみたいですよ。
先ほども言ったようにインド料理といえば“ナン”というイメージがありますが、実際インドに行ってみるとナンを見る機会というのは非常に少ないです。というかめったに見ません。なぜならナンを焼くにはそれなりの設備が必要で庶民が口にすることはほとんどありません。連日高級レストランに行く社長か家にタンドリーを置いているマハラジャくらい、私たち貧乏旅行者が普段食するのはチャパティーやパロタなどの発酵していないパン。フライパンで焼けるパロタは庶民の食卓の定番です。でも、少彦名が思うに、かえってこちらのほうがあっさりしていてカレー本来の味を楽しむならグッドチョイス!インド通のあなたもここは迷わずホッカホカのチャパティやパラタを選んでお気に入りのカレーでお楽しみください♪
しかしながらここまで言ってなんですがタミル人はパロタよりも日本人と同じでお米が主食。パンは朝食かサイドディッシュ的なものなのかな。とはいいつつそこはビジネス、レストランにはナンもしっかり置いてますよ♪みんな食べに来てね。




☆南インド料理、ミールスははずせない?いやいや、そんなことはない

南インド料理レストランでミールスがない店は邪道だ!などという乱暴な意見をたまに見かけますがそれは真っ赤なうそ。そもそもインドにはミールスなどという料理コースは存在しません。では、いったいミールスとは何なのか?これ、英語なんです。簡単に言えば定食のことですね。北インドではターリーとヒンディー語で表記しますが南インドではミールスと英語で呼んでいます。日本で言えば「ランチ」とか「ディナー」程度の意味。先ほどのカレーとまったく同じ、単なる外来語なんですね。
そこで最初に戻りますが南インド料理店でミールス表記のないお店は逆に良心的かもしれません。なぜなら、インドでミールスといえば食べ放題の定食になってしまうからです。南インドでミールスを頼んで、たとえばひとつのカレーを食べ終わると店内をうろうろしている小僧が電光石火の早業で空のお皿めがけてバケツの料理を投げ込んできます。そう、いらないといわない限り自動的に空いたお皿に料理が投げ込まれるのです。そして継ぎ足されたが最後、食べ残しのできない日本人はその瞬間からフードファイターに変身、ある意味罰ゲームです。
今回、水道橋店ではセットをミールス表記させていただきました。本来なら中目黒と同じくターリーと表記するのが正しいのですが単に「定食」という意味でわかりやすさを優先しました。残念ながら食べ放題ではないので、ご来店の皆様にはどうかご了承ください。



さあ、私の講釈もちょっとした暇つぶしにはなったでしょうか。ほかにもいろいろ、たとえばインド人はターバンを巻かないとかインド人うそつかない?ことはない!とかw

最後に、インド人のイメージってどんなのかしら?やっぱりすらっとしていて目鼻立ちがはっきりしたヨーロッパ人のような顔立ちの色男?それはデリーなどの北の人たち、アーリア系の、彼らより後からインドに入ってきた人たちです。本来のインド人はずんぐりむっくりだんご鼻のドラビダ系タミル人、日本で言えば縄文人に当たるのかな。インド洋を越え東南アジアに広く根を下ろし果ては遠く日本までたどり着いた古代タミルの文化、旅行の達人、バックッパッカーなどにインド料理の真髄を聞けば間違いなくカレーは北より南、南インドの料理は一度は味わうべきと10人が10人答えると思います。
さあ、今回ナマステインディアにこれなかったお客様もぜひ一度、古来伝統の南インド料理をレストランシリバラジでお楽しみください!
                                     
南インド料理シリバラジ・スタッフ一同


南インド料理 シリバラジ
中目黒店/東京都目黒区中目黒2-7−14  Tel 03-5724-8995
水道橋店/東京都千代田区西神田2-1-11 エスティエラ水道橋1F・2F Tel 03 6265 6969 

Authentic South Indian Cuisine " Sri Balaj "
2-7-14 Nakameguro, Meguro-ku, Tokyo,Japan Tel 03-5724-8995
2-1-11, Nishikanda Chiyoda-ku, Tokyo, Japan Tel 03 6265 6969





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インドと古代日本との関わりについての一考察


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南インド料理 シリバラジ 水道橋店 8月15日オープン!

2015.08.11 (Tue)
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南インド料理 シリバラジ 水道橋店 
8月15日 堂々オープン!









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オープン当日ご来店の方にマンゴラッシー1杯サービス




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この季節、当店の料理で調理される野菜の数々は、
この私、少彦名が手塩にかけた国産無農薬野菜!
信州の美しい自然の中で育った美味しいお野菜ばかりです
(ほんとなら一年通して野菜が作れればいいんですけど)






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バラジに来たら一度はドーサを食べていってね♪
そうそう、神保町店じゃなかったね、水道橋でした。







水道橋駅A2出口を出て
白山通りを神保町方面に徒歩5分

〒101-0065
千代田区西神田2-1-11
エスティエラ水道橋 1F/2F




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シリバラジ中目黒本店

オープン当日、8月15日(土曜日)
TBS・新チューボーですよに出演ですって。

よかったらそちらも見てね!





Ezhumalai Vasa - Sri Srinivasa Tamil Devotional song

Venkateswarをたたえる歌
Sir Bālāji、Sri Srinivasaはこの神様の別名



南インド料理 シリバラジ
中目黒店/東京都目黒区中目黒2-7−14  Tel 03-5724-8995
水道橋店/東京都千代田区西神田2-1-11 エスティエラ水道橋1F・2F Tel 03 6265 6969 

Authentic South Indian Cuisine " Sri Balaj "
2-7-14 Nakameguro, Meguro-ku, Tokyo,Japan Tel 03-5724-8995
2-1-11, Nishikanda Chiyoda-ku, Tokyo, Japan Tel 03 6265 6969


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3.11 東日本大震災

2014.03.12 (Wed)
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3年ぶりにあのときの写真を見ています。




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焼け焦げた瓦礫の山
あたりは油と焼け焦げた匂いがしていました






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気仙沼は父親が育った町。
よく子供のころ遊びに来ました。
明るい夏の光と新鮮なお魚と活気のある港の風景が印象的でした







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気仙沼市のある公営住宅でカレーの炊き出し。内陸の高台にある住宅なので幸い直接の被害はありませんでした。
それでも、水道も、電気もママならない状態。温かい汁物は最高のご馳走でした。





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喜んでもらえて何よりです。






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計画にはありませんでしたが行き会った近くのお寺さんで急遽炊き出し。
この上の空き地には臨時の埋葬地がありました






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本堂に逃げて助かった方々。





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避難所になっていた小学校での炊き出し。最終的に3000食だしました。


あたりは、なんと言ったらいいのでしょう。オシッコのようなすえたにおいが街中に充満していました。



行き会う人とお話しすると皆口をそろえてこんな風に話してくれました。


「どうか、この惨状をしっかり見ていってください、そして、帰ったら何を見たのか皆さんに話して聞かせてください」








東京、飯田橋のボランティアセンターでのやり取り




「被災地で、炊き出しをしたいのですが」

「いや、間に合っていますからその必要はないですよ。食料も物資も十分足りていますし、しいて言えば今必要なのは片付けのボランティアぐらいですね。その帳面に名前書いてください。必要であれば電話しますから」



職員のロートルは迷惑そうにそういった。





現場のボランティアセンターを調べて直接電話した。電話が通じない。連絡が取れるまで何日もかかった。


「ありがとう!助かります。足りないものですか?あれもこれも欲しいものはいっぱいあります。とにかく、暖かい汁物を振舞ってあげたいんです。すぐ来てください!みんな喜びますよ。」






必要な物資をトラックにつめるだけ積んで夜通し走りました。高速道路が地震のせいで竜のようにうねっています。トラックが上下に飛び上がりジェットコースターに乗っているようで恐ろしかったです






現場の倉庫には、乾パンの箱が山とつまれていました。







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南インド料理「シリバラジ」日本で一番美味しいインド料理レストランだと思います。東京、関西で、やってますから気になった方はいってみてください。
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13049161/




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あれから3年。私も色々ありました。

最後に、うれしいニュースをひとつ。写真に写っているのは撮影者のスンダル君。昨日、やっと日本での就職が決まりました。三年目にして、いままでがんばったご褒美をもらえたのかな。

ありがとう、神様。




南インド料理 シリバラジ
中目黒店/東京都目黒区中目黒2-7−14  Tel 03-5724-8995
水道橋店/東京都千代田区西神田2-1-11 エスティエラ水道橋1F・2F Tel 03 6265 6969 

Authentic South Indian Cuisine " Sri Balaj "
2-7-14 Nakameguro, Meguro-ku, Tokyo,Japan Tel 03-5724-8995
2-1-11, Nishikanda Chiyoda-ku, Tokyo, Japan Tel 03 6265 6969


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