最後の曳航 本宮一之御柱 

2016.05.19 (Thu)
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昨夜のあらしのような雨はすっかり上がって今日は朝から天をつく日本晴れ

いよいよ本宮一之御柱が上社を目指して動き出します





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朝一番の木遣り唄も俄然気合が入ります







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こちらも気合十分の木遣りのお姉さま
わかりますでしょうか?
頭の剃り込にははっきりと『本一』の文字が!



さて、私、裏方のチョイ役ではありますが皆さんに負けないように気合を入れて頑張っていきたいと思います
と、動き出しの準備を整えている矢先、柱の後方が嫌に騒々しい。氏子たちもそちらの方角に駆けていきます。
何やら、これはただ事ではありません。






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つっかけです!
後ろの柱の若い衆が本宮一めがけて突っ込んできます。その数ざっと50人!応戦するは同じく本宮一の柱、精鋭の梃子持ち衆、当然手にはあの長く太い梃子棒を振りかざして!
これはただではすみません!








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つっかけるとは前の柱が動かないことに業を煮やした梃子持ち衆が梃子棒を片手に前の柱に襲いかかること。お互いに長いこん棒で殴りあうのですからどんな悲惨なことになるかはたやすく想像がつきます。
その昔、御柱祭りはけんか祭りと称されました。柱を曳航する間、間断なく酒を飲み続け気合を入れまくる、以前、この突っ掛けで殴り殺された人もいるとかいないとか








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と、よくよく見ればなぜか皆さん満面の笑顔
そうなんです、これ、ただのデモンストレーション。二の柱の氏子さんたちがわざわざ大挙してあいさつに来てくれたのです。
そして、最後は敵味方、入り乱れて勝利の万歳三唱、
今日も楽しい一日になりそうです









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本宮に近づくに従って街道は狭く、綱を引く群衆も逃げる場所がありません


「 ヨイテコショー  ヨイサー 」


神の巨木が人々を押しのけて一歩一歩進んできます








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柱の到来を今か今かと待ち構える氏子たち








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お柱を迎えるために境内で打ち鳴らされる太鼓
祭の盛り上がりも最高潮に達します







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太鼓橋を越え、ついに鳥居の目前までやってまいりました
振り上げられるGOサインの白旗
しかし、この狭い鳥居
どうやって通り抜けるのでしょうか






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一人ひとりの気持ちが一つになる瞬間






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そんな瞬間を私はこのお祭りで何度も見てきました









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大木の間を縫うようにして進む一之御柱
メドデコにつないだ綱を曳く命綱の若者たち。
決して表に出ない目立たない存在ですが、その名の通り、皆の命をあずかるとても大切な役割です







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難所を一つ一つ乗り越えて、そのたびに湧き上がるどよめきと歓声。
歓喜に包まれながら、本宮一之御柱が最後の曳航を続けます









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柱を曳く氏子たちを迎え入れる木遣りの声
いよいよ、お柱の長い旅も終わりに近づいてきました








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境内に姿を現した本宮一の御柱
改めてみても巨大な柱です









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無事、柱を本宮に送り届けた氏子の力

木遣りの声も突撃ラッパも皆の歓声も
言葉に言い表せないくらい誇らしげです









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御射鹿池

2015.06.01 (Mon)
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五月最後の日、今日は前から行って見たいと思っていた御射鹿池にきています
南インドから来日する映画撮影隊のロケ地選考もかねて実地検分、ブログのねたにもなりますかなと思いつつやってきました下心満々の少彦名
そんなあざとい考えも一気に吹き飛ぶ美しさでございました



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初夏の風に漣が立ち、水面は空を映す鏡のように静まり返っています
まことにフォトジェニックな森の中の水溜り




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羽化したばかりのイトトンボ
池にいたのはルリイトトンボぐらい
御射鹿池は強酸性のため池、酸度が強いので魚などの生物は生きていけないのです


水辺の周りにはコケがびっしりと生えています
食虫植物のモウセンゴケも沢山生えていました。写真を撮りにこられるカメラマンはフレームばかりに気を取られることなく足元にも慈愛を感じてお越しくださいますよう




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あとで写真を見返してみて我ながら可笑しかったのが真っ先にコケの写真を撮ってること
普通、最初に撮るのは湖面の写真でしょww


写真撮ったりお弁当食べたり、仲良しアベックを眺めてみたり、これでは何時間でもここに座って一日が終わってしまいそうなので名残惜しいが次の目的地に


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御射鹿池のすぐ上流に滝があるということでトラックを降り歩いてみることに、すると、山の中から人を呼ぶ大きな声、何事かと思いこちらも大声でこたえて様子を見ていると沢の対岸の森の中から何人かの男性達が現れました。
話を聞いてみるとグループのお一人、50代のご婦人が山の中で行方不明、
朝、6時30分に出かけてかれこれ5時間、みんなで手分けして探しているのですが見つからないとの事。
山に慣れている私でもここの遊歩道は危ないなと思った森の小道、ちょっとというか、かなり心配な状況です

しかしながら、みな顔を見合わせてなすすべもなく、あとはしかるべき方々にお願いをして幸運を待つほかありません







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明治温泉
泉温 23.7度、この辺では珍しいpH 3.8の酸性の冷泉です
加温、ろ過した透明な内風呂と鉄分を含んで赤茶色に濁った低温源泉のふたつの湯船があります。入浴料800円、シャンプー等有り、ちょっと料金高めですけどお勧めです

http://www.meijionsen.jp/index.html


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さて、色々ありますが、とりあえず次の目的地に向かいましょう








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無藝荘



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小津安二郎の別荘、小津監督の映画はもちろん好きですが今回の目的は囲炉裏
我が家でも冬の寒さに備えて囲炉裏を作ってみようかなどと妄想的計画を抱いているのですがいったい囲炉裏ってどんなのだっけかと思い、ならば実際に見てみようと



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五右衛門風呂、トトロですね



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お目当ての囲炉裏です
寒いわけではないけど火がとってもありがたい。
こんなのが我が家にあったらそれはうれしいのだけれど






このあと蓼科共同浴場で、再び入浴。こちらも先ほどと同じく酸性の温泉
料金は500円、石鹸完備でした


それから、先ほどの行方不明の件ですが茅野警察に電話したところ、無事に保護されたとのことです。
本当によかったです。






では、今夜は、御射鹿池の写真でお別れです。
私のつたない撮影ですがご堪能いただければ幸いです。




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Cocteau Twins - aikea guinea






Cocteau Twins / Lullabies To Violaine: 1

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