かもしか

2017.06.05 (Mon)
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写真は『動物園へ写真の旅』さんからお借りしました。



生れてはじめてカモシカを見ました
炎天下、畑でモロッコの支柱をえっちらおっちら、おっ立てている脇をわき目も振らずトットと歩いておりました。
初めはイノシシかと身構えましたら、足も短く、体はぼってとして、急ぎ足で歩くその姿はとっても滑稽、つぶらな瞳が愛らしかったですよ。
鹿よけの柵に先日飾った風鈴がそよ風に揺れて私の畑が、一瞬ちょっとしたファンタジーでした。




YELLE - Safari Disco Club




イエール/YELLE
フランスの女性歌手、ソングライター
こんな軽い曲でもフランス人がやるとなんか知的。前の記事、パンクつながりで『ザ・ストゥージズ』のカバーやってるフランスのお嬢さんの曲とも思ったんだけどカモシカでファンタジーときたらこの曲しかないなと。
フランスの女性アーティスト、アイドルを見るたびに思うのだけれどヨーロッパで美人、魅力的って言われる女性って、日本の男性じゃ未だ受け入れ態勢皆無のような気がするんだな。日本の男が一般的に『かわいい』ていってる白人の女の子って彼らに言わせると“ナニ?”ってなるみたいだし、彼ら、彼女らが『美人』って教えてくれる女性ってきっと日本受けしないよなって人ばっかり。ワタシャいろいろと長年鍛えられましたので、がぜん『可愛い♪』より『魅力的!』なほうがグッとくる体なんですけどね。

ということであと3曲、彼女の曲でお楽しみください♪




YELLE - Ce Jeu



Yelle - Ba$$in



Yelle - Complètement fou





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僕が少彦名を名乗るわけ

2015.12.05 (Sat)
さて、今夜も没個人的な発信になります。もし退屈だなと思った方は紹介した曲だけ聞いて行ってください。いい曲ですよ。たぶん誰も知らない


畑仕事が順々に終わって、いざ体が空いてくると自分を振り返る時間が自然と多くなります。日も暮れればもう何も音はしない。水槽の中の熱帯魚を目で追いながら、そうでなくても独りですから暗くなればだれも邪魔しない時間が訪れるというわけで。




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お化けの猫さんからお酒が届きました。彼が毎晩飲んでいるであろう関西の美酒 「呉春」
今夜は呉春を熱燗でちびちびやりながらつらつらと書いてみたいと


彼と出会ったのはあるネットゲームの世界、「三国志マスターズ」
初めて経験するネットゲームだったけどとても楽しかった。そもそも、私はゲーム自体ほとんどやらない人間だったので最初はどんなものかな、ものの試しにかじってみよう程度でした。三国戦乱の世を三国無双のつわものが盟主のもとで他国を併合し世界を平定してゆく、そんなゲームでした。右も左もわからない私は群雄割拠する、奸雄が犇めく地平線に一人ぽつんと城を築いては見たものの、さてこれからどうするか?

そんなときに私の領地を虎視眈々とうかがう不気味な存在に気が付いたのです。私は、まだまだ一戸の小城を与る名もない地方豪族、相手はすでに平原を延べる古参の一大勢力、攻め込まれるはわが世の終わりは必定、ここはひとつ懐柔策で物腰柔らかに、しかしながら慇懃無礼に、早馬を差し向けてかの盟主にふみを届けさせたのですな。日の出る国より日のいる国へ…聖徳太子のなさったように。

ふみをしたため二日後には返答があり申した。よもや宣戦布告の知らせかと震える手でそのこよりを開いてみれば・・・・

「そなたを盟主として国を興し、このわたくし、この三国をわが力で殿の手に奉りましょうぞ」

さすがの私もこれには驚き申した
三顧の礼とはまさにこのこと。それからのち、名軍師、お化けの猫殿、当時はごんぎつねと名乗っておったが、軍師殿の采配によって、我ら常世の国に集いし豪傑らの活躍目覚ましく、気づけば押しも押されぬ三国の雄にのし上がっていたというのが事の大事。その時に名乗っていたのが「常世神少彦名」

少彦名という神様を知ったのは確か中学生のころ、「常世の虫」という民俗学の本からです。東北の片田舎(当時は朝廷に伍す一大経済圏があったとか)で大生部多が芋虫を神と崇め中央に反乱を起こした次第が書かれた本、通説では静岡富士川あたりの反乱だと、常世虫もキアゲハの幼虫だといわれていますが、この本の中では舞台は東北、今の中尊寺周辺、常世の虫もアゲハではなくお蚕(シンジュサン)だったように記憶しています (どうかこの本をご存じの方は是非お知らせください)
蛾の衣をまとい常世の国からやってきたのが少彦名、彼は国造りの神、ゲームの中で神様を名乗れば少々のことはみんな許してくれるかな?そんなことで、かのゲームを始めるにあたって僭越ながら少彦名神のお名前を頂戴いたしました。

 追記12/7
 先ほどまで義経と中尊寺の話がテレビでやっていましたね。義経は私が初めて読んだ歴史物の主人公、子供の時からのヒーローです。「常世の虫」の中でも中尊寺と常世の国の関係に触れていました。不死の世界、極楽浄土の王国。義経も少彦名も背丈の小さな紅顔の美少年。無意識のうちに二人を重ねてみていたのかもしれません



さて、我が常世の国は100名を超える猛者が集う一大勢力にのし上がっていくわけですが、それを統率する当の本人は、自身の仕事や生活に夢も見いだせず、すっかり自信を失い、いわば自暴自棄で自堕落な生活をしているつまらぬ者でした。仕事もままならず、そのうえ先の震災で今後どのようにしていけばいいのか?きっと考えるのもすっかり嫌になっていたと思います。そんな時に私に自信を与えてくれたのが「お化けの猫」さんだったのです。
たかがゲーム、それでもたくさんの人が私の言葉に耳を傾けてくれる。大勢の人が私をしたって集まってくれている。勘違いでもこんなにうれしいことはそうそうないです。このとき、私には「常世神少彦名」が憑依していたんですね。ウルトラマンも、モロボシ・ダンもそんな感じでしょ?


当該ゲーム内 常世の国同盟発信 全同盟員に配信した一文

エイプリルフールはどんな嘘をついたかな。常世国主親常世神少彦名じゃ。
皆は今回のミッションはクリアできたかな。わしは、寝起きの一発で撃破してみせたわ。
これもすべてごんぎつね殿のご指導のおかげじゃ。わしには過ぎたる名軍師殿じゃ。
ところで、わしは皆に報告、否、告白せねばならんことがあるのじゃ。実はな、わしは今まで一介のわらじ売りであったのだが、この春、とある深山にて百姓をすることに相成った。これもあまた奸雄の目をくらます策、リアル常世の国の建設じゃ。皆のものどうかわしの門出を祝ってくれたまへ。え、なぜこんなところでこんな話をするかって?実はな、話すと長いのじゃが、ゲームの中でいろいろな人とかかわりながら自然と『農業をやってみよう!』と思うようになったからじゃ。めぐり合わせとは不思議なものよのう。
では今日も元気でがんばろう。
『TPPなんかぶっ飛ばせ!常世の国に栄光あれ!!』
昨日面白い嘘をついた、またはつかれた者は、どうか皆につぶやいてくれ。ちなみにわしはある女性にエイプリルフールに乗じて告白しようとしてできなんだった。



私が農業を決意した瞬間です。みんなに自信をいただいて立ち上がろうとする宣言ですね
こんな戯れを日々掲げて集まった同盟員に号令をかける
楽しかったしみんなも楽しんでいたみたいだし
人間をダメにするといわれるネットゲームという遊びの中でも培われる魂もあるのかなと




ネトゲーだろうが、仕事だろうが、百姓だろうが、人生は一度きり
みなさま!時間切れまでは目いっぱい楽しんでまいりましょうぞ!!






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サバとらにゃんこ酒
お化けの猫さんからの贈り物。収益の一部は猫の去勢施術等に使われる。
企画ものかなと思いつつ中身もなかなかのもの、結構いけます。
お酒飲んで猫助けて、酔狂にもほどがあるってもんだ!



ちなみにお化けの猫さんは野良猫の保護活動を積極的に行っています



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奈良の里は三輪、今西酒造の由緒正しき原酒。これおいしかった。奈良まで行って飲んでもいいくらいのお酒です

今西酒造株式会社



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【乙類】 【麦焼酎】 ひむかのくろうま 【25°】 1.8L瓶
やられましたね

ρroseρと猫さんの共作。「くろうま」っていう焼酎のラベルをいたずらして送ってきた。しばらく気が付かなかったよ。
そもそも中身は最高!そのうえで数量限定「ばかうま」ときた!
いたずらに気が付かないで飲んだ分、私にとって至高のお酒となりました





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お化けの猫会心の贈り物!

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タクシードライバー 純米原酒 720ml 喜久盛酒造 .

あのさ、タクシードライバーってさwwww
中身もガツンとくる一本!うまいんだなこれが
ねえ、美味しいとかえって駄目じゃない?タクシードライバー








今夜も本当に独り言でも、こうやって思い返すと本当にみんなありがとうって心から思います




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蔵の片隅で見つけた石油火鉢で温めた「呉春」をぽけっと39が送ってくれた自性寺焼のおちょこで渇いたのどに流し込む
最高の夜





The Gist - Love At First Sight



私が知ってる限りの最強のラブソング
僕にとってはほかのどんなヒット曲にも負けない真の名曲。
この切ない代えがたい調べは今夜のこの感じにぴったりかなと
だれかこれ以上の名曲があるならどうか私に教えてください





The Gist
Philip and Stuart Moxham フィリップ・マックスハムとスチュアート・マックスハムの兄弟で結成した80年代イギリスのバンド。Young Marble Giants / ヤング・マーブル・ジャイアンツからの派生バンドといったほうがまだわかりやすいかもしれません。Y.M.Gは元祖ヘタウマ、今の歌ものJ-POPの根っこの根っこに流れてる源流、今でも根強いファンが存在するコアなグループです。Y.M.Gのボーカル、アリソン・スタットン / Alison Statton はウイークエンド / Weekend でメジャーミュージシャンの仲間入りを見事果たしました。かたやアリソンと離れたマックスハム兄弟のザ・ジストもコアなファンが追いかける知る人ぞ知る地味な存在ではありますが、こういったバンドほど本当にいい曲を作るんです。このころ活動していたメジャーなバンドってどんな人がいましたっけ?一人でも多くの人に聞いてもらいたい。そんな気にさせるひっそり輝く音楽家です 。





young marble giants - final day



Young Marble Giants -The Clock



Weekend - Summerdays














諏訪湖姫漬込み

2015.11.16 (Mon)
第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015 
参加者募集中!

詳しくはこちらまで
http://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-127.html




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11月15日
おかげさまで無事に集落全部の大根を収穫することができました






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今年は大事な時期に雨が少なく成長初期の低温のため大根の出来にはかなり心配しましたがふたを開けてみれば各戸なかなかいい出来栄えで皆喜んでいます
今年も漬け込み二万本越え







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一昔前は5万本の大根を沢庵にして売っていたそうです
生のダイコンと合わせれば優に10万は超える数

加工場に集められた大根はこんな風に井桁に組んで1週間天日で干しあげます
今年は暖かく雨も多かったので乾くのに10日ほどかかりました







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漬け込みと同時に第二回目の収穫、洗いです
洗うのは今年も登場、諏訪のゴルゴ13、今日は天気も良く暖かでやる気満々のようです






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昔はこの何万本もの大根を手で洗ってたんですからそれはそれは気が遠くなります

休憩時間には村の老人から、牛を飼ってた時の話や自家製のみその話、自分で作った醤油がいかにおいしかったか、お菓子の代わりに食べた木の実や藁ぶき屋根に火がついて大変だったことやら
昔話をする村の衆は今も昔ものんびりしています







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これから4か月、寒い冬の間、小さな白い大根は小糠のベットで静かに眠ります
お披露目は三月、ふきのとうがようやく雪ノ下から顔をのぞかせるころ








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あと一週間したら二度目の漬けこみ
それが終われば畑の仕事も全部おしまい







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長く厳しい冬がもうそこまで来ています







Chris Bell - I Am the Cosmos



クリス・ベル / Christopher Branford "Chris" Bell (January 12, 1951 – December 27, 1978)
70年代に活動したアメリカのミュージシャン、ギタリスト、シンガーソングライター。71年結成のバンド、ビックスターのメンバー。一定の評価は受けたものの商業的には全く成功せず自らもうつ病、ドラッグにおぼれることに。74年にバンドは解散、その後ソロとして活動、再起を夢見るがその夢に届かぬまま交通事故で亡くなってしまった。享年27歳、注目を集めるようになったのは彼の死後10年がたったのちだった。



Big Star - O My Soul



Big Star Original members
Alex Chilton
Jody Stephens
Andy Hummel
Chris Bell



Alex Chilton - The EMI Song



アレックス・チルトン William Alexander "Alex" Chilton (December 28, 1950 – March 17, 2010)
アメリカのミュージシャン、ギタリスト、シンガーソングライター。若干16歳の時、The BOX TOPSでデビュー。解散後、クリス・ベル他、地元メンフィスの仲間たちとBig Starを結成。当時はほぼ無名のバンドだったが80年代に入って、R.E.M.などの後進ミュージシャンからの発信もあり再評価される。クリス・ベルと並んで元祖パワーポップの一人。残念ながら2010年、ライブの直前に心臓発作で亡くなっています





食卓の主役には決してなれないけれどあるとないとでは大違いな沢庵漬けのよう。今夜は目立たないながらも噛めば噛むほど味が出る二人のミュージシャンをお届けしました
改めて彼らの曲を聞き直してあわせてパワーポップなるあいまいなカテゴリーを考えてみたときにそれは地味ではあるけれどロックという文化が生まれてからこのかた、年代を超えて普遍的に変わらないスタイル、ギター片手に皆が通ってきたあの時代、虫の声もやんだ秋の夜長をそんな風に一人思いをはせる次第です
紅葉も散り始め、冬が足音を立てて近づくこの季節、人の心はいつも立ち止まってしまうものです












The Box Tops - The Letter


このままだとしんみりなのでアレックス・チルトンのデビュー曲、The BOX TOPSで大ヒットの「あの娘のレター」をお送りいたします。

うーん、やっぱりちょっとさみしい感じ






上野大根諏訪湖姫 干し場作り

2015.10.25 (Sun)
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稲刈りも終わり、今年も上野の村挙げての一大イベントが始まります





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「諏訪湖姫」の漬け込み作業
今日はみんなで沢庵用に干し場づくり





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今年は例年にない暖かさ
村の柿の木もたわわに実を付けています





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この村は峠のてっぺんにあって柿のならないところ
温暖化なのか暖かくなってここ数年、少しずつ実がなるようになってきたのだとか





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参加するのは今度で三回目
今年は正式に大根組合の会員として出荷できます

みんなでわいわいやる作業は本当に楽しい






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鹿に入られたりでかなりつぶされたけれど、ものになるかな
雨がしばらく降らないのが心配です






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山がいろづきはじめて
草刈りをさぼった小山はススキでいっぱい

山の奥には僕の畑があるのだけれどいまだ見に行ったこともない






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こんなに草だらけにして
来年は蕨とれるかな






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落ち葉に寝転んで山を眺める
この美しい景色が自分の山での出来事だと思うと不思議な気分になる
何もかも思い通りにならないのに、何もかもが自分次第






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一輪だけ咲き残った赤いバラ
やらなけれないけないことがまだまだ山ほど残っている
雪が降る前のもう一仕事






Small Faces - The Autumn Stone



スモール・フェイセス (Small Faces)
1965年結成のイギリスのバンド。ギターでボーカルのスティーヴ・マリオット(Steve Marriott)、 ベースでボーカルのロニー・レーン(Ronnie Lane)、当時イギリスで流行していたモッズ(Mods)ご用達、ザ・フー(The Who)と双璧をなす音楽アイテムの中核的バンド。のちにロッド・スチュワート(Rod Stewart)、ロン・ウッド(Ron Wood/ローリングストーンズ)を加えてフェイセズと改名、時代を超えて多くの名曲を残す伝説のロックバンドです。60′s、70′sと時代を華々しく駆け抜けた彼らではありますが、その栄光とは裏腹に彼らの晩年はそれは悲惨そのもの。ギターのスティーヴは寝たばこによる自宅の火事で、ロニーは多発性硬化症という不治の病で、それぞれ若くして悲しい最期を遂げています。(キーボードのイアン・マクレガン/Ian McLaganさんも去年の12月に残念ながら亡くなられました)
 
 今回選んだのはただ単に、愛聴しているCDのジャケットのデザインと曲名に秋の文字が入っていたことの連想ですが、そのはじけるようなエネルギーたっぷりの演奏の影に、知らず知らず彼らの不幸な生い立ちが重なって、ふとした時になぜか口ずさんでいる。
今夜は、これら名曲の中から、いつもより増量、異例の4曲。彼らの魅力はこの紙面ではとても語りつくすことができない珠玉の数々なのです。


The Small Faces - Lazy Sunday Afternoon


Sha La La La Lee - Small Faces


The Small Faces Just Passing






少彦名のきのこ図鑑1 花びら茸

2015.09.15 (Tue)
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2015.7.8 撮影  Sparassis crispa


水槽の砂を取りに湖に行った帰り廃村の赤松林で見つけました

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直径60センチ
走る軽トラの窓からでもはっきり見える巨大なきのこ
赤松の根元に生えていました

色は見てのとおり黄色の濃い個体。通常はもっと白いものが多いようです
似た毒キノコがまずないので素人でも判別できます。とは言うものの、自信がない方は絶対口にしてはいけませんよ


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さて、かえってすぐにおいちゃんに見せに行きましたら
変なもの採ってきたな、ということでさもいやな顔をされました。うむ、ほめてもらおうと思っていたのに

花びら茸、このきのこは高血圧に効くなどといわれております
私がこの身を挺して食毒の有無を証明いたしますので、おいちゃん、次は一緒に食べましょうね


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抗癌作用・血糖値降下作用・免疫賦活作用・抗高血圧作用
なんだか花びら茸って夢の万能薬のようですね
少彦名はおいしければそれで良いんですけど♪



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このきのこ、高級食材として珍重されるようです。香りは控えめと物の本には書いていますが採ってきたのは香水のような強い香りがします。宿主の種類で若干食味も違うんですかね。しかしこの香りどこかでかいだことがあるなと、それも頻繁に、などと、毎日口にするたびに思い出してみましたが口にして三日目、ついにその正体がわかりました。なめこ、そう、なめこの香りです
なんだ、なめこなら特に変わった匂いじゃないじゃない?と思われそうですが、それがそれが、あのなめこ独特のぬめりのないところでこの香りを感じると一瞬初めてかぐような強い違和感を感じるんですね。
人間の感覚、食味、臭覚、視覚、結構いい加減なものです。だから面白いんですけどね。

ミニトマトとせろり、きゅうりの酢の物、ミニトマト、サニーレタス、花びら茸のサラダ、花びら茸と旬の野菜のシーフードパスタ。すべて自家製、採りたて新鮮です。
半分だけ持ち帰って、そして一週間、夏の山をさまよいながら出会った大きなきのこはずいぶんと私の生活を楽しませてくれました。
きのこ図鑑第一号、花びら茸、一巻の終わりでした。






Vitas - 7th Element


本来ならきのこ図鑑、花びら茸の巻きはこれにて、というところですがこの唯一無二のきのこを一週間食べ続けながらなぜか思い浮かべたのがこの曲、そしてこの人。
花びら茸にはもしや幻覚症状を引き起こす何かがあるのでしょうか?


Vitas
ヴィタス( Витас; Vitas)、本名:ビタリー・ブラダソビッチ・グラチェフ(Виталий Владасович Грачев)
歌手で作曲家、俳優にファッションデザイナー。新生ロシアの誇るマルチプレーヤー。この才能にこの美貌、それはまるで星の王子様を地で行く今世紀大注目の最終兵器でございます
その楽曲はテクノからロック、バラード、オペラまで、それはまるでソビエト連邦社会主義体制の圧政下で人知れず朽ちていった無数の才能が亡霊のように一気にマグマとなって噴出したようでございます。



訂正 
よくよく調べてみたらウクライナの人でした








SAAHASAM in 松本 2015.6.25

2015.07.10 (Fri)
夜半からものすごい雨になった。遠くで雷も鳴っている。
明日はロケ初日、天気は持つだろうか。
出だしから貸し切りバスが故障で富士五湖でのロケがキャンセルになった。
明日のロケは松本城から、ダンサーの手配は?エキストラは来てくれるだろうか?あ、しまった!レフ板を借り受けるのを忘れていた・・・・

心配し出したら限がない
いっそ逃げ出したい気分だ





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今朝は打って変わって梅雨だという事を忘れさせるほどの良い天気
ペンションの食堂でメイクアップ中のヒロイン

胸が高鳴るのは撮影初日ということだけでもなさそうです


思っていたよりもロケ隊のフットワークも軽くシャワーやトイレなどの朝の身支度にも特に支障はない。朝、シャワーを浴びたりチャイを飲んだりと彼らにとっては必ずしなければいけない『儀式』が数多くある。当初、移動前の限られた時間に人数が集中する為、可哉の混乱を予想していたのだが、それはそれ、彼らもわかったもので随分早起きしてからゆっくりと準備をしているらしい。
日本人とは全く逆のやり方で(日本人は効率を重視する共同体)彼らは彼らなりに団体行動の達人のようだ

朝食はシリバラジから派遣された生え抜きのシェフ5名、イドゥリの優しい味が朝の胃袋に染み渡る





渋滞にも巻き込まれずに予定の時間より早く現地に到着、松本フィルムコミッションの清水様と打ち合わせ、というか何から何までおんぶに抱っこ、バスの駐車場から着替え室の手配から(松本市立博物館の一室をお借りしました)、ロケ場所の関係者かたがたのご挨拶からすべてがすべてきめ細やかなご配慮と皆様のご好意、平静を装ってはいますが全く余裕のない少彦名
きっとそっけないやつと思っているんだろうな、改めて皆様には心から感謝しています。


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この映画の主人公、プラシャーント(Prashanth)とダンスマスター
プラシャーントファンには申し訳ないが見返してみると彼の写真がほとんどあまりありません
雑事に追われて全く写真を撮っている心の余裕がなかったというのが本当のところ、現場ではっているとき、宿舎で次のロケーションの段取りに追われているときはブログのことなんか頭の片隅のこっれっぱかりもなかったのです。

しかしながらヒロインの写真がいっぱいあるのはどうしてでしょう?






プラシャーント(Prashanth/பிரசாந்த்)
チェンナイ生まれ、1990年代から活躍するタミルナードの俳優。
アイシュワリヤー·ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan)と共演したジーンズ/世界は2人のために /(Jeans)はあまりにも有名





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そしてこちらが今回のヒロイン



アマンダ(Amanda)
今回が初のヒロインデビュー
お父さんがイギリス人、お母さんがインド生まれのハーフの美人。
ロンドン出身ですが現在はオーストラリア国籍、従兄弟が日本女性と結婚している生粋の親日家。『カ・ワ・イ・イ・イ!』が口癖の屈託のないナチュラル美人です

ちなみにインド料理は大の苦手




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ダンサーの方々も勢ぞろい、さー!本番スタート!!






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そんな中、鯉にえさをあげる余裕の監督さん
ファンキーな帽子がとってもキュートです



ティアガラジャン/Thiagarajan
タミルナードの監督、プロデューサー。当該映画のヒーロー、プラシャーント(Prashanth)の父親
彼自身、俳優出身の映画畑古参の一人





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メイクアップ中のアマンダ
みんな、アンデルセンの人魚姫って子供のときに必ず読んだよな。幼心に胸を焦がした悲恋の物語

男性諸君の心を鷲掴みにする渾身のワンショットです





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キンチョウの夏、日本の夏・・・・




今回駆けつけていただいたエキストラのお二人
暑い中、着物で同行いただき本当にありがとうございます
藤棚の影でしばし休憩、艶やかなインドの色彩もいいですが日本人の私には涼しげな彼女たちのた佇まいは思わず目を奪われるほっとする瞬間













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終日天候に恵まれて、この梅雨の季節、本当に奇跡です




撮影の合間も詰め掛けたテレビ局、新聞社、ラジオ局の取材を受ける少彦名
いったいこの日だけで何社来たんだろう?とっても生意気なことしゃべってたんだろうな。テレビに出るのに緊張?そんな余裕もないですよ。とにかくこの撮影を成功させなくては







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マレーシア・ロケから休むまもなくの来日、きっととても疲れているんだろうな
それでも屈託のないこの満面の笑顔

けなげですね






アジェイ曰く「ボリウッドではそんな美人ではないよ」
へ、そーなの?
僕は好きだな。もしそうだとしても私たち日本人にはそこがとってもいいんじゃないでしょうか?
彼女のなんともいえない柔らかな物腰は私たち日本人にはとても親しみやすい



どなたか、日本の映画関係者、テレビ、メディア関係の方々、これはいけるとピンと来たら是非私にご一報を









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どうだい?今日は満足できたかい?
僕は満足だ








細かい事を言えば色々と大変なことは多々ありましたが無事皆様のおかげで初日を収めることが出来ました
よく考えればなんと恐ろしい事を引き受けてしまったことか。でも、知らないということは一番の力になることも私はよく知っています
とにかく、明日も事故だけはないように
なんてったってロケハンなしのぶっつけ本番なんですから







Jeans(1998)


1998年上映のタミルナード映画
主演は今回来日したプラシャーント(Prashanth)とアイシュワリヤー・ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan/ऐश्वर्या राय/ஐஸ்வர்யா ராய்)
こんな大作が彼らの頭にイメージされている事を考えると私の仕事はそれはもう恐れ入る限りです




さー!明日もガンバロ!!











SAAHASAM / 来日 2015.6.24

2015.07.04 (Sat)
新聞の取材に応じたり、エキストラの募集をかけたり大活躍の少彦名。これで、来日キャンセルとなれば信州諏訪に汚名を残す一大事
まさかそんなことが!
いやいやありえるのです。なんてったって二回もビザを飛ばしているんですから・・・・

今夜からの彼らの食事の為、畑に一人新たまねぎの収穫にいそしむ。その量150キロ。
余った分は東京のレストランで使ってくれたまえ



南インド料理 シリバラジ
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http://www.localplace.jp/t100052001/




無事、成田に到着との連絡を聞いたときは心底ほっとしたものだ。ぬかるみの中手足を泥んこにしていると、畑の真ん中で再び携帯がなる。こんな山奥でも携帯つながるんだよな、などとぼんやり考えながら応答すると、なんと、手配したバスがうんともすんとも動かない。故障である。日本の観光バスがインド人を乗せたまま空港で立ち往生している。

そう、これが悪夢の始まりだった





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お世話になった内藤ペンションさん
普段は静かな心休まる高原リゾート

でも今夜からしばらくはごらんの通りです



内藤ペンション

http://www.naito-pension.com/

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みんなが美味しくいただいているのはポテトチップスコンソメ味、牛のエキスがたっぷり入ってるなんて口が裂けてもいえません


Boom Boom Robo Da




タミル映画といえばラジニカーント(Rajinikanth)
『ロボット』は2010年公開のSFアクション、全編174分、なんでもありの超大作です







霧のドライブ

2013.10.25 (Fri)

見た夢を全部覚えてるかって?
バカいっちゃいけない。見た事も忘れているのに、どうして覚えているもんかね。

ということで、雨の山道
霧の中のドライブ



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今日は一日降ったりやんだり。
なので、家の廊下にワックスかけたり、窓辺に置く水槽の台を自作してみたり、楽しく一人遊びしてました。

それでも時間が余ったので、ポンコツ軽トラを駆って、いざ、紅く色ずく深山の中へ。

秋の木立は淡く色づき、それでも、しっとりと雨にぬれた山々に私の目を奪われます。
深い霧の立ちこめる中、目指すは紅葉で有名なとある湖。
エンジンの音を木立に響かせ少彦名は一人目的地を目指します。




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と思ったのもつかの間、早速寄り道。

一山超えて、そこに現れたのは立派な養豚場。
おやおや、こんな近所にこんなすばらしいところがあったとは

しばらく、うろうろしていると、そこへご主人が帰っていらっしゃった。


「こちらの社長ですか?」
「何か御用ですか。」
「只の通りすがりです。」
「ま、中で、お茶でも飲んで行きなさい。」

山の暮らしは万事こんな感じです。



こちらでは、常時二千頭ぐらい飼育してるんだって。
「こういう仕事していると365日休みなしだからね」「ところで、農家やってみてどうだい?」「娘が臨月で今日明日にも孫が生まれるんだよ」

それはそれは
本当におめでとうございます




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養豚場を後にし、社長に教えてもらった道を湖に向けひた走ります。




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ほどなくして、とある集落にたどり着きました。
谷あいにひっそりとたたずむ小さな山村
まさに隠れの里といった趣です



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一人、黙々と豆の葉っぱをむしっているおばあさん
豆は干して、味噌作りに使うんだって
むしった葉っぱは、納屋の黒牛の餌に


手作りの味噌に、家で牛飼い
今わたしはいったいどこにいるのでしょう?
霧の中をさまよううちにタイムスリップでもしたのでしょうか?



「写真とらせてくださいな」
「恥ずかしいよ、なんも化粧もしてなくて」
「いやいや、女性はすっぴんが一番きれいなんですよ」


我ながら、女性と見ればいつもいつも
なんとおばかさんな事言ってるんでしょう・・・・・


さて、今度こそしゅうっぱつです




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と、思った矢先!目の前に現れたのは、古びてはいるが立派な木造校舎

この村の廃校になった小学校です。




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今までも古い学校はいろいろ目にしたものです。廃校になった小学校に長期間泊まった事もありました。
しかし、その中でも、この学校はすばらしい造り。丘陵地をうまく利用した、とってもモダンな風格を感じるたたずまいです



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見つけた瞬間、湖なんてどうでもよくなっちゃいました。




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結局到着したときには、もうすっかり日が落ちていました
灯りひとつない湖のほとりでただただ雨に打たれています

でも、今日の旅はとっても満足。
湖の周りは暖かいらしくまだ紅葉も始まっていませんが

山が赤く燃えるころ、また走ってみよう
夢のような二時間の旅でした






Slapp Happy - Me and Parvati






Slapp Happy
アメリカ人のピーター・ブレグヴァド Peter Blegvad とイギリス生まれのアンソニー・ムーア Anthony Mooreが、移住先のドイツで歌姫、ダグマー・クラウゼ Dagmar Krauseと出会い結成された70年代のバンド。
アバンギャルド、ドイツプログレッシブ、ユーロサイケデリック、あえてジャンルわけすればそういった引き出しに仕分けされるのだろうが、あらためて聞くとやはり彼らは唯一無二、スラップハッピーはスラップハッピーでしかないのだなと感じさせる不思議なポップスのオンパレード。おもちゃ箱をひっくり返したようなその音楽はシンプルで軽快、覚えやすく明るいメロディーではあるけれど、決して聞きやすいというわけでもない、単純に明るいというわけでもない。道を外れた山の中で毒キノコでも見つけたときのように、かじれば奥歯の奥の奥のほうでぎゅっと噛みしめた苦い液体が喉を伝って落ちてゆく。染み出した毒液は気がつけば指の先まで染み渡り、四肢を麻痺させるその陶酔はいつしか体をソファーにくくりつけ、肉体にとらわれた魂よろしく決して抜け出せないけだるさで包み込んでしまう。スラップハッピーというポップミュージックはそういう音楽。麻薬のように心の深いところにじわじわと染み込む不思議な音楽たちなのです。
このバンドをたどってくと「ヘンリーカウ Henry Cow 」とか、「アートベアーズ Art Bears 」だとか「ファウスト Faust 」だとか、とっても不思議な危ない世界が開けてくるので興味がある人は調べてね。

今夜、この曲を選んだのは何でかな?て思っていろいろ調べてみました。
そしたら「スラップハッピー」て、

“ボクサーが殴られた時にフッと気持ちよくなる「パンチ・ドランカー状態」の気分をさす言葉”

なんだって
まさに、それこそは陶酔のかなた、究極の夢の中



Slapp Happy - Casablanca Moon



Slapp Happy - A liittle something







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