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第二回諏訪湖姫大根お料理コンテスト&お米販売

2016.11.21 (Mon)
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写真は去年参加いただいた♪Rosy Precious Time Blog♪さんのお料理。一片の詩を残してアイスランドの地へ去ってしまわれた・・・





『世界は一家、人類はみな兄弟!』
こんな言葉を聞かなくなってから幾年月、寂しい世の中になったものよのう・・・・常世神少彦名じゃ

 皆の者、この一年元気にしておったかな?「野菜が高くて困っちゃうわ」買い物かごをぶら下げて嘆いているそこのご婦人、ここ、上野の里も、顔には出さぬが今年はまれにみる大変な年じゃったわ。一年通しての天候不順、百姓にとっても寂しい一年と相成ったわけだ。が、諸君!いつまでもメソメソなんぞはしておられぬぞ。一年ぶりのご無沙汰じゃった、今年も元気に上野大根大祭を開催したいと思うぞ!!
とは言ったものの、初見の諸兄諸姉には何のことやらさっぱりということだろうから皆こちらの記事に目を通していただきつつ話を続けたいと思います。



第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015
第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト グランプリアローズ



 さあ!、今年も残すところあとわずか、あの、硬くて辛い伝説の上野大根に立ち向かい、初代王者に輝いた『ベジタリアンインド料理教室マクロビオティック殿』を超える猛者が果たして今回は現れるのでしょうか?去年は私の想像をはるかに超えた料理で読者の方々を楽しませてくれた皆さま、そんな勇者のご参加を今年も胸を高鳴らせて待っておりますぞ!そして例のごとく一等賞になってもグランプリに輝いても何の商品もメリットもなし。え?そもそも味見もしないのにどれが一番おいしいかわかるわけないって?あなた何をおっしゃる、こう見えても私は神様ですぞ。なんにでも姿を変えそなたの台所に忍び込むことなぞいとも簡単。夕食のつまみ食いなんてお茶の子さいさいなのだ。だが決して見つけたからってキンチョールや新聞丸めてはたくなど恐ろしいことはしてくださらんな。「世界は一家!人類みな兄弟!」なのだ。
さて、あとは皆様からの応募を待つばかりなのだが、最後に、ここで諸君には重大発表なのだ。前回は送料はお客様負担ということでお願いしてあったのだが今回は若干違うぞ大チャンス!!
なな、なんと

『少彦名が手塩にかけて作った有機栽培のお米30㎏と季節のお野菜10㎏相当』

をお買い上げいただいた方には、なんと送料無料の大盤振る舞いと相成った!!!
どうだ、深夜のテレビショッピングの出血サービスのようでびっくりしたじゃろう。え、またなんだって?米売りたいだけじゃないかって。?ハイ大当たり!季節の野菜は、普通の大根とジャガイモ、かぼちゃ等を考えておるぞ。見てくれの悪いもの、曲がったものにはなってしまうがその辺はご容赦くだされ。
さて、とにもかくにも、私が普段食べているお米を皆さんにも食べていただきたいというのが今回の私の願い。そのために今年一年頑張って作ってきたというものじゃ。もちろん上野大根コンテストのみのご参加も受け付けますぞ。皆様のご連絡を心よりお待ち申し上げております。
それでは細かいことは後述の専属秘書、現世すくなひこなに任せることとして、わしはこの辺でお暇することにしよう。
皆の者、明日から寒くなるこということなので体にはいつにもましてご自愛を、常世の国に栄光あれ!!



 ご清聴ありがとうございます。現世少彦名です。
話が長くなりましたが改めて私のほうから今回の大根コンテスト並びにお米販売の詳細をご説明させていただきます


☆ 諏訪湖姫大根お料理コンテストの応募 ☆
上野大根コンテストご参加に関しては送料はご参加者負担になりますのでご了承ください。
前記事にも書きましたが今回は異常な不作で去年のものより小さなもの、傷の多いものになりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。併せて、今年はなぜか味もそれほど辛くなく、辛めのおろし大根にも使えるものとなっております。これもお天道様のいたずらということでご理解ください。


☆ お米販売 (先着5名様限り) ☆
精米30㎏と野菜10キロ程度(大根、かぼちゃ、ジャガイモ)
送料込み 12,000円
で、販売させていただきます。
お送りする袋に関しては二次使用品を使わせていただきますので千葉や新潟などの他地域のブランド名が書いてございます。ご了承ください。
玄米希望のお客様があればご注文の際にお伝えください。
お米ご購入と併せてコンテストご参加いただける方に関しては上野大根を同梱させていただきます。

ご連絡に関しましては下記メールアドレスに連絡可能なメール等ご記入のうえご連絡ください


tokyoryu@gmail.com

内城菌100パーセント使用の完全有機栽培、無農薬栽培のお米です
今年の秋口の大雨等で私の理想としているものからは若干味が劣りますがそのこともかんがみてこのお値段にさせていただきました。それでも、市販のお米よりはおいしい、ご満足いただけるものとなっております。市販のお米と農家の食べるお米、味の違いには必然的な理由があるのですが今回は割愛させていただき、次回記事で、『農家のお米は何でおいしいの?』で、農家さんの食べるお米がなぜ市販のお米よりおいしいのかを簡単に解説させていただきます。


それでは、ご連絡お待ちしております。




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上野大根 凶作

2016.11.15 (Tue)
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今年は上野大根始まって以来の大凶作
9月の大雨と日照不足で全く大きくなりません
中には全滅という畑もあるくらい
うちの畑も十分の一の収量、それでもまだ採れただけいいほうです
そんな畑でも誰かが片付けなきゃいけないので皆が来ないうちから一人黙々と大根を抜き取っていきます








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友達が三人
インド人と女性一人
半日も大根抜きすればあっちが痛いのこっちが痛いの
今朝も9時にやっと起きだしてきた始末
それでも来てくれるのはとても嬉しいもの
一人で百姓する身にとってはいてもらえるだけで心底嬉しいもの





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今年は何をやっても全部だめ
それでもどんなにしたって助け合って生きていかなければなりません
情けないことですが一人ではたった一年乗り越えることもできない
それはきっとどこの世界でも同じなんでしょう
都会だって会社だって国だって
いろんな人が見えないところで助け合って生きている

そんなにしても今年は何もかもがダメだった一年
まあ、それもこれもあのトランプのせいだな
あいつ、死んじゃえばいいのに






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なので、漬物の注文もすでにいっぱい
多くのお客さんは断らなければいけない状態です
待ってくれていたお客様には本当にごめんなさい。
また来年よろしくお願いいたします



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夜は珍しく鍋にしました
でもなんだか辛くてスパイシーなんです




The Beatles
With A Little Help From My Friends







友達のちょっとの手助けで
きっとうまくやって行ける
ちょっとだけ僕の友達が助けてくれれば
きっとうまくいくよ
みんなのちょっとした助けさえあれば









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第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト グランプリアローズ
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沢庵漬ける
かた大根こぎ
大根を干す
わが村名産、幻の沢庵漬け

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少彦名のきのこ図鑑3 ハナイグチ

2016.10.28 (Fri)
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漢字で書くと花猪口
信州ではジコボウと呼んで親しまれています



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この辺では一番食べられているキノコ
裏っかえすとこんな感じ
ひだがスポンジのようになっているキノコを総じてイグチと呼びます



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ドクベニタケ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

近くにはこんなキノコも生えています


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ドクベニタケ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

ドクベニタケ
このきのこが生えているところには必ずと言ってハナイグチが生えてます
もちろんこのドクベニタケは有毒のキノコ、色があれなんでまず食べる人はいないと思いますが

カラマツ林で見つけたらご用心







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ハナイグチ 10月15日 カラマツ、赤松混交林
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ハナイグチ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

ジコボウと呼ばれるキノコにはほかに『ヌメリイグチ』や『チチアワタケ』も含まれるそうです
でもこの辺りでじこぼうとはもっぱらハナイグチのみ。もちろんヌメリイグチもチチアワタケも食べられます。しかし近年ではこの二つのキノコを毒キノコとして紹介している書物もちらほらと、青森ではチチアワタケのことを「はらくだし」と呼ぶそうです。あやしいものは無理して食べなくてもいいですね。でも、去年は鍋にして食べましたけど。
見分け方としては柄が白いか紅いか。ハナイグチは写真のようにオレンジ色、見間違えるようなキノコが少ないのが『ジコボウ』と呼ばれ古くから親しまれている所以かもしれません。



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少彦名のきのこ図鑑2 タマゴタケ

2016.10.13 (Thu)
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今日は僕の大好きなキノコ
タマゴタケが採れました




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森のこぼれ日の中でひときわ目を引く鮮やかなキノコ
まず見間違うことはありません
似ているといえばやはり同じテングタケ科の「ベニテングタケ」ぐらい
こちらのほうは赤い傘の上に白い鱗片がポチポチちりばめられていて、マリオのキノコや白雪姫の七人の小人が暮らす森の中に生えているキノコがそのベニテングタケ。毒キノコなので注意しましょう。

(鱗片が雨などで取れて一目では判別ができない場合があります。そのときは軸の色を確認してください。ベニテングタケは軸が真っ白、タマゴタケは軸の色がきれいなオレンジです)




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色は毒々しいですがこのタマゴタケ、実は食用、とってもおいしいキノコです
本来はもっと早い夏の時期にとれるのですが今年は知っての通りの異常気象、古いお墓のすぐ下の松林の斜面、ご先祖様のエキスを吸って真っ赤に育っておりました


さて、実食です





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おろぬいたつけ大根の葉っぱと鳥のささ身、干した貝ひもで具沢山のお吸い物です。隣にはネット友達が送ってくれた小江戸ビール、お汁にキノコの赤いお出しがしみだして言葉にできないおいしさです
うまみを表す言葉に「こっくり」というのがありますが私はこのまさに「こっくり」という表現はこのきのこ『たまごたけ』のためにあるのではないかと考えております。この丸みを帯びたころころとしたかわいらしい味わい、山の小さな贈り物として最高の喜びを与えてくれる美しいキノコです。


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二日目はさらにタラの白子をたっぷり添えて赤玉ポートワインで乾杯です
なんだか無性に飲みたくなる時があるんですよね
『赤玉ポートワイン』




そして時折
無性に聞きたくなる曲がこれ




Chihuahua - Bow Wow Wow



ミヤンマー生まれのシンデレラガール、ボーカルのアナベラ/Annabella Lwinがクリーニング屋で鼻歌を歌っているときにスカウトされたのは有名な話。プロデュースは『セックスピストルズ』を世に送り出したマルコム・マクラーレン/Malcolm Robert Andrew McLaren、UKパンクの秋元康みたいなやつ、イギリスロック界の嫌われものです。






おうまがどき

2016.07.08 (Fri)
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今日は機械がうまく動かなかったりで思うようにはかどりませんから日差しは限りなく強烈でへこたれた私は仕事も途中で切り上げて。




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カメラ片手に何をとるあてもなく
特に期待もしないでほっつき歩くのは久しぶりです

村の大根で使う道具が入った大きなコンテナ
カメラ持って出るといつもと違って見えるから面白い






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毎日思うのだけれど、なんで私はこんな山奥で暮らしているんだろうと
ふと、部屋でテレビを見ていると車の音が聞こえてきたりしたら
あ、暴走族かな
なんて、マンションの5階にいる記憶が普通によみがえって








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子供の時から自然の中で暮らすのが夢だったけれど
こうやって山の中に居を構えてみると
自分が生きてるのか死んでいるのか
其れすらわからないほどふわふわしたようで

とにかく、風とか、日差しとか、肌触りとか
あふれかえる情報を処理できない赤子のようです









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黄昏時
一日の中で一番好きな時間

缶けりをしながら、隠れるほうも、探すほうも、だんだんと不安になってくる時間
野球をしながら投げるボールが見えなくなってくる時間
遊びに夢中になって、なぜかむやみに盛り上がる時間
誰が「もう、帰ろうよ」と言い出すのかとドキドキする時間








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民族学者の柳田国男は黄昏時を「誰そ彼とき」と読んだ。日が暮れてあたりが朦朧と溶け出してゆく中、暗闇をあちらからやってくるすれ違う君は
「だれそかれ・・・・」









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たそがれどき
日没まじかのこの時間を昔の人は「逢魔が時」と呼んだ










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その昔、身の回りには当たり前のように得体のしれないもの、魑魅魍魎、妖怪変化が普通に闊歩していた
今、こうして最新式のデジタルカメラを携え、佇んでいる私の周りにも
茂みの暗がりに身を潜めてこちらをじっとうかがっている彼らの息遣いが夕闇とともに忍び寄ってくる











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「こんばんわ」
隣村の牧場主が声をかけてきた
見ればずいぶんな泥だらけ。まるで肥溜めに落ちたよう
牛が逃げ出して追いかけている最中だとか
あと二頭。宵闇と追いかけっこ










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おうまがどき
この時間が一日のうちで一番好きだ
遊びの終わりに一日で一番盛り上がる時間
その日の仕事からやっと解放される時間
走り疲れた足を休め、しばし空を見上げる時間










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誰かが最初に
「もう、帰ろうか」
と、言い出す時間








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もう少しもう少し
もうすこしすれば
会えるかもしれないよ、会えるかもしれないよ。








Cheryl Grice-Watterson - Misty








ひぐらし ためしなき

2016.07.01 (Fri)
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ひぐらしが鳴き始めました

夏が始まります







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田圃の水をのぞいてみるとたくさんの小さな生き物たちが右往左往泳いでいます
ミジンコ、カゲロウ、みずすまし、ドジョウ、ゲンゴロウ、オタマジャクシに水カマキリ
農薬は極力使わないのでみんな元気に泳ぎ回っています







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青田も順調なようです
10年近く使っていなかった場所なので稗がすごいかなと思っていたのですが水の調整がうまくいっているのか今のところ炎天下の草かきで苦労することはなさそうです。何せ今までの四倍、三反歩以上の田んぼを一人で管理するのですから雑草は文字通り私にとって『命取り』になる可能性があります

膝まで泥に埋まって這いずり回る
夏場の稗取りは其れほどに辛いもの
今年こそはあらゆる生命が氾濫するこの夏を全身で受け止めてこの体に焼き付けてやろうと思うのですが
気づけば、冷たい畳の上で死んだようになっています






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田圃でボーとしていて気付いたのですが、片方の田んぼ、水が赤いんですね。まるでバスクリンのお湯みたい。長い間、やっていなかったせいで枯れた草が幾重にも堆積してたい肥になった色がにじみだしているのかと
アクアリストが聞いたらよだれを垂らして喜ぶ光景
あのアマゾン川のブラックウォーターのようです

この田んぼ、きっとおいしいお米がとれるはずです




ということで、今夜は、常世の国、少彦名農園のご紹介





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まずは、モロッコインゲン
こちらに引っ越した当初、村の衆が口々に『モロッコ』を連呼するのを聞いて恐れおののいておりました
信州で『モロッコ』といえばインゲンのこと、大振りで食べごたえのある優良品種、私の主力商品です
ただ、なりだすとすごい勢いで豆ができてくるので毎日炎天下の重労働、体の休まる暇がありません









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スイカ、自分用ですね
お客さんが来た時に出せるものがないと困りますから





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かぼちゃ
肌の白くて、なんて品種だったかな
ここのかぼちゃは周辺でも特に評判がいいです。右にならえで皆さんとおんなじのやってます

一つウン百円だから、えーと全部で何十個・・・ガンバロ






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自家用
ピーマンだとかキュウリだとかゴーヤだとか
独り暮らしだから一、二本づつあれば十分






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これはナスね
白いのも作ったよ
やっぱり一本ずつ
ナスの木ってなんだか不思議な色をしてて好きです






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大豆
青い時に採ればエダマメですね
村の長老から今年は味噌を作れとの指令を受けまして百本ほど作ってみました
さてさてどうなることやら






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こちらは枝豆用、茶豆と黒豆の二種類。
計、二百本近くになるんだけど全部一人で食べるの?
出来てから考えます






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トウモロコシ、大好きなんですよ
でも、手が回らなくてちょっと出来が遅いかな、平地のほうだともう花が咲いてますもんね
今はいいけど実が付きだしたら獣除けやカラスよけ作らなきゃならないし・・・自分で書いていてだんだん恐ろしくなってきました
因みにポップコーン用もあります






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空芯菜
エスニックの定番ね
初めて作るんだけど売れるのかな?
きっと毎晩、油いためのアジアン料理






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ベトナム産の唐辛子
一時は芽が出なくてひやひやしました
唐辛子の種はかなりの高温でないと芽が出ません
来年は苗起こしにちょっと手間をかけたいです
すごく辛いけど深みがあってエスニックのレストランではとても評判がよかった本格派
日本で作ってるの、たぶん私だけですよ






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三本柱の一つ
この土地にあっているのか、他ではまねできないとっても甘いミニトマト
出荷している小学校では取り合いで喧嘩になるそうです
糖度10、でもただ甘いだけじゃない、しっかりしたトマトの味が凝縮した逸品
東京の某百貨店にも出荷してます







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そばの花
上野の特産品、上野大根諏訪湖姫の緑肥にします
いいもの作ろうと思うといろいろ手間がかかりますがその辺がまた楽しみでもあります







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荏胡麻の苗
去年出来た種を再度蒔いてみました
手が空いたらこれを一つ一つ定植していかないといけないのですが
どこかで荏胡麻味噌って瓶詰めで売ってたな
こっそりパクってみるか






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最後はジャガイモ
この青い花はピルカという品種です
東京のインドレストラン『シリバラジ』のカレーになります






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こちらの白い花は『とうや』
味が濃いので主にサモサになります
ジャガイモのメッカ、北海道の農家の人が、ここのジャガイモはもしかしたら北海道よりおいしいかも、と言って帰ったとか
上野は標高の高い寒冷地、収穫時期はあっという間の限られた期間ですが採れた野菜は地元の人が食べてもうまいと褒める一級品
規模は小さくても寒暖差と有機農法が生んだ自慢の野菜たちです






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さてと、今日もおしまい
明日も暑くなりそうです







影をうつ 鍬のねはやしひぐらしの 

いつともなしや ためしなきかな
 

                  少彦名








小宮、御柱切り出し

2016.06.18 (Sat)
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ムスクマロウとスカーレット・ベルガモット
この花が咲きだすといよいよ夏がやってきます








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今日は村の神社の御柱
四本の柱を山から切りだすのにチェーンソー片手に朝から皆さん集まりました







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小宮祭、今年一年で何百、何千という柱が、神社、八幡様、お稲荷さん、道祖神や庚申様に至るまで、諏訪周辺では至る所モミの大木が曳きまわされ建てられる






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みんな揃ってワイワイガヤガヤ、ああでもないこうでもないともめながらも仲良く4本切り出しました







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一の柱が直径43センチ
上社の本一に比べればかわいいものですがそれでもいつものより太いそうです






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お祭りは9月に入ってから
それまでここでお休みです





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DILMANO DILBERO





ブルガリアンボイス、その中でも大好きな一曲、一時期この曲、この一曲だけ何回も何回も毎日聞いていたことがありました
こういった曲を聴くとクラシックだろうが歌謡曲だろうがロックだろうが、たかが十二個の鍵盤の中で遊んでいるだけのものとつくづく感じます。西洋音楽の理論で譜面に落とせば、長野で言えば木曽節のような民謡や御柱の木やり唄だって豪華なグランドピアノの上であっても、即座に陳腐で稚拙なメロディーになってしまう。そんなちっぽけで限られた音の世界の中で、ジャンルだとか流行だとか好みだとか、芸術も、味覚も、音楽も、すべてが言葉、美しいという言葉を理解していなければ美しさの何たるかはわかるべくもなく・・・・僕は死ぬまでにどれだけの美しいものに出会うことができるだろうか。
そんなことまで考えさせる不思議な歌声です。





Kalimankou Denkou






ミヤンマーに行ったときにビアガーデンで大好きなチャンビールを飲みながら民族音楽のライブを見ました。ハルモニウムが編成の中に入っていたのですが西洋の音階はミヤンマーの古典音楽に調和するはずもなく、まれにみるとんでもないことになっていました。









本宮一 建御柱 事故

2016.05.24 (Tue)
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青空に天高く立ち上がる本宮一之御柱
それは本当に素晴らしく誇らしい風景でした



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その日は空はすっきりと晴れ渡って入るのですが時折強風の吹き荒れるいやな天気でした
こんなに強い風の中、いったい無事に御柱が建ちあがるのか、皆、口には出さないけれどきっと同じ心配をしていました



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長く、厳かな神事の後、斧取りによる冠落しの儀が始まりました
一時間をかけて御柱の頭を三角錐に切り落としてゆきます



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その間を木遣りがなき、ラッパ隊が斧に力を与えます

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古風なお祭りに軍隊式の突撃ラッパ
最初は非常に異様な、奇妙な違和感を感じました
そもそも喇叭隊も新しいものなんだろうと思いいろいろと老人たちに聞いてみるとやはり戦時中から導入されたスタイルのようです
御柱祭りは戦前戦中もとだえることなくここ諏訪の地で行われていました
しかし、戦争でほとんど多くの成年男子が兵隊にとられてしまう中、女子や老人だけのお祭りでは寂しかろうと祭りに威勢を加えるために街の消防団がはじめたのが喇叭隊の始まりだそうです
今では御柱祭りにはなくてはならない存在になっています






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祭の喧騒とは裏腹に、境内は参拝者もなくひっそりと静まり返っています


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時折吹き荒れる強い風に、山がどーどーとなっています



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諏訪大社は神殿のない原初的な様式を保つ神社
他社と比べてこじんまりとした質素なつくりではありますが、おのずと居住まいを正す厳かさがあります





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いよいよ、運命の建て御柱が始まります


先ほどまでの風もピタリとやみました
これは吉報なのでしょうか
その時はだれもがそう思っていたはずです




運命のと書いたのはこの後事故が起きてしまったからです
全国放送で日本中の人が知ってる事実なのでここに書いています
しかし私が改めて書いているのは何のためなのでしょう。こうして書いている間も自問自答するばかりです
きっと自分のために書いている。そう思うようにします。あの時の景色が胸につかえるとげのようにいつも心に引っかかっています
書くことで忘れることはないでしょうが、書かなければ前に進めない
読んでいただいているみなさんのために書いているのとはきっと違うのだと、自分の身勝手から描いているのだと思います



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二時間かけてゆっくり立ち上がってゆく巨大な柱、
まさに見事の一言でした。
青い空にオンべの赤い房の色、揺れる木の葉の間に命や時間やこの世のすべてのものが凝縮し集まり形になってゆく。
ラッパや、木遣りや人々の歓声に割れんばかりの境内なのにとても静かな恭しい光景です。



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見事直立する御柱
奇祭、諏訪の御柱祭り
氏子たちの思いが形になった瞬間です







後記
もし、あんなに大勢乗らなかったら、もし二時間もかけなかったら、もし最初の時間から乗っていなければ、もし御柱の縄足場撤去を建てかたの鳶がやっていたら、もし警察が時間厳守などといわなかったら、もし下にパワーシャベル機が置いていなかったら、もしヘルメットをかぶっていたなら
あんな事故にならずに済んだかもしれません
私は若いころ鳶もやった身です。片付け作業、撤去作業を行うときは細心の注意を払います。撤去作業は建てるときよりも数十倍恐ろしい、それこそ何が起きるかわからないのです。ですから、落ちた時にきっと立て方の職人が落ちたのだと思っていました。それならばただの不注意、業務上伴う仕方のないことかもしれない、そう思うようにしました。しかしまさか、なにも知らない素人に(失礼な言い方かもしれませんが)やらせていたとは夢にも思いませんでした。それを聞いたとき、いくらお祭りでもと怒りがわいたものです。
すべてが終わり、大総代の「99%は今まさに無事に終わりました、あと一パーセント事故のないようにお願いします!ありがとうございました!!」先ほどの万歳三唱でこの祭りは幕を下ろすはずでした。
昼間食べられなかった弁当を食べ終わり境内に踵を介した瞬間、「ドーン」という大きな地響きが起こりました。
『落ちた!!』
瞬時に判断したのは以前経験したことがあるから、あんな音は人が落ちるほかに聞いたことがありません。
御柱をけん引したワイヤーが揺れています。皆が柱を見つめたまま固まっています。女性が涙目で彼のはっぴに顔をうずめています。顔色を変えて駆けつける若者たち。男泣きに泣いている人もいます。
ああ、本当の事なんだ。
同じ村の先輩の足元に落ちてきた、その彼は、『きっと駄目だろう』と青ざめた顔で言っていました。近所でも幸い私の知った人ではなかった。だから、今回掲載した写真に写っていたとしてもわかりません
ついにいたたまれなくなり境内の外に出ました
「飲んできます」
昼間、仲間と一緒にこっそり抜け出して、生ビールを飲んだ大きな広間
夕日の中、今座っているのは私だけ
缶ビールを飲みながら涙が出てきました。最後の最後に御柱を穢してしまった悔しさと、のんきに弁当を食っていた間中、彼は一生懸命柱の上で自分の役割を果たそうとして必死だったことへの申しわけなさと。

最後の写真ありますね
あの時、あの柱の前にかかった境内の木の枝を切り落としました
随分乱暴なことをするなと思ってみてましたが誰かが指示したのでしょう
その木を切ったのが彼だったそうです


















最後の曳航 本宮一之御柱 

2016.05.19 (Thu)
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昨夜のあらしのような雨はすっかり上がって今日は朝から天をつく日本晴れ

いよいよ本宮一之御柱が上社を目指して動き出します





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朝一番の木遣り唄も俄然気合が入ります







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こちらも気合十分の木遣りのお姉さま
わかりますでしょうか?
頭の剃り込にははっきりと『本一』の文字が!



さて、私、裏方のチョイ役ではありますが皆さんに負けないように気合を入れて頑張っていきたいと思います
と、動き出しの準備を整えている矢先、柱の後方が嫌に騒々しい。氏子たちもそちらの方角に駆けていきます。
何やら、これはただ事ではありません。






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つっかけです!
後ろの柱の若い衆が本宮一めがけて突っ込んできます。その数ざっと50人!応戦するは同じく本宮一の柱、精鋭の梃子持ち衆、当然手にはあの長く太い梃子棒を振りかざして!
これはただではすみません!








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つっかけるとは前の柱が動かないことに業を煮やした梃子持ち衆が梃子棒を片手に前の柱に襲いかかること。お互いに長いこん棒で殴りあうのですからどんな悲惨なことになるかはたやすく想像がつきます。
その昔、御柱祭りはけんか祭りと称されました。柱を曳航する間、間断なく酒を飲み続け気合を入れまくる、以前、この突っ掛けで殴り殺された人もいるとかいないとか








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と、よくよく見ればなぜか皆さん満面の笑顔
そうなんです、これ、ただのデモンストレーション。二の柱の氏子さんたちがわざわざ大挙してあいさつに来てくれたのです。
そして、最後は敵味方、入り乱れて勝利の万歳三唱、
今日も楽しい一日になりそうです









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本宮に近づくに従って街道は狭く、綱を引く群衆も逃げる場所がありません


「 ヨイテコショー  ヨイサー 」


神の巨木が人々を押しのけて一歩一歩進んできます








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柱の到来を今か今かと待ち構える氏子たち








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お柱を迎えるために境内で打ち鳴らされる太鼓
祭の盛り上がりも最高潮に達します







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太鼓橋を越え、ついに鳥居の目前までやってまいりました
振り上げられるGOサインの白旗
しかし、この狭い鳥居
どうやって通り抜けるのでしょうか






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一人ひとりの気持ちが一つになる瞬間






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そんな瞬間を私はこのお祭りで何度も見てきました









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大木の間を縫うようにして進む一之御柱
メドデコにつないだ綱を曳く命綱の若者たち。
決して表に出ない目立たない存在ですが、その名の通り、皆の命をあずかるとても大切な役割です







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難所を一つ一つ乗り越えて、そのたびに湧き上がるどよめきと歓声。
歓喜に包まれながら、本宮一之御柱が最後の曳航を続けます









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柱を曳く氏子たちを迎え入れる木遣りの声
いよいよ、お柱の長い旅も終わりに近づいてきました








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境内に姿を現した本宮一の御柱
改めてみても巨大な柱です









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無事、柱を本宮に送り届けた氏子の力

木遣りの声も突撃ラッパも皆の歓声も
言葉に言い表せないくらい誇らしげです









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御柱 里曳き

2016.05.18 (Wed)

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五月三日
御柱山出しから一か月
諏訪の町中を大木が列をなして上社本宮、前宮を目指す里曳きが始まりました







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心なしか木遣りの鳴き声も明るく軽やか

山出しは大木を山から切り出す神様のためのお祭り
里曳きは危険に身をさらして苦労して山から大木を運び出した氏子たちへの神様の贈り物

氏子たちのための華やかなお祭りです






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奉納騎馬の行列が御柱祭りに華を添えます







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かわいいちっちゃなお殿様
その昔、諏訪の殿様もこうして家臣を従えて山を下りる御柱に参詣したのでしょうか








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本宮から大社の神様がお舟に乗って柱を迎えにいらっしゃいました
これが見れるのは上社の本宮一之御柱だけです
実に我々豊田四賀の氏子たちにとっては百年ぶりのことになります







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お舟が出るとは聞いていましたが本当に船に乗って神様が降りてくるとは思っていませんでした





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ここで、ちょっとした神道雑学をば

上の写真で見えるお舟の山づくり衆、白装束の氏子が担いでいるのは榊かな、と思いきや、なんだかちょっと違う。光沢もないし葉っぱは薄くて何とも春らしいさわやかな若木、目を凝らしてもとげとげしていない。いったい何の木の枝だろうと思って神主さんに聞いてみました。
すると、諏訪の地は標高が高くてとても寒いところ、榊のような温帯系の常緑樹は枯れて育たないそうです。その代用としてそよご(諏訪の地ではそよぎ)というモチノキ科の植物を使うとのこと。そよごの他にも、東北やここのような高冷地ではイチイなどもしばしばサカキの代用として神事に使われるそうです。しかし代用とはいっても、そもそも、「榊」という文字は神事でよく使われる木、ということで生まれた当て字、中国から渡ってきた漢字とは成り立ちが違うようです。玉ぐしに使う「榊」は必ずしもいわゆるサカキである必要はないようです。
(仮説妄想:神事に北の寒い地方では育たないサカキを使うということは、「神道」の起源が日本西部、もしくは南方起源の宗教だということの裏付けになるのではないでしょうか)







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御柱祭りで一番の美人さん
この小さい体で天高らかに木遣りをうたい大木を動かす木遣り唄の名手、このチャーミングな笑顔のどこにそんなパワーが隠されているのでしょう
手に持っているのは木遣りの必須アイテム、おんべ、木遣りを鳴くときに空高く振りかざして天まで届けとばかりに声を張り上げうたいあげます。
こうして女の子の写真がたくさん撮れるってことは私少彦名が初めての山出しの緊張感から解放されたってこと。

あ、そうだ、彼女の名前聞くの忘れた。
こういうところが私、すくなひこなの詰めの甘さです。









御柱始まって以来の巨大な大木が諏訪の街を優雅にゆっくりと進んでゆきます



  






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御柱が通るのを今か今かと待ち構える町衆のためにお囃子や太鼓が祭りを盛り上げます。踊りが出て舞が出て、沿道には多くの屋台が立ち並ぶ、諏訪全体のにぎわいがこの日、この場所に一時に集まったようです







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以前、インド映画の撮影に和装で参加いただいた御嬢さん
カメラを向けられたら恥ずかしそうに下を向きました

SAAHASAM in 松本 2015.6.25





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本日の行程は無事終了
木遣り唄と乗り手の掛け声と群衆の合いの手と、大地が盛り上がるような興奮です
長い長い御柱の道のりももうすぐ終わり
いよいよ明日、上社本宮境内にむかって御柱を神様のもとへお届けします






御柱 木遣り









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