スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

少彦名のきのこ図鑑4 コウタケ

2016.11.10 (Thu)
P1018328.jpg


香茸
読んで字のごとくとってもいいにおいがします。
前に紹介したハナイグチと同じ山に輪になってたくさん生えていました。


P1018332.jpg
2016.10.12 赤松、カラマツ混交林


まるで松ぼっくりを踏んづけて平べったくしたような感じ
イガイガしていてとてもおいしそうには見えませんがこれがとびっきりの美味なわけです


P1018325.jpg


裏っかえすとこんな感じ
小さな突起がいっぱい生えてて指でさわさわするといい感じです



P1018318.jpg


中には傘の上のガサガサしたササクレがあまりないものもありました。
ものの本にはチョコレートのようなにおいと書いてあります。私は、醤油のような香ばしいにおいだなと感じました。どちらにしてもとても食欲をそそる香りがします。
そうそう、似たキノコに『けろうじ』というものがありまして、ひとめとても良く似ていますが傘の表面に「ササクレ」がないので容易に区別がつきます。毒はないようですがとっても苦いそうです。



P1018336.jpg



その日のうちに早速食べてみました。
油でよく炒めて醤油をちょちょちょイット
ちょっと苦みがあって、この独特の苦みが日本酒にとってもあって相性はばっちりです。
東北ではマツタケなんかよりも重宝されとっても高値で取引されるそうです。負け惜しみじゃないけど、私もマツタケなんかより段違いに美味しいと思いました。
残念ながらここ、信州では近年食べる人がめっきり減って3分の一以下の値段になってしまったそうです。諏訪近辺もだんだんと酒飲みが少なくなってきたのでしょうか。
たくさんとれたのに仕方ないので全部自分で食べることにします。



P1018459.jpg



どんなキノコもそうなのですが火をしっかりと通しておかないと中毒することがあります。
写真は干した香茸と松茸雑炊ならぬ『香茸雑炊』
干すとさらに香りが強くなって部屋中秋の香りでいっぱい

ごちそうさまでした。




スポンサーサイト

少彦名のきのこ図鑑3 ハナイグチ

2016.10.28 (Fri)
P1018381.jpg


漢字で書くと花猪口
信州ではジコボウと呼んで親しまれています



P1018389.jpg


この辺では一番食べられているキノコ
裏っかえすとこんな感じ
ひだがスポンジのようになっているキノコを総じてイグチと呼びます



P1018392.jpg
ドクベニタケ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

近くにはこんなキノコも生えています


P1018394.jpg
ドクベニタケ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

ドクベニタケ
このきのこが生えているところには必ずと言ってハナイグチが生えてます
もちろんこのドクベニタケは有毒のキノコ、色があれなんでまず食べる人はいないと思いますが

カラマツ林で見つけたらご用心







P1018397.jpg
ハナイグチ 10月15日 カラマツ、赤松混交林
P1018398.jpg
ハナイグチ 10月15日 カラマツ、赤松混交林

ジコボウと呼ばれるキノコにはほかに『ヌメリイグチ』や『チチアワタケ』も含まれるそうです
でもこの辺りでじこぼうとはもっぱらハナイグチのみ。もちろんヌメリイグチもチチアワタケも食べられます。しかし近年ではこの二つのキノコを毒キノコとして紹介している書物もちらほらと、青森ではチチアワタケのことを「はらくだし」と呼ぶそうです。あやしいものは無理して食べなくてもいいですね。でも、去年は鍋にして食べましたけど。
見分け方としては柄が白いか紅いか。ハナイグチは写真のようにオレンジ色、見間違えるようなキノコが少ないのが『ジコボウ』と呼ばれ古くから親しまれている所以かもしれません。



P1018428.jpg


少彦名のきのこ図鑑2 タマゴタケ

2016.10.13 (Thu)
P1018292.jpg



今日は僕の大好きなキノコ
タマゴタケが採れました




P1018293 (2)


森のこぼれ日の中でひときわ目を引く鮮やかなキノコ
まず見間違うことはありません
似ているといえばやはり同じテングタケ科の「ベニテングタケ」ぐらい
こちらのほうは赤い傘の上に白い鱗片がポチポチちりばめられていて、マリオのキノコや白雪姫の七人の小人が暮らす森の中に生えているキノコがそのベニテングタケ。毒キノコなので注意しましょう。

(鱗片が雨などで取れて一目では判別ができない場合があります。そのときは軸の色を確認してください。ベニテングタケは軸が真っ白、タマゴタケは軸の色がきれいなオレンジです)




P1018294 (2)


色は毒々しいですがこのタマゴタケ、実は食用、とってもおいしいキノコです
本来はもっと早い夏の時期にとれるのですが今年は知っての通りの異常気象、古いお墓のすぐ下の松林の斜面、ご先祖様のエキスを吸って真っ赤に育っておりました


さて、実食です





P1018300.jpg


おろぬいたつけ大根の葉っぱと鳥のささ身、干した貝ひもで具沢山のお吸い物です。隣にはネット友達が送ってくれた小江戸ビール、お汁にキノコの赤いお出しがしみだして言葉にできないおいしさです
うまみを表す言葉に「こっくり」というのがありますが私はこのまさに「こっくり」という表現はこのきのこ『たまごたけ』のためにあるのではないかと考えております。この丸みを帯びたころころとしたかわいらしい味わい、山の小さな贈り物として最高の喜びを与えてくれる美しいキノコです。


P1018307.jpg

二日目はさらにタラの白子をたっぷり添えて赤玉ポートワインで乾杯です
なんだか無性に飲みたくなる時があるんですよね
『赤玉ポートワイン』




そして時折
無性に聞きたくなる曲がこれ




Chihuahua - Bow Wow Wow



ミヤンマー生まれのシンデレラガール、ボーカルのアナベラ/Annabella Lwinがクリーニング屋で鼻歌を歌っているときにスカウトされたのは有名な話。プロデュースは『セックスピストルズ』を世に送り出したマルコム・マクラーレン/Malcolm Robert Andrew McLaren、UKパンクの秋元康みたいなやつ、イギリスロック界の嫌われものです。






少彦名のきのこ図鑑1 花びら茸

2015.09.15 (Tue)
aP1013024.jpg
2015.7.8 撮影  Sparassis crispa


水槽の砂を取りに湖に行った帰り廃村の赤松林で見つけました

aaP1013024.jpg

直径60センチ
走る軽トラの窓からでもはっきり見える巨大なきのこ
赤松の根元に生えていました

色は見てのとおり黄色の濃い個体。通常はもっと白いものが多いようです
似た毒キノコがまずないので素人でも判別できます。とは言うものの、自信がない方は絶対口にしてはいけませんよ


P1013078a.jpg

さて、かえってすぐにおいちゃんに見せに行きましたら
変なもの採ってきたな、ということでさもいやな顔をされました。うむ、ほめてもらおうと思っていたのに

花びら茸、このきのこは高血圧に効くなどといわれております
私がこの身を挺して食毒の有無を証明いたしますので、おいちゃん、次は一緒に食べましょうね


P1013079a.jpg

抗癌作用・血糖値降下作用・免疫賦活作用・抗高血圧作用
なんだか花びら茸って夢の万能薬のようですね
少彦名はおいしければそれで良いんですけど♪



P1013088a.jpg

このきのこ、高級食材として珍重されるようです。香りは控えめと物の本には書いていますが採ってきたのは香水のような強い香りがします。宿主の種類で若干食味も違うんですかね。しかしこの香りどこかでかいだことがあるなと、それも頻繁に、などと、毎日口にするたびに思い出してみましたが口にして三日目、ついにその正体がわかりました。なめこ、そう、なめこの香りです
なんだ、なめこなら特に変わった匂いじゃないじゃない?と思われそうですが、それがそれが、あのなめこ独特のぬめりのないところでこの香りを感じると一瞬初めてかぐような強い違和感を感じるんですね。
人間の感覚、食味、臭覚、視覚、結構いい加減なものです。だから面白いんですけどね。

ミニトマトとせろり、きゅうりの酢の物、ミニトマト、サニーレタス、花びら茸のサラダ、花びら茸と旬の野菜のシーフードパスタ。すべて自家製、採りたて新鮮です。
半分だけ持ち帰って、そして一週間、夏の山をさまよいながら出会った大きなきのこはずいぶんと私の生活を楽しませてくれました。
きのこ図鑑第一号、花びら茸、一巻の終わりでした。






Vitas - 7th Element


本来ならきのこ図鑑、花びら茸の巻きはこれにて、というところですがこの唯一無二のきのこを一週間食べ続けながらなぜか思い浮かべたのがこの曲、そしてこの人。
花びら茸にはもしや幻覚症状を引き起こす何かがあるのでしょうか?


Vitas
ヴィタス( Витас; Vitas)、本名:ビタリー・ブラダソビッチ・グラチェフ(Виталий Владасович Грачев)
歌手で作曲家、俳優にファッションデザイナー。新生ロシアの誇るマルチプレーヤー。この才能にこの美貌、それはまるで星の王子様を地で行く今世紀大注目の最終兵器でございます
その楽曲はテクノからロック、バラード、オペラまで、それはまるでソビエト連邦社会主義体制の圧政下で人知れず朽ちていった無数の才能が亡霊のように一気にマグマとなって噴出したようでございます。



訂正 
よくよく調べてみたらウクライナの人でした








back-to-top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。