のこる言葉

2015.11.30 (Mon)
11月最後の日

ザイゴート組曲で締めくくるのはなんだかなと思いながらいろいろ書きたいこともある中で今日も忙しく大根干場を皆楽しげにいそいそと集いつつ北風の吹き付ける畑の真ん中であーでもなくこーでもない喧嘩しいしい今年の畑仕事はこれで終わりかとしばしさみしく遠い夕日を眺める瞳の中のさて写真を撮りに行こう暇もない少彦名は何か書きたい衝動だけでこうしてタイピングする「私」を駆り立てる句読点のない“火垂るの墓”作者の野坂昭如風です。




ということで自分の曲を聴くことがなぜかこの頃多いのです
今年は一曲も作ってないからこれはいかんなと
で、聞いていたらやっぱり言葉って大切だなって思ったんですねだからこの書き出し


話のおしまい / 作詞作曲歌演奏 少彦名


何年前に作った曲なのかな?
明日世界が亡くなるとしたらどんな歌を歌うのだろうと思って書いた曲

みなさんに改めて聞いてもらいたくてこの記事を書いているわけだけどそれだけじゃなんだか気持ち悪い人だから理由を付けないとと思ってひらめいた

「時計だけが時を刻み」

キザな文句て普通に歌謡曲でも何でも聞きますよね
さて、私のきざなセリフ、これって英語で何と表現するんでしょうか?


 
“Tick”



※※※※!! これって時計の音そのものじゃん



少彦名は小さいころから国語が好きだったよ。点数もそこそこ。でも受験勉強という戦争の中でなんで自分がすでにしゃべることができる言葉を、それも点数で評価される、かみっぺら一枚、のためにこんなところに座っていなきゃいけないのかって。
でもね、自分で描いた詩を改めてみてみると日本語って凄いなって思うよ。日本語を改めて誰かに教えてもらうのは大切だねって。言葉はただのコミュニケーション・ツール、でもね、自分の国の言葉を改めて俯瞰してみるとほかの国の言葉にはないとっても素晴らしい美しさがこの記号の中には秘められているって気が付きます。
受験生諸君!自分の国の言葉を改めて学ぶことは「私」自信を作り上げること、それ以外の何物でもないんだから。ほかの国の人たちもきっとそうなのだと思うけど、日本語を話すのは僕たち日本人だけ。僕たち日本人は世界の中で唯一、日本語を話して深く理解することができる特殊能力を獲得した特別な人々なんだから

そんなことを感じながら私少彦名の曲を改めてお聴きください!!
あ、そうそう
次回、「月を見てたら」で作画いただいた黒猫はのん画伯と共作の新たなPV
近日発表予定、まだ見てない私も震えて待ってます!!




どう?こんな自己顕示欲満載なブログって?





話のおしまい / 少彦名


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ザイゴート

2015.11.25 (Wed)

諏訪湖姫お料理コンテストに新たな猛者のご参加をいただきました
ほんというとほぼ強制参加だったんですけどね


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ザイゴート組曲/ZYGOAT - バート・アラカンタラ

少年はなけなしのおこずかいを左手に握りしめ銀色の地下鉄を乗り継いで新宿のとある中古レコード屋に来ていた。まっすぐに地下に続く階段を下りるとだだっぴろい空間に何万枚ものレコード盤を収めた段ボール箱が整然と列をなして連なっている。そのレコード盤を先客たちは器用に箱から引き抜き再び落としながらみな無言でお目当ての一枚を探している。   ・・・タンタンタンタン
彼は意を決して彼らの間を縫いながら段ボールの中の一枚をおぼつかない手つきで引き出してみる。それはまるで何か秘密の儀式に参加するかのように
町の小さなレコード店しか知らない彼にとってそこは未知の深遠な空間だ。AからZまで、向こうがかすむほど連なる箱の中に彼のまだ見ぬ数限りない宇宙が眠っている。少年にとってジャケットに書かれた横文字のタイトルはまるで何かの呪文のようだった。彼は恐る恐る、しかし誇らしくもあり、一枚一枚、一言一句見逃さないように無言でジャケットの文字を追ってゆく。    ・・・・タンタンタンタン


今夜は私が中古レコード店で初めて買った、もしかすると私の人生を決定付けた一枚をご紹介いたします


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音楽といえばビートルズとブルースぐらいしか知らない少年だった私に新しい扉を開いてくれた作品。時代は80年代、私の中では革命の火種はすでに芽生えていて、ピストルズはもちろん、ブライアン・イーノ、ペンギンカフェオーケストラ、キャバレーボルテール、ミヒャエルローテルなどの当時、一風変わった音楽等も聞きかじるようになっていましたが、未だ、自分の本当に求める音楽、本当に好きな音の見定めができず、若さからか、音楽に過大な意味を求めようとする性分がゆえに、何か神秘的なもの、重厚なもの、人生にとって特別なものを日々さまよいながら探していたように思います。
私が当時新しい音楽に接する機会はある一人の友人からもらった一つのカセットテープと古いFMラジオのみ。そこから流れる未知の音楽は私をいたく混乱させました。混乱は混乱を呼び毎日がその泡立つ泡沫の中から真実を探そうともがいているようでした
そんな中出会ったのがこのレコード、ザイゴート組曲です。
前にも言ったように当時の私は音楽に過大な意味を見つけようとしていました。それはビートルズに出会った時から、ブルースこそが本当の音楽だと信じていた時から、そして新しい世界を求めていたこのとき、プログレという難解で重厚な、存在という意味を体現するにふさわしい音楽として光明を見出しかけていました。確か、この一枚はプログレの棚、もしくはユーロロック・プログレッシブという風に区分けされていたと記憶しています。まったくのジャケ買いでした。おこずかいに余裕のない少年が手を出すにはあまりにも危険な一枚、でもそれだけの衝撃がこのジャケットにはあった気がします。
さて、結論から言いましょう。このレコードを聴いて、その後、私の音楽嗜好はあらゆる方向に向かうことになります。音楽にある一定の価値観を見出そうとする、そんなことすらばかばかしくなるほどこのレコード盤に収められていた音は強烈でした。この一枚を手に入れた当時、毎日擦り切れるほどに私はステレオにかじりついていました。ジャケットの絵の意味するところ、あらゆるディテールが暗示する本当の意味はなんなのか?いつか天から降ってくるように神の啓示が舞い降りてくると信じながら。そして一枚通してそらでなぞれることができるようになったとき、ついにその天啓が私に訪れたのです、
それは


「音楽に音楽以外の意味を見出そうとすることほど馬鹿馬鹿しいことはない」


すべての事象にいかに接するか?世界の見方が変わる瞬間でした。
それはモノ本来には値札のないのと同じ、中古レコードに定価がないのと同じ、そう、商品の価格に決まりはない、値切っていいのです
この楽曲を作曲した作者としては何か彼にとって重大な伝えるべき意味があったのかもしれません。止むに止まれぬ理由があっての作品だったのかもしれません。見れば見るほど意味深なこのジャケットの中には重要な謎が潜んでいることでしょう。しかし、私に伝わってきたこの楽曲の凄まじい力はそういった観念的なものでは全くなく、彼の卓越した演奏力、綿密なまでの構成力、鬼神のようなアドリブとそして情念、ジャケットの美しさも頭でっかちなコンセプトも押し寄せる音の力が軽く凌駕してしまっているんです。と同時に今まで私が信じてきた既存の音楽像、このアルバム一枚の中に凝縮された、と同時に逃げ場を失った行き詰まりの世界。この時代、もうすでにパンクムーブメントは次の次元に移りつつありました。が、遅れてきた少年はついに時代に追いつくことができたのです。以後、彼は自分の価値観を打ち壊すことに新たな活路を見出すことになります。

Zygoat(1974) - Burt Alcantara
BURT ALCANTARA ZYGOAT ELECTROPHON
Zygoat(ZYGOTE+GOAT?)ポーランド語で受精卵?Burt Alcantara / バート・アラカンタラ アメリカ人のようです。演奏も彼なのでしょうか?Burt ALCANTARA、ZYGOAT、ELECTROPHON、情報はこれだけ、その他はまったくわかりません。全編、シーケンサーをほとんど使わない手弾きシンセサイザーの怒涛の演奏です。私はもともとシンセサイザーなどの電子楽器は嫌いな類のものでしたがこの怒涛の音の洪水はそんなちっぽけなこだわりなど簡単に吹き飛ばしてしまいます。
もしかするとこのアルバムのクレジットがまったく没説明で不明なこと、それが私に意味を探す不毛な旅を断念させる一つの原因だったのかもしれません。自由の翼を与えられた一人の少年は自らを包んでいた受精卵(Zygote)の固い殻を突き破り自らの力で飛び立っていったのでした。





このアルバムは未だCD化もされていません。海外のサイトを見るとバート・アラカンタラの名がフュージョンのLP盤の中に見られます。同一人物でしょうか。これだけの名盤がまったく情報を残さず歴史の中に消えて行ってしまう。願わくばこの記事を読んでくださった人の記憶の中に名もない音楽家の血と汗の鼓動が深く刻まれんことを

た・ま・ね・ぎ

2015.11.20 (Fri)
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夜明け前に雨が降ったようだ

起きたらすぐに畑に出て午前中にやっつけよう・・・・
6時に起きてみたら地面には水たまり
今日は一日お休み
夕焼けがきれいなのでほろ酔い気分で畑に出た




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当然誰もいない
やぶの中から小鳥たちがあわてて飛び立つ
玉ねぎを植え終わったのはついに三日前
他の仕事の合間に少しずつ
遅いけど暖かだから何とかなるかな
来年は美味しいカレーになります
今年は苗から作って積もり積もった5千本、小さいのもあれば大きすぎるのもあり
長年やっている玉ねぎ農家さんが見たら激怒するだろう、こんないい加減な畑

でも、美味しいよ。春に採れたたまねぎ、小さいけれど生で丸かじり、甘くてみずみずしくて





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温かな風が吹いて雲の合間から青空がのぞく




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今日は空をきりとってみます





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た・ま・ね・ぎ
剥いても剥いてもいつもたまねぎ
毎日同じことを言って、同じことを考えて、同じことをしてる
空が毎日青いように


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それでも
毎日同じでも毎日初めて見るように






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空が特別きれいに見えるのはビール三本飲んだから
もう日が暮れる






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T Rex - 20th Century Boy





今夜は僕の大好きなマーク・ボランです。日本でも映画の挿入歌で有名になりました。ただただかっこいいです。御託など並べずに聞いていたいです

29歳で亡くなりました。彼女の車で自爆、薬でいかれてたんでしょうね。よく、スターが早世すると「彼は若くして死んだことで救われたんだ」みたいなことを書く人がいます
人間死んだらいけません。
今日の青い空を畑で一人眺めていたらそんな風に思いました。そしたら Telegram Sam を口ずさんでいたんですね。だから今夜は彼の歌。彼が生きていたらまた新しいことをやらかしてたと思いますよ。
たかがロック、されどロック、な人です


マーク・ボラン / Marc Bolan ( 30 September 1947 – 16 September 1977)
イギリスのミュージシャン、1968年にパーカッションのスティーヴ・トゥック / Steve Peregrin Took(1949年7月28日 - 1980年10月27日)とティラノザウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)でデビュー。アシッドフォーク(薬漬けフォーク)なる実験的な難解音楽を二人して展開していました。のちに生ギターを電気ギターに持ち替えて新生T・Rexとして見事スターダムにのし上がるのですがその変わり身たるやまったく見事なもので今までどっぷりはまっていた哲学難解なヒッピースタイルをバッサリと切り捨てキンキラキンのラメ入り軽薄衣装に身を包みグラムロックの頂に一気に駆け上がるのです。
ブギーの帝王と呼ばれる彼ですがその楽曲はとてもシンプル、でも、私が思うに彼の単純でキャッチーなメロディーがふと心に刺さるのは彼が一度ティラノザウルス・レックスという音楽を経験し、360度一回りしてたどり着いた超POPメロディーだからなんですね。ただただ、脳天気にかっこいい音楽を目指してる輩とははじけ方が一味も二味も違います。しかし後付屁理屈はいくらでも並べられますから、ここはやっぱり聞くのが一番、この辺は説明できない一つの魔法とでもひと先ず言っておきましょう

さて、お聴きいただきましょう。T・RexとTyrannosaurus Rexをサンドイッチで
今日はビールと生大根片手に魔法全開でお届け
音楽、それはマジックそのものです。



T. Rex  - Solid Gold Easy Action


Tyrannosaurus Rex - She Was Born To Be My Unicorn


T. Rex - Metal Guru


T. Rex - Dreamy Lady









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エントリーいただきました♪

2015.11.19 (Thu)
第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015 
絶賛参加者募集中!

詳しくはこちらまで
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ただ今二名のエントリーをいただいております。
さっそくブログにご紹介いただきました。
しかしながら諏訪湖姫はなかなかのじゃじゃ馬、ご両人とも手なずけるのに四苦八苦しているもようです。
ここはどうか一つ、皆さんにもそれぞれ応援に駆け付けて声援のコメントをかけてあげてください!



薫さんちのビーフシチュー 様
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ベジタリアンインド料理教室マクロビオティック大阪 様
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では、お二方ともにまずは楽しんで、美味しいお料理を作ってください。
期待してます!!



諏訪湖姫漬込み

2015.11.16 (Mon)
第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015 
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11月15日
おかげさまで無事に集落全部の大根を収穫することができました






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今年は大事な時期に雨が少なく成長初期の低温のため大根の出来にはかなり心配しましたがふたを開けてみれば各戸なかなかいい出来栄えで皆喜んでいます
今年も漬け込み二万本越え







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一昔前は5万本の大根を沢庵にして売っていたそうです
生のダイコンと合わせれば優に10万は超える数

加工場に集められた大根はこんな風に井桁に組んで1週間天日で干しあげます
今年は暖かく雨も多かったので乾くのに10日ほどかかりました







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漬け込みと同時に第二回目の収穫、洗いです
洗うのは今年も登場、諏訪のゴルゴ13、今日は天気も良く暖かでやる気満々のようです






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昔はこの何万本もの大根を手で洗ってたんですからそれはそれは気が遠くなります

休憩時間には村の老人から、牛を飼ってた時の話や自家製のみその話、自分で作った醤油がいかにおいしかったか、お菓子の代わりに食べた木の実や藁ぶき屋根に火がついて大変だったことやら
昔話をする村の衆は今も昔ものんびりしています







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これから4か月、寒い冬の間、小さな白い大根は小糠のベットで静かに眠ります
お披露目は三月、ふきのとうがようやく雪ノ下から顔をのぞかせるころ








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あと一週間したら二度目の漬けこみ
それが終われば畑の仕事も全部おしまい







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長く厳しい冬がもうそこまで来ています







Chris Bell - I Am the Cosmos



クリス・ベル / Christopher Branford "Chris" Bell (January 12, 1951 – December 27, 1978)
70年代に活動したアメリカのミュージシャン、ギタリスト、シンガーソングライター。71年結成のバンド、ビックスターのメンバー。一定の評価は受けたものの商業的には全く成功せず自らもうつ病、ドラッグにおぼれることに。74年にバンドは解散、その後ソロとして活動、再起を夢見るがその夢に届かぬまま交通事故で亡くなってしまった。享年27歳、注目を集めるようになったのは彼の死後10年がたったのちだった。



Big Star - O My Soul



Big Star Original members
Alex Chilton
Jody Stephens
Andy Hummel
Chris Bell



Alex Chilton - The EMI Song



アレックス・チルトン William Alexander "Alex" Chilton (December 28, 1950 – March 17, 2010)
アメリカのミュージシャン、ギタリスト、シンガーソングライター。若干16歳の時、The BOX TOPSでデビュー。解散後、クリス・ベル他、地元メンフィスの仲間たちとBig Starを結成。当時はほぼ無名のバンドだったが80年代に入って、R.E.M.などの後進ミュージシャンからの発信もあり再評価される。クリス・ベルと並んで元祖パワーポップの一人。残念ながら2010年、ライブの直前に心臓発作で亡くなっています





食卓の主役には決してなれないけれどあるとないとでは大違いな沢庵漬けのよう。今夜は目立たないながらも噛めば噛むほど味が出る二人のミュージシャンをお届けしました
改めて彼らの曲を聞き直してあわせてパワーポップなるあいまいなカテゴリーを考えてみたときにそれは地味ではあるけれどロックという文化が生まれてからこのかた、年代を超えて普遍的に変わらないスタイル、ギター片手に皆が通ってきたあの時代、虫の声もやんだ秋の夜長をそんな風に一人思いをはせる次第です
紅葉も散り始め、冬が足音を立てて近づくこの季節、人の心はいつも立ち止まってしまうものです












The Box Tops - The Letter


このままだとしんみりなのでアレックス・チルトンのデビュー曲、The BOX TOPSで大ヒットの「あの娘のレター」をお送りいたします。

うーん、やっぱりちょっとさみしい感じ






第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015

2015.11.12 (Thu)
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収穫の終わった大根畑
たくあん漬けへ、上野大根の天日干し始まる / 朝日新聞




枯葉舞う恋人たちの街かど、皆の者、健やかにお過ごしかな?
常世神少彦名じゃ。
残すところあとひと月半。月日の流れるのも早いものよのう、星の瞬く間にひととせがあっという間に過ぎ去ろうとしておる。わしか?わしは今日も大根畑で一人、大根を抜く毎日じゃ。

風邪などひいておらんかな?何かとせせこましいこの世の中じゃが、皆の元気そうな顔が見れてわしはうれしいぞ.
・・・・おう、おう、そうであった、突然の登場、皆にはびっくりされたようじゃな。ここにこうしてわしが降臨するのは初めてじゃったのう。
改めてのご挨拶、わしが、常世の国を取り仕切る常世国少彦名じゃ。いつもは、代筆の現世少彦名にすべて任せておるが、今日はわし直々にたっての願い、こうして遠路はるばる参ったというところじゃ。しからば、さてさて、皆様の前にこうして現れたのはほかでもない、わしもたまにはさみしいときがあるからのう。恥ずかしながらこのわし、実はこうして現れたのは、皆に少しばかり遊んでほしかったからなんじゃ。

冬も近づくこの季節、上野の村も、大根抜きがひと段落つき、ま白な雪が来たならばもうそろそろわしも眠りにつくころあい、ここはひとつ皆の楽しげな宴の振る舞いでこのわしにいい夢を見せてくださらんか。


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♪第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015♪




収穫のおしまい、年の瀬の今宵は誰が何と言おうと、上野のおいちゃんに叱られようとも、強引に開催しちゃうぞ!
この村、常世の国は世に有名な上野大根諏訪湖姫の産地、漬物沢庵で有名な場所じゃ。しかしながら、まだまだそこは一地方の名産に過ぎず、この大根、生産者の高齢化もあってその生産量は下降の一途をたどっておる。そのうえ、決定的なのは、固いは辛いは、上野大根は損所そこらの生半可な料理人のかなう相手ではないときた。
そこで諸君!君たちの英知とその食欲でもってこの大根をおいしーく調理してもらいたいのだ。もちろん、大根はこちらで用意させてもらうぞ。それこそ、畑に行けば捨てるほどあるからのう。

では、頼んだぞ。詳細は、わしの口述秘書を担当するすくなひこなからお伝えするぞ。
それでは、わしからのお願いは以上だ。皆の者、寒い日がつづくがくれぐれも体には気を付けるように。


では、いつの日か、またお会いする日まで
チャオ♪




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ご清聴ありがとうございました。
常世神の言葉を現世で代筆しております、すくなひこなでございます。
早速ですが、つきましては、常世の神の仰せのとおり、ここに、第一回諏訪湖姫大根お料理コンテストを開催したいと思います。
なにぶん、娯楽の少ない山間部、その上、大根がすんでしまえばあとはただただ寒い毎日、凍える雪ノ下、春を待つばかりの辛抱の日々。楽しみは自分で作り出さないといけないわけです。今日一日、大根を引き抜きながら、売り物にならない屑大根を眺めながら、「あー。この子たちはきっと誰かに似ている」などとつぶやきながら、この企画を思いついたのでございます。
本来なら捨ててしまうこの辛味大根をあなたの腕で美味しいお料理にしてあげてください。もちろん、優秀作品であっても何の商品も名誉もございませんが、この酔狂にお付き合いいただける御仁を、大々的にご応募させていただきます。



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★応募要項その他★

※ブログ、もしくはそれに相当する一般閲覧可能な媒体をお持ちの方。

※お料理が上手な方、お料理に自信のある方、興味のある方、もっぱら食べる側の方、馬鹿騒ぎが好きな方、大根が欲しい方・・・要は誰でも

※出荷できない上野大根、大きさが規格に合わない、くぼみなどの傷がついている、形が悪い、を2.5~3㎏程度(13センチ程の小ぶりな大根、10本前後)を無料でお送りいたします。ただし、送料はお客様もちでお願いします。着払いでお送りします。

※配送はクロネコヤマトを予定しております

※締切は一応、11月30日とさせていただきます。万が一多数のご応募があった場合はその限りではありません。

※調理の際の写真、レシピ等、あなた様のブログにて御掲載をお願いいたします。当ブログでも記事のリンク、総評等公開させていただきます。

※おつくりいただいたお料理を残念ながら、いただきにあがるわけにはいきませんが、私、並びに常世神少彦名の独断で責任を持ってグランプリを決定させていただきます。力の入った記事のご掲載、よろしくお願いいたします。

※コンテストとは言いながら、商品等は全くご用意ございません。ご賛同いただける方のみ参加お願いします。


※参加希望の方は、こちらのメールまでお名前、大根お届け住所、お持ちのブログアドレス等ご記入いただきましてエントリーのほどよろしくお願いいたします。

    suwakohimedaikon@gmail.com

※なお、エントリーが全くなかった場合は少彦名、「今日のダイコン料理はなんだろな」をお送りいたしますので、そんなものみたくないわ!と思った方はどしどしご参加ください。




では、楽しいことは自分から、皆様、よろしくお願いいたします。






JJ Cale - "Naturally"





私が少彦名を名乗るのは中学生のころ読んだ「常世の虫」という民俗学の本が思い出されたからです。古代、東北のある地域で起こった、朝廷に刃を向ける反乱の物語。


Greatest Japanese Songs Vol.1

2015.11.07 (Sat)
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改めまして、こんばんは
今夜も酒を片手にまったりと時を過ごす少彦名です
右手に持てるグラスの中には緑色に澄んだ清涼なる液体
今夜、畑で疲れた体をいやしてくれるのは採りたてハーブを焼酎に漬けこんだエメラルド色の自家製フェンネルリキュールでございます

さて、今夜は趣向を変えて音楽のみでの進行とさせていただきます
当ブログ、実は音楽を中心にしたブログだってことをご存じだったでしょうか?
そうなんです、何を隠そう私は音楽紹介がしたいがためにこの場所を作り始めたわけでございます
日に日に深まる秋の静かなる今宵、皆様には「音・風・水/日本の名曲」と題してお送りしたいと思います

しかしながら、ただ漫然と曲を紹介するだけではこの少彦名たるもの、その面目が立ちませぬ
さすれば、わたくしのブログもここ昨今海外の方のご訪問をちらほらといただいているようでございまて
で、あるならば、ここはひとつ、はるばる海を越えてご来訪いただいた方々のためにつたないながら歌詞の英訳を同梱いたしましてお送りさせていただきたいと、そう考える次第であります。

そこで、「日本の名曲 第一弾」あまたある名曲の中から少彦名が選んだ今夜の曲ですが、その前に、ただ単に日本の音楽と申しまして、昨今のはやり歌など改めてここにご紹介いたしましても、たとえば、きゃりーぱみゅぱみゅやAKB48など、今のご時世、日本のポップカルチャーも世界でかなりの注目を集めているところでございまして、海外の方が普通にご存じだったりするようでございます。かといって演歌を日本の代表文化として紹介するのもことさら芸がございません。
かがやける第一回目にふさわしい曲、わたくし少彦名が選んだ今夜の名曲はこちらでございます。

皆様、いかがでございましょうか?きっとおめがねにかなう素晴らしい作品に違いありません!




(書いているうちに、大仰な文章になってしまいました
もし外国の人が訳して読んだとしたらどんな伝わり方するのでしょう?)






さ、日本語のわからない皆様も
Let's sing a song !!








人生が二度あれば   井上陽水
If there is life twice / Yousui Inoue
http://www.dailymotion.com/video/xsw42p_%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%8C%E4%BA%8C%E5%BA%A6%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B0-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E9%99%BD%E6%B0%B4_music

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If there is life twice.


Father is 65 in this February.
The wrinkles of the face increase.
He was hard work and finally was a little better off these days

The teacup of father has a chip in the edge.
He pours tea into it and drinks.
He stares at his face appearing in the teacup.

If there is life twice.
If there is this life twice


Mother is 64 in this September.
She grow old only for children.
Thin hands of mother. She lifts a weight stone placed on pickles .

When I watch such a mother, I do not know whom the life is for.
She brings up a child. Mother take the old for her family.

If there is life twice.
If there is this life twice

Father and mother drinks tea in a *kotatsu.
And they talk about their youth.
They calls the past.
Dreamily
dreamily.....

If there is life twice.
If there is this life twice
If there is this life twice
If there is this life twice
If there is this life.....

                             

Translation by sukunahikona


* Kotatu



4匹目の小犬 / 犬にまつわる不思議な話

2015.11.03 (Tue)
この間、ある人にこの話をしてあげたのね
そうしたら

2015.05.28 (Thu)の記事



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写真はももの去年生まれた子。
飼ってあげたいと思ったけど一人暮らしだから寂しい思いもさせてしまうと思って。
この日が里子に出す最後の日








「4匹目の小犬」


たしかその日は今日のように晴れた気持のいい朝だった。


私はとある都営住宅の一室を訪ねるところ。一番に問い合わせの電話があり、その足でメモした住所を尋ねてきた。
そこは都内の公営アパート、芝生に落ちるこぼれ日を横切り、うす肌色の鉄製のドアをノックするとすぐに扉が開いた。年のころは50過ぎのこぎれいなご婦人、その後ろから何匹かの子犬が勢いよく駆け寄ってくる。

 「あらあら、ダメですよ。ごめんなさいね!せっかくの背広に・・・・・」
 「いいんですよ、私、犬好きですから」

ペットがいる家に招かれた営業マンのいつものやり取り。ご婦人と二人で隣の和室に小犬たちを追いたて、ぴっしゃっとふすまを閉める。
さてと、今日の営業はキマッタも同然だ・・・・

彼女の現状を聞きだして其れに対する解決策を提示する。商談は問題なくすんなりとすすむ。客のほうから電話をかけてきたアポイント、決まらないはずはない

 「では、明日、お見積もりと、あわせてご契約書をお持ちいたしますのでよろしくお願いします。ただ、私のほうが明日予定で埋まっているものですから、私の部下に担当させることにいたしましょう。それでもかまいませんでしょうか」

小一時間ばかりで仕事は片付けて、となりの部屋に閉じ込めていたシー・ズーたちを居間に招き入れた。

 「おや?」

飛び出してきたのは三匹の小犬たち、確か追いやったときには4匹いたはずなのに。

 「あれ・・・・一匹足りないようなんですけど」

隅っこに隠れていないか隣の部屋をきょろきょろと覗き込む

 「あら、本当!やっぱり見えましたか。」


彼女の顔がぱっと華やいだ

 「実は先月、一匹亡くしたばかりで・・・・・」

そういうと、彼女は肩越しに振り返ってテレビの脇の写真を指差した。
そこにはじっとこちらを見つめながら首を傾げる可愛らしい白い小さな犬がうつっていた。

彼女はこのアパートに一人暮らし。三匹の犬たちに囲まれているとはいえ、やはりいとおしい愛犬を亡くした傷は察するに余りある。
写真の子がいなくなってから一ヶ月。
誰もいない部屋で鈴の音を聞いたり、足にじゃれ付いてくるのを感じたり、みんなと楽しそうに遊んでいる姿が見えたり。
色々と不思議なことが日々おきるそうだ。


 「やっぱりいるんですね。本当にここにいるんですね!」

彼女は飛び上がらんばかりに喜んでいた





さて、次の日の午後、部下を例のお宅へ行かせて4時間は経つ。契約は問題なくいただけただろうか?
そのとき携帯がなった。

 「どうだ。うまくいったかい?俺がすべて段取りしたんだから、今度、ビール一杯おごれよ」

 「見ちゃいました」

 「は・・・・」

 「見たでしょ、課長も・・・・4匹いたのに・・・・出てきたら、3匹なんですよ・・・・」

彼には昨日のことは話していなかった。なぜかわからないが、きっと彼も同じものを見るだろうなという確信みたいなものがあったから。

 「何で言ってくれないんですか。そしたら俺、絶対行かなかったのに・・・・・」






後記 2015.11.4
先日、インド映画のロケで東京に向かう車中、撮影で知り合った女性にこの話を聞かせたら「それ、パクリでしょ」と言わんばかりにネット上のどこかのサイトで読んだことがあると言ってました。怖い話ばかり載せたサイトだったと記憶しているそうです。もうすでにどちらかで転載されてある程度広がっているのだと思うと不思議な気分です

このまま怪談の定番になったり都市伝説化したりしたら面白いですね。どこかで出版でもしたらしっかり印税もらおうかしら。念押しですがこれは実話です。発信元が「私」というのは実に愉快なものです



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