農家のお米は何でおいしいの?

2016.11.26 (Sat)
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こんなに降るとは思いませんでした
もともと諏訪は雪が少ないところ、このまま溶けてくれないと何もできません





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『冬は雪が少ないよ』で登場したカマキリお母さん。
長年農家をやってる人に聞いても大根葉に卵産んでるのはまず見たことがないとおっしゃる
カマキリもこの異常気象に惑わされたのか、それとも異常な大雪にもうあきらめてしまったのか




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なんで農家が自分で食べるお米はおいしいのでしょう?
農家さんは売るお米と自分で食べるお米は別々に作ってます。自家用と販売用で作り方が違うのです。そして自家用で作っているお米、これが今まで食べたことないほどにおいしい、東京生まれの私にも一口食べればわかる味の違い、こうして農業やってなかったら一生気が付きませんでした。
で、なんでそんなに味が違うかというと、答えは簡単、それだけお金と手間をかけるからです。
それならスーパーで売ってるおコメも手間とお金をいっぱいかけてもっと高く売ってもいいはずなのに。
農家を始めるまではぼんやりですがそんな風に思っていたきがします。
でも実際はそうはなりません。



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内城菌を敷き詰めた田植え前の田んぼ
水槽をやってるので、細菌の効果で~、バイオの力で~など、怪しいオカルト商品には懐疑的な私でしたがこの土壌改良材は試してみるとやっぱりいいです。病気も防げるしうまくやれば連作もできる。トマトなんかとても甘くなります。



普通にスーパーで流通しているお米は通常、農協を通して販売されています。さて、稲刈りが終わりました。次は精米しなければなりません。
さあ、長野の皆さん、今度の月曜日にコシヒカリの精米をやりますよ。持ってきてくださいね。そこで地域のコメ農家さんは脱穀したコシヒカリの玄米を一斉に農協さんに持ち込むわけです。ハイ。田中さんは今年10俵ですね、鈴木さんは20俵、皆さん頑張ったね、お疲れさまでした。

で、この玄米を一斉に白米にするのですが、10俵収めた田中さん、手元に戻ってきた10俵分のお米はいったい自分の作ったお米なんでしょうか?大きなプラントで一斉に精米されるお米、そうなんです。出来上がった白米はいったいどこのだれが作ったものなのか、自分が一年かけて作ったお米はどこに行ってしまったのか、袋詰めされたときには誰のお米だかわからなくなってしまっているのです。
みなさん、もうお分かりだと思います。結果的に全部混ざって売られてゆくお米、最終的に誰が作ったものかわからなくなってしまうようならわざわざ美味しく手間をかけて作っても仕方がない、量さえ採れればお金にはなるって普通誰だって考えますね。農薬バンバンまいて、肥料をドンドン漉き込んで、そうやってスーパーに並んでいるお米は作られてます。
だから、どこそこ産のブランド米とか、生産者のはっきりしたお米なんかはその限りではありません。それはそれは心を込めて手間暇かけて作っています。しっかり品質管理され、その地域の名前を背負って頑張る農家さんたちも稲作に対してはそれだけ意識も高いことでしょう。でも、その苦労が報われないシステムのなかで作られたものであればそこはひとの子、人情というもの。こんな風なことが起こってしまうのは当然なんです。


私はコメ農家さんではないですからそこはお気楽に好きなようにやってます。ちょっと自分では食べきれないので皆さんにもお分けする次第。


第二回諏訪湖姫大根お料理コンテスト&お米販売
☆ お米販売 (先着5名様限り) ☆
精米30㎏と野菜10キロ程度(大根、かぼちゃ、ジャガイモ)
送料込み 12,000円
で、販売させていただきます。
お送りする袋に関しては二次使用品を使わせていただきますので千葉や新潟などの他地域のブランド名が書いてございます。ご了承ください。
玄米希望のお客様があればご注文の際にお伝えください。
お米ご購入と併せてコンテストご参加いただける方に関しては上野大根を同梱させていただきます。



☆ 諏訪湖姫大根お料理コンテストの応募 ☆
上野大根コンテストご参加に関しては送料はご参加者負担になりますのでご了承ください。
前記事にも書きましたが今回は異常な不作で去年のものより小さなもの、傷の多いものになりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。併せて、今年はなぜか味もそれほど辛くなく、辛めのおろし大根にも使えるものとなっております。これもお天道様のいたずらということでご理解ください。


ご連絡に関しましては下記メールアドレスに連絡可能なメール等ご記入のうえご連絡ください


tokyoryu@gmail.com







上野大根コンテスト、すでに二名様参加です。今年はとても寒いのでこのままいくと大根が凍ってしまう。もしかすると早々に締め切りする可能性があるので我こそはという方はぜひとも早目のご参加をお願いいたします。





Cake-Commissioning a Symphony in C




そう、君はオーストリアの貴族になって
ハ長調の交響曲を依頼するだろう
この世の言葉ではとても表現できないような曲を
君はハ長調の交響曲を依頼するのだろう

農民から搾り取った金で
甥へのプレゼントとして
壮大なハ長調の交響曲を
君はハ長調の交響曲を依頼するのだろう


和訳 /  vabooshca




ケイク(CAKE)
1991年結成のバンド。ブリティッシュものかなと思いきやカルフォルニアはサクラメントのバンドです。
シンプルで、スタイリッシュで、それでいて泥臭さもしっかり残している。最近ではまれにみるグルーブのあるバンドです。メンバーにトランペット吹きが入っていたりするところがメローな曲にもパンチを与えていてイントロ聞いただけで「あ、ケイクかな」ってわかるくらい。大好きなバンドで一時期、起き抜けの時とか元気ないとか掃除するときとか、とにかくはっちゃきになる場面では必ず聞いてました。掃除機の騒音なんかには決して負けないパワフルなエネルギッシュロックです。


和訳はThe Other Side of the Sleeping Heartさんからお借りしました。ありがとうございました。


Cake-I Will Survive






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第二回諏訪湖姫大根お料理コンテスト&お米販売

2016.11.21 (Mon)
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写真は去年参加いただいた♪Rosy Precious Time Blog♪さんのお料理。一片の詩を残してアイスランドの地へ去ってしまわれた・・・





『世界は一家、人類はみな兄弟!』
こんな言葉を聞かなくなってから幾年月、寂しい世の中になったものよのう・・・・常世神少彦名じゃ

 皆の者、この一年元気にしておったかな?「野菜が高くて困っちゃうわ」買い物かごをぶら下げて嘆いているそこのご婦人、ここ、上野の里も、顔には出さぬが今年はまれにみる大変な年じゃったわ。一年通しての天候不順、百姓にとっても寂しい一年と相成ったわけだ。が、諸君!いつまでもメソメソなんぞはしておられぬぞ。一年ぶりのご無沙汰じゃった、今年も元気に上野大根大祭を開催したいと思うぞ!!
とは言ったものの、初見の諸兄諸姉には何のことやらさっぱりということだろうから皆こちらの記事に目を通していただきつつ話を続けたいと思います。



第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト 2015
第一回諏訪湖姫大根お料理コンテスト グランプリアローズ



 さあ!、今年も残すところあとわずか、あの、硬くて辛い伝説の上野大根に立ち向かい、初代王者に輝いた『ベジタリアンインド料理教室マクロビオティック殿』を超える猛者が果たして今回は現れるのでしょうか?去年は私の想像をはるかに超えた料理で読者の方々を楽しませてくれた皆さま、そんな勇者のご参加を今年も胸を高鳴らせて待っておりますぞ!そして例のごとく一等賞になってもグランプリに輝いても何の商品もメリットもなし。え?そもそも味見もしないのにどれが一番おいしいかわかるわけないって?あなた何をおっしゃる、こう見えても私は神様ですぞ。なんにでも姿を変えそなたの台所に忍び込むことなぞいとも簡単。夕食のつまみ食いなんてお茶の子さいさいなのだ。だが決して見つけたからってキンチョールや新聞丸めてはたくなど恐ろしいことはしてくださらんな。「世界は一家!人類みな兄弟!」なのだ。
さて、あとは皆様からの応募を待つばかりなのだが、最後に、ここで諸君には重大発表なのだ。前回は送料はお客様負担ということでお願いしてあったのだが今回は若干違うぞ大チャンス!!
なな、なんと

『少彦名が手塩にかけて作った有機栽培のお米30㎏と季節のお野菜10㎏相当』

をお買い上げいただいた方には、なんと送料無料の大盤振る舞いと相成った!!!
どうだ、深夜のテレビショッピングの出血サービスのようでびっくりしたじゃろう。え、またなんだって?米売りたいだけじゃないかって。?ハイ大当たり!季節の野菜は、普通の大根とジャガイモ、かぼちゃ等を考えておるぞ。見てくれの悪いもの、曲がったものにはなってしまうがその辺はご容赦くだされ。
さて、とにもかくにも、私が普段食べているお米を皆さんにも食べていただきたいというのが今回の私の願い。そのために今年一年頑張って作ってきたというものじゃ。もちろん上野大根コンテストのみのご参加も受け付けますぞ。皆様のご連絡を心よりお待ち申し上げております。
それでは細かいことは後述の専属秘書、現世すくなひこなに任せることとして、わしはこの辺でお暇することにしよう。
皆の者、明日から寒くなるこということなので体にはいつにもましてご自愛を、常世の国に栄光あれ!!



 ご清聴ありがとうございます。現世少彦名です。
話が長くなりましたが改めて私のほうから今回の大根コンテスト並びにお米販売の詳細をご説明させていただきます


☆ 諏訪湖姫大根お料理コンテストの応募 ☆
上野大根コンテストご参加に関しては送料はご参加者負担になりますのでご了承ください。
前記事にも書きましたが今回は異常な不作で去年のものより小さなもの、傷の多いものになりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。併せて、今年はなぜか味もそれほど辛くなく、辛めのおろし大根にも使えるものとなっております。これもお天道様のいたずらということでご理解ください。


☆ お米販売 (先着5名様限り) ☆
精米30㎏と野菜10キロ程度(大根、かぼちゃ、ジャガイモ)
送料込み 12,000円
で、販売させていただきます。
お送りする袋に関しては二次使用品を使わせていただきますので千葉や新潟などの他地域のブランド名が書いてございます。ご了承ください。
玄米希望のお客様があればご注文の際にお伝えください。
お米ご購入と併せてコンテストご参加いただける方に関しては上野大根を同梱させていただきます。

ご連絡に関しましては下記メールアドレスに連絡可能なメール等ご記入のうえご連絡ください


tokyoryu@gmail.com

内城菌100パーセント使用の完全有機栽培、無農薬栽培のお米です
今年の秋口の大雨等で私の理想としているものからは若干味が劣りますがそのこともかんがみてこのお値段にさせていただきました。それでも、市販のお米よりはおいしい、ご満足いただけるものとなっております。市販のお米と農家の食べるお米、味の違いには必然的な理由があるのですが今回は割愛させていただき、次回記事で、『農家のお米は何でおいしいの?』で、農家さんの食べるお米がなぜ市販のお米よりおいしいのかを簡単に解説させていただきます。


それでは、ご連絡お待ちしております。




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上野大根 凶作

2016.11.15 (Tue)
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今年は上野大根始まって以来の大凶作
9月の大雨と日照不足で全く大きくなりません
中には全滅という畑もあるくらい
うちの畑も十分の一の収量、それでもまだ採れただけいいほうです
そんな畑でも誰かが片付けなきゃいけないので皆が来ないうちから一人黙々と大根を抜き取っていきます








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友達が三人
インド人と女性一人
半日も大根抜きすればあっちが痛いのこっちが痛いの
今朝も9時にやっと起きだしてきた始末
それでも来てくれるのはとても嬉しいもの
一人で百姓する身にとってはいてもらえるだけで心底嬉しいもの





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今年は何をやっても全部だめ
それでもどんなにしたって助け合って生きていかなければなりません
情けないことですが一人ではたった一年乗り越えることもできない
それはきっとどこの世界でも同じなんでしょう
都会だって会社だって国だって
いろんな人が見えないところで助け合って生きている

そんなにしても今年は何もかもがダメだった一年
まあ、それもこれもあのトランプのせいだな
あいつ、死んじゃえばいいのに






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なので、漬物の注文もすでにいっぱい
多くのお客さんは断らなければいけない状態です
待ってくれていたお客様には本当にごめんなさい。
また来年よろしくお願いいたします



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夜は珍しく鍋にしました
でもなんだか辛くてスパイシーなんです




The Beatles
With A Little Help From My Friends







友達のちょっとの手助けで
きっとうまくやって行ける
ちょっとだけ僕の友達が助けてくれれば
きっとうまくいくよ
みんなのちょっとした助けさえあれば









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少彦名のきのこ図鑑4 コウタケ

2016.11.10 (Thu)
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香茸
読んで字のごとくとってもいいにおいがします。
前に紹介したハナイグチと同じ山に輪になってたくさん生えていました。


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2016.10.12 赤松、カラマツ混交林


まるで松ぼっくりを踏んづけて平べったくしたような感じ
イガイガしていてとてもおいしそうには見えませんがこれがとびっきりの美味なわけです


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裏っかえすとこんな感じ
小さな突起がいっぱい生えてて指でさわさわするといい感じです



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中には傘の上のガサガサしたササクレがあまりないものもありました。
ものの本にはチョコレートのようなにおいと書いてあります。私は、醤油のような香ばしいにおいだなと感じました。どちらにしてもとても食欲をそそる香りがします。
そうそう、似たキノコに『けろうじ』というものがありまして、ひとめとても良く似ていますが傘の表面に「ササクレ」がないので容易に区別がつきます。毒はないようですがとっても苦いそうです。



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その日のうちに早速食べてみました。
油でよく炒めて醤油をちょちょちょイット
ちょっと苦みがあって、この独特の苦みが日本酒にとってもあって相性はばっちりです。
東北ではマツタケなんかよりも重宝されとっても高値で取引されるそうです。負け惜しみじゃないけど、私もマツタケなんかより段違いに美味しいと思いました。
残念ながらここ、信州では近年食べる人がめっきり減って3分の一以下の値段になってしまったそうです。諏訪近辺もだんだんと酒飲みが少なくなってきたのでしょうか。
たくさんとれたのに仕方ないので全部自分で食べることにします。



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どんなキノコもそうなのですが火をしっかりと通しておかないと中毒することがあります。
写真は干した香茸と松茸雑炊ならぬ『香茸雑炊』
干すとさらに香りが強くなって部屋中秋の香りでいっぱい

ごちそうさまでした。




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