諏訪市立湖南小学校後山分校

2018.08.20 (Mon)
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今年中の取り壊しが決定しました。
以前、ブログで紹介した後山分校。また一つ、懐かしい風景が日本から消えてゆきます。






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私の家からは隣村。こちらに引っ越してすぐ、偶然見つけたときの衝撃は今でも忘れられません。

過去記事霧のドライブ』






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丘陵地に建てられた立派な校舎。
分校と言われる割にはとても凝った、一度目にしたら忘れられない不思議なたたずまいがあります。






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裏山の斜面に向けて二階から空中スロープが突き出ています。
何のための廊下でしょう。






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映画やドラマのロケ地にも多数なっているようです。
代表的なものにフジテレビの『ゴーイング マイ ホーム』や映画では『ひぐらしのなく頃に』などがあります。
私はどちらも見たことがありませんが。







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近所の方からは夏のうちに取り壊しと聞いています。
消えてなくなってしまう前に出来るだけ記録にとどめておこうと思います。






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トイレですかね。
煙突は肥溜めのガスを抜くためのもの。臭突と呼ぶのだそうです。





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廃校 廃墟
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図書室だったのでしょうか。『文』の文字が読めます。棚の上には捨て忘れた野球のグローブ。






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木造二階建てなのですが、斜面に建てられているために一見すると3階建てのように見えます。






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体育館。
正面から見て左側面。








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校門の石垣にアケビがなってました。
子供たちがいればきっと取り合いっこになってたでしょうね。










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お盆を過ぎたとたんに急に秋めいてきました。
眩しかった夏の日々は過ぎてゆき、またつらい冬がやってきます。








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Aretha Franklin - (You Make Me Feel Like) A Natural Woman




アレサ・フランクリンが16日に亡くなりました。
偉大な女性ソウル歌手、彼女に代わる人はやはり見当たりません。
過ぎ去ってゆく全てのものを偲んで。






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雨乞い

2018.08.16 (Thu)
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ここ一か月、まともに雨が降っていない。
世間ではゲリラ豪雨と連日方々で騒々しいが、方や、この峠の村は雨雲に嫌われているかのように全く雨が降っていない。
数えてみてもこの一か月、雨が降ったのはたった二日だけ。それもほんの一時の通り雨と、お付き合い程度の霧の雨。
畑にトラクターで入れば二、三分で車も体も真っ赤赤のほこりまみれ。流砂に埋まるように、ついにトラクターは乾いた土に飲み込まれて動かなくなった。



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それでも夕方には雨が降り始めて。まとまった雨はこの夏初めての待望の雨。今まで行ったこともない山林の山道を雨乞いの雨の匂いに誘われて奥へ奥へと分け入って。




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開けた草原に大きな角を広げた雄鹿が悠然とこちらを眺めている。あまりの見事さにこちらも呆然とにらみあう。




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雨のない日が続いているのにこんこんと湧き続ける谷間の湧水。
手で受け取ってのどに流し込むその掌が凍えるほどに冷えて冷たい清流の泉。




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この一か月、一滴も雨を降らせなかったお天道さんはよりにもよって、花火大会の当日に久々の恵みの雨。






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しかし、百姓の私にとっては一年に一度の花火大会よりも大切な、大地に降り注ぐ今夜の雨。ゲリラ豪雨だろうと集中豪雨だろうととにかく気のすむまで雨を降らせてくれ。
そういえば諏訪の花火はいまだかつて見に行ったことがない。大会の日に行かなくとも夏の間、諏訪湖のほとりでは毎日15分間、観光客のために打ち上げ花火があがる。大体いつもは忙しく、花火大会の日程なんて毎年すっかり忘れてしまう。
ところで、夕立とゲリラ豪雨ってどこが違うんだ?テレビ局から流れる言葉は増々下品になってゆく。






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峠の上から眺める花火。
雨露に濡れた夏草にうずくまって一人眺める夏を見送る湖面の花火。














Alice Fredenham   'My Funny Valentine'









アリス・フレドナム
イギリスのジャズボーカリスト。Britain's Got Talent / ブリテンズ・ゴット・タレントで一躍注目を浴びプロデビューの道を開く。デビューアルバムはコアなファン達からの出資で製作開始、2015年には発表される予定でしたが、伸びに伸びて去年の2017年2月にあの懐かしのチェリーレッド・レーベルから発売の運びとなりました。
このアルバム、すべてジャズのスタンダード、カバー曲を集めた一枚になりますが、彼女の謳うマイ・ファニー・ヴァレンタインを聴く為だけでも手に入れる価値あり。子供の時に聞いたヘレン・メリルが歌う“My Funny Valentine”の衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、星の数ほどいる女性ボーカリストの中で、これほど切なく、この名曲を歌い上げる鬼気迫る姿はなかなか見れないのではいかと思います。
彼女のどこか危なっかしいキャラクターを生かすだけのコンセプト、バックを固める優秀なミュージシャンやアレンジャー、技術屋、コンポーザーがそろえばさらにいい作品ができるのではないかな。二枚目に期待。


“My Funny Valentine” を初めて聞いたのはサラボーンでもなくチェット・ベイカーでもなく、ましてやオリジナルのフランク・シナトラでもありません。そのうえ、私の手に入れたヘレン・メリルのミニアルバムは市販されていたものではなく何かオーディオ雑誌の付録でついてきた24bit試験録音の視聴盤。オーディオファンのためにわざわざ来日して収録した貴重なものでした。それ以来、ジャズボーカルといえばヘレン・メリル。彼女のハスキーな歌声は今夜紹介したアリス・フレドナムと通じるものがありますね。ところで、一時期聴きまくっていたその視聴盤、今でも実家を探せばあるのかな。


Alice Fredenham - Hushabye Mountain











たこ八郎

2018.08.05 (Sun)
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ある日、いつもの公園から帰ってくると家の中がすっごく臭かった。
昼間からカーテンを閉めて薄暗いリビングに母親がこっちを向いて鼻をつまみながらソファーのほうを指さして苦笑いしている。
並べられたソファーには見たこともない浮浪者がいびきをかいて眠っていた。

それがたこさんとの初対面だった。

たこ八郎。本名、斎藤清作。元日本フライ級チャンピオン、日本屈指の名コメディアン。父とは同じボクシングの仲間、一つ下の後輩、階級も彼のほうが軽い一つ下のフライ級。
現役の時はよくスパーリングの相手をさせられた。させられたというのもたこさんとやるのが本当に嫌だったそうだ。父のほうが彼より一つ重いバンタム級(当時はスーパーフライ級という階級はありませんでした。1980年新設)。当然試合をすれば圧勝なのだが、たこさん、これがどれだけ打ったって倒れない。打たれても打たれても手をぶらっと下げたままノーガードで頭から突っ込んでくる。しまいには相手が根負けしてみんなリングから逃げだしちゃう。『あしたのジョー』、矢吹丈のモデルになった伝説のボクサー。

たこさんは僕のことを『お坊ちゃん』と呼んでいた。お酒を飲むとすぐに酔っぱらった。というかお酒を飲んでないたこさんを見たことがない。酔うと子供の時の話ばかりした。僕のような子供を相手に楽しそうにお酒を飲んでいた。飲めば故郷が懐かしいとこぼした。終いにはいつも必ず泣き出した。おねしょしたカーキ色の作業ズボンを母親が洗ってた。

「お坊ちゃん、子供のころ、学校帰りに、毎日、麦畑に寝転んで、あの青い空を眺めながら、あれだよ、オナニーをするんだよ。きもちよかったなあー。あの真っ青な空。あの日に帰りたいなぁ。本当にあの青空はきれいだったなぁ。」

そういいながらいつものようにおいおい泣いていた。母親はたこさんがいるときはいつも黙って苦笑い。私は、とっても嬉しそうに話すたこさんが実はとっても寂しそうなんだなって。昼間、父が留守の家でたこさんの相手するのは私。酔っ払いのわけのわからない苦だ話になぜだかいつまでも付き合ってた。父ら友人の間では「迷惑かけて、ありがとう」というのが合言葉のようだった。  

ある日、明日CMの撮影がハワイであるので飛行機に乗らなきゃいけないという日に、家で、前日から飲み続けてべろんべろんに酔っぱらってて。仕事に行きたくないよーっ、て子供のように駄々をこねた。母親がタクシー呼んで無理やりに車に押し込めた。
「空港に行くにはね、こうこうこの電車に乗って、この時間には間に合うようにこうしてああして・・・運転手さん、お願いしますね。」
次の日たこさんから電話がかかってきた。飛行機に乗り遅れたって。山手線で眠りこけてぐるぐる回ってる間に飛行機、飛んでっちゃったって。
こんなこともあった。
カルビーだったかな?ポテトチップか何かのCM撮りでスポンサーの社長に製品の感想を聞かれたら、「おいしいけど、ちょっとしょっぱいね」って。
結局CM降ろされちゃった。

忙しくなって顔を見せなくなっても、よく電話だけはかけてきた。

「たこです。え、っと・・・・清作です。お坊ちゃまでいらっしゃいますか?お母上はいらっしゃいますか。」
「はい代わりました、はい、そうよ。仕事行ってる?ちゃんと食べてる?お酒ばっかり飲んでちゃだめよ。ご飯ちゃんと食べなさいね。」

ー 何の電話だったの?
ー 今何時かって、家に時計がないんだって。 
  
たこさん、他の人の話は駄々をこねて聞かなかったけど母親の言うことだけは素直に聴いていた。  




それから何年かしたある夏の日、たこさんが死んだ。お酒を飲んだまま海に入ってそのまま帰ってこなかった。
その日から直前、ここ半年、一年間はたこさんからかかってくる電話は長電話が多くなっていた。いつも母親は困ったような、深刻な顔で親身になって相談に乗ってあげていた。
電話口でいつも泣いていた。結婚するのがどうしてもいやだって。あるひとにずいぶんと言い寄られて、それこそ家にまで押しかけてくるようで困っているって。確かそのころはほとんど彼女と一緒に暮らしてたみたい。たこさんもその人がとっても面倒見のいい、良い人で好きだって言ってたらしいけど、でも自分には結婚する自信がないんだって。怖いんだって。いつまでも自由でいたいんだって。相手は名前は出さないけど、今でも芸能界で活躍してるあの人。母親はたこさんの話を聴きながらその彼女のことをずいぶん強引な人だと怒ってた。
           あき竹城   自殺
亡くなる一か月前は特に頻繁に電話がかかってきた。毎週、それこそ毎日。そして、あの日、たこさんは戻ってこなかった。私たち家族の間では、口には出さないけど、みんな、たこさんは自分で行っちゃったって思ってる。
たこさんの思い出。いやだなって思ったのは最初の日の、あの酒臭い、お風呂にも入っていない、強烈なあの匂いだけ。
ただただ思い出すのは人のいい笑顔と子供のようなあの泣き顔と。


夏の青空の下、いつものように酔っぱらったまんま、たこさんは自由の海に帰っていっちゃった。






 Somewhere over the Rainbow - IZ
  
 


イズラエル・カマカヴィヴォオレ
Israel Kaʻanoʻi Kamakawiwoʻole 愛称“IZ”ハワイアンの伝説的歌手。38歳の若さで死去。たこさんと一緒で神様に愛された人。
この曲、前にも紹介したけど、たこさんのための選曲となるとどうしてもこの曲しか思いつかない。僕も何かあると彼のアルバムを引っ張り出して聞いている。今も聞きながら涙が出てきて止まらない。

本当は日本ボクシング連盟の話を持ってこようかと思ってたけど、僕のたこさんと同列に書くにはあまりにあの会長は低俗すぎて。
たこ八郎の、斎藤清作さんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

たこさん、ブログになんか書いちゃって、ごめんね。








女医さん

2018.08.04 (Sat)
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この間。ブログにも書いたけど、突然目が見えなくなったじゃない。見えないって書くと衝撃的だけど全部じゃなくって視界の一部がね。

その時見てもらった先生が女性だったのね。諏訪中央病院の若い女の先生。
まだ経験も豊富なわけじゃないけれど一生懸命診察してくれて、分かりやすく説明してくれて。
すっごく安心できたのね。
仕事休んでまで来てよかったなって。

東京医科大の事件/東京医大入試 女子一律減点
患者さんのためにしっかりした能力のあるお医者さんを育てるつもりが全くないんですね。他の大学も多かれ少なかれ同じようなことやってるんだって。私たちは高い能力のある、それに見合う努力を惜しまない、しっかり患者の目線で考えてくれる、女だろうが男だろうが、本当にいいお医者さんにかかりたいの。
こういうふざけた大学は『東京』とか名乗っちゃだめね。
東京の名も汚れるし、第一紛らわしいから。

ついでだけど日本大学もダメ。
学生のころは、『日本大学株式会社』って馬鹿にしてたな。
自主創造だっけ。笑わせるよな。学生たちがかわいそうみたいな報道が多いけれど、いつから大学生って『こども』になったんでしょうか。前にテレビで、あの事件に関するインタビューを当該学生に聞いてたのが流れてた。「興味ないから」「自分には関係ないから」みたいなのがほとんどだった。
「アメフト監督が解雇されましたけど?」
「自分には関係ありません」
これってアメフトの学生の発言ね。事件自体より実はこれが一番びっくりした。
何かあったら自分たちで変えてみろよ。これだけのことが起きてるのに学内で何も起こらない。これって普通に考えて異常だと思います。大学生っていつから『ガキ』になったんだろうか?
日本大学に『日本』の名称を許可した覚えはありません。



Swans - Big Strong Boss







スワンズ
アメリカのポストパンクバンド。一時期こんなのばっかり聞いてた時期がありました。てゆうか、結構長い期間、音楽に本当に目覚めたころはこんなのばっかり大音量で聞いてました。
で、なんで今夜この曲かっていうと、なんか強くなったような気分になるじゃない?
ただの自己顕示、強がりでございます。




Swans - Stay Here












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