ボウフラを育てる

2019.02.14 (Thu)
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去年の夏からボウフラを飼っています。
冬の光熱費節約のために水槽を整理している中で水草だけになってフィルターを停めた流れのない水槽で自然発生したものです。



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これがかわいい我が子。
私の血を吸ってすくすく育っています。なので去年からは血を吸っている蚊をはたき殺すのを我慢しています。

さて、なぜ私がこんな気色の悪いことをしているかというと。







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『グラスゴビー』学名、Gobiopterus chuno。インドを中心にミャンマー、メコン、チャオプラヤ盆地、マレー半島、インドネシアのスマトラ、 バングラデシュ。シンガポールなんかにもいるようです。2㎝くらいの小さい魚。河口周辺の汽水、淡水、沼地などの流れの少ない場所に住んでいます。体はほぼ透明で元気がいいとあめ色に色づきます。光の加減で青やオレンジと、意外と見ていて飽きない美しさを持った魚。小さくて弱弱しいですが汽水のまじりあう、環境が激しく変化する河口域が生息場所なので案外丈夫なのかもしれません。給餌さえ気をかければ飼いやすい魚という印象です。人工飼料に餌付きづらいとのことでしたが慣れてくればメダカの稚魚用のえさなんかも食べてくれるようです。





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しかし、生餌にはやはり敵いません。
小さい癖にかなりの大食漢です。自分と同じくらいの大きさのボウフラを一飲みしてしまいます。ハゼの仲間ですから顔もそれなりに獰猛です。





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蚊は人の血を吸って子供を産み落としましますから、言ってみれば彼らは私のお乳で大きく育った、いわば私の乳飲み子。
そう思うと愛情もひとしおです。





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水槽全景。
30×30×45、背高のキューブ水槽。外掛けフィルター、ニッソウ、『マスターパル』にテトラのスポンジフィルター、『ツインブリラントフィルター』を無理やり引っ付けています。モスも生い茂って調子は相当いいようです。エビも同居していますが水替えは全く行っていません。足し水のみ。それでもビーシュリンプが爆殖しています。









マスターパル改造
強引ですが何とかくっつきます。その際はツインブリラントフィルターのエアー吸入口は何かでふさいでおいてください。







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同居人の『ビーシュリンプ』昼間はなかなか表に出てきてくれません。






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こちらも同居人の『ランシーロン』レッドチェリーシュリンプの改良品種。藍絲竜とかブルーチェリーシュリンプとかブルーベルベットシュリンプとかいろいろ勝手に名前が付けられてます。中にはディープブルーなんて等級までつけて商売しようとしている業者も。私の見た限りでは卵を抱えた成熟した雌ほど暗い深い青色に染まります。子供の中には全く色素のない透明な個体も出てきます。こちらもビーシュリと同じくどんどん増えています。でも、中には運悪くグラスゴビーに食べられているかもしれません。自然界ではきっと底辺にいる彼らもこの水槽の中では食物連鎖のトップに君臨する水景の王者です。






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水槽は14ケースあるうちの10ケースを現在駆動しています。そのうち熱帯魚はこれを含めて三つだけ。あとは金魚とか採ってきた川魚とか。イトヨなんかもいます。全部ヒーターで温める熱帯魚にしてしまうと今の季節、電気代が5万を超えてしまいますので節約のために切り替えていった結果です。落ち着いたらまた大掛かりなメンテナンスで動いていない水槽も復活させようと思ってます。もちろんボウフラ水槽二つは今後も維持の方向で。





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ちんまい魚が大好きで、このほかにもボウフラを食べさせて育てているのに『エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュ』と『フレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ』がいます。こちらもとっても小さいですが餌さえ気を遣えば飼いやすいタイプ。グラスゴビーと一緒で冷凍アカムシなんかもよく食べます。そちらのご紹介はいづれまた。






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何時間でも座ってぼっけっとみていられます。





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Francisco Tárrega - Capricho árabe





『アルハンブラの思い出』で有名な哀愁のギタリスト。たまにはこういうのもいいですよね。アルハンブラ宮殿といえばここの敷地内の水は絶対飲んではいけません。あまりにのどが渇いたので口を漱ぐ程度ならと水道の蛇口でほんの少し口にしたところ、その夜からすさまじい下痢に襲われました。連れの女の子は発熱までしてほぼ重病人。おかげでグラナダでは二週間の長逗留となってしまいました。すっごい冷たい美味しい水なのですがくれぐれも口にはしないように。正露丸でも全く役に立ちませんから。











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