春蝉忘備録 2019

2019.05.23 (Thu)
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2019年5月22日

午前中の日が差して、肌がひりひりと熱くなった一時、少しの時間だけいつもの松林からハルゼミの合唱が聞こえた。
去年より一日遅く、一番早かった2016年から10日遅れでハルゼミが鳴いた。
今年は寒い春で5月になって遅霜が降った。おかげで唐辛子の第一陣は半分以上が枯れてしまい、去年よりも大幅に生育は遅れている。方々で苗が枯れる被害が出ているようで野菜苗も品切れ状態。セミたちも昨日の豪雨でうっかり寝坊するところを起こされたような恰好。

20日にお田植、映画の話が延び延びになってアジェイが各方面に頭を下げている。






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Der Plan - Hey Baby Hop in 日本





前回の記事でドイツのレコードレーベル (当時は西ドイツ)『Ata Tak』に触れたので、今回はAta Takに所属していたバンドを三つばかり紹介。


DAF
Ata Tak レコードの前身、『Warning』レコードがリリースした二枚目、DAFのファーストアルバム『Produkt der Deutsch-Amerikanischen Freundschaft』。DAFはアルバムの表題にもなっている『Deutsch Amerikanische Freundschaft』の略、ドイツとアメリカの友情という意味。当時は クルト・ダールケ / Kurt Dahlke (keyboards),、ロベルト・ゴール / Robert Görl (drums)、ミヒャエル・ケムナー / Michael Kemner (bass) 、 ヴォルフガング・シュペルマンス / Wolfgang Spelman (guitar)ガビ・デルガド / Gabi Delgado(vocals) の5人編成。アルバム制作にの際に作業に対する不満からガビ・デルガドが一時的にグループを離脱して作品自体はヴォーカル抜きのインストールメンタルになった。のちに、DAFはガビとロベルトの二人組となりジャーマン・エレクトリック・ビートの急先鋒として世界に鳴り響くのだが、このデビューアルバムではインダストリアル・ノイズ・ミュージックの色合いが濃い実験的でアバンギャルドな仕上がりになっている。バンドの中核であった クルト・ダールケはこの作品でDAFから離れアタ・タクの立ち上げと、同じくアタ・タクレーベルの中心的バンド、デア・プランを結成してノイエ・ドイチェ・ヴェレ / ドイツの新しい波 運動の中心人物として多くのミュージシャンを世に排出した。

それでは二人組になったDAFの曲も併せてどうぞ。踊ってるのがガビ、黙ってたたずんでいるのがロベルト君です。ちなみにロベルト君は仏教徒だそうです。




Produkt der Deutsch-Amerikanischen Freundschaft



DAF - Liebe auf den Ersten Blick








Der Plan
デア・プラン。モリッツ・ライヒェルト / Moritz Reichelt (AKA "Moritz R")、フランク・フェンスターマ / Frank Fenstermacher、前出のクルト・ダールケ / Kurt Dahlkeの三人組。アタ・タク・レーベルは彼らのプライベートレーベルとして出発したもの。ユーモアと諧謔にとんだ明るい曲調が特徴。ライブでのパフォーマンスは単なるコンサートではなく演劇的要素を取り入れた気合の入った素晴らしいものだった。紹介する二曲は日本公演の『着ぐるみパフォーマンス』で披露されたもの。日本公演のサントラ盤に収録されているドイツ・ニューウエーブの名曲。





Der Plan - Space Bob




Der Plan - Gummitwist









Holger Hiller
ホルガー・ヒラー、ドイツのミュージシャン、プロデューサー。現在では至極当たり前になったサンプリングの手法をヨーロッパで初めて手掛けたシーケンス音楽の先駆者。実験的な音楽の中にもポップで軽快なわかりやすい作風が特徴。映像も含めて当時の音楽シーンを意欲的に牽引したミュージシャンの一人。現在は英語教師をしているそうです。



Holger Hiller - Johnny du Lump






いかがだったでしょうか?ちょっと古い映像が続きましたが今聞いてもなかなか斬新で新鮮な作品なのではないでしょうか。
当時、メジャー、マイナー問わず、多種多様な音楽が無秩序と言えるくらいに日々世に送り出されていました。まるで、生物の進化が劇的に発展したカンブリア爆発のように、音楽シーンの有様は日々変化していました。そんな中にあって『Ata・Tak』 レーベルは他に見ないそのポップで親しみやすい音楽性で確固とした地位を築きました。そんな彼らの音楽性の雰囲気を感じていただくために、ダメ押しのディア・プランからもう一曲。映像の中には原宿での日本公演の模様も盛り込まれています。ベルリンの壁が崩壊してドイツが再統一される6年前の雰囲気も併せて、どうぞ。






Der Plan - Alte Pizza










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腐敗のルツボ [ ホルガー・ヒラー ]


ATA TAK ザ・コレクション・ボックス2 [ (V.A.) ]




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令和の唐辛子

2019.05.01 (Wed)
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令和元年。おめでたい初日はあいにくの雨でした。
でも、却って良かったんじゃないかな。陛下の御即位を家族みんなで見れたんじゃないかな。
そんな雨のゴールデンウイーク。かくいう私は雨に濡れながら泥だらけになって唐辛子の苗を植えました。





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10連休のゴールデンウイークで休まず働きづめなのは私と陛下くらいなもんじゃないかな。峠を走るバイクの連中に次々とごぼう抜きにされる真っ赤なトラクター。ごとごとのろのろと走っている私は、何故か不思議と労働にいそしんでいることへのおかしな優越感に浸りきって、顔についた泥んこをぬぐいもせづ、まだ冷たい春の風に目を細めています。
ところで、『令和』って、ちょっと冷たい響きで嫌だなと思った。レイって、霊とか冷とか、ゼロ戦の零とか、命令もそうだけどちょっと冷たくって胸に刺さるような気がする。少しでも好きになろうと思っていろいろ考えたら『令和天皇』って読んでみたらなんだかすっきりした。クールでかっこよくって聡明な感じがしていい感じ。
陛下の言葉の中に、これはいつもの事なんだけど『戦争のない平和な世界』と必ず述べられる部分があるけど、今まで昭和天皇も、平成天皇も同じように私たちにおっしゃっていたのとは今回は随分と感じ方が違っていて、きっと彼が私たちと同じ『戦争を知らない世代』だからこそ、その言葉はより深く私たちの心の奥に響いてくる。今までの天皇陛下は私たちが生まれるずっと前からいたような、平成天皇も戦前の生まれだし、遠い歴史上の人みたいに思えたけれど、彼は私たちと同じ戦後の世代、戦争が終わってから生まれた平和な日本しか知らない私たちとおんなじ日本人だから、彼の言葉はより一層リアルに親近感をもって私たちの心に響いてくる。
陛下が言ってるんだ。戦争はいけないことなんだなって。




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インドの唐辛子。
苗づくりはプランターに種をばら撒いて。こんなにいい加減なつくり方をする農家はほかにいないと思います。でも、このやり方が一番効率的で理にかなってる。
唐辛子は気温が20度以上にならないと絶対に発芽しません。セオリー通りに苗を起こそうとするとかなりの設備と資金が必要。ハウスなり暖房設備なり。労力だって一人でできる範囲じゃありません。でも、実は唐辛子は芽さえ出てしまえばあとは簡単。遅霜と根付くまでの水切れさえ気を付ければあとはどんどん大きくなります。私は家庭用の温室に暖房器具を入れて発芽させています。




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植え付けもこんなに小さいうちから。
プランターに密生したまま大きく育ててもモヤシみたいになって植え付けた後に倒れてマルチに張り付いてしまったりいろいろと障害が出てしまうので。
植えた直後は枯れたようにしなびてしまうのですが唐辛子はとっても丈夫。水を与え続ければ二三日で立ち上がってきます。今日のような雨の日は移植には絶好の日、移植するには雨降りの前日がベストです。




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見たこともない作物ばかり。
インド人指定のインドの野菜たち。





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メティ
別名フェヌグリーク。インドやアフリカ、中東で栽培されるハーブ、香辛料。
この間の雪に耐えて枯れなかったところを見ると寒さにも強いみたい。もう少し大きくなったら間引きします。





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今年の冬は暖かかったせいでニンニクもいつになく青々と大きいです。
さて、売り先を考えなくては。





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先月村で設置したソーラパネル式LSD街灯。街道沿いに10基ほど建てました。
売電事業で潤う過疎の村に、はたして明るい未来はあるのか。





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ROUGEさんにいただいたバラが元気に芽を出しました。これから咲く花もきっととてもきれいなのでしょう。真っ赤な赤いバラはもちろん好きですが、私は草木の芽吹く様子がわくわくして一番好きです。






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60㎝水槽の『エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュ』  Pygmysunfish は私のブログIDです。
手前が雄、水草の陰にいるのが雌。ちなみにこの水槽の水草のほとんどは近くで採ってきた日本に自生してる草。センニンモやヘアーグラス(マツバイ)、ルドビジア・オバリス(ミズユキノシタ)などが見えます。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは学名をElassoma evergladei といい、北アメリカに住む3センチの小さな魚、スズキやヨウジウオに近い仲間だそうです。水質にもうるさくなく、温帯魚なので極端に寒い地域でなければヒーターの必要もありません。ただ、餌だけは生餌以外ほとんど食べませんので冷凍アカムシやブラインシュリンプを用意しましょう。当方では、飼育中のボウフラを主に与えています。

『ボウフラを育てる』

この水槽にはほかにフレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ、レッドチェリーシュリンプ、そして3センチにしかならない極小のザリガニ、テキサス・ドワーフクレイフィッシュが水草の森の中に住んでいます。私はこういった小さい種類の魚が大好きで、どれも縄張りを主張する好戦的な奴らですが、ちんまいのが体を震わせて一生懸命威嚇しながらも仲良く暮らしているのを見るとなんだかとてもほっとします。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは状態が良ければ繁殖を簡単に狙える魚。この小さい命が水槽に茂った森の中で永遠に命をつないでいってくれたらいいなと願っています。




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即位した陛下に真っ先にやってもらいたいこと。
陛下とお魚と一緒にしちゃいけませんが、お子さんを一人でも二人でも多くつくっていただきたい。
これから日本は本格的な少子化時代に突入してゆきます。陛下が先陣切って真っ先に家族を増やしていただければもしかすると令和ベビーブームが到来するかもしれません。皇族が増えて税金を使うなんざ、そんなことは喜んで。とにかくこの日本を元気にしていただきたいです。









遠藤ミチロウ
/ お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました




今日のブログはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。令和元旦だからブログ『音・風・水』の三つのテーマ、音楽、収穫、熱帯魚、ついでの時々インド人でまとめてみました。陛下のおめでたい日には適当でない非常に場違いな選曲になりますがそれでもいいでしょう。彼の死は私にとってはどうしても避けて通ることはできません。先月の25日に亡くなりました。ドキュメンタリー映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』を見ようと思っていた矢先逝ってしまった。和光大学の粉川ゼミ、ゲリラライブには笑ったな。当時は内向的な暗い曲が好きだったから、ジョイ・ディビジョンとかそんなやつね。かっこつけて斜に構えて、そんな僕らは『スターリン』のようなダイレクトな表現者は自分にも危害が及ぶようで遠くから眺めながらそれでいてどこか馬鹿にしたようにせせら笑ってたかもしれない。暗黒大陸じゃがたらとよくつるんでたけど、下北沢の大先輩方は皆彼らと知り合いで、青二才で引っ込み思案の私にはとてもとても恐れ多くって近づくことさえできなかった。
もっと、素直に楽しんでいれば良かったなぁ。いろんなことを、怖がらずに。
遠藤ミチロウさんは体を張って時代を元気にしていた偉大な人の一人でした。










蛙の行列

2019.04.25 (Thu)
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雨の降る夜中に山の中の湧き水を取りに行った。
雨に濡れる森の山道を大小さまざまな蛙が行列を作っている。
ヘッドライトに照らされて小さく跳ねる彼らを恐る恐るよけながらゆっくりと車は山の奥へ奥へと分け入ってゆく。




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ということで、この際この辺の山にはどんな蛙が生活しているのか、とっ捕まえて研究です。




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ナガレヒキガエル
体色が緑色なのとこの辺には溜池や水田がなく流れのある渓流で繁殖していると思われるのでナガレヒキガエルとしました。
どうでしょう?インスタ映えしているでしょうか?






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アマガエル
冬眠していた割にはでっぷりと太った大きな個体。
おなかにたくさん子供を抱えてるんですね。ということでお母さん。




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モリアオガエルに恋をしたヤマアカガエル。
どちらも山の中にしかいない珍しい種類の貴重なツーショット。
モリアオガエルは目の虹彩の色がだいだい色でシュレーケルアオガエルは虹彩の色が明るい黄色。この個体は斑紋のない青緑一色の綺麗な個体でした。ヤマアカガエル君、一生懸命抱き着いているけど大きさからするとこの子は男の子だと思うのですが。





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ヤマアカガエルの雌。
顎から腹の斑紋でヤマアカガエルと判断しました。ただ、水槽に放したときに体の皮膚がぶよぶよにふやけたようになる個体もいたのでもしかすると前出のカエルも含めてタゴガエルやナガレタゴガエルの可能性もあります。
これを機会に少し勉強したいと思います。




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あまり跳んだりしないところも赤ガエルらしくない気もしますがただ単におなかに卵を抱えているからかもしれません。ナガレタゴガエルは渓流に卵を産む森の中に住む蛙です。





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ニホンアカガエルとヤマアカガエルの見分け方は背中の二本の筋がまっすぐか曲がっているところ。
写真のようにヤマアカガエルは目の後ろの部分が外に三角に曲がっています。おなかの部分が黄緑色に発色した個体でした。





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蛙が苦手な人にはショッキングな映像が続きましたが、好き嫌いを克服するにはまず相手をよく知ること。苦手な相手がもしいたなら、相手のことをよく見てよく観察すること。よくよく観察すれば今まで見つけられなかったいいところも発見できるかもしれません。
相手のことが理解できれば、目は真ん丸で口が大きくて、噛みつくこともないんだからきっとそんなに怖がることもなくなります。







Rupert and the Frog Song
/ Featuring Paul McCartney's 'We All Stand Together






ポール・マッカートニーと奥さんのリンダ・マッカートニー、1984年プロデュースの短編アニメーション。ルパートベア / RUPERT、Bill、 Boy Frog の三役でポール・マッカートニー自身も出演しています。










ブログ開設6年

2019.04.01 (Mon)
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4月1日、エイプリルフール。
どうせ長続きしないだろうと思って、6年前のエイプリルフールに始めたこのブログ。今日でまる6年が経過しました。
早かったようで長かったようで、振り返ってみるといろんなことがありました。







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三日坊主で始めたブログですが長続きしそうな予感はありました。
『音・風・水』この表題を思いついた時に、あ、これは続けられそうだと感じてました。
題名を考えるときに気を付けたのは先ずシンプルなこと。わかりやすい日本語で、覚えやすいこと。あと、テーマを絞り過ぎないこと。






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ブログを書くにあたって一つ決めたルールは「ルール―を作らない」こと。テーマやスタイルを決めてしまうとどこかで行き詰ってしまうかと思って制約はなるべく排除しようと、そう決めて書いていたら結果、現在のスタイルになりました。ただ、漠然と書き続けるというのもなかなかむづかしいので、音=音楽、風=収穫、水=熱帯魚と、柱を三本立てて、そのうえで時々インド人と、逃げ道を作っておいたというところです。主題をかなり絞り込んで長年にわたって書き続けている強者ブロガーの方もたくさんいらっしゃいますが私には一点にかける情熱を長年維持する自信がない。議論でも部下の指導でもそうなんですが、必ず逃げ道を作っておかないと最後は追い込んでしまってどうにもならなくなります。







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能書きついでに、アドバイスじゃないですが参考になれば。ブログのデザインにはかなり気を使いました。といっても使っているテンプレートは借りものなんですが。レイアウトはシンプルで見やすいもの。写真を中心に紙芝居のように書いていけたらと思っていたので写真の大きさをしっかりとれるものを選びました。あと、これ、意外と重要なんですが、背景になるシートの色。私は写真が映えるようにと暗色系を選んだわけですが、ここでひとつ気をつけなければいけないのがバックに『黒』を選ばないということ。真っ黒の背景は個人的には避けた方がいいと思います。現在お借りしているテンプレートも、真っ黒に見えますが実は暗い灰色。比べてみるとわかるのですが真っ黒の背景だと読んでいて非常に目が疲れるのです。写真を見る時も同じで真っ黒な画面に白い色がハレーションを起こして非常に見づらくなります。なので、バックは多少明度を上げた暗色系、できれば文字は真っ白ではなくごくごく淡い白色を選択したほうが格段に読みやすくなります。これはバックが真っ白の場合もおなじ、文字の黒に色身をほんの少し与えると柔らかな雰囲気になるようです。





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こちらも参考になればですがブログに掲載する写真の圧縮古いソフト、Microsoft Office 2010の Picture Managerを使っています。現行のソフトだと画像のサイズをそろえて圧縮するのが面倒なのですがOffice Picture Managerだとウエブ用、メール用と何段階かにサイズが指定できるので非常に楽です。
Picture Managerはすでにサポートは終了してデフォルトでは搭載されていませんが現在でもダウンロードできる方法はいくつかあるようです。





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さて、時代も『令和』になり今日は晴れてのブログ開設6周年ということで、本日は作者のわがまま、過去に書いてきた記事の中から、ぜひ読んでもらいたい作品をピックアップさせていただきました。ブログに掲載されなかった没写真と共に、どうぞ。






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とら  猫にまつわる不思議な話
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-74.html





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謎の守屋神社-インドと古代日本との関わりについての一考察

https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-104.html








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おうまがどき
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-168.html





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4匹目の小犬 / 犬にまつわる不思議な話

https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-108.html





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歌詞和訳  Lost on You / LP

https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-277.html






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Yegna  明日への切符
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-249.html






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アイヤッパへの道 vol.11
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-214.html

アイヤッパへの道 vol.12
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-215.html





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たこ八郎
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-285.html




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モード
https://pygmysunfish.blog.fc2.com/blog-entry-53.html







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ブログを書くにあたってルールはないと先に書きましたが、唯一決めているルールがあるとすれば多くの人に読んでもらうために、どんどん露出すること。どんな手段を使っても多くの人の目に触れることを最優先にするのは書き続けていくうえでまずやらなければいけないことかなと思ってまいます。閲覧の足跡のおかげで今までにいろいろな人に出会うことができました。最初は閲覧数を稼ぐだけのあざとい行動でも結果的には人と人をつなぐ輪が広がってゆきます。たとえが適切かわかりませんが音楽の世界でも自分の周りにいた有名になったやつは、彼らはいいセールスマンでした。才能よりも何よりもマネージメントが優れていました。彼らは効果的に露出をして計画的に行動しました。決して待っていることはしなかった。人目につかなければ彼らの才能も埋もれていってしまいます。
今後ブログを書こうとする方には『FC2ブログ』一択とあえて申し上げておきます。いろいろ悪口を言う方もたくさんいるようですが交流のしやすさとデザイン性の豊富さなども考えるとここか一番いいです。




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最近はツイッターやフェイスブックに押されてブログ人口もめっきり少なくなっているようですが、ブログにはブログの良さがあります。ただ単につぶやくのとは違ってブログを書くというのはそれなりの責任が伴います。たとへ人の目にも触れず埋もれていってしまう文章だとしても、文章というものは公の場にいつまでも消えずに残ってゆくものですから、そこはひとかどの物書きとして、責任感だけは持って書いていかなければいけません。多くの人に読んでもらうことを前提に書いているのですから楽しんでもらうことを第一に書いていこうと決めています。素人のつたない文章家ではありますが六周年を迎えて、それだけは守って書いていこうと思っています。





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月を見てたら









エーハイムフィルター 500

2019.03.12 (Tue)
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コトブキ・パワーボックス90がついに引退することになりました。ある方から水槽ごと譲り受けたのが今から7年前、そこでも10年近く活躍していたと聞きますからフィルターとしてはかなりの長寿です。エアがみがひどく永らくお蔵入りしていたものを蘇らせるためにメンテナンスしようとバラしたところヘッドと濾過槽の間を埋めるパッキンが切れてしまいました。




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退役された老兵。しかし今回、彼を急遽再招集したのには訳がありました。同じコトブキ製の『SV4500』が使用して数年で水漏れを起こしてしまったからです。





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水漏れを起こした日本製品。モノづくり立国であるメイドインジャパンのはずですが、とかくアクア部門ではその実情は惨憺たるものと断言してもいいかもしれません。三年前にテトラ製の『26℃セットヒーター』が一斉に次々に壊れてしまって飼っていた熱帯魚が全滅するという被害を受けました。このときは購入履歴もしっかり把握できていたので被害相応の保証をしていただきはしましたが、大事にしていた『ハナビ』が自家繁殖する水槽もやられてしまって正直、魚を飼うのはやめてしまおうとさえ考えました。タンガニィカ湖産の『アフリカン・シクリッド』水槽がやられたのも痛かった。営業の話によるとテトラ製の長い方のオートヒーターは一時期問題があったようで、実際作っているのは中国の工場になるのですが、勝手に仕様を変えられてしまったり規格と違う安い部品を承認なしで組み込んだりといろいろとトラブルがあったようです。現在は改善されているという話ですが前回のことがひどすぎたので今ではサーモスタット仕様のものに切り替えています。ちなみに同じテトラ製のオートヒータ、『26℃ミニヒーター』も並行して二十台以上使用してきましたがこちらの製品は安定しているようで事故は一度も起きていません。

今回水漏れしたフィルター類に関しても様々なメーカーの製品を使ってきましたが、同じ製品であっても当たりハズレ、性能にばらつきがみられるようです。同じころに購入したコトブキの『パワーボックス5500』はなんの問題も異音もなく現在も駆動中ですし、小型水槽に好んで使っている外掛け式も各メーカー、同じ製品でありながら音が大きいものやすぐ壊れるものなど、使用状況もあるのでしょうがそういった違いがちらほら見受けられます。ニッソーの外部フィルター『 パワーキャニスター30』が発売当初お気に入りで濾過槽も大きく好んで使っていたのですが、その後ニッソーがジェックスに買収されてしまい、パワーキャニスターは敢無く廃版(仕様に欠陥があったともいわれてますが)、現在ではインペラーの入手もできなくなり今では納屋のゴミとなってます。そして今名前の挙がった悪名高きジェックスに至っては全くここはいい加減な会社で、金輪際絶対購入しないメーカーと決めていたのですが、ニッソーを買収後に発売した『GEXメガパワー』という外部フィルター、外側に水中ポンプを設置してバケツみたいな濾過槽にただ水を送り込むという誰でも作れそうな単純なものでしたから、これならいくらあのいい加減な『ジェックス』でもおかしなことにはならないだろうと清水の舞台から飛び降りる覚悟でいざ購入したわけですが、これが箱開けてみたらなんてことない。部材の仕様がやたらちゃっちくって一か月もしないうちにポンプとホースのジョイント部が速攻で割れました。GEXはだめ、本当にあの会社だけはだめです。製品もすべて他社のパクリだし(唯一使える外掛けフィルターはニッソーの丸パクリ)命を扱う上での愛というものを全く感じない。ジェックスだけは今後も絶対買いません。





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前段が愚痴で長くなりましたが、そういった事情でついに購入を決めました。『エーハイムフィルター500』
初めてのエーハイム、初の海外製品です。
エーハイムの評判は当然のようによく耳にしていましたが何故か今まで手が出なかった。あまりの評判のよさに天邪鬼な江戸っ子気質とでも申しましょうか。噂に流されて素直に購入するのがちょっと癪だったというのが正直なところです。








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乱雑ですが箱の中の部品を広げてみました。シンプルです。部品も少ない。ろ材はもともと含まれていませんが今まで使用してきた物が山ほどありますから問題なし。
しかしこのわくわく感はたまりませんね。オーディオ製品なんかと一緒でこういったわくわく感はアクアライフでは絶対必要です。




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ヘッドとのジョイント部分
え、こんなので大丈夫なの?脱着は簡単ですが一抹も二抹も不安を起こさせるあまりにシンプルなつくり。

全体的に簡単な設計なので30分ほどでスタンバイ完了です。




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いざ、電源オン。
静かですね。水漏れの兆候も全くありません。シャワーパイプからの水流が美しいです。
写真は噂の『ダブルタップ』 きっちりとはまるこの感触はあの「カッチ」と音のなる使用感と共に少しの不安も感じさせません。






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今回エーハイムを設置した水槽は90センチの大型水槽。『エーハイムフィルター500』だと水槽の水量からして仕様上は能力不足ということになりますが、あまりに早い水流は飼育している生体のことを考えると抑え気味にしたかったのでこの選択になりました。エーハイムの商品の中でも『フィルター500』は一番安価で最古参の部類に入る製品ですが、逆を言えばそれだけ信頼性があるということ。他人に勧めるなら上位機種よりも迷わずこちらをお勧めします。水槽内の水の流れも力不足を全く感じない穏やかなものでした。



50Hz エーハイムフィルター 500  東日本用 ウールパッド6枚おまけ付き 水槽用外部フィルター メーカー保証期間2年 関東当日便



60Hz エーハイムフィルター 500 60Hz 西日本用 ウールパッド6枚おまけ付き メーカー保証期間2年 関東当日便






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弱点といえばこの部分ですか。フィルターの吸水口、メーカーの説明書にも絞めすぎると割れます、と書いてあります。
同じ価格帯で『エーハイム クラシックフィルター』がありますが、違いといえば『フィルター500』のほうは50/60Hzの切り替えができないこと。ろ材コンテナもありません。しかし引っ越しの予定がないようならばちょっと安価な『フィルター500』一択。欠点としてメンテナンスが大変ということも若干聞きますが、その辺はまだ未経験なので今後おいおいです。



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それらの事情でフィルターを停めて一年近くなる90センチ・メダカ水槽。きれいなグリーンウォーターになっています。悠々と泳いでいるのは『kotobuki』さんにいただいた『幹之メダカ 鉄仮面
選別無しの歴代飼育ですのでもはや鉄仮面ではないのでしょうがそれでも緑の薄靄の中をきらきらと泳いでいるさまは美しい。
そして今回、このメダカ水槽にエーハイムを導入した理由は、やはり、shrimp cafeのkotobukiさんの一押しがあったから。熱帯魚から日本淡水魚への変換『イトヨ』の導入があったからです。寒冷地の魚で水質には敏感だと聞いていましたから休んでいるフィルターを復活させようと引っ張り出してきたのはいいけれど新旧どちらも動かない。さんざん悩んだ挙句、生体の少ない、水量の多いこの水槽がやはりベストだろうと緊急避難的にそのままドボンしていました。諸事情あってエーハイム導入までそれから一か月。フィルター無しの水槽でもイトヨは元気に泳いでくれていました。





(淡水魚)イトヨ(1匹)







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冷たい水底に佇むミナミヌマエビ。
イトヨは非常に憶病な魚らしく、飼い主の私も未だ二三度みかけただけ。ぬきあしさしあしで近づいて僅かに生存確認をするのみです。そのうえ、エーハイム導入後も晴れると思っていたこの緑色は抜けることもなく、未だ水槽の全貌すらわからない状況です。しかしカワニナやミナミヌマエビも健在ですから水質的には問題なく安定しているのでしょう。






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同居人のガムシ。水槽の底で冬眠中です。





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ゲンゴロウにそっくりですがゲンゴロウが獰猛な肉食昆虫なのに対して『ガムシ』は草食性。水槽の大敵であるアオミドロやほかの魚の糞やえさの残りを食べてくれる優れたスカベンジャーです。死んだ魚なども食べるようですがエビやメダカを追いかけているところはみたことがありません。大体ゲンゴロウのようにあまり泳ぎも得意じゃないみたいです。毎年秋になると大根を抜いた畑に大小沢山の水生昆虫が飛んできてマルチの下の温かいところに潜り込んだりしています。桜が咲いて暖かくなったら田んぼに放してやろうと思ってます。






(昆虫)ガムシ(1匹) 北海道航空便要保温






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イトヨとメダカとカワニナと、ガムシとヌマエビと彼らのえさになるヨコエビのいる冬の水槽。一見死んだように静かですがしっかりと命をつないでいます。
メダカやミナミヌマエビにとっては諏訪の寒さは堪えるようで夏に増えた彼らも冬になるとその数をぐっと減らします。自然界でも諏訪湖ではミナミヌマエビを見かけませんがその代わりにミゾレヌマエビが採れます。春になったら捕まえに行ってこようと思います。






The Beatles - Ticket To Ride




面白い動画見つけました。最初に写るのはなに?日本公演の時のものかな。ジョンのやる気のなさが可愛いです。






ボウフラを育てる

2019.02.14 (Thu)
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去年の夏からボウフラを飼っています。
冬の光熱費節約のために水槽を整理している中で水草だけになってフィルターを停めた流れのない水槽で自然発生したものです。



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これがかわいい我が子。
私の血を吸ってすくすく育っています。なので去年からは血を吸っている蚊をはたき殺すのを我慢しています。

さて、なぜ私がこんな気色の悪いことをしているかというと。







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『グラスゴビー』学名、Gobiopterus chuno。インドを中心にミャンマー、メコン、チャオプラヤ盆地、マレー半島、インドネシアのスマトラ、 バングラデシュ。シンガポールなんかにもいるようです。2㎝くらいの小さい魚。河口周辺の汽水、淡水、沼地などの流れの少ない場所に住んでいます。体はほぼ透明で元気がいいとあめ色に色づきます。光の加減で青やオレンジと、意外と見ていて飽きない美しさを持った魚。小さくて弱弱しいですが汽水のまじりあう、環境が激しく変化する河口域が生息場所なので案外丈夫なのかもしれません。給餌さえ気をかければ飼いやすい魚という印象です。人工飼料に餌付きづらいとのことでしたが慣れてくればメダカの稚魚用のえさなんかも食べてくれるようです。





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しかし、生餌にはやはり敵いません。
小さい癖にかなりの大食漢です。自分と同じくらいの大きさのボウフラを一飲みしてしまいます。ハゼの仲間ですから顔もそれなりに獰猛です。





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蚊は人の血を吸って子供を産み落としましますから、言ってみれば彼らは私のお乳で大きく育った、いわば私の乳飲み子。
そう思うと愛情もひとしおです。





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水槽全景。
30×30×45、背高のキューブ水槽。外掛けフィルター、ニッソウ、『マスターパル』にテトラのスポンジフィルター、『ツインブリラントフィルター』を無理やり引っ付けています。モスも生い茂って調子は相当いいようです。エビも同居していますが水替えは全く行っていません。足し水のみ。それでもビーシュリンプが爆殖しています。









マスターパル改造
強引ですが何とかくっつきます。その際はツインブリラントフィルターのエアー吸入口は何かでふさいでおいてください。







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同居人の『ビーシュリンプ』昼間はなかなか表に出てきてくれません。






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こちらも同居人の『ランシーロン』レッドチェリーシュリンプの改良品種。藍絲竜とかブルーチェリーシュリンプとかブルーベルベットシュリンプとかいろいろ勝手に名前が付けられてます。中にはディープブルーなんて等級までつけて商売しようとしている業者も。私の見た限りでは卵を抱えた成熟した雌ほど暗い深い青色に染まります。子供の中には全く色素のない透明な個体も出てきます。こちらもビーシュリと同じくどんどん増えています。でも、中には運悪くグラスゴビーに食べられているかもしれません。自然界ではきっと底辺にいる彼らもこの水槽の中では食物連鎖のトップに君臨する水景の王者です。






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水槽は14ケースあるうちの10ケースを現在駆動しています。そのうち熱帯魚はこれを含めて三つだけ。あとは金魚とか採ってきた川魚とか。イトヨなんかもいます。全部ヒーターで温める熱帯魚にしてしまうと今の季節、電気代が5万を超えてしまいますので節約のために切り替えていった結果です。落ち着いたらまた大掛かりなメンテナンスで動いていない水槽も復活させようと思ってます。もちろんボウフラ水槽二つは今後も維持の方向で。





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ちんまい魚が大好きで、このほかにもボウフラを食べさせて育てているのに『エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュ』と『フレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ』がいます。こちらもとっても小さいですが餌さえ気を遣えば飼いやすいタイプ。グラスゴビーと一緒で冷凍アカムシなんかもよく食べます。そちらのご紹介はいづれまた。






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何時間でも座ってぼっけっとみていられます。





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Francisco Tárrega - Capricho árabe





『アルハンブラの思い出』で有名な哀愁のギタリスト。たまにはこういうのもいいですよね。アルハンブラ宮殿といえばここの敷地内の水は絶対飲んではいけません。あまりにのどが渇いたので口を漱ぐ程度ならと水道の蛇口でほんの少し口にしたところ、その夜からすさまじい下痢に襲われました。連れの女の子は発熱までしてほぼ重病人。おかげでグラナダでは二週間の長逗留となってしまいました。すっごい冷たい美味しい水なのですがくれぐれも口にはしないように。正露丸でも全く役に立ちませんから。











白点病にはインドの唐辛子

2018.10.17 (Wed)
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ゴールデン・ダイヤモンド・エンゼル





今年の残暑は長く暑かった。
10月に真夏日でそのうえ急に寒くなったものだから風邪をひいてしまいました。
人間でもこんな調子ですから、同居人の熱帯魚たちも先日の急な低温でなんと白点病にかかってしまいました。
節電のため夏の間はヒーターを切っていたもので、ちょっとした飼い主の油断からかわいい子たちを病気にしてしまいました。









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前日まで全然何ともなかったのに一晩であっという間に広がっていました。あまり魚を病気にしたことがなかったので…さてどうするか。







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白いカビみたいなものが確認できますでしょうか。
見事に全員、6匹とも罹患しました。
原生動物の一種、ウオノカイセンチュウが寄生して起きる病気です。





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見るからに痒そうです。
似たような病気がいくつかあるので白点病とは断言できませんが、とにかく急な低水温がきっかけで起きたことには間違いありません。白点病は水温が低いと感染すると聞きます。ただ、今回の本当の原因は急な低水温による魚へのダメージと水質の悪化で魚の免疫力が低下していたのが主だったのでしょう。ひとえに私の管理不足ということです。
さて、ただただ悲観しているわけにもいきません。何とか最善の治療の方法を見つけなければ。そこで、まずは水温を30度近く上げてゆきます。先ほどもふれたように白点病と断定したわけではありませんが低水温が原因というのはわかっています。温度を上げれば改善する可能性は高いでしょうからサーモスタットの設定を28度まで上げてやります。ウオノカイセンチュウは低温を好み30度以上の水温だと繁殖が抑えられます。ただ、30度まで上げてしまうと魚自身にもかなりのストレスになりますから、まずは28度の設定にして様子を見ることにします。これで病状が抑えられれば9分9厘白点病ということになります。
体にとりついた白点虫は2~3日で魚の体を離れ再び低床に潜り胞子になって生き残ります。その胞子から遊走子という段階を経て再び魚に寄生する、そのサイクルは5~6日です。ちなみに、寄生できなかった遊走子は24時間で死んでしまいますので、厄介なこの寄生虫を殺すには魚から離れ胞子になる前の時期と遊走子の時期がチャンスということになります。ニューグリーンFなどの薬を使って直すのが確実で手っ取り早いのですがそこは無農薬の少彦名、今回はこちらを使ってみました。









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『スクナヒコナ農園、おいしいインドの青唐辛子!』

鷹の爪?そんなもの効くはずないからー、という声もちらほら聞こえてきますが、先ずは手近にある、それも絶賛栽培中のこのおいしい唐辛子を使わない手はありません。
一本丸ごとと行きたいところですが、この唐辛子、日本のものと比べたらはるかに辛い、祈りを込めて、新鮮な唐辛子を半分にちぎって、ダメもとで水槽に入れてみました・・・・・。


入れたとたんにみんな唐辛子の反対側に逃げ出して震えています。笑っちゃいけないけど可笑しかった。
「辛い!」っていう声が聞こえて来るようです。





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結果
効果は二日で出始めました。劇的に白点の数は減りその大きさも小さくなりました。
一週間もするとすっかり白点は消滅しました。この時点で水換え、なぜこの時期にしたかというと唐辛子の効果を確認したかったことと、発病している最中に低床からごみを巻き上げるのが怖かったからです。巻き上がった新たなハクセンチュウに寄生されるとも限りません。七日後の症状が治まったこの時期に改めて水替え、新鮮な水に交換します。その際、低床のクリーニングも併せて行います。白点病の原因になる鞭毛虫は普段低床のごみの中に潜んでいますから一気に外に出してしまいましょう。いいタイミングにちょうど数日前に買い替えたプロホースが届いていたのでとても助かりました。






スクナヒコナのテレフォンショッピング!


プロホースエクストラ
先代プロホースの改良版。弁の部分が壊れにくく扱いやすくなりました。

画像をクリックすると商品の解説が見れますよ。









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二週間後に水温を28度から飼育水温に設定。白点病の治療は完治、終了致しました。

今回は『白点病にインドの唐辛子が効くかもしれない』というお話。
本当のところは高温療法で病気を抑えたというところなのでしょうが、少なくとも唐辛子の投入は魚に害はないということだけはわかりました。とにもかくにも、みんな元気になったのが何よりです。

めでたしめでたし。






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無農薬の証明

2018.07.16 (Mon)
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水草の森で優雅に泳ぐフレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ。レッドチェリー・シュリンプと一緒に水草の間をぷかぷか気ままに漂ってます。

ということで、皆様、この連休はどうお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?
私ですか?
私は当然、田んぼで泥まみれでございます。





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そして、これがその田んぼでございます。
一見至極平和な風景でござんしょ?









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ショックがでかいのでゆっくり近づいてみましょうね。
はい、ご覧の通りでございます。







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こんなのが延々と続いてございます。
え?なぜって?
そりゃもう、ひとえに除草剤を撒かなかったせいでございます。








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お隣の田んぼ。
薬が効いていますから全く草は生えてきませんね。
それにしても機械で田植えしたっきりで手植えもせずにほったらかし。暢気なものでございます。







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さてと、何日かかりますか。これから10日は修行のような草抜きの日々でございます。いい子の皆さんは必ず農薬をまきましょうね。
ちなみに無闇に「無農薬」と謳ってはいけません。田んぼの残留農薬等、土壌検査などはしていませんから、あくまで『育成中農薬不使用』ということで。

それにしても誰か助けてくれないかなぁ。
ご飯作ってくれるだけでいいから、すっぴんの似合う、笑顔がかわいい自然大好きな可憐な女の子とか・・・・






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とか、バカみたいなこと考えながら夕方まで泥だらけになって家に帰ってみたらこんなお知らせが届いておりました!








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キュートだって!
このあいだもブログで紹介した『Fazerdaze』のお姉さん!
つい昨日なんだけど、出来心で自分の動画『月を見てたら』を送ってみたのね。
そしたら『かわいい!』だって!!!!

私、アイドルとか女優さんにのぼせ上ったことなんて一度もないんです。テレビもそれほど見るほうじゃないし、大体、芸能人の名前すらあんまり知らない。でもね、なんだか彼女だけはすっごい気になるんですよ。初めて見たときから心の奥に引っかかって。顔も日本人みたいだし、もちろん曲も好みだし。普通にその辺で見かけてもおかしくないような自然な感じがする女の子・・・・
僕がもう少し若くって、イケメンで、金髪のニュージーランド人で、ちょっとお金持ちで、そんでもって彼女の隣に住んでいたら、絶対結婚申し込むよな!うん。

でも、この返事書いてくれたのがバンドのスタッフだったりベースのお兄さんだったりしたらどうしよう・・・・。






Fazerdaze - Lucky Girl



Little Uneasy - Fazerdaze









今回、彼女が『かわいい』って言ってくれた僕の曲も載せとくか。



月を見てたら





自分の好きなことを仕事にはするなって、心無い大人は君に人生を知り尽くしたようなこと言ったりするけど、若人よ!迷わず自分の好きなことを追い求めよう!失敗したとしてもその先にはきっと何かが見つかるはずだ。

ちなみにこの心無い大人って大概自分の母親だったりするよね。








『Fazerdaze』に関する過去記事
モロッコからの脱出
歌合戦 2017



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Fazerdaze / Morningside 【CD】







『フィリピン・南国の光』 ふるさと

2018.01.07 (Sun)
今日は友達の生家のある村に二時間かけていってきます。

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途中、田植えをしてました。
写真を撮りたかったけどわざわざ停めるのも悪いと思って言い出せません。今考えれば無理にでも撮っておけばよかった。人力で二十人程の人出が田んぼの中に入ってました。フィリピンでは田植え機というものは皆無だそうですべて人力で収穫されています。
水を張って田植えを待つ田んぼ、青々と茂って穂を垂れている田んぼ。すっかり刈り取られて茶色く乾いた田んぼ。フィリピンでは二期作が当たり前、多いところは年三回収穫されるそうです。
米はすべて一年草の長粒米。パサパサのあれですね。味はインドの長粒米より劣るイメージ、粘りがなく砕けやすく粉っぽい。



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庭というかジャングルというか、密林の中に家が建っています。
私たちが想像する東南アジアのジャングルのなか。





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ヤシの木の密林、こういう風景を見るとどうしてもナパーム弾とか火炎放射器とか、戦争をイメージしてしまうのは不謹慎でしょうか。
戦争映画の観過ぎか、日本軍もひどいことをこの国ではしていますし。



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家の裏には小さな豚舎
狭いコンクリートの囲いの中で私の来たのにおびえています。
今日は二日後のパーティの準備で訪問。
パーティ当日、もしかしてと豚舎を覗いてみましたら三匹元気にそろってました。どうやらあの豚の丸焼きは違う豚さんだったようです。



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ヤシの木に登ってヤシの実を落とす青年。
ヤシの木に登れなければ立派なフィリピン男子ではありません。
次々と落としてはなたで割って飲ませてもらいました。
新鮮なヤシの冷えた果汁をたたき割った穴から口を付けて直接飲み干す。これほどおいしい飲み物は世界に二つとありません。

― おまえ、ヤシの木登れるか?
― オフコース!当然だよ!! でも、今はおなかいっぱいだから後で登ってみせるから・・・・

落としてくれたヤシの実を残さぬように、歓待のご好意を無駄にしてはいけないと椰子のジュスーと椰子の白い果実で到着早々はらいっぱいです。



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タロイモ、バナナ、パパイヤにマンゴー



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ジャックフルーツ





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ビリンビ / bilimbi
土地の人はロコバルと教えてくれたけど調べても出てこなかった。とっても酸っぱい。塩をつけて食べたりタマリンドと同じように酸味を加えるためにカレーやスープで調理します。ジャックフルーツもそうですが南国の果実は木の幹からいきなり生えるものが多いです。





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ポメロ
フィリピンのグレープフルーツ、おいしいです。





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親類の子供たち。
友人は11人兄弟なのでこれはほんの一部です。






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子供たちとお母さんを生家に残して帰路へ。すっかり外は暗くなり雨まで降ってきました。
帰りに寄ったレストラン。ジョリビーはちょっと・・・と申し上げたらその隣のチョウキン Chowking・ 超群 へ





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中華料理のファーストフード店。コーラと肉まんとワンタンメン?かな。これが今夜の夕食です。
肉まんは大きくて、味のほうはフィリピン料理の常ですがちょっと甘い。それでもそこそこおいしかった。食事のほうは見ての通りの相変わらず。不味いです。ジョリビーもそうですがなんだか味が寝ぼけていてどこかピントがずれてる何を食べてるのかさっぱりわからない。タイでもインドでも、商業施設のちょっとしたフードコートがそこそこ気の利いた地元の食事を提供してくれたのに、フィリピンのファーストフードは今のところまったく真心というものを私に見せてはくれません。食をその国の文化のバロメーターと考えている私にとって現在のフィリピンに対する評価は非常に残念。厳しいようですがこの数日間、これまでのところ、この国は落第点です。





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で、今日口にした一番のごちそう。
村の街道を散歩していた時に出会った露店の串焼き屋。
鳥の頭と鶏の足をスパイシーなソースで漬け焼きした焼き鳥屋さん。頭が二つ刺さって8ペソで一本20円也。食べるところはほとんどないですがビール片手に田舎の夕陽を見ながらぶらぶら歩きでとてもおいしかった。小学校の校門のわきにあるお店、子供たちが集まっていたところを見ると子供のおやつなのでしょうか。かみ砕いて吐き出した頭の小骨は野良犬のおやつ。



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Dschinghis Khan / ジンギスカン




1979年に世界中で大ヒットしたなんちゃってディスコソングの一つ。で、今日までのフィリピン旅行ってこの曲みたいな感じ。
でも退屈なわけじゃないよ。ただ、これがフィリピンだ!てのが未だにわからないってだけ。でもほんの数日間で分かっちゃうのもなんだからゆっくり、ビール飲みながらぶらぶら眺めていこうと思います。
ところでこの6人、『ジンギスカン』てドイツ人だって知ってた?









『フィリピン・南国の光』 ダスマリニャス

2017.12.30 (Sat)
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ほとんど眠られずに朝を迎えました。
マニラから車で二時間ほど、ダスマリニャス(タガログ語: Bayan ng Dasmariñas)で最初の朝です。
夜明け前、まだ暗いうちから、一家に一羽いるのでしょう、町の方々でニワトリが雄たけびを上げ続けます。庭では犬が駆け回って喧嘩してるのかいじめられているのか金切りな悲鳴が響き渡ります。インドもうるさかったですがもしかしたらそれ以上。鶏は家畜ではなく闘鶏に使う賭け事の道具だそうです。


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庭先にはバナナやマンゴー、パパイアやヤシの木。どんなにお金に困っても空腹になることはありません。
働かざるもの食うべからずなどとのたまう色消な方はこの国にはいらっしゃらないことでしょう。




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家の目の前が大きなバスケットボールの屋内コートになってまして、これまたニワトリと合わせ技で今後眠れない原因になります。
ここで行われるのはバスケのゲームだけでなくってカラオケ大会や結婚式の披露宴、クリスマスパーティのビンゴゲーム。日本では考えられないような真夜中のどんちゃん騒ぎが毎夜繰り広げられるのです。




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フィリピンではバスケットボールが盛んで、野球やサッカーで遊ぶ子供は皆無です。テレビの中継もバスケの試合のみ。
この日は子供たちのために無料で開放されていました。




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お隣の邸宅は無人
何故か庭はいちめんのパイナップル。





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街の悪ガキども
意外と恥ずかしがり屋でカメラのフレームの外には写っていないこれの倍の数の子供がいました。皆カメラを向けると逃げて行ってしまいます。
彼らに教わって初めて覚えたタガログ語は「ポーポー」。皆さん、勘のいい方は察しがつくと思います。
ポーポーとはうんこのこと。


さて、町の顔役たちには無事御目通りを済ませ、しばしの滞留をお許しいただけたようなので、早速街の様子などを探索したいと思います。



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肉屋さん
ショーケースなんて上品なものはありません




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肉屋のお兄ちゃん
今考えればこの旅で出会った中で一番の色男だったかもしれないですね。
街の通りにはクリスマスの飾りつけが風に揺れています。





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野菜も日本でおなじみのものばかり。右端に見えるのはかの有名なタロイモ。小学校の地理の教科書には何故か毎学年、東南アジアの食材としてこの芋が必ず登場していたのはなぜでしょう。タロイモという名前の響きと、教科書の不鮮明な白黒写真は否が応でも少年の想像力を掻き立てたものです。実物を見るのがこれが初めて。さて、少年時代からのあこがれの食材、タロイモの味覚とはいかなるものなのか?未知なる芋を前にして期待は膨らむばかりです。ちなみに現地では単にタロと呼びます。




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豊富な果物
表示価格は一キロかな?
「このリンゴは『フジ』だよっ。美味しいから買っていきな。」
日本人にリンゴの甘さを語るなど千年早いわ!リンゴに関しては日本が間違いなく世界一。大体この富士というネーミングも中国人のブランド詐欺なのでしょう。大きさも野球のボール程度でした。



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客待ちで待機するトライシクル/traysikel の群れ。ほぼすべてが日本製のバイクです。トライシクルはフィリピンのオートタクシー、オート・リクシャーの一種です。泊めてもらったお宅にも一台ありました。特に免許制でもないのでしょうか、どこの家庭でも置いてあって自家用、業務用に活躍していました。時間が空いた時にお客を乗せて生活費を稼いでいるようです。
最大で4人乗り、サイドカーと荷台に二人ずつ、こんなに数があって商売になるのかなと思いますが利用する人は非常に多く子供なんかも毎日の通学に利用していました。



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― あれって果物ですか?
― 食べられるんだよ、今とってあげるから持っていきな

お父さんの指示で見ず知らずの旅行者のために木登りをして木の実をとる息子さん。



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フィリピンのローカル名はマーコーポ、マコパ、macopa、
一般にタンビス(tambis) ミズレンプ 日本ではフトモモと呼ばれる果物、お塩を付けていただきます。甘くないナシといったところ。蒸し暑い南国ではさっぱりした味わいは程よい水分補給になりそうです。持って帰って見せたら家人の中には知らない人も何人かいました。



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茶色いのはロンガン、竜眼、90ペソ。
ライチより濃厚な甘い果実。沖縄にも自生しているようです。




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さてと、特にやることもないので午後はビールでも飲みますか。





Trio / Da Da Da




トリオ、1980年結成のドイツのバンド。フィリピンとは全く関係ないけれどこの緩さでお察しあれ。
裏でなってるピコピコ音はカシオのおもちゃのキーボード。








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