映画のお仕事

2019.05.06 (Mon)
P1010550.jpg


映画の撮影が決まった。
今回の仕事で6本目か、7本目か。





P1012103_20190506001504fb5.jpg


ビザの申請に問題がなければ今月の25日にクランクイン。
長くて20日間の日本ロケになる。




P1012013_20190506001837d2d.jpg


18日にはスケジュールの打ち合わせ。遅くとも20日にはインドの撮影隊と顔合わせ、段取りに取り掛からないといけない。前回の撮影の時はレフ板忘れたとか言って急遽調達するのに大変だったな。



P1011974.jpg



それよりなにより、あと10日ばかりで畑も田んぼも一通り終わらせなけりゃならない。
百姓にとってはこの季節が一年で一番大切な時。そして一番楽しい時。
大事なようだとは言え長い間山を離れることを考えると心が痛む。映画も大事な仕事だが、私の本業はあくまで農家だから。





P1012118.jpg



やらなきゃいけないことの半分もまだできていないけど、今やらなければ、この時期にコケたりするとそれこそ今年一年棒に振ってしまう。





P1012046.jpg



もう少し早く日程が決まっていれば誰かしら雇ってやっつけることもできたけれど、一人というのはこういうときには本当につらい。
後、10日間。一年の間のほんの一瞬、頑張って頑張って、全くすっきりした気分で撮影に臨みたい。








Kozhu Kozhunnu Porandhvale / Theeya Velai Seiyyanum Kumaru






スポンサーサイト

令和の唐辛子

2019.05.01 (Wed)
P1019205.jpg


令和元年。おめでたい初日はあいにくの雨でした。
でも、却って良かったんじゃないかな。陛下の御即位を家族みんなで見れたんじゃないかな。
そんな雨のゴールデンウイーク。かくいう私は雨に濡れながら泥だらけになって唐辛子の苗を植えました。





P1019207.jpg



10連休のゴールデンウイークで休まず働きづめなのは私と陛下くらいなもんじゃないかな。峠を走るバイクの連中に次々とごぼう抜きにされる真っ赤なトラクター。ごとごとのろのろと走っている私は、何故か不思議と労働にいそしんでいることへのおかしな優越感に浸りきって、顔についた泥んこをぬぐいもせづ、まだ冷たい春の風に目を細めています。
ところで、『令和』って、ちょっと冷たい響きで嫌だなと思った。レイって、霊とか冷とか、ゼロ戦の零とか、命令もそうだけどちょっと冷たくって胸に刺さるような気がする。少しでも好きになろうと思っていろいろ考えたら『令和天皇』って読んでみたらなんだかすっきりした。クールでかっこよくって聡明な感じがしていい感じ。
陛下の言葉の中に、これはいつもの事なんだけど『戦争のない平和な世界』と必ず述べられる部分があるけど、今まで昭和天皇も、平成天皇も同じように私たちにおっしゃっていたのとは今回は随分と感じ方が違っていて、きっと彼が私たちと同じ『戦争を知らない世代』だからこそ、その言葉はより深く私たちの心の奥に響いてくる。今までの天皇陛下は私たちが生まれるずっと前からいたような、平成天皇も戦前の生まれだし、遠い歴史上の人みたいに思えたけれど、彼は私たちと同じ戦後の世代、戦争が終わってから生まれた平和な日本しか知らない私たちとおんなじ日本人だから、彼の言葉はより一層リアルに親近感をもって私たちの心に響いてくる。
陛下が言ってるんだ。戦争はいけないことなんだなって。




P1019189.jpg



インドの唐辛子。
苗づくりはプランターに種をばら撒いて。こんなにいい加減なつくり方をする農家はほかにいないと思います。でも、このやり方が一番効率的で理にかなってる。
唐辛子は気温が20度以上にならないと絶対に発芽しません。セオリー通りに苗を起こそうとするとかなりの設備と資金が必要。ハウスなり暖房設備なり。労力だって一人でできる範囲じゃありません。でも、実は唐辛子は芽さえ出てしまえばあとは簡単。遅霜と根付くまでの水切れさえ気を付ければあとはどんどん大きくなります。私は家庭用の温室に暖房器具を入れて発芽させています。




P1019198.jpg


植え付けもこんなに小さいうちから。
プランターに密生したまま大きく育ててもモヤシみたいになって植え付けた後に倒れてマルチに張り付いてしまったりいろいろと障害が出てしまうので。
植えた直後は枯れたようにしなびてしまうのですが唐辛子はとっても丈夫。水を与え続ければ二三日で立ち上がってきます。今日のような雨の日は移植には絶好の日、移植するには雨降りの前日がベストです。




P1019188_20190502010446cf3.jpg


見たこともない作物ばかり。
インド人指定のインドの野菜たち。





P1019192.jpg


メティ
別名フェヌグリーク。インドやアフリカ、中東で栽培されるハーブ、香辛料。
この間の雪に耐えて枯れなかったところを見ると寒さにも強いみたい。もう少し大きくなったら間引きします。





P1019200.jpg



今年の冬は暖かかったせいでニンニクもいつになく青々と大きいです。
さて、売り先を考えなくては。





P1019209.jpg



先月村で設置したソーラパネル式LSD街灯。街道沿いに10基ほど建てました。
売電事業で潤う過疎の村に、はたして明るい未来はあるのか。





P1019210.jpg


ROUGEさんにいただいたバラが元気に芽を出しました。これから咲く花もきっととてもきれいなのでしょう。真っ赤な赤いバラはもちろん好きですが、私は草木の芽吹く様子がわくわくして一番好きです。






P1019216_201905022026593a6.jpg



60㎝水槽の『エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュ』  Pygmysunfish は私のブログIDです。
手前が雄、水草の陰にいるのが雌。ちなみにこの水槽の水草のほとんどは近くで採ってきた日本に自生してる草。センニンモやヘアーグラス(マツバイ)、ルドビジア・オバリス(ミズユキノシタ)などが見えます。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは学名をElassoma evergladei といい、北アメリカに住む3センチの小さな魚、スズキやヨウジウオに近い仲間だそうです。水質にもうるさくなく、温帯魚なので極端に寒い地域でなければヒーターの必要もありません。ただ、餌だけは生餌以外ほとんど食べませんので冷凍アカムシやブラインシュリンプを用意しましょう。当方では、飼育中のボウフラを主に与えています。

『ボウフラを育てる』

この水槽にはほかにフレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ、レッドチェリーシュリンプ、そして3センチにしかならない極小のザリガニ、テキサス・ドワーフクレイフィッシュが水草の森の中に住んでいます。私はこういった小さい種類の魚が大好きで、どれも縄張りを主張する好戦的な奴らですが、ちんまいのが体を震わせて一生懸命威嚇しながらも仲良く暮らしているのを見るとなんだかとてもほっとします。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは状態が良ければ繁殖を簡単に狙える魚。この小さい命が水槽に茂った森の中で永遠に命をつないでいってくれたらいいなと願っています。




P1019201.jpg



即位した陛下に真っ先にやってもらいたいこと。
陛下とお魚と一緒にしちゃいけませんが、お子さんを一人でも二人でも多くつくっていただきたい。
これから日本は本格的な少子化時代に突入してゆきます。陛下が先陣切って真っ先に家族を増やしていただければもしかすると令和ベビーブームが到来するかもしれません。皇族が増えて税金を使うなんざ、そんなことは喜んで。とにかくこの日本を元気にしていただきたいです。









遠藤ミチロウ
/ お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました




今日のブログはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。令和元旦だからブログ『音・風・水』の三つのテーマ、音楽、収穫、熱帯魚、ついでの時々インド人でまとめてみました。陛下のおめでたい日には適当でない非常に場違いな選曲になりますがそれでもいいでしょう。彼の死は私にとってはどうしても避けて通ることはできません。先月の25日に亡くなりました。ドキュメンタリー映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』を見ようと思っていた矢先逝ってしまった。和光大学の粉川ゼミ、ゲリラライブには笑ったな。当時は内向的な暗い曲が好きだったから、ジョイ・ディビジョンとかそんなやつね。かっこつけて斜に構えて、そんな僕らは『スターリン』のようなダイレクトな表現者は自分にも危害が及ぶようで遠くから眺めながらそれでいてどこか馬鹿にしたようにせせら笑ってたかもしれない。暗黒大陸じゃがたらとよくつるんでたけど、下北沢の大先輩方は皆彼らと知り合いで、青二才で引っ込み思案の私にはとてもとても恐れ多くって近づくことさえできなかった。
もっと、素直に楽しんでいれば良かったなぁ。いろんなことを、怖がらずに。
遠藤ミチロウさんは体を張って時代を元気にしていた偉大な人の一人でした。










無農薬への挑戦 1

2019.04.29 (Mon)
P1019152.jpg



有賀峠に遅い春がやってきました。
村の桜は今が満開です。




P1019145_201904302003372df.jpg



ただでさえソワソワするこの季節は百姓にとってそれ以上に落ち着かないあわただしい季節の始まりです。




P1019151_20190430201031285.jpg




さて、今年も完全有機、完全無農薬米に挑戦。







P1019148_20190430200335c71.jpg




内城菌
この村で稲作、野菜全般に使っている土壌改良剤です。菌の塊なのですごい臭いです。田んぼでは一反歩につき20kgを10袋、200kg以上を肥料と共に敷設します。効果としては内城菌を撒くことで作物が病気になりにくくなります。結果、農薬の使用が抑えられます。米は香り豊かに風味が増し、野菜は見違えるように甘くなります。連作障害も防ぐことができ、実際に村のトマト農家さんは内城菌を使い始めて以来、以前は壊滅的な被害に毎年のように悩まされ続けお手上げ状態だったハウス栽培の連作障害が使用した途端に嘘のようにぱったりとやみました。従来の化学肥料を使った農薬をばらまく農法だと土が年を追うごとにやせていって地力が無くなってしまいます。しかし、こういった自然の力を利用した新しい農法は耕せば耕すほど土の力が増してゆき土地が肥えて若返っていくのが手に取るようにわかります。長く内城菌を使っている田んぼの米は同じ作り方をしても使用を始めた若い田んぼとまったく味が違ってきます。年々作物がおいしくなる楽しみが内城菌農法にはあるのです。
ただ、それなりに値段も高いです。内城菌は肥料ではないのでこのほかに有機肥料もまかなければいけませんから普通の農家の3倍以上はコストがかかります。この村では内城菌を使わないと出荷できない品目を自主的に定めています。





私たちの村では大元の研究施設で製造した内城A菌を直接購入しています。
こちらの商品はネットで見つけた内城菌B菌を使用した他社の商品。
他にも何社か販売しているようなので興味のある方は探してみてください。

☆内城菌使用上の注意
種まき、植え付けの二週間前までに内城菌を投入し日を開けずに耕作しておきましょう。内城菌を投入した直後は藁や草などの畑の有機物が急激に発酵し硫化水素ガスが発生します。内城菌投入直後に植え付けや種まきをしても発生した有毒ガスのために作物は育つことなく枯れてしまいます。必ず余裕をもって畑の準備をしておきましょう。


有機肥料 健やかファーム 30kg(15kg×2袋)


健やかファーム 400g × 1袋



P1019144_20190430200338ac1.jpg




じつは、その昔、この村の米はまずいことで有名だったそうです。寒いし標高は高いし、苗づくりの技術も未熟だったので作付けできる品種にも限りがありました。実際、言われてみればおばちゃんに毎年送ってもらっていたお米が子供心にあまりおいしくなかったのを覚えています。それがおいしくなったのはいつのころからだったか、藁をもつかむ思いで導入したこの内城菌。現在では学校給食に採用されるほどの美味しい安全なお米になりました。
カラスに食い破られた内城菌。シートで覆っておいてもカラスが突っつきに来ます。内城菌は動物たちにとっても腸の調子を整える健康食品のようです。水を浄化する作用もあります。水槽に入れると水もきれいになって魚たちが喜んで食べてくれます。
この村は自家用にコメを作っている農家さんがほとんどですから、すべての農家が稲作に内城菌を使っているわけではありません。その中でも除草剤すら使わない完全無農薬を実践しているのは私だけ。当然収量もかなり減りますし反対に労力は普通の倍以上かかります。では、なんでそこまで苦労して無農薬米にこだわるのか?新参者の意地というのもありますし、おいしくできた時の達成感もありますが、なんといっても待っている人がいるのが大きいです。その友人は重い化学部質過敏症で普通に生活するのもままなりません。




P1019168_201904302012453b1.jpg




諏訪市豊田の西山公園。
ひょんなことから隣町の花見会にお邪魔させてもらいました。
あいにく今年は桜の開花が少し早くって葉桜になってしまいましたが西山公園の桜はそれは見事なもので山の山腹がすべてピンク色に染まります。植樹してから50年を過ぎ、老木の更新時期が近付いていると聞きます。ここの桜を見れるのももしかするとあと数年、東京の母親が今まで見た桜の中で一番だったといいますから皆さんも機会があれば花見に来てください。

では、次回はお田植のころにまたお会いしましょう。










Music Machine / Talk Talk






今日は以前『なずな ねんぼろ 蕗の薹』で紹介したガレージロックの第二弾。ガレージパンクと呼ばれた60年代のアメリカのミュージシャンたちを彼らの代表作を中心に一緒に見ていくことにいたしましょう。




The Music Machine / Masculine Intuition




ガレージロック・ムーブメントの中にあって、ミュージック・マシン、彼らはやはり別格です。素晴らしい楽曲と攻撃的なサウンドはすこぶるいかしてます。現在でも十分通用するスタンダードなカッコよさ。






The Seeds / Pushin' Too Hard !





ザ・シーズ
このバンドも大好き。カルフォルニアのサイケデリックバンド。独特の雰囲気を持ったバンドです。突如裕福な中流家庭に現れた怪物たちは当時のアメリカ社会を象徴してるようで面白いです。







The Trashmen / Surfin Bird





ザ・トラッシュメン
1962年にミネアポリスで結成されたサーフィンバンド。ガレージロックというのも一見正体不明なムーブメントですが、サーフィンミュージックという流行も俯瞰で見るとこれがよくわからない。特に現在のサーフィンミュージックと呼ばれる音楽たちはよっぽどスタイルはバラバラで、ただ単にサーフィン好きの音楽家が演奏したというだけのくくりみたいです。
キューブリックの映画『フルメタル・ジャケット』の挿入歌として使われました。ベトナム戦争当時のことはよくわかりませんが時代の雰囲気を端的に感じさせるキューブリックのセンスの良さが光ります。




The Byrds / Eight Miles High




ザ・バーズはフォークロックに分類されるバンドですがこの曲はガレージロックの名作といってもいいですね。
麻薬をにおわせる歌詞だとして放送禁止になってます。







Blue Cheer / Summertime Blues






究極のスリーピース、ヘビーメタルの創始者、本家ヘビメタサウンド総本舗です。2009年ディッキー・ピーターソンが肝臓がんで亡くなるまで現役を貫き通した正真正銘のロックンロールバンド。






Dick Dale & The Del Tones / Misirlou




映画『パルプ・フィクション』で一躍有名になった曲。やはりサーフィンミュージックとして分類されるミュージシャンです。右利きギターを左利きでそのまま弾いているので太い弦が一番下とすべてが全部さかさまになってます。






The Monkees / Steppin' Stone




モンキーズもガレージパンクじゃ全くないけれどこの曲はラインナップに挙げてもいいんじゃないかな。シンプルなスリーコードのイカシタ曲。ライブでやるとめっちゃかっこいいので若い人も学祭に向けて今から頑張って練習してみよう。







MC5 / Kick Out The Jams





1964年デトロイトで結成、R&B色の濃いヘビーサウンドを聞かせるガレージ・パンクバンド。イギー・ポップ率いるThe Stooges と双璧を成すパンクムーブメントの第一人者。現在もDTK/MC5として活動しています。




MC5 / Tonight

















蛙の行列

2019.04.25 (Thu)
P1019130.jpg


雨の降る夜中に山の中の湧き水を取りに行った。
雨に濡れる森の山道を大小さまざまな蛙が行列を作っている。
ヘッドライトに照らされて小さく跳ねる彼らを恐る恐るよけながらゆっくりと車は山の奥へ奥へと分け入ってゆく。




P1019107.jpg


ということで、この際この辺の山にはどんな蛙が生活しているのか、とっ捕まえて研究です。




P1019105_20190425083820557.jpg



ナガレヒキガエル
体色が緑色なのとこの辺には溜池や水田がなく流れのある渓流で繁殖していると思われるのでナガレヒキガエルとしました。
どうでしょう?インスタ映えしているでしょうか?






P1019114.jpg




アマガエル
冬眠していた割にはでっぷりと太った大きな個体。
おなかにたくさん子供を抱えてるんですね。ということでお母さん。




P1019122_201904250859366e9.jpg


モリアオガエルに恋をしたヤマアカガエル。
どちらも山の中にしかいない珍しい種類の貴重なツーショット。
モリアオガエルは目の虹彩の色がだいだい色でシュレーケルアオガエルは虹彩の色が明るい黄色。この個体は斑紋のない青緑一色の綺麗な個体でした。ヤマアカガエル君、一生懸命抱き着いているけど大きさからするとこの子は男の子だと思うのですが。





P1019125.jpg


ヤマアカガエルの雌。
顎から腹の斑紋でヤマアカガエルと判断しました。ただ、水槽に放したときに体の皮膚がぶよぶよにふやけたようになる個体もいたのでもしかすると前出のカエルも含めてタゴガエルやナガレタゴガエルの可能性もあります。
これを機会に少し勉強したいと思います。




P1019133.jpg


あまり跳んだりしないところも赤ガエルらしくない気もしますがただ単におなかに卵を抱えているからかもしれません。ナガレタゴガエルは渓流に卵を産む森の中に住む蛙です。





P1019136.jpg


ニホンアカガエルとヤマアカガエルの見分け方は背中の二本の筋がまっすぐか曲がっているところ。
写真のようにヤマアカガエルは目の後ろの部分が外に三角に曲がっています。おなかの部分が黄緑色に発色した個体でした。





P1019142.jpg



蛙が苦手な人にはショッキングな映像が続きましたが、好き嫌いを克服するにはまず相手をよく知ること。苦手な相手がもしいたなら、相手のことをよく見てよく観察すること。よくよく観察すれば今まで見つけられなかったいいところも発見できるかもしれません。
相手のことが理解できれば、目は真ん丸で口が大きくて、噛みつくこともないんだからきっとそんなに怖がることもなくなります。







Rupert and the Frog Song
/ Featuring Paul McCartney's 'We All Stand Together






ポール・マッカートニーと奥さんのリンダ・マッカートニー、1984年プロデュースの短編アニメーション。ルパートベア / RUPERT、Bill、 Boy Frog の三役でポール・マッカートニー自身も出演しています。










なずな ねんぼろ 蕗の薹

2019.04.09 (Tue)
P1019034_20190409075350709.jpg


今日はラリーぱぱさんのリクエストにお応えして春の山菜取り、実況中継です。






P1019018.jpg



併せておばちゃんにご指導いただき山菜のイロハを私も勉強させていただきます。







P1019027.jpg


まずは山菜の王様、フキノトウ。
王冠のように見えるのは畑の畔などに生えるノブキの花。てんぷら、味噌和え、おひたし、あえ物、蕗の薹は山菜の万能選手。灰汁が強いのでおひたしなどはあく抜きしてから使いましょう。高血圧や肝機能、抗がん作用や健胃効果があるんだって。








P1019038.jpg



こちらは一回り大きいミズブキの蕗の薹。
灰汁はこちらの方が少なく食べやすいですが、やはりノブキよりも味が一段落ちます。ノブキのほうが苦みがあって香りも強く山菜らしい滋味があります。







P1019010_20190409082112340.jpg


ナズナ
都会の公園なんかでもよく見かけます。ぺんぺん草と呼ばれてますね。ナズナといえば春の七草で有名ですが「これがナズナだよ」と言われてみると、あら、これがナズナなのね、と今まで目に入っていなかったかのようにあらためての再認識。
栄養価はとても高く、それはほうれん草をしのぐほど。民間薬として肝臓病や解熱など昔から野菜、薬として広く利用されていました。







P1019016.jpg


採るときはこんな感じ。小さいわりに根が深いので引っ張って取るとちぎれてバラバラになってしまいます。







P1019017_201904090832454c8.jpg


ネンボロ
一般にノビルと言われているねぎの一種。まだ季節的に少し早いですかね。






P1019020.jpg



根がとても深いのでかなり掘り下げないと採れません。
玉ねぎみたいな球がついていてねぎ特有の香味がします。下処理が面倒だということで今回は調理してもらえませんでした。
洗って生でかじって酒の肴に。







P1019031.jpg


奥がアサツキ、手前はカンズコ
アサツキはねぎの中で一番細い種類。ハーブのチャイブに似ています。薬味やてんぷらに、バラのコンパニオンプランツとしても利用されるそうです。
カンゾウ、この辺ではカンズコと呼んでいます。ほかの地域ではよく利用されるようですが諏訪の人は何故かほとんど食べません。食べ過ぎると腎臓に悪いそうです。夏になるとユリのようなオレンジの花を咲かせます。天ぷら、あえ物、漢方薬としても有名ですね。人によっては食べ過ぎると下痢をすることがあるそうです。何を隠そう、この私も腹を下しました。







P1019044_201904090855107af.jpg


夕食は久しぶりにおいちゃん、おばちゃんと一緒に山菜の食卓を囲みました。





P1019041.jpg



なずなのおひたし。
思ったより癖がなく食べやすいです。いかにも植物繊維豊富といった歯ごたえ。適度に苦みがあってこれは癖になります。





P1019043.jpg



蕗の薹の酢味噌和え、蕗の薹のヌタ。
これは絶品です。都会では味わえない田舎者の贅沢です。ご飯何杯でも行けちゃいます。






P1019045.jpg


蕗の薹とアサツキのてんぷら。
蕗の薹はもちろんおいしかったのですが意外だったのがアサツキのてんぷらが思いのほかおいしかったこと。





P1019043_20190409090944697.jpg


そして、これが問題のカンズコの酢味噌和え。癖がなくてとてもおいしくいただきました。
ほかの二人は食べつけないので今夜はご遠慮。食べた私だけが下痢をしたので犯人はこいつかと。
伊那や山梨なんかではよく食べられるようで販売なんかもしていますから私は体質的にたまたま合わなかったのかなと。
今春中にもう一度トライしてみて検証したいと思います。だって、とっても美味しいんだもの。







P1019021_201904090913270fb.jpg











さて今日の選曲は牧歌的な雰囲気から打って変わって、ガレージロックと呼ばれるアメリカで起きたムーブメントのミュージシャンを紹介しましょう。




The Music Machine - The People In Me







ガレージロックとは当時世界を席巻していたイギリスのマージ―ビートと呼ばれる一大ブーム、ビートルズやローリングストーンズ、キンクスなどの影響を強く受けたアメリカの若者たちがエレキギターを中心に生み出していった音楽活動の総称です。その名称の由来は、アマチュアバンドの練習場の多くが車の車庫だったことに由来しています。

ところでこの曲、日本のグループサウンズで誰だかカヴァーしていた気がするんですが。



The Music Machine - Trouble




今日紹介するミュージック・マシンは1966年にアメリカのカリフォルニアで結成されたバンド。ファズを深くかけてひずませたギターの音とオルガンが印象的な5人組のバンド。中古屋で買った音盤を初めて聞いた後、私は即ロジャー・メイヤーのAxis Fuzzを買いに走りました。他のブリティッシュロックに影響されたアメリカ大陸でのグループサウンドとは一線を画すオリジナリティーにあふれた攻撃的なサウンドを聞かせてくれる。その新鮮さはミュージックマシンを知った当初、これはポストパンクの新しいバンドかなと勘違いしたほど。




The Music Machine - Talk Talk





海を渡りイギリスから輸入されたビートミュージックはアメリカで独自の発展を遂げ、70年代後半そのサウンドはふたたびイギリスに逆輸入されて、パンクムーブメントの大きな起爆剤となりました。ミュージックマシンもパンクムーブメントの勃興と同時に再評価され80年代のパンクバンドに大きな影響を与えました。
ガレージ・ロックと呼ばれるバンドにはほかに、ブルー・チアー / Blue Cheer、ザ・シーズ / The Seeds、エム・シィー・ファイヴ / MC5、イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ / Iggy Pop & The Stooges、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド / The Velvet Underground なども含まれます。音楽的志向性が様々なのはガレージ・ロックという名称が必ずしも音楽的特徴に由来しないことの現れでしょう。しかしながら彼らに共通して言えるのは、彼らの持つエネルギーがアマチュア時代に小さなガレージでロックンロールにあこがれ練習した、若者たちの情熱の生々しさをダイレクトに表現しているということ。長い年月を隔てて、そのサウンドは今でも我々に新鮮な共感を呼び覚まします。
それでは今回はこの辺で。紹介しきれなかったミュージシャンについてはまたの機会に。













インド映画ロケハン 富山

2019.03.30 (Sat)
P1018896_20190329050727a47.jpg


ロケハン二日目
飯山から一路、富山県へ





P1018881.jpg


朝から大雪
インド人とスキーヤは大喜びです。





P1018901_20190329053002015.jpg


五箇山
以前、撮影に訪れたのもちょうどこのころ。






P1018892_20190329053130c7e.jpg


周辺の野山に響き渡るくらい、ひっきりなしにけたたましく笛を吹き鳴らしている子供がいます。

と思ったら、合掌造りの屋根の上に何やらうずくまっている大きな影。







P1018892a.jpg


望遠レンズを忘れてきたので写真を無理やり引き伸ばしてみました。
なんて名前の鳥でしょうか?鷹でもないしトンビでもないし。
鳥類に詳しい方、教えてください。







P1018893.jpg


あ、こっち向いた。







P1018903.jpg


雪は残っていますがもう春がそこまで来ています。標高でいえば私の村よりも600メートルも低い標高400メートル。雪の多い里山では田んぼに水をひかずとも雪解けの水で自然と水に浸かります。







P1018912.jpg


まるでミニチュアですね。
富山県は観光促進のためにこういった映画撮影のロケに全面的に協力する自治体。
我々が撮影してきたインド映画の公開後、飛躍的にインド人の観光客が増えていると聞きます。






P1018927.jpg


山から海へ。
新湊。
私の生まれ故郷、東京深川の昔の姿を思い出します。






P1018934.jpg


東京から信州へ。
海のない場所に引っ越して早5年。ロケハンでなかったら一日中居れそうです。








P1018943.jpg


富山湾。
やっぱり海はいい。観光ではないのでゆっくりしていられないのが残念です。






P1018950.jpg





内山邸
こういった県の文化財でも撮影のために開放してくれるのは富山県の強み。
理解のない自治体だととやかくうるさくって。日本は映画を撮るにはとっても不便な国です。






P1018956.jpg


逆にインドだと文化財だろうが世界遺産だろうが気軽に使いすぎちゃってそれもどうかなって思うのだけど。







P1018949.jpg


奥の間の掛け軸。
これはネズミでしょうか?モグラでしょうか?






P1018960.jpg



内山家は富山藩当時の大庄屋だとか。
私の祖先も伊那地方を治めた高遠藩の大庄屋。今ではただの小作人ですが。





P1018966.jpg



今回の映画はコメディーになるそうです。
といってもアクションあり、恋愛ありのいつものフルコースなんだと思うのですが。






P1018975.jpg


インドの皆様、日本のわびさびを堪能していただけたでしょうか?






P1018992.jpg


鋳物の街、金屋町
東京と違って空襲を受けなかった街には古いものがたくさん残っています。






P1018994.jpg

最期は富山空港。
私はここから東京へ戻る彼らと別れて一気に諏訪まで。






P1018997.jpg



松本方面なら高速乗らず一般道の方が早いかも、と地元の方に道順を教えてもらって、いざ日本アルプス走破。
途中鹿にぶつかりそうになり、タヌキを4回轢き殺しそうになり、寝静まった秘境の温泉を尻目に死ぬような思いで帰ってまいりました。今までのドライブで一番怖かったかも。
そして驚いたのが峩々として険しい山奥で、見たこともないような大きな工場に突然出くわしたこと。
後で調べたら『神岡鉱山』かもしれません。イタイイタイ病の原因になった亜鉛鉱山。

旅の終わりはいつも不思議な場所。再訪しようと強く心に決めたのは新しい旅の始まりなのかもしれません。






P1019006.jpg












THE GIST - Love At First Sight




前回のショーケンの記事でちらっと紹介した『The Gist』の知られざる名曲。大好きな曲なので以前にも何度か紹介しています。私の持っているのはヤング・マーブル・ジャイアンツ、ウイークエンドのオムニバスアナログ盤。そのほか収録盤はどれも絶版になっているのか中古でも5000円以上の高値がついています。
他人にラブソングの中で一番好きな曲はと聞かれたときは迷わづこの曲を選びます。題名の通り、出会ったときにぱっと目の前が明るくなるなったような、イントロを聞いた瞬間から文字通りひとめぼれをしてしまった一曲。恋愛でも『一目ぼれ』を今でも固く信じています。





Embrace the Herd【中古】



高島城 諏訪の桜

2018.06.12 (Tue)
P1015010.jpg


今回もちょっと前の写真をね



P1015021.jpg



『トコトコ信州観光ガイド』と新たにカテゴリーを立ち上げてね



P1015034.jpg



高島城は諏訪の浮城と呼ばれていましてね



P1015048.jpg




昔は天守の背後まで諏訪湖が広がってたんだってね




P1015076.jpg



そんな姿を想像しながら桜を眺めるのもとってもいいものでね




P1015098.jpg




一周僅か5分の小さなかわいいお城なんですがね






P1015114.jpg




そのうえ天守は鉄筋コンクリートのレストアなんですけれどもね







P1015128.jpg



それでも特にこの時期の桜の見事さは格別でしてね








P1015151.jpg




ところで、桜って当たり前に毎年お目にかかれるのものなのですがね







P1015156_2018061222193858a.jpg




何度見ても初めてのような気がしてね





P1015233_20180612222036651.jpg



梅の花とかチューリップだとかはしっかりと目に焼き付けることができるんですけどね






P1015236.jpg




桜だけはいつになってもとらえどころがどうにもなくってね







P1015249.jpg




手のひらからはらはらと零れ落ちる薄肌色の絵具のようで







P1015284.jpg




どうしてもその分、カメラのシャッターを切る回数が際限なく増えてしまいます。




話のおしまい






誰かこの曲に動画付けてくれないかな










雪の御射鹿池

2018.06.07 (Thu)
P1014843_201806071931273ed.jpg





まずはビノート君のセクシーショットから今夜はスタートです。





P1014831.jpg



ブログを一時期お休みしていた最中の写真。
今年の冬は結構いろいろと充実して忙しかった。




P1014828.jpg


雪の高島城
ドカ雪が降ったのは3月の21日だったか。
春分の日に雪が降るのはこの辺じゃ珍しいことではないけど、この日は普段雪が降らない場所でも大雪だったんだって?




P1014826.jpg



お蔵入りにするのはもったいないので季節はずれではありますがブログでアップ。






P1014839.jpg


石遊の湯
三度目の訪問。前回はインドの美女と遊びに来ました。
この日は豪雪のため我々の貸し切り状態。露天風呂はなかなかの解放感。残念ながら混浴はありません。







P1014885.jpg



一日の締めくくりは御射鹿池で吹雪の中、カメラ片手にしばしまったりと。







P1014881.jpg



インドではこんな風景はめったにお目にかかれないのでインドの友人も至極喜んでましたっけ。






P1014884.jpg




心静かな信州は早春の侯。
記憶に残る一日でした。






P1014852.jpg












LP - Lost On You






ローラ・ペルゴリッジ / Laura Pergolizzi
イタリア系アメリカ人のシンガー・ソングライター。ステージ名は『LP』。インドの友人たちが『彼』は絶対男だと自信満々に言い張るものだからなんだか私もどっちだかわからなくなりました。実際、彼女の胸に描かれた帆船のタトゥーは同性愛者としての誇りを意思表示したものだとか。
『ロスト・オン・ユー』は2016年リリースのアルバム『Lost on You』の表題曲。ネットにはいくつかの日本語訳詞が掲載されているけどどれもなぜか誤訳ばかり。今度暇を見て彼女の代表曲、唯一無二のこの名曲を翻訳してアップしたいと思ってます。


トラックバック 『歌詞和訳  Lost on You / LP』









夏の御射鹿池はこちら



開設5周念プレゼント 当選者発表!!

2018.05.29 (Tue)
P1015242.jpg








お待たせいたしました。
『ブログ開設5周年記念プレゼント企画』 お米15キロ、当選者の発表です。


P1015638.jpg

皆様ご応募ありがとうございました。
でも、思ったより正解者が少なかったのは、思いのほか問題が難しかったのでしょうか?
『くんざん』さん、長野にはオットセイはいないですよー。いくら寒くてもここは北極じゃありません。


P1014405.jpg



さて、正解はこちら!

つららの間にだれが置いたか知らないが、ちっちゃなかわいい雪だるまがちょこんと座っているのが見えますでしょうか。
オコジョと答えた『ちから姫』様もおーまけにまけて正解とさせていただきました。


P1014405_20180530003812400.jpg








P1015648.jpg



それでは、いよいよ当選者の発表です!
厳正な抽選の結果、見事、無農薬新米をゲットされた方は・・・・



P1015643.jpg




『よっこたん』様!!
おめでとうございます!!!

アメコカリキの世界
・・・・アメコカリキの世界・・・当初は何かよからぬことを密かに計画している秘密結社かなにかかと思って怖かったです。



皆様楽しんでいただけたでしょうか。
出題者としては悩んでる皆様の姿が目に見えるようでちょっと楽しかったです。
これに味をしめて来年もまたやってみようかしら。


追記
『雪だるま』じゃなくても6枚目の写真に小さく何か写ってます!て時点で皆さん正解にしてますよ。はずれた方、次回に期待です!!!








Blondie - One Way Or Another




ただ単に今夜は好きな曲で。
ブロンディはたくさん名曲もってるけど、なんか、彼女、この曲歌ってる時が一番生き生きとしてる気がするんだよね。
こういうシンプルで勢いのある曲は元気が出ていいです。











高遠の夜桜

2018.05.25 (Fri)
P1014912.jpg



と、その前に
ブログ開設5周年記念プレゼント企画
の応募、これにて締め切らせていただきます。たくさんのご応募、ありがとうございました。
抽選会は次回の記事で、お楽しみに。



P1014934.jpg




先月、4月の春先に、確か4月6日に行った高遠の夜桜。



P1014985.jpg





急に暖かくなった今年の春先。例年よりも一週間以上早い開花に世間の気持ちがついていけない花見客の足もまだまだで客足もまばら。てきやのおやじも客足が伸びずに頭を抱えていましたっけ。



P1014936.jpg



それでもここ数日やっと賑わいを見せてきて、きっと日中は大変な賑わいになると、今年は夜桜を楽しみたいと友人たちとカメラ片手に訪れてみました。



P1014965.jpg



高遠城は武田信玄の配下、武田軍団、伝説の軍師、山本勘助が設計した城。私のご先祖も足しげく登城した名城。
高遠コヒガンサクラは高遠にのみ自生する貴重な桜。小ぶりで薄桃色のかわいい花をつけます。



P1014949_2018052423375699b.jpg


この日は日暮れとともに急に寒くなってついには雪まで降ってきました。
桜を映した城内の池では蛙が鳴いて、その上を雪が舞っている。
雪に、蛙に、夜空に浮かび上がる極彩色の桜。何とも不思議な戦国のお城の夜桜見物。




P1014921.jpg



桜といえば潔い散り際。
武田の滅亡とともに高遠城は籠城する守備隊の命を散らし落城する。



P1015004.jpg



次の日の朝はうっすら雪化粧
何とも不思議な夜の桜でした。







Pram - omnichord



Pram — Cinnabar





Pram / プラム
1988年結成のイギリスのバンド。1998年発表の4枚目のアルバム『North Pole Radio Station』から二曲。Pramは乳母車のこと。子供時代の暗い記憶を題材におもちゃのピアノ、テープ・ループ、電子オルガンの旋律が展開します。




続きを読む
back-to-top