『続・フィリピン・南国の光』 名古屋の夜

2019.04.19 (Fri)
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ついこの間、やっとフィリピン旅行の記事を書き終えたと思ったら再び再渡航です。
今回は名古屋で一泊、前日まで東京で祖母を見送って、そのまま長野の自宅へは戻らずに高速バスで名古屋入り。
名古屋の街はナナちゃんのメイド姿でお出迎え。田舎暮らしの長い私は久しぶりの華やいだ夜の街に、葬式帰りというのも忘れてのお上りさん気分丸出しです。






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大きなバックを抱えて街を歩き倒し、一通り名古屋の街を散策した後、東京の母親に電話をした。

「戒名変えることにしたから」

100歳のばあちゃんが死んだ。ばあちゃんが死んで葬式の準備という時に母親が電話をかけてきた。「おばあちゃん、西だっけ東だっけ?」と唐突に素っ頓狂な電話をかけてきた。
西か東か?西本願寺か東本願寺かってことらしい。しかし、そんな相談は今まで受けたこともないし、当然ながら今までそんなことは考えたこともない。身内の葬式は爺さん以来、もう何十年ぶりのことだ。

「いろいろ周りに聞いてみる」

そのまま電話を切ったものの、こちらの親戚に聞いても、そりゃ、長野にはつれあいの爺さんの縁故はいないからわかるはずもなし。それでも心当たりを方々あったてみたが、また母親から「大丈夫だから」と電話がかかってきた。

急ぎ帰郷して、当日葬式始まったら、うちは親せきが少なくって家族葬ということにはしたものの集まったのは東京にいる10人と長野の私だけ。そんな少人数ということもあって葬式の段取りなど相談できる人も少ない。みんな顔をそろえたところでお通夜が始まってみると、あれ?なんだかいつもと様子がちょっと違う。おや?聞いたことないお経だな?坊さんの説教もなんだか変な感じ。大体お経が平明な口語体で聞いててあらかた意味が解るような。

で、どういうことかというと、そもそもの宗派、浄土宗と浄土真宗を間違ってたわけ。

「西だっけ東だっけ?」

いやいや、浄土宗?真宗?て聞かれてたら、「そりゃ、浄土宗だろ」って答えてたのだろうけど。いきなり電話口で東西を問われたら、それはどっちだっけ?ってなってしまいました。

爺さんも、ばあちゃんの親類もみんなみんな浄土宗なのに、違う宗派の戒名つけられて、違う船に載せられて、せっかく100歳まで生きたのに、今じゃ、みんなと違うところに独りで送られてきっとばあちゃん、今頃此処は何処?って迷ってるよ。








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「お経あげなおしてもらって戒名も浄土宗に変えてもらったから。」

何ともあっけらかんとしたものだ。うちの家族はいつもこんな感じ。そそっかしいし、一番肝心なところが抜けている。

ばあちゃんは痴ほう症を患って10年近く施設に入っていた。入所した当初は体も弱っていて一年持たないんじゃないかと思っていたが、都会のマンションで一人で暮らしているより施設の生活のほうがあっていたのか、あれよあれよと見る見る元気になってとうとう100歳の天寿を全うした。そもそもうちの母方の家系は長生きが多いようで、中にはお通夜の晩に生き返った人もいる。お経を読んでいる最中に棺桶からむっくり起きだして「腹減った。なんか食わせろ」と言ったそうだ。葬式用に並んでいたおにぎりを三つ、ぺろりと平らげて、そのばあさまはまた三日後に棺桶に逆戻りした。






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もう、フィリピンへの飛行機の予約はしてあったし、父親も旧友たちと沖縄旅行を予定しており、二人の姪っ子、ばあちゃんにとってはひ孫の二人はともに受験で追い込みの日程は超過密だし、母親は実の母の宗派も間違えるで、そんな家族が右往左往する中でとうのボケてしまっていたはずのばあさんが一番しっかりしていたようで、みんなが一人も欠けずに集まれるように家族の多忙な日程を縫ってピンポイントにその日と選で100歳の長い人生に幕を下ろした。


二日前にばあさんの葬式を済ませた私は、長距離バスに揺られて西も東も分からない名古屋の街についたばかり。まばゆいばかりの大都会のネオンを眺めながら夢なのかうつつなのか、なんだかふわふわしたようで、そのうえ、明日には飛行機でフィリピンへ。久しぶりの都会で羽を伸ばそうと夜の街の客引きの声に耳を傾けてはみたものの、なんと、名古屋のキャバクラの相場がそれはそれは高いこと。東京なんかよりも二割は高い。

「今夜はおとなしく、やめておくか。」

母親の電話を切った後、冷たいベンチに腰を下ろしながらコンビニで買いこんだ飲みかけの缶ビールを片手に街のネオンを眺めていた。
暮れの賑わいに雑踏の行きかう夜の街。ばあちゃんのお見舞いに行ったとき、老人ホームの近くの公園で、車いすを押しながらばあちゃんと一緒に大声で歌った『木曽節』を今夜は独りで口ずさむ。

「心置きなく楽しんでおいで。」

そう、ばあちゃんが言ってくれているような気がした。






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Vashti Bunyan - Just Another Diamond Day






覚書;18日に稲の苗起こし、今日はインド野菜の畑準備、マルチ敷設。明日はモロッコインゲンの畑の石灰処理。ジャガイモ準備。
以前『アクアテラリウム』で紹介した『ヴァシュティ・バニヤン』の名作。
いろいろ考えるのがめんどくさい時、畑仕事で疲れた時はいつもこの曲。












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南インド料理 シリバラジ 11周年

2019.04.12 (Fri)
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中目黒の南インド料理レストラン、シリバラジで11周年を記念したアニバーサリー・ビュッフェを、4月14日、日曜日に開催いたします。メニューは御覧の通りの豪華なラインナップ。ドリンクもついて食べ放題でご提供させていただきます。都内でも珍しい南インド料理。北インドよりもあっさりしていて油はすくなめ。タミルのカレーはちょっと辛いけど旅行慣れしてる人の言うには南のほうが断然おいしいというのが定説です。
さて、メニューの中には馴染みのない料理もちらほらあるのでここで皆さんと一緒におさらいしてみましょう。






Green Salad
これはわかる。サラダのことですね。


Tossed Salad トス・サラダ
トスサラダ?野菜とドレッシングをあらかじめ和えたサラダをトスサラダて呼ぶんだって。これは知らなかったなぁ。




Papad パパド パパード
南アジアのクラッカー、インドの定食には必ず出てきます。そのまま食べたり、カレーをつけたり、砕いて料理に振りかけたりしていただきます。


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Kadalai Parupu Thalipu
ひよこ豆を焼いたり炒めたりした料理って意味らしいんだけど。


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Dahi Vada ダフィ・ワダ
ダヒはヨーグルト、ワダはドーナツみたいな揚げ物。

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Spicy Chicken Kebab
鶏肉のケバブ。もうおなじみですね。スパイシーでエスニックなインドの焼き鳥

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Kanchipuram idli  
イドリ―は私の大好物。米粉を発酵させたインドの蒸しパン、南インドの朝食です。カンチ―プラム風となっているので普通のイドゥリとちょっと違うのかな。カンチ―プラムは南インド、タミルナードの古い都。大きな寺院がたくさんあってとてもいいところです。

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Chicken Veppudu / vepudu
ヴェプード、肉をスパイスで炒めたもの。汁のないカレーっていえば想像つくかな。


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Hyderabadi Lamb Keema
羊のキーマカレー、ハイデラバード風。普段のキーマとは一味違う。

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Dalcha Veg
野菜のダルチャ。ダルチャは同じくハイデラバードのカレーだそうです。

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Garlic naan・Roti ナンとロティ
北インドのナン、南インドのロティ。個人的にはナンよりロティのほうが好き、インドで食べられるパンです。シリバラジではどちらもしっかり窯で焼きあげてます。

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chicken dum biryani ビリヤニ
インドの炊き込みご飯。炒めてないからチャーハンじゃないよ。ちなみに焼き飯はPulaoと呼びます。一般家庭では残ったカレーやビリヤニを炒めて次の朝プラーオとして食べたりします。プラーオが東に行くとチャーハン、西に行くとピラフ。どちらもインド起源です。(アジェイに聞いたら現在プラオは一般的に辛くない炊き込みご飯のことを指すんだって。焼き飯は今ではフライドライスと呼んで区別しています。)

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Raita ライタ
ヨーグルトのサラダ。辛いスパイスで腸内をきれいにしてヨーグルトで優しくコーティング。インドの食事はよくできてます。
ビリヤニにかけたり、カレーに混ぜたり。これがないとカレーを食べた気がしません。

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ladu &Gulab Jamun
自家製ラドゥと自家製グラブ・ジェムン。どちらもインドの代表的なスイーツ。特にグラブ・ジェムンはこれでもかというほどの甘さ。本格インドを体験するにはもってこいの締めくくりアイテムです。


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ラッシー、ワイン、生ビールもサービス。
場所は中目黒駅の正面口を出て右。山手通りをひたすら歩いて通りに面した左側、目黒警察署のすぐ隣です。当日は通常メニューも食べられるということです。芸能人もお忍びて来店するようで運が良ければ会えるかも。皆さまこぞってお出かけください。
(水道橋店も併せてよろしくお願いします。)


追記 
三歳以下の幼児は無料。幼稚園の子は500円。小学生は1000円だそうです。家族そろって食べに来てください。
なお、当日混雑も予想されますので特に遠方の方は念のためお電話で確認してくださいとのことでした。





シリバラジ 中目黒店
〒153-0061
東京都目黒区中目黒2-7-14
TEL 03-5724-8995
東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅から徒歩10分
JR・恵比寿駅から徒歩15分
JR・目黒駅から徒歩15分
営業時間
11:00〜15:00(LO14:30)
17:00〜23:00(LO22:30)
定休日 無休


Screenshot_2019-04-12 シリバラジ - Google 検索




10年前のアジェイ氏。なかなかいい男だよな。
まだ若くて腹も出てないし。






サンタのプレゼント

2018.12.22 (Sat)
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フィリピンからの帰り、東京でもらってきた風邪が普段深山で人と接しない生活をしている無菌状態の私には耐えうる力がなかったのか養生で家に引きこもっていたこの一週間、体もよくなってたまった用事を済ますため久々に外出しようと思ったら玄関がたくさんのプレゼントでいっぱいになっていました。

普段玄関のカギは閉めないし部屋とトイレの往復であればほかの部屋に入ることもないし、宅配便のお兄ちゃんの声も二階の私のところまでは届かないし、それはまさに煙突からこっそり入ってきたサンタさんからの贈り物。






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古くからの盟友、『お化けの猫』さん。
普段、諏訪には美味しいラーメン屋さんがないと嘆いていたらこんなものを送ってくれた。あなたのうまいに挑戦!!ときたからには具材にも気を使って腕を振るわねばなるまい。ひとり者にはとかくうれしい贈答品。







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これも、私の古くからのネットの友達。『ぽっけ』さんからのクリスマスプレゼント。かわいい絵葉書も付けてくれて。彼女からは定期的に手紙をもらうんだけど、今は体調を崩していてネットでの連絡もままならない状態。早く元気になって以前のような厳しい突っ込みで私を楽しませてもらいたい。








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こちらは、いつもお世話になりっぱなしの『カレーリーフ・久美子』さん、本ブログでおなじみ『ベジタリアンインド料理教室』の主催者です。
世界のお菓子の詰め合わせ、今年も大きな「シュトレン」と手作りギ―もいただきました。彼女の作るギーはレストラン、シリバラジのシェフたちもお墨付き。






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そして何よりうれしかったのは『ぽっけ』さんの作ってくれた上野大根の甘酢漬け、梅干し入り。まだ浅漬けなので漬かった頃に食べてと添え書きしてはありましたが、何をおっしゃる、半分も食べてしまう勢いでつまみ食いしてしまいました。彼女の腕もさることながら上野大根諏訪湖姫の食材としての地力を実感できるすばらしい一品。

いま、我が家の玄関先は色とりどりのプレゼントでいっぱい、本当に一年間どうもありがとう!










Everything But The Girl - On My Mind







エブリシング・バット・ザ・ガール
自分のお小遣いで始めって買ったアルバムかなぁ。それ以前のビートルズとかはオネダリして買ってもらってた。クリスマスの時期に買ったのか、クリスマスソングというとなぜかこの曲を思い出す。
トレイシー・ソーン / Tracey Thorn と、ベン・ワット / Ben Watt の二人組、ネオアコースティックと呼ばれる一連のムーブメントの走り、日本の『ゆす』とかの遠い遠いご先祖様。このころすでに自閉症の引きこもりだった私は擦り切れるほどこのアルバムを聞き倒した。片やノイズとかパンクとかアバンギャルドとか、過激なのも同時に聞いてたから私の部屋は家族の間でもアンタッチャブルな空間だったんだろうな。
紹介した曲、『オン・マイ・マインド』は前述したエブリシング・バット・ザ・ガールの作品として初リリースした三曲入りのシングル盤で発表された曲、私の購入したアルバム『A Distant Shore』はバンド結成前のトレーシーがソロアルバムとしてリリースした一枚なのだが当然本家のイギリス版のほうにはこの曲『On My Mind』は収録されておらず、日本盤の『遠い渚~ディスタント・ショア 』にボーナストラックとしてこの曲と同じく上記のシングル盤に収録されていた『Night and Day』の併せて二曲がベン・ワットとのデュオという形で挿入されていた。一聴、デモテープのような簡素な端々い小品だが彼女の曲の中で一番好きな曲がこの曲なのでこうして出会うことができたのは私にとっては幸運でした。
トレーシーとベンはバンド活動中に双子の女の子を授かり、トレーシーの「子供との時間を大切にしたい」とバンドを解散、その後正式に結婚して現在はマイペースでそれぞれの音楽活動を展開している幸せな二人。






現在はこんな感じ
2018年3月2日、今年久々にリリースされたトレーシーのアルバム『Record』から


Tracey Thorn - Sister









Tracey Thorn - Dreamy












ミンミンゼミ

2018.07.29 (Sun)
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今日ミンミンゼミが初めて鳴いた。
いよいよ八月、いろいろなものが一度にどっと押し寄せてくる季節です。





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田んぼの雑草もあらかたかたずいて、『恐ろしく草の多い田んぼ』から『普通に雑草の多い田んぼ』くらいにはなりました。
写真は今回大活躍した白兵戦の秘密兵器、『ゴリアテMk.II』 一代目は
『妄想・ドイツ機甲師団 第2話』で登場したすっごい重くて方向転換するのも一苦労だった奴。百姓初めて一年目だったのであの作業は心底泣きました。ブログも始めたばかりだったので何とかして面白い話題を書いてやろうと『妄想ドイツ機甲師団』なんて無理やりカテゴリー立ち上げたりなんかして、でもそうこうしてるうちに書きたいネタなんかは日々自然と降ってくるもので結局この企画、第二話で終わっちゃた。今読み返せばなんともかわいらしくわくわく感は伝わってくるけど、文字で残すというのは責任の伴うものでこの場合は責任というほど重大なものではないけど、「あら、恥ずかしい♡」というくらいのむずむず感はこうやって世界の片隅に残ってゆくんだろうな。ブログネタは日々増え続けて今では本当に書きたいことが書けなくなって、なぜって、書かなきゃという強迫観念もあるしそれに伴ってちゃんと書こうと意気込みするものだからどうしても筆が止まってしまう。インド紀行とか、フィリピンの旅とか、上野大根のこととか・・・・。そんなこんなでミンミンゼミにかこつけて息抜きがてらどうでもいいことを記事にしてかいています。






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やっと水面が見えるようになりました。あとは時間を見て株間の草をとっていくだけ。でも、普通の田んぼの管理でいえばこの状態から「草が生えてきたぞ!」とばかり草かきの作業が始まるんですけどね。
ミンミンゼミといえばこの辺では昔はあまり鳴き声を聞かなかったんだそう。そういえば、東京にいたときも子供の時はセミといえば“アブラゼミ”。東京でミンミンゼミが増えてきたのはここ数10年くらいじゃないですか?しかしそんなことよりいつも思うのはセミの鳴き声と書いてみてとっても違和感を感じること。だって、セミって声を出すような口もってないでしょ。







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カレーリーフ・久美子さんから頂いた金山寺味噌で、初物のキュウリをいただきました。金山寺味噌ってちょっと高級なお味噌だと思ってたら中にいろいろ野菜がつけてあって少し甘くって想像してたのと全然違った。これ、ご飯に乗せたらすごくおいしそうだね。新米ができるまでしまって取っておこう。お味噌といえば、そうそう、くんざんさんにいただいた手作り味噌。おつゆのみにして少しずついただいてたんだけど、おいちゃんがいたく気に入って、分けてくれって分けてあげたらあっという間になくなって、少し残しといてって言っておいたんだけど、あーあ、キュウリが採れ始まるのを楽しみにしてたんだけどな。

今日は一日炎天下で草刈り。水風呂浴びてパンツ一丁に金山寺味噌とお皿に乗ったキュウリ一本。首の日焼けにビールがしみるぜ。







Emilie Simon - Song of the storm





エミリー・シモン
フランスの女性歌手、作曲家。幼少より音楽の英才教育を受けた不思議少女。かと思ってたらなんてことない、今夜紹介した一曲目は"La Marche de l'Empereur"のサウンドトラック。いつか見てやろうと思ってた皇帝ペンギンの家族を一年間追い続けたドキュメンタリー映画を全編担当してる半端ない才女でした。大体私の持っているアルバムもデビュー作かなと思ってたら2006年までに発表していた三作品のベスト盤。情報的な音楽知識には全く無頓着なのでこういう機会がないとほぼ調べないのですがかえって予備知識なしに音楽に接することができるのでよしとします。さて、このコケティッシュな女の子、追いかければ追いかけるほど危ない香りが致します。どこか、ケイトブッシュを彷彿とさせるような、否、ケイトの生き写しではないかしら。いい女というのは世の中にたくさんいるけれどこういう女にのめりこんだらやけどじゃすみませんね。やけどというかドライアイスに触ったら手から皮膚が焼けてはがれて離れない感じ。そういえば皇帝ペンギンは遥か南極の南半球。今、日本は死人が出るほどの異常な夏ですが、南半球のペンギンたちは、たった今、この時間も世界で一番厳しい冬を耐え忍んでいるんだろうな‥‥ なんて考えてたら、ほら、彼女の音楽聞いてるとなんか不思議な気分になっちゃうでしょ。



Emilie Simon - Dame De Lotus




かっこいい女ですね。才能があって美人でしかも魅力的で、神様はどうしてこうもえこひいきなんでしょうか。二曲彼女のオリジナルを紹介したけど実は彼女の曲で一番好きなのはザ・ストゥージズのカバー曲。原曲のイメージを壊さずに全く別の楽曲に仕上げています。脱帽です。
そういえばずいぶん前に紹介した私の大好きな曲、クリス・アイザックの Wicked Game もカバーしてたな。もしかしたら音楽の趣味が奇麗な彼女と合うのかもしれないな。と、世迷言はこれくらいにして、では、オリジナルと合わせて、二曲続けてどうぞ。
(デビュー盤と今回紹介したコンピュレーション盤とは若干バージョンが違います。聞き比べるのも面白いかもしれません)




Emilie Simon - I Wanna Be Your Dog



The Stooges - I wanna be your dog










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歌丸さん

2018.07.12 (Thu)
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歌丸さんが死んだ
なんだか嘘みたいだ

テレビで見たときからお爺さんだった
笑点では毒舌の憎まれ役だった
創作落語の出だとは知らなかった

私は東京の下町育ち
五代目三遊亭圓楽、『若竹ビル』のすぐ隣に住んでいた。
初めて見た落語はそこで見た円楽師匠の高座。
円楽さんは朝早くから箒片手に近所の路地を掃除していた。

歌丸さんの高座はきっと見たいときにいつでも見れると思っていた。
気がついたら一度も見ないで終わってしまった。
改めて思うのは
当たり前だけど『歌丸さん』て一人しかいなかったんだなと。
なんかミック・ジャガーとかデヴィッド・ボウイとか、そんなロックスター達と全くおんなじ。

歌丸さんが死んだ。
本当にかっこいい男が死んじゃった。




Shivaree - Goodnight Moon











『フィリピン・南国の光』 台風

2018.01.28 (Sun)
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パーティーが終わるころ、夜には雨が降り出していた。
南国といえども季節は冬、夜となればうっすらと肌寒く、宵闇に包まれたジャングルのテラスでコンピューターエンジニアのマニエルとビール片手に話し込んでいた。


「キリスト教が来る前の君たちの文化のことを教えてくれないか?」


私は、以前、こちらの記事で書いた長年の疑問を彼に投げかけてみた。もしかしたら君の気分を害する質問かもしれない。もしそれでも差し支えなかったら教えてくれないか。そう許しを乞うた上で彼に質問した。


「スペインはフィリピンのすべてを破壊していったよ。フィリピンは永い間スペインの奴隷で、アメリカに統治され、そう、戦争中は日本だったね。フィリピンの文化は征服者に粉々に壊されてしまったんだ。」


私が錦糸町のフィリピンパブで感じた疑問を率直に答えてくれたのは彼が初めてだった。


「でも、君はクリスチャンだよね」

「ああ、そうさ。フィリピンの抱えている問題はそんなに簡単ではないんだよ。」









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パーティの席で女の子に、「なんで、あなたたちは日本を許してくれたの?」と聞いてみた。
戦争当時、フィリピンではずいぶんひどいことをしてきた私たちの遠くない先祖。「昔は日本人のことを憎んでました。でも、日本にたくさんの『ジャパゆきさん』が行くようになって、日本人は実はいい人たちだ。私たちの想像していた鬼のような人たちとは違いました」と、たくさんの女性たちが日本のことを持ち帰って、今ではみんな日本が大好きになりました。
フィリピンに行く直前にマニラ市内に『慰安婦像』が建てられた。韓国人よ、日本とフィリピンの友情を頼むから邪魔しないでほしい。日本は中国でもフィリピンでも随分とひどいことをやった。朝鮮を併合したというのとはわけが違う残忍なことをだ。それでもフィリピンや中国の人は私を許してくれる。中国人の少女が上海空港で私に耳打ちした。「あそこにカメラがあるから大きい声では言えないけど、みんな中国政府はうそつき、大嫌いって思ってるのよ。」



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危惧していた通り旅行中もフィリピンの人から慰安婦像の話が出た。頼むからあの国の話はやめてくれ。しかし昔から私がこんな感情を持っていたわけではない。私は東京の下町生まれ。彼らの住む大規模部落が近くにあった。子供のころ親たちの世代が彼らを差別的にみているのに腹が立った。しかし、それにはそれなりの理由があるのを知るのにはそれほど時間はかからない。
闇金、パチンコ屋、ヤクザにチンピラ。長いあいだ男として生きていればいろんな人間にあう。そのなかで彼らとかかわって仕事上苦い思いをしたのは一度や二度ではない。外国に旅に出ても、そこでも彼らはついてきた。私は旅先で一度たりとも彼らの行動に感銘を受けたためしがない。
なぜ、彼らは現地の人を見下すのだろう?なぜ、平気でうそをつくのだろう?なぜ会話をしても自分のことしかしゃべらない自分語りなのだろう。ホテル代値切り倒して、レストランのレジの女の子に食ってかかって、その結果、誰にも相手にされず異国の空の下で一人さみしく食事をしているのが彼らにとってのプライドなのだろうか?ここでは書かないが、きっと、その理由は私には言い当てることができるし、そんな彼らの心に巣くっているその病巣を自ら克服し乗り越えるには相当な労力と時間が必要だろう。しかし、だからといって自己を確認するために他人を貶める行為は最低だ。自力で立つことができないからと言って他人の足を同じようにたたき折るようなことは人としては最低だ。とにかく、一言忠告だけはしておく。あなたたちには一切関係ない。私たちの友情の邪魔をするのはやめてくれ!



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台風が来ていた。
南のほうでは洪水が起きて死者も出ているようだ。
昨日まで天気が持ってくれたのは大きな幸いだった。この家族には幸運の女神がついている。


(この台風でフィリピンでは300人近くの死者を出してしまったようです)


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雨降りなのでダスマリニャスのパラパラという街、超巨大モール『SMモール・パラパラ』に行ってきた。





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『おいしい!』かっぱえびせん。





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鯉かな。ソウギョみたい。




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名前聞いたけど忘れちゃった。
今朝食べたこの上に載せた写真の料理。おなかに詰め物してとてもおいしかった。ニシンみたい、ボラかな。フィリピンではよく食べられる魚。






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テラピア。白身ですごいおいしい魚なんだよね。日本では外来種問題でいいイメージがないけどどんどん採ってどんどん食べちゃえばいいのに。一度、養殖物の刺身を酢味噌和えで食べたことがあるけど絶品でした。(野生のものは絶対火を通してね。肝臓やられるよ。)



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フィリピンはまだまだそんなに豊かな国ではないけど、購買意欲は日本の比ではないですね。ガンガン買ってがんがん楽しんでる。レジ打ちものんびりムード。並んでるお客も特にイライラする様子もなく、値段がわからないとお客ほったらかしでどっかいっちゃうし。
レジ袋のようなプラスチックの袋はスーパーやコンビニ、フィリピン国内で見ることはありません。みんなエコバックかペラペラな紙袋。きっとゴミ問題がひどかったんだろうね。最近変わったんだそうです。



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昼食はモールの中の食堂で。ジョリビーよりも数段高級なバイキング。



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ランチタイムはそこそこリーズナブルに食べられる高級レストランなんだそうです。スウィーツも取り放題でいっぱいいただきました。




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On The Road / Emi Meyer





今日はあいにくの雨だしくさくさする気分を吹き飛ばしたい時こそこんな曲で。
エミ・マイヤー、父親がアメリカ人、ハーフのジャズボーカリストでピアニスト。プリウスのコマーシャルで使われてましたね。現在まで6枚のアルバムを発表してます。どれも隙のない名作ぞろい。もちろん今夜紹介した曲もめったにお目にかかれない爽やかな名曲。なんで、本国、日本でもっと話題にならないのか?これだけ文化的に成熟した国なのにとかく音楽に関しては全く教養を感じない国。不思議です。




登り坂/エミ・マイヤー










富岡八幡宮殺傷事件

2017.12.08 (Fri)
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私の氏神様は深川富岡八幡

とんでもないことが起きてしまったようです。境内で日本刀、慌てて東京の母親に電話をしました。本当は明るい違う記事を書こうと思ていたのですがPCを開いたら、突然そんな事件が目に飛び込んできました。

江東区といっても、現在もっぱら注目されているのは新しい埋立地ばかり。江東区のイメージは草木の生えないゴミで埋め尽くした海に広がる灰色な埋立地の風景。有明だとか、夢の島だとか、大田区と争っているオリンピック埋立地だとか。それに反して本来の江東区、いわゆるヨーロッパに旅行したときに耳にする旧市街と呼ばれる区域、それが門前仲町(よその人は門仲と呼びますが地元の人は仲町と呼ぶ)、木場、深川などの中川より西、下町旧深川区といわれる地域だ。私はこの地区の生まれ。八幡様の氏子である。
富岡八幡といえば江戸三大祭りの一つ、深川水かけ祭り、120基の神輿が街を埋め尽くす寺社一社のみの祭りでは浅草をしのぐ日本最大の盛大なお祭り。一般には浅草の神輿が全国的に有名なようだが、私にいわせれば浅草のみこしは観光化されて、そもそも町人の担ぐ神輿があるのか無いのか、昔の姿をすっかり忘れてしまっているように見える。ちなみに『せいや!せいや!』の掛け声は戦後に生まれた邪道なもの。昔ながらの『わっしょい、わっしょい』を守り通しているのは我々深川の祭り、なので調子が行ったり来たりで神輿の進むのが非常に遅い。いわゆる練り歩きである。ついでにいつか言ってやろうと心に溜めていたことなのだが、大体祭神が御腰になる神聖な御神輿に人が乗るなんざ罰当たりも甚だしい。神輿は一年に一度、神様が神社からお出ましになり町中をめぐり人々の無病息災を祈るもの。その神輿に乗るなんざ不届き千万、不遜なさまはみるに堪えない。それも大体が他所から来た担ぎ屋のどこの馬の骨ともわからない、目立ちたいだけの半ぱなヤクザのやること。我々が一年仕事で苦労してやっと訪れたお祭りでなんで人間のくずなど神輿に担いで乗せようか。神輿に乗るのは人としては常識のない者のやることです。ヤクザの語源、おいちょかぶで8+9+3は10、20のドボン、役に立たない数だということで人として害悪にしかならない人間のことをたとえてやくざと呼ぶ。浅草でも神輿乗りはやっと禁止になったようですね。深川のお祭りは昔から墨の入った人間は神輿を担げないことになってます。街の力が非常に強い。しかしながら現在でも、各地域の寄り合いでは、祭りの顔役、しっかりと刺青を入れた着流しのご老人。この方々はヤクザとはちょいとわけが違う。永く命がけで街を守ってきた、人々の呼ぶところの任侠と言われる『かたぎ』の方々を拝見することがあります。ヤクザの入れている入れ墨は彼らのようなその身を挺して自分の街を守ってきた堅気様、威勢のいい町火消や、街の治安を守る地域の顔役がそのプライドと心意気を示すために入れた刺青を真似たもの。彼らの威信に何とかへつらって彼らの威厳にあずかろうとイキがって入れた人生のまがい物が今の入れ墨です。虎の威を借る、本来ならそんなもの入れずともあなたのその腕力をもってすれば人の道は自ら開けるというのに。

報道で聞けば宗教法人内紛の様相。寺社といえば昔は地域に根差した開けた場所であったはずなのに今では宗教法人という名の閉ざされた秘密結社のよう。最近作られた深川八幡の敷地内にある深川不動の新本堂、および内仏殿。狭い境内に威風堂々とその景観を見事に汚している鉄筋コンクリートの不細工な建物はいったい何のために造られたのか?どのようなお金で建設されたのか?そんなもの作る金があったら今この瞬間、明日もわからず困窮している人々に寄付でもしなさいな。以前、不動尊について寺社の方に質問した際に、非常に不遜な、無礼な態度をされた覚えがある。きっと彼らは衆中を救う寺の本文をすでにすっかり忘れてしまっているのだろう。
富岡八幡宮の関係者、二人死亡、一人が意識不明の重篤、一人負傷。移住したこの長野でも善光寺で住職のセクハラ、パワハラ事件が話題になった。宗教法人とはいったい何なのだろう。私たち、神社、寺院の氏子、信者はけっして彼らの食い物ではない。宗教法人とは私服を蓄えるシステムでは決してないはず。あの時のお不動様で受けた冷たい対応を思い出すとそんなことを肌身に感じずにはいられない。


死者は合わせて3人になりました。もっともこのうちの二人は容疑者のようです。殺されたのは容疑者の姉、富岡八幡の宮司。
富岡八幡の周辺は最近いろいろと騒がしかった。脱税疑惑、今年の10月には、宮司の後継人事をめぐり神社本庁と対立、離脱したのはニュースで知っていました。事件直前、富岡八幡のブログにセクハラ、パワハラを訴える宮司による記事『世の中間違ってやしませんか?』がアップされています。アメーバブログ『富岡八幡宮公式ブログ』、気味が悪いのでリンクはしません。この4時間後に彼女は死ぬことになります。
富岡八幡は江戸勧進相撲発祥の地、横綱襲名の折は奉納土俵入りの儀式が境内で執り行われます。そちら相撲界の現状は皆さんも知っての通り、泥沼の様相を呈しています。思い返せば宮司の後継問題を巡り怪文書がばらまかれたこともありました。門前の有名食堂での青酸カリ混入殺人未遂事件で世間を騒がせたのはいつのことだったか。裕士ちゃん誘拐殺人事件の時、この子の死体が見つかったのは八幡様の境内にある空井戸だったと記憶しています。(この井戸には幽霊が出ると噂されていました)
今年の8月17日の彼女のブログによるとまた別の怪文書がまかれた事実が書いてありました。そのブログのページには不吉なことに大きく自身の墓と『祟り神』という文字が記されています。



今年は深川祭り本祭りの年。めでたいはずの年回りに彼らはいったいなんてことをしてくれたのでしょう。





追記

貴乃花のご意見番にも何やら怪しげな宮司だか宗教家がいましたね。龍神総宮社ですか、昭和38年創設の新興宗教団体のようです。インタビューか何かで非常に乱暴な言葉で話していました。坊主と違って宮司という職はあまり人間性を問われないものなのでしょうか。こういうことが続くともはや人心を惑わす妖怪ですね。

追記の追記
龍神総宮社のホームページ覗いてみました。今後貴乃花に加勢する見方は一切しないことに決めました。報道画面からはわからない薄気味悪さを相撲協会のほかの理事、関取衆は貴乃花から感じているのでしょう。




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