すくなひこな、ルージュと会う

2018.10.15 (Mon)
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10月6日 土曜日
少彦名がルージュさんと会いました。
その日はあいにく台風が来る直前で今にも雨が降りそうな荒れた天気。
それでも私の心は遠足に行く子供のようにうきうきしています。
なんてったってルージュさんに会うのですから。





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6時43分
上野村を出発。
10月というのに台風のせいで夏の朝のようにしっとりと温かです。






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まずは身だしなみ。
行きつけの平湯温泉に行ってのんびりと朝湯を楽しみます。
写真は冬に撮ったものなので雪など写ってます。

信州風呂巡り 第一番  湯の脇 平湯温泉







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霧ヶ峰スキー場
もともと放浪癖があるので途中いろいろと寄り道してしまいます。
ここまで登ってくるとさすがに辺りは秋の景色。
上野大根の疎抜きも終わって人心地、しばらく写真など撮りながらぼぉっとします。




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バブル当時に建てられたであろう廃ホテル。
この辺はこういった廃墟が古代の遺跡のように点在していてなかなか面白いんです。私も忙しい農作業からしばし羽を伸ばして道行がてら取り留めない自由写真旅行。




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10時18分
改めて目的地の白樺湖に向かいます。
高原のハイウエーには霧が出始めました。





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霧で5メートル先も見えません。
さすが霧ヶ峰、なかなか幻想的です。



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と、いくらも進まないうちにまた寄り道。





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11時03分
霧の白樺湖を見下ろしながらルージュさんはどの辺にいるんだろうと再びぼんやり眺めます。






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11時45分
遂に目的地到着!
初めて会うルージュさんの熱い抱擁に、心を奪われる。





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おやじマニアが集うラジコンカーの大会。
子供の時に買えなかった高価なラジコンバギーでいい歳した大人たちが童心に帰って集う夢のような集会。

私も小さいころすごくあこがれたなぁ。





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ルージュさんを盗み撮り。
何を隠そう、伝説的ガールズパンクバンドの元ボーカリスト。
とてもよくしゃべる元気のいい女性でした。明るくてオープンな屈託のない人。
すごく元気だったので病気だなんて本当は嘘じゃないの?
もし仮病だったら一通り怒った後でみんなでお祝いの祝杯を挙げるんだけど。




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最期のじゃんけん大会で本日の目玉、エンジン付きラジコンバギーを見事ゲットしたルージュの旦那さん!
それまで全て初回で敗退していたのにここぞという時に力を発揮するできる男と私は見た。
ルージュさんもバギーのミニチュアをゲットして二人そろって幸運な夫婦でした。いやー、びっくりした。






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そうそう、本日ルージュさんに会った目的はこちらのバラをいただくため。ローズシネルジック(ローズシナクティフ)という名前のバラ、香水にも使われるほどとてもいい香りがします。

併せてお菓子もいただいて。
大事に育てて必ず大きな花を咲かせますよ。





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帰路は更にもましてすごい霧。
バラをいただいてすぐ帰る予定が結局大会最後までご一緒させていただきました。

霧の白樺湖の楽しく不思議な一日、写真の多さでこの日の気持ちは御察しあれ。





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In my mind / Dave Mason







Dave Mason
デイブ・メイソン、イギリスのミュージシャン。元、トラフィック / Traffic のギタリスト。現在72歳、ロック殿堂入りの音楽界の重鎮。バンド、ソロを含め多数の名盤を世に送り出し、セッションした有名ミュージシャンは数限りない。デレク&ドミノス、キャス・エリオット(ママス&パパス)、ホリーズのグラハム・ナッシュとバーズのデヴィッド・クロスビー(後のクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)、ジョージ・ハリソン、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズにジミー・ヘンドリックス、スティヴィー・ワンダー、マンハッタン・トランスファー、挙句にはマイケル・ジャクソンなど、挙げだしたらきりがない。本日紹介したのはそんな彼の3枚目のソロアルバム「Headkeeper」から二曲。数ある傑作の中にあって埋もれがちな一枚だが前半の抒情的なスタジオワークと後半のパワフルなライブ盤という一粒で二度おいしい楽しめる一枚。メイスン自身はこのアルバムを「海賊版」と非難していたようで、レコード会社とのトラブルの最中、会社が勝手にリリースしちゃったといういわくつきの作品。
秋になるとこういったカントリーロックっぽいのが無性に聴きたくなる。最高のミュージシャンたちと最高の演奏を聴かせてくれる数少ない優れた音楽家の一人。なぜ、日本でほとんど知られていないのか不思議でなりません。

とりとめのない秋の風景と共にウイスキーでも傾けながら、どうぞ。






To Be Free / Dave Mason






こちら は『Alone Together』と『Headkeeper』を一枚にした再発盤です。


Dave Mason デイブメイソン / Let It Flow: 流れるままに 【CD】




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台風

2018.10.01 (Mon)
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只今、台風24号が我が家の上空を通過中。
『上川が危険氾濫水位を超えました』と市役所の緊急放送の声が深夜の山の中に響いています。



The Damned - Shadow Of Love







ザ・ダムド
UKパンク界を代表する三大パンクバンドの一つ。当時流行の最先端だった『パンク・ムーブメント』を大いにけん引してきた彼ら、ちゃんと音楽してる楽器が上手なパンクスって言われてたな。今夜紹介した一曲、『Shadow Of Love』はそんな往年のパンクシーンを物の見事に裏切ったゴチック・ロックないわゆるポスト・パンク / ポジティブ・パンク・ムーブメントの中の名曲。古くからのダムドファンであったオリジナルパンクな少年たちを大いにがっかりさせた疑惑の一曲です。解散、再結成を繰り返しそのたびに変節してきたパンク界の大御所が最後に見せた美しくも妖しい徒花と申せましょう。

この曲にはいくつものバージョン違いが存在していまして、私が所有しているのは45回転12インチシングルというレアもの。CD化もされていないようでただいま絶版の希少品のようです。YouTubeでも当該バージョンのみアップされていないうえに、ユニバーサル ミュージックから著作権侵害の申し立てが出されていて現在視聴がブロックされており残念ながら皆様にはお届けすることができません。つまらぬ損得勘定のみで数ある名曲が闇に葬られてゆくのは実に無念の極み、大きな図体してケツの穴はちっちぇえなぁ、などと汚い言葉もつい口に出てしまう暴風雨が吹き荒れる嵐の夜。私の持っているミニアルバム『The Damned ‎– The Shadow Of Love (The Pressure Mix)』は、数あるバージョンの中で最も完成度の高い『The Shadow Of Love 』の決定版ともいえる一枚。


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The Damned ‎– The Shadow Of Love (The Pressure Mix)
海外サイトで中古盤が安価で出回っているようです。
興味がある方は。






諏訪市立湖南小学校後山分校

2018.08.20 (Mon)
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今年中の取り壊しが決定しました。
以前、ブログで紹介した後山分校。また一つ、懐かしい風景が日本から消えてゆきます。






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私の家からは隣村。こちらに引っ越してすぐ、偶然見つけたときの衝撃は今でも忘れられません。

過去記事霧のドライブ』






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丘陵地に建てられた立派な校舎。
分校と言われる割にはとても凝った、一度目にしたら忘れられない不思議なたたずまいがあります。






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裏山の斜面に向けて二階から空中スロープが突き出ています。
何のための廊下でしょう。






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映画やドラマのロケ地にも多数なっているようです。
代表的なものにフジテレビの『ゴーイング マイ ホーム』や映画では『ひぐらしのなく頃に』などがあります。
私はどちらも見たことがありませんが。







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近所の方からは夏のうちに取り壊しと聞いています。
消えてなくなってしまう前に出来るだけ記録にとどめておこうと思います。






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トイレですかね。
煙突は肥溜めのガスを抜くためのもの。臭突と呼ぶのだそうです。





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廃校 廃墟
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図書室だったのでしょうか。『文』の文字が読めます。棚の上には捨て忘れた野球のグローブ。






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木造二階建てなのですが、斜面に建てられているために一見すると3階建てのように見えます。






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体育館。
正面から見て左側面。








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校門の石垣にアケビがなってました。
子供たちがいればきっと取り合いっこになってたでしょうね。










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お盆を過ぎたとたんに急に秋めいてきました。
眩しかった夏の日々は過ぎてゆき、またつらい冬がやってきます。








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Aretha Franklin - (You Make Me Feel Like) A Natural Woman




アレサ・フランクリンが16日に亡くなりました。
偉大な女性ソウル歌手、彼女に代わる人はやはり見当たりません。
過ぎ去ってゆく全てのものを偲んで。






雨乞い

2018.08.16 (Thu)
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ここ一か月、まともに雨が降っていない。
世間ではゲリラ豪雨と連日方々で騒々しいが、方や、この峠の村は雨雲に嫌われているかのように全く雨が降っていない。
数えてみてもこの一か月、雨が降ったのはたった二日だけ。それもほんの一時の通り雨と、お付き合い程度の霧の雨。
畑にトラクターで入れば二、三分で車も体も真っ赤赤のほこりまみれ。流砂に埋まるように、ついにトラクターは乾いた土に飲み込まれて動かなくなった。



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それでも夕方には雨が降り始めて。まとまった雨はこの夏初めての待望の雨。今まで行ったこともない山林の山道を雨乞いの雨の匂いに誘われて奥へ奥へと分け入って。




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開けた草原に大きな角を広げた雄鹿が悠然とこちらを眺めている。あまりの見事さにこちらも呆然とにらみあう。




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雨のない日が続いているのにこんこんと湧き続ける谷間の湧水。
手で受け取ってのどに流し込むその掌が凍えるほどに冷えて冷たい清流の泉。




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この一か月、一滴も雨を降らせなかったお天道さんはよりにもよって、花火大会の当日に久々の恵みの雨。






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しかし、百姓の私にとっては一年に一度の花火大会よりも大切な、大地に降り注ぐ今夜の雨。ゲリラ豪雨だろうと集中豪雨だろうととにかく気のすむまで雨を降らせてくれ。
そういえば諏訪の花火はいまだかつて見に行ったことがない。大会の日に行かなくとも夏の間、諏訪湖のほとりでは毎日15分間、観光客のために打ち上げ花火があがる。大体いつもは忙しく、花火大会の日程なんて毎年すっかり忘れてしまう。
ところで、夕立とゲリラ豪雨ってどこが違うんだ?テレビ局から流れる言葉は増々下品になってゆく。






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峠の上から眺める花火。
雨露に濡れた夏草にうずくまって一人眺める夏を見送る湖面の花火。














Alice Fredenham   'My Funny Valentine'









アリス・フレドナム
イギリスのジャズボーカリスト。Britain's Got Talent / ブリテンズ・ゴット・タレントで一躍注目を浴びプロデビューの道を開く。デビューアルバムはコアなファン達からの出資で製作開始、2015年には発表される予定でしたが、伸びに伸びて去年の2017年2月にあの懐かしのチェリーレッド・レーベルから発売の運びとなりました。
このアルバム、すべてジャズのスタンダード、カバー曲を集めた一枚になりますが、彼女の謳うマイ・ファニー・ヴァレンタインを聴く為だけでも手に入れる価値あり。子供の時に聞いたヘレン・メリルが歌う“My Funny Valentine”の衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、星の数ほどいる女性ボーカリストの中で、これほど切なく、この名曲を歌い上げる鬼気迫る姿はなかなか見れないのではいかと思います。
彼女のどこか危なっかしいキャラクターを生かすだけのコンセプト、バックを固める優秀なミュージシャンやアレンジャー、技術屋、コンポーザーがそろえばさらにいい作品ができるのではないかな。二枚目に期待。


“My Funny Valentine” を初めて聞いたのはサラボーンでもなくチェット・ベイカーでもなく、ましてやオリジナルのフランク・シナトラでもありません。そのうえ、私の手に入れたヘレン・メリルのミニアルバムは市販されていたものではなく何かオーディオ雑誌の付録でついてきた24bit試験録音の視聴盤。オーディオファンのためにわざわざ来日して収録した貴重なものでした。それ以来、ジャズボーカルといえばヘレン・メリル。彼女のハスキーな歌声は今夜紹介したアリス・フレドナムと通じるものがありますね。ところで、一時期聴きまくっていたその視聴盤、今でも実家を探せばあるのかな。


Alice Fredenham - Hushabye Mountain











Seeds of Night

2018.07.27 (Fri)
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家に帰ってみたらROUGEさんからバラの本が届いてました。
家の目の前に小さな畑を改めて造って、彩にバラを一本植えようと思って、何がいいですか?と数限りなく存在するバラの品種の中から無謀にも最高のものを一本選べと、なんとも失礼で無責任な質問をROUGEさんにぶつけたところ、それでは大事にしていたこちらの本をそなたに差し上げましょう、と優しいお言葉をいただきました。
私の畑は裏山の斜面に。夜中、なんか食べたいなと思ってもわざわざ暗闇の中採りに行くことも出来ず、ならばと思って台所のすぐ横に土留めの木枠は組んで見たものの未だに肝心な用土も運び込んでおらず空っぽのまんま。農作業がひと段落ついてから軽トラでえっちらおっちら運び込むとしましょう。

さて、ROUGEさんから届いた本に目を落とすもつかの間、まだ日が高いうちにやってしまおうと工場で働いている最中からグッと心に決めた勢いそのままに裏山の畑に向かいましたら、あらららら、ら!十日も見ないうちに、この暑さのせいでしょうか、株間の雑草が腰の高さまで、はるかに作物の背丈を超えて生い茂ってるじゃありませんか!すぐさま管理機のエンジンはフルスロットルに、夕日に照らされた夏草をバッタバッタとなぎ倒す。しばらくすれば夜空には真ん丸の赤いお月様、すっかり日が暮れたにもかかわらず大きな月は電球のように山の斜面の畑にくっきりと私の影を映し出し、砂ぼこりの舞う乾いた赤土の上に両手をついて腰を深々と落とし、匍匐前進さながら、耕運機の刃に残った青草を這いずりながら手当たり次第ひっこ抜く。しかしその間、血に飢えた山中の虫という虫たちが私の頭の上に無数に群がってきて目と言わず鼻と言わず、耳の穴から、口の中まで。穴という穴に向かって急降下で次々と突っ込んでくる、まるで私は今にも沈みそうな満身創痍の巨大戦艦。日が落ちて二時間の間、漆黒の山の中には私の断末魔の悲鳴が月光の里まで響いておりましたとさ。






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ROUGEさん、ありがとう。
いただいた本、大切にしますね。きっときれいなバラを咲かせて見せます。


ROUGEさんのブログはこちら










The Cave Singers - Seeds of Night



Pete Quirk – vocals, guitar, melodica, harmonica
Derek Fudesco – guitar, bass pedals
Marty Lund – drums, guitar






ザ・ケイブ・シンガーズ
今日の一曲は夜の農作業、Seeds of Night ということで。シアトル出身のアメリカンバンド。日本ではほとんど無名ですがアメリカンロック特有の乾いた、それでいておおらかでリラックスした良質なサウンドを聞かせてくれます。フェイスブックで確認したところ現在も活動中のよう。今夜紹介したのはデビューアルバム、2007年リリースの 『Invitation Songs』 から冒頭一発目の曲。マイナーながら良質なポップスを奏でる彼ら。時にアコースティックで、時にブルージーで、あるいはディープに、ノスタルジックに。まったりとしたサイケデリックな夜には冷えたビール片手に彼らの歌に体を揺らすのもいい。お勧めです。



THE CAVE SINGERS - Falls













キャンプだホイ

2018.07.22 (Sun)
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スリランカの友達がキャンプがしたいということで近所のキャンプ場を紹介してあげた。







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よくバーベキューなんかで利用させていただく憩いの場所。
地域の森林組合の方々が無料で開放している小さなキャンプ場です。草刈りも行き届き薪なんかもうずたかく積まれていて、こういった無報酬の取り組みには本当に頭が下がります。
とうとうと流れる湧き水はキンキンに冷えていて本当においしい。ただ水を飲みに訪れるだけでも十分癒される夢みたいな場所です。








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今回はインド人、スリランカ人、マレーシア人、そして日本人の混成部隊。女子供は家に置いてきた男だけの飲み会です。







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もちろん私はゲスト扱い。インドの男性はこういった時には非常に熱心で、てきぱきとよく働きます。先に混成部隊と書きましたが実を言えば皆さんインドをルーツにしたタミル人、私と話す以外は皆さんタミルの言葉で楽しんでいます。
さて、ビール片手におつまみが出来上がるのを待つ私の傍らには、本日の相棒、モーリスの『W-40』が控えめに佇んでおります。せっかくですから、お肉が焼きあがるまでこのギターについて少々ご紹介をさせていただきましょう。 

Morris W40
モーリス楽器、W-40、生産拠点は長野県松本市。70年代から80年にかけて製造されていた日本が誇るお手頃ビンテージギターです。所有の一本は1970年代のラインアップ、マーチン社製の名器D-45の完コピ品。1976年製造と聞いていますが何故かヘッドには横書きではなく縦長のロゴが、マイナーチェンジしたときの最初期のものかもしれません。バックは茶色とナチュラルのスリーバック。作りも非常にしっかりしていて、当時の一流海外製品にも引けを取らない見事な仕上がりです。しかしそうはいっても海外有名ブランド丸パクリのコピー商品、マーティンのバッタ物じゃない?などと、ブログをご覧の皆様、決して本機を侮るなかれ。ボディーを構成している木材は、幻の銘木、バック、サイド、そしてヘッドのツキ板にまで、現在は入手不可能なあのハカランダ材を、合板ではありますがふんだんに使用しております。現代の状況では再現不可能、販売当時の価格が4万円台ということを考えるとあり得ないほどのコストパフォーマンスです。
音のほうは非常にバランスのいい、いわゆる『フォークギターらしい』音色です。マーティンDタイプはドレッドノート型と言われるだけあっておおらかで豊かな低音が特徴、ボディー全体でなってくれるのがダイレクトに体に伝わり非常に心地いい。かといってフィンガーピッキングにもしっかり対応できるキラキラ感も兼ね備えた、飽きの来ないオールマイティーなギターだと思います。出過ぎず飾らず、かといって埋もれることのけっしてない粒立ちのいいサウンド、40年の年月を重ねた枯れた味わいを持つ逸品です。


ドレッドノート/ Dreadnought はイギリスの戦艦。就航以前の軍艦をはるかに凌駕する性能を持ちド級戦艦『大きくて強力な戦艦』という用語を生み出した。ちなみに大和などの対戦中の戦艦は超ド級戦艦。


モーリスW-40で録音してみた小品がこちら
犬の散歩 - すくなひこな


一人で重ね録りなんですけど、どのタイミングで終わるのか分からなくなってしまって最後はなんだか変なことになってます。


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例の田んぼの草取りは現在も継続中。
へとへとになった体に夕べのビールが染み渡ります。





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昼の暑さはうそのように、明かり一つない山間の夜はひんやりと冷えていきます。他愛もない話を肴に、満天の星空の下、男たちの夜がしんしんと更けていきました。





Stefan Grossman performs "Bermuda Triangle Exit"




言わずと知れたステファン・グロスマン先生。彼のビデオで日本でもラグタイム・ギターの名手がどんどんと増えてます。





Stefan Grossman / How To Play Ragtime Guitar (ステファン・グロスマン)




ひぐらし雑記帳

2018.07.02 (Mon)
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6月28日
ひぐらしが鳴き始めた。
夕暮れの森の中で一匹だけさみしく鳴いていた。
ひぐらしの鳴き始めは記録してないから確かにはわからないがいつもの年よりかなり早い気がする。
梅雨も梅雨らしい日が一日もないままに一週間も早く開けてしまった。

6月27日
食堂で突然目がおかしくなった。
右の視界の上からぐるりと半円をかいてナイフで切ったように切れ込みが入った。その切れ込みから虹色の炎のようなものがめらめらと噴き出していた。そんな状態が10分余り続いた。食事をしている周りの友人の声が聞こえてはいるが何故か頭に入ってこない。吐きっぽい気がする。座っているのに立ち眩みのようだった。
仕事を半日で切り上げて大きな総合病院に行った。救急外来、きれいな見習の女医さんだった。帰りしなに『専門は?』と聞いてみたら『駆け出しでまだないんです』とのことだった。今度CT検査で頭の中を見てもらおうと思う。

猛烈に忙しい。
朝、二時間畑で仕事して、泥のついた長靴のまま会社に出る。
仕事が終わってからまた畑に出て日が暮れて暗くなっても山間の耕地で一人うろうろとしている。それでも全く追いつかない。
今日はやっとモロッコのトンネルを一本だけ建てた。豆の苗がもう伸びきっていて網でひっかけて少し痛めてしまった。風が強い、弦が風で折れてしまわないように明日も朝早く起きて夕方までにはもう一通り支柱を仕上げてしまおう。

キース・ジャレットを聞きながらせかされるように書いてる。
終わったらジャズを流しながらワールドカップを観戦しよう。





Keith Jarrett Standards Trio








Keith Jarrett キースジャレット / Standards, Vol.2 (Uhqcd) 【Hi Quality CD】


Keith Jarrett キースジャレット / Standards, Vol.1 (Uhqcd) 【Hi Quality CD】



辰野町 ほたる祭り

2018.06.18 (Mon)
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インドの友人の両親が息子に会いに来たということでほたる祭りに連れて行ってあげた。



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今日は朝から出ばれいで、村の上流にある田んぼの水のため池の草刈り。若手の私は冷たい水に胸まで浸かって長柄の大鎌で一人草と格闘してました。



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辰野のホタルを復活させたのは地元の小学校の先生、 小口珍彦という方だそうです。私の母もこの先生に教わった。ほたる祭りは今年で70回を数えます。


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ほたる童謡公園がほたる祭りの会場。入場料はこの時期だけ500円かかります。
さすがに私のカメラでは蛍は撮れません。代わりに竹で作ったイルミネーション、なかなかきれいでした。今年はほたるの出現が10日も早く、そのうえ例年よりは少なめだとか。それでも見事なものでしたよ。インドの方々もとても喜んでいました。



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インドじゃ蛍は普通に見れる珍しくもないものだと思ってましたから楽しんでもらえるか心配でした。それでもチェンナイの都会に住む彼らにとっては我々日本人と同じく蛍は珍しいもの。
インドのホタルは黄色っぽい光なんだそうで、言われてみれば日本のホタルは青緑がかった落ち着いた幽玄な色合い、夏に帰ってくる先人の魂のようでなんとも言えず柔らかな気持ちになります。
写真はスーパーローカル鉄道『飯田線』 二両編成の南信山岳地帯を通り抜ける、秘境を走る鉄道として鉄道ファンには知られているらしい。豊橋まで6時間、本当に暇な日があったら一度ゆっくり揺られてみたい。

さて、今日も朝から晩まで働き詰め、明日も会社に行く前に何とかマルチを敷かなくちゃ。しばらく雨みたいだし。







Ps
街の出店は9時で店じまい。綿菓子食べたい人は早めにお出かけください。







ps 6/18
ほたる童謡公園のある松尾峡は東日本のホタル生息地としては最大、松尾峡全体が天然記念物として指定されているようです。
松尾峡では蛍の保護に関して他県、他地域からの無制限な移植、ほたるのえさのカワニナに関しても地元固有種を増やしたわけではなくほかの地域からの移入という方法でほたるの再生を試みてきました。
当然学術的には、また、一般のエコロジストからの批判として固有種の絶滅、無責任な生体の保護の悪例として盛んにやり玉にあがることが多々あるようですが、私はそのような単純な考え方に全く同意するものではありません。偏狭な一部の学者の見解では固有種をできるだけ純粋な形で残して行くことこそが自然をありのままに保護してゆく基本のように定義されているようですが、そもそも自然破壊が限界まで達している現在、希少生物の繁殖活動は局地的になおかつそれぞれのグループが断絶して細々と営まれているのが現状、それぞれの生息地はお互いに交わり重なることなく孤立した小グループがそれぞれほぞ細と歴代繁殖を続けて種を維持しているのが現状です。
例えて言えば、限られた空間の中、まるで水槽のように閉じた生態系で近親相姦を長年にわたり繰り返している。そのような異常な状況が長く続けばそれらの希少生物は自ずと競争力を低下させ、固体といての生命力、多様性を失って自滅してゆく。たとえ人間の保護下にあったとしてもゆくゆくは絶滅の一途をたどることは明白なのです。純粋な地域固有種というのは長い地球の生態系から見れば極めて不自然なこと、辰野で行われた他地域からの積極的な移植というのが実は自然界ではいたく普通なことだと私は考えております。




松尾峡 - Wikipedia





高島城 諏訪の桜

2018.06.12 (Tue)
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今回もちょっと前の写真をね



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『トコトコ信州観光ガイド』と新たにカテゴリーを立ち上げてね



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高島城は諏訪の浮城と呼ばれていましてね



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昔は天守の背後まで諏訪湖が広がってたんだってね




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そんな姿を想像しながら桜を眺めるのもとってもいいものでね




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一周僅か5分の小さなかわいいお城なんですがね






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そのうえ天守は鉄筋コンクリートのレストアなんですけれどもね







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それでも特にこの時期の桜の見事さは格別でしてね








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ところで、桜って当たり前に毎年お目にかかれるのものなのですがね







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何度見ても初めてのような気がしてね





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梅の花とかチューリップだとかはしっかりと目に焼き付けることができるんですけどね






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桜だけはいつになってもとらえどころがどうにもなくってね







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手のひらからはらはらと零れ落ちる薄肌色の絵具のようで







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どうしてもその分、カメラのシャッターを切る回数が際限なく増えてしまいます。




話のおしまい






誰かこの曲に動画付けてくれないかな










雪の御射鹿池

2018.06.07 (Thu)
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まずはビノート君のセクシーショットから今夜はスタートです。





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ブログを一時期お休みしていた最中の写真。
今年の冬は結構いろいろと充実して忙しかった。




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雪の高島城
ドカ雪が降ったのは3月の21日だったか。
春分の日に雪が降るのはこの辺じゃ珍しいことではないけど、この日は普段雪が降らない場所でも大雪だったんだって?




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お蔵入りにするのはもったいないので季節はずれではありますがブログでアップ。






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石遊の湯
三度目の訪問。前回はインドの美女と遊びに来ました。
この日は豪雪のため我々の貸し切り状態。露天風呂はなかなかの解放感。残念ながら混浴はありません。







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一日の締めくくりは御射鹿池で吹雪の中、カメラ片手にしばしまったりと。







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インドではこんな風景はめったにお目にかかれないのでインドの友人も至極喜んでましたっけ。






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心静かな信州は早春の侯。
記憶に残る一日でした。






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LP - Lost On You






ローラ・ペルゴリッジ / Laura Pergolizzi
イタリア系アメリカ人のシンガー・ソングライター。ステージ名は『LP』。インドの友人たちが『彼』は絶対男だと自信満々に言い張るものだからなんだか私もどっちだかわからなくなりました。実際、彼女の胸に描かれた帆船のタトゥーは同性愛者としての誇りを意思表示したものだとか。
『ロスト・オン・ユー』は2016年リリースのアルバム『Lost on You』の表題曲。ネットにはいくつかの日本語訳詞が掲載されているけどどれもなぜか誤訳ばかり。今度暇を見て彼女の代表曲、唯一無二のこの名曲を翻訳してアップしたいと思ってます。


トラックバック 『歌詞和訳  Lost on You / LP』









夏の御射鹿池はこちら



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