GoToキャンペーン
2020.09.11 (Fri)

「首が飛ぶちゅうに、ヒゲのしんぺえしてどうするだ!」
映画『七人の侍』より
村の長老の台詞。
命あっての物種、はっきり言って経済なんて後回しでいい。
戦後の焼け野原みたいにみんな貧乏なら何も恥ずかしいことなどないだろうに。
The Fall - Prole Art Threat
ザ・フォール
1976年、イギリスのマンチェスターで結成。マーク・スミス / Mark E. Smith率いるポスト・パンクバンド。マーク・スミス以外のメンバーはほぼ流動的、メンバーチェンジを繰り返しながら40年間現役で様々な分野に影響を与え続けた偉大なバンド。半世紀近く走り続けた彼は、肺がんと腎臓がんの長闘病の末、60歳で2018年1月24日に亡くなりました。翻訳不可能な彼の歌詞を理解するために英語がもう少し理解できたらなと悔しく思ったあのころ。20代、本気でこんな音楽がやりたいとあこがれた私のアイドルです。
The Fall - An Older Lover etc

スポンサーサイト
夜明け前
2020.06.07 (Sun)
さくら
2020.04.11 (Sat)

辰野町の桜。

今年の桜はいつにもましてうつろに見える。

今年こそは心ゆくまで桜を楽しもうと思っていたのに。

朦朧とした桜の輝きが肺炎のレントゲンの白くぼやけた映像と重なったりする。

またぞろ、桜だけカメラに収めてみても面白くもないので道路標識と一緒に写してみる。

諏訪でも伊那でもコロナウイルスの感染者が出始めている。

メメント・モリ
死を見つめて。
中世のこんな言葉が現代によみがえるとは思ってもみなかった。

しかし、私の日常はいたって正常。
いつになく活力にあふれて、朝から晩まで畑仕事にいそしんでいる。

辰野の桜、長年この街に住んでいた朝鮮人達が昭和35年、北朝鮮に帰国する際に感謝の気持ちを込めて植樹していった50本の桜がいま私たちの目を楽しませてくれている。

横断歩道で停車する運転手さんが一番多い県は長野県。
停車すると子供たちが振り返って会釈してくれる。

ただでさえ桜が花開く速いことに、追いつかない私はそれを待ち望んでいたにもかかわらず、心のどこかで待てという。
春というものはいつも気もそぞろ。
日常と非日常、桜と道路標識を一緒に眺めてたら、今起きている現状に涙さえ浮かべてしまう。
全ては現在進行形。
体と心がちぐはぐな中、私は押し寄せるいろいろなことを忘れるために今日も土に鍬をふるっている。
Rahel Getu - Tilobign ራሄል ጌቱ (ጥሎብኝ)
Zebiba Girma - Gerager ዘቢባ ግርማ (ገራገር)
Lemlem Hailemichael - Gedam ገ'ዳም
Teref Kasahun - Demo'Na ጠረፍ ካሳሁን (ደሞ'ና)
今夜は以前紹介したエチオピアのアイドルグループ、ヤンニャのソロ活動のご紹介。
彼女たち、『Yegna』については下記で。こういう時だからこそぜひとも読んでいただきたい。素敵です。
『Yegna 明日への切符』
ブログ七年目
2020.04.01 (Wed)

エイプリルフールに始めたブログ。
嘘のように7年も続きました。
工場の仕事も昨日で終わって、さあ始めようと思ったらあいにくの大雨。
畑にも出れずに二度寝したら今になっちゃった。
派遣社員の季節労働だったけど、歓送迎会もしていただいて。
総務部所属だったからパソコンも机もあって、朝礼でみんなの前で話までして。
最後はあいさつする時間までいただいた。
感無量。
今日はブログさぼっちゃおうかなと思ったけど、せっかく7年も続けてきたのだから節目として。
また春に向けての再出発として。
いつの間にか集まったアコースティックギター。
後ろ
クラシックギター、松岡良治№20
左から
ヤマハのFG-151
モーリスW-40 サイド、バックはハカランダ!
オベーションのトラベルギター 一緒に世界中を旅してます
ジャンボ、型番不明
手前がヤマハフォークギター黎明期の作品、ダイナミックギター10
みんな40年以上前のジャパン・ビンテージ
ダイナミックギターに至っては50年代、もう60年以上前のもの。
愛された故の傷をボディーにまとって、どれもこれも年季の入った傷だらけの風貌ですが楽器としては立派な現役。
道具としてのコンディションは音色も含めて最高です。
ダイナミックギターの枯れた甘い音色もさることながら、直近に破格の値段で手に入れたジャンボのギターは秋の鈴虫の音色のようでコロコロとした美しい高音が素晴らしい。
ジャンボってメーカーは実は全く知らずに買ったのですが、最初はJunboじゃなくってGunboだろうと思ってましたが、なんてことない、我が街、諏訪に昔々存在していたギターメーカー、田原楽器。きらきらとした高音を聞かせる、それでいて中低音も豊かに鳴ってくれる、弾いていてとても楽しいギターです。
今年はとても大変な一年になりそうですが皆さん頑張ってまいりましょう。
三月の蛙
2020.03.19 (Thu)
擬態
2020.02.28 (Fri)
今年もありがとう 2019
2019.12.25 (Wed)

今年もありがとうございました。
皆様のおかげで何とか一年乗り越えることができました。

贈り物もたくさんいただきました。

いぼ仙人さんからは水槽のLEDをいただきました。かなり高価なもののようで値段を調べるのが怖いです。おまけに地野菜の人参も送ってもらいました。調べてみたら彩誉という岸和田の人参だそうで見た目肩が張ってがっしりとした様子、肉質も重く締まっていて何より甘い。一本皮も剥かずにバリバリかじってしまいました。
人参なんてどれも同じだろうと思ってた私、発芽管理も難しく、手を出したことないのですがこんなにおいしいのならやってみたいなあと思ってます。何よりこのたくましいいでたちにほれぼれ。感謝です。

カレーリーフ・久美子さんから、たくさんのお菓子詰め合わせ。いつもの事ながら選び抜かれた一ひねりに楽しませてもらってます。しかし、これ、開けるのもったいない。名前書いて飾っとこうかしら。

開けてみないと実際どんなものなのかわからない物ばっかりw
何年か前に送ってもらったお菓子とかカニ缶とかまだ大事にとってあったりして。
なんか開けるのもったいないんだなぁ。

こんなことまで。
お友達に上野大根配っていただいて、こんな手紙まで書いていただいた。ガラになく感動しています。
『「手作り諏訪湖姫(*_*)」 💛諏訪湖姫大根💛

ROUGEさん、ありがとう!
私が酒好きというのはあまた広く知られてるようです。来年は発泡酒でなく高級ビールで新年を迎えられそうです。
いただいたバラも元気ですよ。

そうだ、カレーリーフ・久美子さんからもらったカレーリーフの種。責任重大。こんな寒いところでちゃんと育つかなぁ。

ぽっけさん、ありがとう。
毎年いただく段ボール一杯の餃子詰め合わせ。実はこういう贈り物はひとり者として非常にうれしいのです。
今年の大みそかも年越し餃子だな。でも我慢できずにもう半分食べちゃったけど。

そして大切な恩人、ごんぎつねこと、お化けの猫さん。
いつも選りすぐって選んでくれる極上の一本。本当にいつもいつもありがとう!
これも特別な日でないと開けられそうにありません。
『 僕が少彦名を名乗るわけ』

随分雪が降りました。
でも、寒い信州の冬もこれで乗り越えられそうです。
皆さん本当にありがとう。そしてよいお年を。
Frank Sidebottom / I wish it could be Christmas.
クリス・シービー / Chris Sievey
イギリスのコメディアン、ミュージシャン。真ん丸頭の着ぐるみを着たフランキー・サイドボトム / Frankie Sidebottomというキャラクターで有名。ヒット曲を可笑しなアレンジで歌うちょっと変わった人です。

13日の金曜日
2019.12.13 (Fri)

もうそろそろ何か書こうと思って。
それならさっきあったことを書こうかと思って。
電話である人と喧嘩になった。
喧嘩になったって言ってもあっちから一方的に仕掛けてきたんだけど。
今日は満月。
凍える満月の夜の現代の怪談。

その人の事業に道筋を立てて。
いろいろな人に引き合わせて。
ある程度地固めができた時点で。
ま、実は予想していたことだけど。
心配になってこちらから電話かけたのではない。
わざわざ俺に電話をよこしておいて。
「あとはこっちでやるから」
頭挿げ替えて、人の恩などまったく関係ない。
馬鹿だな。
このタイミングじゃ墓穴を掘ったも同然。

手練手管、私を囲い込もうと子供じみた罠を仕掛けて。
それこそハニートラップもw
そんなのすべてお見通し。
馬鹿なふりをして。
何もわからない世間知らずな百姓のふりをして。
俺、前職、コンサルタントだから。
そんな、人のふんどしで働くのがいやだから今、百姓やってる。
そこのあんた、人のふんどしで顔拭いてるんじゃないよ。

ウィンウィンという言葉がある。
あの民族には通用しない言葉だ。
彼らのビジネスの目標は相手を打ち負かすこと。
しかし人の信用は。
筋を通して、誠意を尽くせば、おのずと道は開けるもの。
何度もこんな汚辱を味わったが。
彼らにはそんなことも理解できないのか。
自宅へ招かれた。その前から薄すうす気が付いてた。
なんでって部落同盟だの、ヤクザだの。
逆圧力団体の威力を自分でいろいろ披露するんだもの。
部屋の中にはニュースで見なれたあの文字。
〇とか□とか、日本に向かって唾飛ばしてるあの人たちの言葉。
今回、この事業がうまくいったら彼らとも少しは近づくことができるだろうと思ったが。
無意味な時間だった。

彼は、
お前個人で俺は止められない!と言い放った。
私は巻き込んでしまった人々に電話で頭を下げ、会える人は面前で額をこすりつけた。
『我ら』の総意はすべてを棚上げ、白紙に戻すということで決した。
誰も損はしない。
今なら彼だって損はしない。
私はあなたが成功することを実は祈っている。

しかし彼はそれで済む人間ではないだろう。
恨を基本とする民族なのだから。
プライドが何かを引き起こす。
ちょっと前に書いた、『フィリピンパブ通報事件』
不法滞在で刺された彼女たちを地獄に送ったのは誰だろう?
入獄中で留守にしてるオーナーの、閉店している店の目の前で、今日から飲み屋の新規開店内装工事が入っている。
同じ町でフィリピンパブをやってる別の店の女オーナを奴の売店で久しぶりに見かけた。

私はこの件で村を大切にするということを身に染みて理解した。
爺さん。
俺みたいな若造に、ここまで馬鹿にされて。
一度くらいまっとうな道で生きることはできないのか?
毎日目覚めたときに気持ちの悪いあの後悔はないのか?
俺は協力できることはしてやろうと思っていた。
しかし後はあなたのやり方で儲ければいい。
助成金だろうが、補助金だろうが。
国をだますのは俺の知った事じゃない。
でも、人を裏切っちゃいけない。
あんた言っただろ。
『俺は恩を忘れない男だ』
『絶対』って真っ先に言う奴を決して信用してはいけない。

Dome 3 1981
ドーム
イギリスのバンド。ワイヤー/ Wireの休止期間にワイヤーのメンバー、ブルース・ギルバート/Bruce Gilbert (ギター、ボーカル、シンセサイザー)とグラハム・ルイスGraham Lewis(ベース、ボーカル、シンセサイザー)の二人で結成された実験的なポストパンクユニット。一見とっつきづらいけどなかなかバランス感覚のあるポップなサウンド。寝入りばなに聞くととってもよく眠れます。改めてこうやって掘り返してあげないと永久に埋もれてしまっているだろう、ある筋の人たちには自信を持ってお勧めできる一枚。

クランクアップ
2019.11.26 (Tue)

アジェイから電話だ。
ここ何か月か忙しく、会ってもいない。
電話で話すのも久しぶりだ。

「名前、英語でなんて書くの?」
挨拶もそこそこに、だしぬけに変なことを聞いてくる。
「アナタノナマエ、英語で、どうやって書くの?」
「えーと、R・・Y・・・
・・・・ん?・・・またなに企んでるんだ?」
いいやつなのだがなかなか抜け目がない。うっかり口車に乗ると痛い目に合う。

「そう、エンドロールで使うの」
映画がクランクアップしたようだ。

今回は在ろうことか出演もしている。
ちょい役かエキストラ程度かと思っていた。ただ歩くだけか、立っているだけか。
そしたら台詞がついた。演技を指導された。いつの間にか物語のキーマンになっていた。
ストーリーも撮影のたびに変わってゆく。そんなことだからもちろん台本もない。

全く未経験のずぶの素人。大体段取りの合間に演技なんて。
いったい私は制作なのか、お手伝いなのか、それとも役者なのか?
そんなことを考える余裕もない。

そんな風な撮影だったのでてっきりカットされると思っていた。役者経験のない私に、どんなに逆立ちしてもいい演技ができるわけがない。そのうえ、雑事でてんてこ舞いしている合間の仕事。もし最初から俳優としてオファーを受けていたら、それで演技がうまくなるはずはないのだが、まだ心の持ちようもあっただろうに。
後悔というのとも違う、何やらうじゃうじゃした気持ち悪さがずっと残っている。

「じゃあ、それなら出なくていいの?」
アジェイがいたずらっぽく聞いてくる。
「いやー、そういうわけでもないんだけど・・・」
我ながら全く意気地のない男だ。

Garolou / DIS-MOI CHARLES
パンクやノイズミュージックに飽きていたころ、何か面白いものないかしらと中古屋で何気なく買った一枚。フランスのバンドだということしかわかりません。ちょうど、フランスから帰ってきたころだったのかな。重いバックを抱えながら一昼夜歩き続けてやっとたどり着いた深夜の移動遊園地を思い出します。
まさかと思いましたがYouTubeに一曲アップされてました。解説見たらフランスじゃなくカナダのバンド。バンド名もルガロゥだと思っていたら「ガロルゥ」でした。というか、この当時は『Lougarou』だったのですが同名のLes Loups-garousというダンスグループに訴えられて名前を『Garolou』に変えたそうです。LOUGAROU は頭の綴りが本来はRだけど狼男の事みたい。紹介した一枚はCD化もされていないようで現在入手不可能。こういった名盤が人目に触れず消えていってしまうのは心底残念です。1975年結成のフォークロックバンド。フランス系カナダ人を中心に人気を博した国民的バンド。1993年に再結成され、ライブ盤を含め6枚のアルバムをリリースしています。現在も活動中。
イミグレ
2019.11.22 (Fri)

開店前のお店の階段を上った。
真っ暗な先にきのう運んだ60kのお米が置いたままになっていた。

ついこの間、手伝いに来てくれたフィリピンパブの女の子たちが入管にガサ入れされた。
4人がそのまま警察に引っ張られた。
置き去りにされたお米は百姓を手伝ってくれたその時のお礼。ありがとうのしるし。
彼女たちはいい友達だった。飲み屋にお客としていくのは年に3回あるかないか。それでも何かあったときは助け合っていた。
ママの店をブログにアップしたばかりだった。オーバーステイだとはつゆとも知らなかった。なぜこのタイミングで。店名と写真は削除した。私がブログに載せたせいか?
ここにいる読者の一人がいたずら心で警察に電話したのか?

最近、私の身の回りが騒がしい。
フィリピン。イミグレ。同和。ザイニチ。
私の預かり知らないことで、利害関係がいろいろと入り組んでいる。
少なからず私も一枚かんでいるが、望んでできた関係では一切ない。しかし彼らはなぜだか私をほっておかない。
欲の絡んだそれぞれの思惑。そんなものは東京に捨ててきたはずなのに。
刺した奴は大体見当はつく。

法律というものがある。
もちろん守るのが大前提だ。
しかし、法律に引っかからない悪事は沢山ある。
麻薬で捕まった芸能人より浮気して嘘をついている屑男のほうが百倍罪が重い。

むかしの友人がルーマニア人と付き合っていた。
ルーマニア人の前妻の関係で彼とは親しくなった。
私より10歳年上。色々助けてもらった。
何年かして彼の恋人が不法就労で捕まった。
そのまま強制送還。
結婚まで考えていた彼はその三年後に自殺した。
The O'Jays - Back Stabbers / 裏切り者のテーマ
無性に腹が立つし、情けないし、すごく悲しい。
このまんまだと何かしでかしそうな気分だ。
誰かに話して、すっきりしたいというのはただの甘えだが、そうさせてもらいましょう。
私のブログの慣例で最後に音楽で〆て。それでも彼女たちの運命は全く変わらないのだが、日本人の私は文明人よろしく結局彼女たちのことは他人事のようで無力感の中、トマジューでビールを割って晩酌だ。日本人でよかったっていう瞬間。本当に自分が醜く感じる瞬間。
動画掲載といえばアマゾンさんにアフィリエイト提携でブログ立ち上げ以来なんども蹴られてきた。著作権云々の関係だろう。6年間、提携申請で拒否され続けていたのが、それがつい最近、突然のように許可が下りた。
なんで?
方針が変わったの?ネット動画への考え方が変わったの?
いや、そんなことない。ただ、最近、ついこの間から、やっとアマゾンというものを利用し始めたから。ここ一か月で5万は使ったからね。
そんなもんだ。ルールや決まりなんてそんなもん。
そのうち国家よりもアマゾンやグーグルやソーシャルメディアのルールが人類を支配するようになるんじゃない?
この曲気に入ったやつは下のリンクからアマゾンで彼らのCDを買いやがれ!

Back Stabbers