令和の唐辛子

2019.05.01 (Wed)
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令和元年。おめでたい初日はあいにくの雨でした。
でも、却って良かったんじゃないかな。陛下の御即位を家族みんなで見れたんじゃないかな。
そんな雨のゴールデンウイーク。かくいう私は雨に濡れながら泥だらけになって唐辛子の苗を植えました。





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10連休のゴールデンウイークで休まず働きづめなのは私と陛下くらいなもんじゃないかな。峠を走るバイクの連中に次々とごぼう抜きにされる真っ赤なトラクター。ごとごとのろのろと走っている私は、何故か不思議と労働にいそしんでいることへのおかしな優越感に浸りきって、顔についた泥んこをぬぐいもせづ、まだ冷たい春の風に目を細めています。
ところで、『令和』って、ちょっと冷たい響きで嫌だなと思った。レイって、霊とか冷とか、ゼロ戦の零とか、命令もそうだけどちょっと冷たくって胸に刺さるような気がする。少しでも好きになろうと思っていろいろ考えたら『令和天皇』って読んでみたらなんだかすっきりした。クールでかっこよくって聡明な感じがしていい感じ。
陛下の言葉の中に、これはいつもの事なんだけど『戦争のない平和な世界』と必ず述べられる部分があるけど、今まで昭和天皇も、平成天皇も同じように私たちにおっしゃっていたのとは今回は随分と感じ方が違っていて、きっと彼が私たちと同じ『戦争を知らない世代』だからこそ、その言葉はより深く私たちの心の奥に響いてくる。今までの天皇陛下は私たちが生まれるずっと前からいたような、平成天皇も戦前の生まれだし、遠い歴史上の人みたいに思えたけれど、彼は私たちと同じ戦後の世代、戦争が終わってから生まれた平和な日本しか知らない私たちとおんなじ日本人だから、彼の言葉はより一層リアルに親近感をもって私たちの心に響いてくる。
陛下が言ってるんだ。戦争はいけないことなんだなって。




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インドの唐辛子。
苗づくりはプランターに種をばら撒いて。こんなにいい加減なつくり方をする農家はほかにいないと思います。でも、このやり方が一番効率的で理にかなってる。
唐辛子は気温が20度以上にならないと絶対に発芽しません。セオリー通りに苗を起こそうとするとかなりの設備と資金が必要。ハウスなり暖房設備なり。労力だって一人でできる範囲じゃありません。でも、実は唐辛子は芽さえ出てしまえばあとは簡単。遅霜と根付くまでの水切れさえ気を付ければあとはどんどん大きくなります。私は家庭用の温室に暖房器具を入れて発芽させています。




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植え付けもこんなに小さいうちから。
プランターに密生したまま大きく育ててもモヤシみたいになって植え付けた後に倒れてマルチに張り付いてしまったりいろいろと障害が出てしまうので。
植えた直後は枯れたようにしなびてしまうのですが唐辛子はとっても丈夫。水を与え続ければ二三日で立ち上がってきます。今日のような雨の日は移植には絶好の日、移植するには雨降りの前日がベストです。




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見たこともない作物ばかり。
インド人指定のインドの野菜たち。





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メティ
別名フェヌグリーク。インドやアフリカ、中東で栽培されるハーブ、香辛料。
この間の雪に耐えて枯れなかったところを見ると寒さにも強いみたい。もう少し大きくなったら間引きします。





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今年の冬は暖かかったせいでニンニクもいつになく青々と大きいです。
さて、売り先を考えなくては。





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先月村で設置したソーラパネル式LSD街灯。街道沿いに10基ほど建てました。
売電事業で潤う過疎の村に、はたして明るい未来はあるのか。





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ROUGEさんにいただいたバラが元気に芽を出しました。これから咲く花もきっととてもきれいなのでしょう。真っ赤な赤いバラはもちろん好きですが、私は草木の芽吹く様子がわくわくして一番好きです。






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60㎝水槽の『エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュ』  Pygmysunfish は私のブログIDです。
手前が雄、水草の陰にいるのが雌。ちなみにこの水槽の水草のほとんどは近くで採ってきた日本に自生してる草。センニンモやヘアーグラス(マツバイ)、ルドビジア・オバリス(ミズユキノシタ)などが見えます。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは学名をElassoma evergladei といい、北アメリカに住む3センチの小さな魚、スズキやヨウジウオに近い仲間だそうです。水質にもうるさくなく、温帯魚なので極端に寒い地域でなければヒーターの必要もありません。ただ、餌だけは生餌以外ほとんど食べませんので冷凍アカムシやブラインシュリンプを用意しましょう。当方では、飼育中のボウフラを主に与えています。

『ボウフラを育てる』

この水槽にはほかにフレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ、レッドチェリーシュリンプ、そして3センチにしかならない極小のザリガニ、テキサス・ドワーフクレイフィッシュが水草の森の中に住んでいます。私はこういった小さい種類の魚が大好きで、どれも縄張りを主張する好戦的な奴らですが、ちんまいのが体を震わせて一生懸命威嚇しながらも仲良く暮らしているのを見るとなんだかとてもほっとします。エバーグラディ・ピグミーサンフィッシュは状態が良ければ繁殖を簡単に狙える魚。この小さい命が水槽に茂った森の中で永遠に命をつないでいってくれたらいいなと願っています。




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即位した陛下に真っ先にやってもらいたいこと。
陛下とお魚と一緒にしちゃいけませんが、お子さんを一人でも二人でも多くつくっていただきたい。
これから日本は本格的な少子化時代に突入してゆきます。陛下が先陣切って真っ先に家族を増やしていただければもしかすると令和ベビーブームが到来するかもしれません。皇族が増えて税金を使うなんざ、そんなことは喜んで。とにかくこの日本を元気にしていただきたいです。









遠藤ミチロウ
/ お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました




今日のブログはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。令和元旦だからブログ『音・風・水』の三つのテーマ、音楽、収穫、熱帯魚、ついでの時々インド人でまとめてみました。陛下のおめでたい日には適当でない非常に場違いな選曲になりますがそれでもいいでしょう。彼の死は私にとってはどうしても避けて通ることはできません。先月の25日に亡くなりました。ドキュメンタリー映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』を見ようと思っていた矢先逝ってしまった。和光大学の粉川ゼミ、ゲリラライブには笑ったな。当時は内向的な暗い曲が好きだったから、ジョイ・ディビジョンとかそんなやつね。かっこつけて斜に構えて、そんな僕らは『スターリン』のようなダイレクトな表現者は自分にも危害が及ぶようで遠くから眺めながらそれでいてどこか馬鹿にしたようにせせら笑ってたかもしれない。暗黒大陸じゃがたらとよくつるんでたけど、下北沢の大先輩方は皆彼らと知り合いで、青二才で引っ込み思案の私にはとてもとても恐れ多くって近づくことさえできなかった。
もっと、素直に楽しんでいれば良かったなぁ。いろんなことを、怖がらずに。
遠藤ミチロウさんは体を張って時代を元気にしていた偉大な人の一人でした。










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無農薬への挑戦 1

2019.04.29 (Mon)
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有賀峠に遅い春がやってきました。
村の桜は今が満開です。




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ただでさえソワソワするこの季節は百姓にとってそれ以上に落ち着かないあわただしい季節の始まりです。




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さて、今年も完全有機、完全無農薬米に挑戦。







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内城菌
この村で稲作、野菜全般に使っている土壌改良剤です。菌の塊なのですごい臭いです。田んぼでは一反歩につき20kgを10袋、200kg以上を肥料と共に敷設します。効果としては内城菌を撒くことで作物が病気になりにくくなります。結果、農薬の使用が抑えられます。米は香り豊かに風味が増し、野菜は見違えるように甘くなります。連作障害も防ぐことができ、実際に村のトマト農家さんは内城菌を使い始めて以来、以前は壊滅的な被害に毎年のように悩まされ続けお手上げ状態だったハウス栽培の連作障害が使用した途端に嘘のようにぱったりとやみました。従来の化学肥料を使った農薬をばらまく農法だと土が年を追うごとにやせていって地力が無くなってしまいます。しかし、こういった自然の力を利用した新しい農法は耕せば耕すほど土の力が増してゆき土地が肥えて若返っていくのが手に取るようにわかります。長く内城菌を使っている田んぼの米は同じ作り方をしても使用を始めた若い田んぼとまったく味が違ってきます。年々作物がおいしくなる楽しみが内城菌農法にはあるのです。
ただ、それなりに値段も高いです。内城菌は肥料ではないのでこのほかに有機肥料もまかなければいけませんから普通の農家の3倍以上はコストがかかります。この村では内城菌を使わないと出荷できない品目を自主的に定めています。





私たちの村では大元の研究施設で製造した内城A菌を直接購入しています。
こちらの商品はネットで見つけた内城菌B菌を使用した他社の商品。
他にも何社か販売しているようなので興味のある方は探してみてください。

☆内城菌使用上の注意
種まき、植え付けの二週間前までに内城菌を投入し日を開けずに耕作しておきましょう。内城菌を投入した直後は藁や草などの畑の有機物が急激に発酵し硫化水素ガスが発生します。内城菌投入直後に植え付けや種まきをしても発生した有毒ガスのために作物は育つことなく枯れてしまいます。必ず余裕をもって畑の準備をしておきましょう。


有機肥料 健やかファーム 30kg(15kg×2袋)


健やかファーム 400g × 1袋



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じつは、その昔、この村の米はまずいことで有名だったそうです。寒いし標高は高いし、苗づくりの技術も未熟だったので作付けできる品種にも限りがありました。実際、言われてみればおばちゃんに毎年送ってもらっていたお米が子供心にあまりおいしくなかったのを覚えています。それがおいしくなったのはいつのころからだったか、藁をもつかむ思いで導入したこの内城菌。現在では学校給食に採用されるほどの美味しい安全なお米になりました。
カラスに食い破られた内城菌。シートで覆っておいてもカラスが突っつきに来ます。内城菌は動物たちにとっても腸の調子を整える健康食品のようです。水を浄化する作用もあります。水槽に入れると水もきれいになって魚たちが喜んで食べてくれます。
この村は自家用にコメを作っている農家さんがほとんどですから、すべての農家が稲作に内城菌を使っているわけではありません。その中でも除草剤すら使わない完全無農薬を実践しているのは私だけ。当然収量もかなり減りますし反対に労力は普通の倍以上かかります。では、なんでそこまで苦労して無農薬米にこだわるのか?新参者の意地というのもありますし、おいしくできた時の達成感もありますが、なんといっても待っている人がいるのが大きいです。その友人は重い化学部質過敏症で普通に生活するのもままなりません。




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諏訪市豊田の西山公園。
ひょんなことから隣町の花見会にお邪魔させてもらいました。
あいにく今年は桜の開花が少し早くって葉桜になってしまいましたが西山公園の桜はそれは見事なもので山の山腹がすべてピンク色に染まります。植樹してから50年を過ぎ、老木の更新時期が近付いていると聞きます。ここの桜を見れるのももしかするとあと数年、東京の母親が今まで見た桜の中で一番だったといいますから皆さんも機会があれば花見に来てください。

では、次回はお田植のころにまたお会いしましょう。










Music Machine / Talk Talk






今日は以前『なずな ねんぼろ 蕗の薹』で紹介したガレージロックの第二弾。ガレージパンクと呼ばれた60年代のアメリカのミュージシャンたちを彼らの代表作を中心に一緒に見ていくことにいたしましょう。




The Music Machine / Masculine Intuition




ガレージロック・ムーブメントの中にあって、ミュージック・マシン、彼らはやはり別格です。素晴らしい楽曲と攻撃的なサウンドはすこぶるいかしてます。現在でも十分通用するスタンダードなカッコよさ。






The Seeds / Pushin' Too Hard !





ザ・シーズ
このバンドも大好き。カルフォルニアのサイケデリックバンド。独特の雰囲気を持ったバンドです。突如裕福な中流家庭に現れた怪物たちは当時のアメリカ社会を象徴してるようで面白いです。







The Trashmen / Surfin Bird





ザ・トラッシュメン
1962年にミネアポリスで結成されたサーフィンバンド。ガレージロックというのも一見正体不明なムーブメントですが、サーフィンミュージックという流行も俯瞰で見るとこれがよくわからない。特に現在のサーフィンミュージックと呼ばれる音楽たちはよっぽどスタイルはバラバラで、ただ単にサーフィン好きの音楽家が演奏したというだけのくくりみたいです。
キューブリックの映画『フルメタル・ジャケット』の挿入歌として使われました。ベトナム戦争当時のことはよくわかりませんが時代の雰囲気を端的に感じさせるキューブリックのセンスの良さが光ります。




The Byrds / Eight Miles High




ザ・バーズはフォークロックに分類されるバンドですがこの曲はガレージロックの名作といってもいいですね。
麻薬をにおわせる歌詞だとして放送禁止になってます。







Blue Cheer / Summertime Blues






究極のスリーピース、ヘビーメタルの創始者、本家ヘビメタサウンド総本舗です。2009年ディッキー・ピーターソンが肝臓がんで亡くなるまで現役を貫き通した正真正銘のロックンロールバンド。






Dick Dale & The Del Tones / Misirlou




映画『パルプ・フィクション』で一躍有名になった曲。やはりサーフィンミュージックとして分類されるミュージシャンです。右利きギターを左利きでそのまま弾いているので太い弦が一番下とすべてが全部さかさまになってます。






The Monkees / Steppin' Stone




モンキーズもガレージパンクじゃ全くないけれどこの曲はラインナップに挙げてもいいんじゃないかな。シンプルなスリーコードのイカシタ曲。ライブでやるとめっちゃかっこいいので若い人も学祭に向けて今から頑張って練習してみよう。







MC5 / Kick Out The Jams





1964年デトロイトで結成、R&B色の濃いヘビーサウンドを聞かせるガレージ・パンクバンド。イギー・ポップ率いるThe Stooges と双璧を成すパンクムーブメントの第一人者。現在もDTK/MC5として活動しています。




MC5 / Tonight

















なずな ねんぼろ 蕗の薹

2019.04.09 (Tue)
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今日はラリーぱぱさんのリクエストにお応えして春の山菜取り、実況中継です。






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併せておばちゃんにご指導いただき山菜のイロハを私も勉強させていただきます。







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まずは山菜の王様、フキノトウ。
王冠のように見えるのは畑の畔などに生えるノブキの花。てんぷら、味噌和え、おひたし、あえ物、蕗の薹は山菜の万能選手。灰汁が強いのでおひたしなどはあく抜きしてから使いましょう。高血圧や肝機能、抗がん作用や健胃効果があるんだって。








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こちらは一回り大きいミズブキの蕗の薹。
灰汁はこちらの方が少なく食べやすいですが、やはりノブキよりも味が一段落ちます。ノブキのほうが苦みがあって香りも強く山菜らしい滋味があります。







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ナズナ
都会の公園なんかでもよく見かけます。ぺんぺん草と呼ばれてますね。ナズナといえば春の七草で有名ですが「これがナズナだよ」と言われてみると、あら、これがナズナなのね、と今まで目に入っていなかったかのようにあらためての再認識。
栄養価はとても高く、それはほうれん草をしのぐほど。民間薬として肝臓病や解熱など昔から野菜、薬として広く利用されていました。







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採るときはこんな感じ。小さいわりに根が深いので引っ張って取るとちぎれてバラバラになってしまいます。







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ネンボロ
一般にノビルと言われているねぎの一種。まだ季節的に少し早いですかね。






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根がとても深いのでかなり掘り下げないと採れません。
玉ねぎみたいな球がついていてねぎ特有の香味がします。下処理が面倒だということで今回は調理してもらえませんでした。
洗って生でかじって酒の肴に。







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奥がアサツキ、手前はカンズコ
アサツキはねぎの中で一番細い種類。ハーブのチャイブに似ています。薬味やてんぷらに、バラのコンパニオンプランツとしても利用されるそうです。
カンゾウ、この辺ではカンズコと呼んでいます。ほかの地域ではよく利用されるようですが諏訪の人は何故かほとんど食べません。食べ過ぎると腎臓に悪いそうです。夏になるとユリのようなオレンジの花を咲かせます。天ぷら、あえ物、漢方薬としても有名ですね。人によっては食べ過ぎると下痢をすることがあるそうです。何を隠そう、この私も腹を下しました。







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夕食は久しぶりにおいちゃん、おばちゃんと一緒に山菜の食卓を囲みました。





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なずなのおひたし。
思ったより癖がなく食べやすいです。いかにも植物繊維豊富といった歯ごたえ。適度に苦みがあってこれは癖になります。





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蕗の薹の酢味噌和え、蕗の薹のヌタ。
これは絶品です。都会では味わえない田舎者の贅沢です。ご飯何杯でも行けちゃいます。






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蕗の薹とアサツキのてんぷら。
蕗の薹はもちろんおいしかったのですが意外だったのがアサツキのてんぷらが思いのほかおいしかったこと。





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そして、これが問題のカンズコの酢味噌和え。癖がなくてとてもおいしくいただきました。
ほかの二人は食べつけないので今夜はご遠慮。食べた私だけが下痢をしたので犯人はこいつかと。
伊那や山梨なんかではよく食べられるようで販売なんかもしていますから私は体質的にたまたま合わなかったのかなと。
今春中にもう一度トライしてみて検証したいと思います。だって、とっても美味しいんだもの。







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さて今日の選曲は牧歌的な雰囲気から打って変わって、ガレージロックと呼ばれるアメリカで起きたムーブメントのミュージシャンを紹介しましょう。




The Music Machine - The People In Me







ガレージロックとは当時世界を席巻していたイギリスのマージ―ビートと呼ばれる一大ブーム、ビートルズやローリングストーンズ、キンクスなどの影響を強く受けたアメリカの若者たちがエレキギターを中心に生み出していった音楽活動の総称です。その名称の由来は、アマチュアバンドの練習場の多くが車の車庫だったことに由来しています。

ところでこの曲、日本のグループサウンズで誰だかカヴァーしていた気がするんですが。



The Music Machine - Trouble




今日紹介するミュージック・マシンは1966年にアメリカのカリフォルニアで結成されたバンド。ファズを深くかけてひずませたギターの音とオルガンが印象的な5人組のバンド。中古屋で買った音盤を初めて聞いた後、私は即ロジャー・メイヤーのAxis Fuzzを買いに走りました。他のブリティッシュロックに影響されたアメリカ大陸でのグループサウンドとは一線を画すオリジナリティーにあふれた攻撃的なサウンドを聞かせてくれる。その新鮮さはミュージックマシンを知った当初、これはポストパンクの新しいバンドかなと勘違いしたほど。




The Music Machine - Talk Talk





海を渡りイギリスから輸入されたビートミュージックはアメリカで独自の発展を遂げ、70年代後半そのサウンドはふたたびイギリスに逆輸入されて、パンクムーブメントの大きな起爆剤となりました。ミュージックマシンもパンクムーブメントの勃興と同時に再評価され80年代のパンクバンドに大きな影響を与えました。
ガレージ・ロックと呼ばれるバンドにはほかに、ブルー・チアー / Blue Cheer、ザ・シーズ / The Seeds、エム・シィー・ファイヴ / MC5、イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ / Iggy Pop & The Stooges、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド / The Velvet Underground なども含まれます。音楽的志向性が様々なのはガレージ・ロックという名称が必ずしも音楽的特徴に由来しないことの現れでしょう。しかしながら彼らに共通して言えるのは、彼らの持つエネルギーがアマチュア時代に小さなガレージでロックンロールにあこがれ練習した、若者たちの情熱の生々しさをダイレクトに表現しているということ。長い年月を隔てて、そのサウンドは今でも我々に新鮮な共感を呼び覚まします。
それでは今回はこの辺で。紹介しきれなかったミュージシャンについてはまたの機会に。













暁のマコモダケ 決起集会

2018.11.21 (Wed)
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上野大根諏訪湖姫、引き続き受付ます。
欲しい方はこちらのメールまで。
suwakohimedaikon@gmail.com





思い付きで新たに立ちあげた新団体『暁のマコモダケ団』
マコモダケへの愛と情熱を再確認するこの企画、新たに5名の新団員を加えて第一回決起集会を高らかに開催いたします。

→マコモダケ




愛犬と、ちょっと気になる音楽と♪

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ももPAPA様

さっくり割いたところは真っ白な肌でとてもきれい。
大きめのものは黒いしみが出てませんでしたか?見た目と違って癖のないあっさりした味はどんな料理にでも会いそうですが私は素焼きでかぶりつくしかしたことありません。ほんのり焦げた味噌が見るからに香ばしい。



ポテトにマヨネーズ~potato with mayonnaise~

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いぼ仙人様
最近ブログをお休みすることが多かったようで、さぞ忙しくされているのかなと思いきや、なんと結婚されたとか。
こんがり焼けたマコモダケも二人で仲良く食べたのかしら。うーん、焼けるぜ。





カルメン様からはワイルドライスの情報が届きました!

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はへほ

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はへほ様
こちらは打って変わって洋風な炒め物。空心菜も東南アジア産なので相性はいいかもしれないですね。
ん、これ書いてて、ふっと思い出したのですが、もしかしたら以前、ミヤンマーに旅に出かけたときインレー湖の現地の人の招きでごちそうになった食事の中にマコモダケのような料理があったような・・・・インレー湖では浮かべたいかだにミズゴケを敷いて湖面で空心菜を栽培してたな。本当にふっと思い出しました。



他にネコロジーラボのななさんが二歳の娘さんのマコモダケにかじりついている写真を送ってくださいました。
皆さんどうもありがとう!






ベジタリアンインド料理教室 大阪 (キッチンアトリエ ガネーシャ)

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最期はインド料理のカレーリーフ・久美子さん
今回はエスニックではなく野菜炒めのようですね。周りの人にいろいろ聞いてみるところマコモダケは油との相性がいいみたい。
夕ご飯かな?なかなかヘルシーです。





番外編
野菜オタクの祭り

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カレーリーフ久美子さんが京都のビーガングルメ祭りで真菰料理が出ているのをアップしてくれました。
屋台の塩焼きそばに輪切りにしたマコモダケ、食物繊維が豊富で血糖値を抑えダイエットにもいい優れた健康食品だとか。古くから日本人に食べられてきたマコモダケ、一般の食卓でも普通に見られるようになればいいですね。












Mo-Dettes - WHITE MICE



1979年結成、80年代へたうま・ニューウエーブ・ポストパンクバンド。
丸の内のOL風で妙に色っぽいです。





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THE STORY SO FAR (EXPANDED EDITION) [ The Mo-Dettes ]




秘密結社『暁のマコモタケ』結成

2018.10.28 (Sun)
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薫さんからのリクエストに応えて、突然ですがここに『マコモタケ団』結成を高らかに宣言します♪

☆入団資格
参加希望の方は真菰筍に関する記事、お料理の写真、真菰だけに対する思い等をブログ、SNS等にアップし、当記事のコメント欄にURLを張り付けてください。アメリカの『ワイルドライス』でも参加可能です。

☆活動内容
真菰筍を食べて幸せになる。マコモダケを知らない人にマコモを紹介して一緒に幸せになる。

☆団体概要
 団長 薫ざん閣下 
 副団長 カレーリーフ女史 
 団員一号 すくなひこな

なお、応募記事については僭越ながら当ブログにて後日まとめて紹介させていただきたいと思います。
それでは一日一善、マコモタケ普及のために邁進してまいりましょう!



もし、マコモが近くに売ってないという人は次の記事でお願いいたします。
『マコモダケ』



マコモダケ

2018.10.27 (Sat)
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マコモという植物をご存知でしょうか。
イネ科の多年草で人の背丈よりも高く大きくなります。
東南アジアから中国、台湾、日本では万葉集にも登場し、日本各地で普通に見られる、川や湖などの水辺に群生する大型の植物です。私自身も初めて知ったのは去年の春、ちょうど田植えのころで慌てて生産農家さんに頼んで苗を手に入れたものです。







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この村の農家さんですらまだまだまこもを知っている人は少ないです。あの東京から来た変人は何を作ってるのだろう、かやぶきでも始めるのかしら、といぶかしがっていたそうです。
しかし、まこもと日本人とのかかわりは非常に古く、稲作が伝搬する以前から重要な食料として珍重されてきました。神事や人々の生活にも深いかかわりがあり、寺社のしめ縄や茅の輪、猫ちぐらやムシロ、精霊船といった祭具や変わったものでは黒く変色したまこもから真菰墨というお歯黒の原料を採ったそうです。太古の昔から様々なものに利用されてきました。
秋の風にたなびく真菰、去年までまこもの存在すら知らなかった私の田んぼが、一年前は十株だけだったのに、今はその何十倍に生い茂った草木が秋晴れの水田を埋め尽くしました。







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背丈よりも高く茂ったまこもの田んぼはまるで林か森林のよう。青々とたくましく、猛々しい生命力をたたえています。
ここ、長野をはじめ生産地の多くで耕作を放棄された休耕田を利用した栽培がなされています。あっという間に生い茂り背丈が大きくなるまこもは雑草の防除の必要もなし。水を張って作るのは稲作と全く同じでまこもを栽培しながらすぐにでもコメ作りに転用できる健全な田んぼを維持してゆくことが可能です。減反や人手不足で主を失った田んぼが生き生きとよみがえるさまは眺めていて痛快でもあります。








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大きく肥大したまこもの茎。
これがマコモダケとして食用に利用する部分です。黒穂菌が寄生することで大きく太くなるのだそうです。まこもの種子はワイルドライスと呼ばれ、アメリカでは健康食品として大いに栽培されています。










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この、大きく太った茎の部分を収穫します。鎌などを使わなくとも手でおることができます。
手折った切り口から透明な樹液がしたたり落ちます。そのままかじって食べられるほど、えぐみも苦みもなく、癖のない、トウモロコシのような甘い香りがします。









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緑色の皮をむいて、ピラーなどで白くなるまで削っていきます。
中華料理には普通に使われている食材で、煮る、炒める、蒸す、餃子の具や野菜炒め、スープ、みそ汁、きんぴらなど、癖が全くないのでどんな料理にも合いそうです。
でも、目下の私の、一番のお気に入りはそのまま網で焼いた『真菰の素焼き』、今夜は味噌を塗りつけて弱火でさっと焼いてみました。








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生でも食べられるくらいですからあまり火を通し過ぎると歯ごたえが無くなってしまいます。
焦げ目がつくくらいのちょうどいい歯ごたえ。トウモロコシのような甘さとタケノコの歯ざわりです。サイドメニューは、今日山で採れた野生のきのこ、『チャナメツムタケ』と自家栽培の『シイタケ』、家の裏で採れた巨大な『なめこ』のお吸い物、秋の味覚に大満足です。大きく育ったマコモダケはこれ一本でなかなかのボリューム。おなかも一杯になる秋の大地の恵みでした。












マコモダケ販売
マコモダケ5本前後(1、5㎏~ )を送料込みで2000円で販売いたします。
数に限りがあるうえ、11月初めころまでの収穫になりそうですので食べてみたいという方はお早めにお願いします。
なお、寒い季節に採れたまこもは、果肉の中に黒い点々ができることがありますがこれは先ほど書いた真菰墨です。食味には影響ありませんので安心してお召し上がりください。また、包装に関しては米袋で簡易に包んでお送りいたしますのでご容赦いただける方のみご注文ください。

では、ご面倒ですが下記のアドレスか当該ブログのコメント欄に返信に必要なメールアドレス、配達の為の情報等を書き込んだうえでご連絡をいただければと思います。

suwakohimedaikon@gmail.com

では、ご注文お待ちしております。
(2018年11月27日深夜)





雨乞い

2018.08.16 (Thu)
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ここ一か月、まともに雨が降っていない。
世間ではゲリラ豪雨と連日方々で騒々しいが、方や、この峠の村は雨雲に嫌われているかのように全く雨が降っていない。
数えてみてもこの一か月、雨が降ったのはたった二日だけ。それもほんの一時の通り雨と、お付き合い程度の霧の雨。
畑にトラクターで入れば二、三分で車も体も真っ赤赤のほこりまみれ。流砂に埋まるように、ついにトラクターは乾いた土に飲み込まれて動かなくなった。



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それでも夕方には雨が降り始めて。まとまった雨はこの夏初めての待望の雨。今まで行ったこともない山林の山道を雨乞いの雨の匂いに誘われて奥へ奥へと分け入って。




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開けた草原に大きな角を広げた雄鹿が悠然とこちらを眺めている。あまりの見事さにこちらも呆然とにらみあう。




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雨のない日が続いているのにこんこんと湧き続ける谷間の湧水。
手で受け取ってのどに流し込むその掌が凍えるほどに冷えて冷たい清流の泉。




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この一か月、一滴も雨を降らせなかったお天道さんはよりにもよって、花火大会の当日に久々の恵みの雨。






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しかし、百姓の私にとっては一年に一度の花火大会よりも大切な、大地に降り注ぐ今夜の雨。ゲリラ豪雨だろうと集中豪雨だろうととにかく気のすむまで雨を降らせてくれ。
そういえば諏訪の花火はいまだかつて見に行ったことがない。大会の日に行かなくとも夏の間、諏訪湖のほとりでは毎日15分間、観光客のために打ち上げ花火があがる。大体いつもは忙しく、花火大会の日程なんて毎年すっかり忘れてしまう。
ところで、夕立とゲリラ豪雨ってどこが違うんだ?テレビ局から流れる言葉は増々下品になってゆく。






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峠の上から眺める花火。
雨露に濡れた夏草にうずくまって一人眺める夏を見送る湖面の花火。














Alice Fredenham   'My Funny Valentine'









アリス・フレドナム
イギリスのジャズボーカリスト。Britain's Got Talent / ブリテンズ・ゴット・タレントで一躍注目を浴びプロデビューの道を開く。デビューアルバムはコアなファン達からの出資で製作開始、2015年には発表される予定でしたが、伸びに伸びて去年の2017年2月にあの懐かしのチェリーレッド・レーベルから発売の運びとなりました。
このアルバム、すべてジャズのスタンダード、カバー曲を集めた一枚になりますが、彼女の謳うマイ・ファニー・ヴァレンタインを聴く為だけでも手に入れる価値あり。子供の時に聞いたヘレン・メリルが歌う“My Funny Valentine”の衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、星の数ほどいる女性ボーカリストの中で、これほど切なく、この名曲を歌い上げる鬼気迫る姿はなかなか見れないのではいかと思います。
彼女のどこか危なっかしいキャラクターを生かすだけのコンセプト、バックを固める優秀なミュージシャンやアレンジャー、技術屋、コンポーザーがそろえばさらにいい作品ができるのではないかな。二枚目に期待。


“My Funny Valentine” を初めて聞いたのはサラボーンでもなくチェット・ベイカーでもなく、ましてやオリジナルのフランク・シナトラでもありません。そのうえ、私の手に入れたヘレン・メリルのミニアルバムは市販されていたものではなく何かオーディオ雑誌の付録でついてきた24bit試験録音の視聴盤。オーディオファンのためにわざわざ来日して収録した貴重なものでした。それ以来、ジャズボーカルといえばヘレン・メリル。彼女のハスキーな歌声は今夜紹介したアリス・フレドナムと通じるものがありますね。ところで、一時期聴きまくっていたその視聴盤、今でも実家を探せばあるのかな。


Alice Fredenham - Hushabye Mountain











ミンミンゼミ

2018.07.29 (Sun)
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今日ミンミンゼミが初めて鳴いた。
いよいよ八月、いろいろなものが一度にどっと押し寄せてくる季節です。





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田んぼの雑草もあらかたかたずいて、『恐ろしく草の多い田んぼ』から『普通に雑草の多い田んぼ』くらいにはなりました。
写真は今回大活躍した白兵戦の秘密兵器、『ゴリアテMk.II』 一代目は
『妄想・ドイツ機甲師団 第2話』で登場したすっごい重くて方向転換するのも一苦労だった奴。百姓初めて一年目だったのであの作業は心底泣きました。ブログも始めたばかりだったので何とかして面白い話題を書いてやろうと『妄想ドイツ機甲師団』なんて無理やりカテゴリー立ち上げたりなんかして、でもそうこうしてるうちに書きたいネタなんかは日々自然と降ってくるもので結局この企画、第二話で終わっちゃた。今読み返せばなんともかわいらしくわくわく感は伝わってくるけど、文字で残すというのは責任の伴うものでこの場合は責任というほど重大なものではないけど、「あら、恥ずかしい♡」というくらいのむずむず感はこうやって世界の片隅に残ってゆくんだろうな。ブログネタは日々増え続けて今では本当に書きたいことが書けなくなって、なぜって、書かなきゃという強迫観念もあるしそれに伴ってちゃんと書こうと意気込みするものだからどうしても筆が止まってしまう。インド紀行とか、フィリピンの旅とか、上野大根のこととか・・・・。そんなこんなでミンミンゼミにかこつけて息抜きがてらどうでもいいことを記事にしてかいています。






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やっと水面が見えるようになりました。あとは時間を見て株間の草をとっていくだけ。でも、普通の田んぼの管理でいえばこの状態から「草が生えてきたぞ!」とばかり草かきの作業が始まるんですけどね。
ミンミンゼミといえばこの辺では昔はあまり鳴き声を聞かなかったんだそう。そういえば、東京にいたときも子供の時はセミといえば“アブラゼミ”。東京でミンミンゼミが増えてきたのはここ数10年くらいじゃないですか?しかしそんなことよりいつも思うのはセミの鳴き声と書いてみてとっても違和感を感じること。だって、セミって声を出すような口もってないでしょ。







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カレーリーフ・久美子さんから頂いた金山寺味噌で、初物のキュウリをいただきました。金山寺味噌ってちょっと高級なお味噌だと思ってたら中にいろいろ野菜がつけてあって少し甘くって想像してたのと全然違った。これ、ご飯に乗せたらすごくおいしそうだね。新米ができるまでしまって取っておこう。お味噌といえば、そうそう、くんざんさんにいただいた手作り味噌。おつゆのみにして少しずついただいてたんだけど、おいちゃんがいたく気に入って、分けてくれって分けてあげたらあっという間になくなって、少し残しといてって言っておいたんだけど、あーあ、キュウリが採れ始まるのを楽しみにしてたんだけどな。

今日は一日炎天下で草刈り。水風呂浴びてパンツ一丁に金山寺味噌とお皿に乗ったキュウリ一本。首の日焼けにビールがしみるぜ。







Emilie Simon - Song of the storm





エミリー・シモン
フランスの女性歌手、作曲家。幼少より音楽の英才教育を受けた不思議少女。かと思ってたらなんてことない、今夜紹介した一曲目は"La Marche de l'Empereur"のサウンドトラック。いつか見てやろうと思ってた皇帝ペンギンの家族を一年間追い続けたドキュメンタリー映画を全編担当してる半端ない才女でした。大体私の持っているアルバムもデビュー作かなと思ってたら2006年までに発表していた三作品のベスト盤。情報的な音楽知識には全く無頓着なのでこういう機会がないとほぼ調べないのですがかえって予備知識なしに音楽に接することができるのでよしとします。さて、このコケティッシュな女の子、追いかければ追いかけるほど危ない香りが致します。どこか、ケイトブッシュを彷彿とさせるような、否、ケイトの生き写しではないかしら。いい女というのは世の中にたくさんいるけれどこういう女にのめりこんだらやけどじゃすみませんね。やけどというかドライアイスに触ったら手から皮膚が焼けてはがれて離れない感じ。そういえば皇帝ペンギンは遥か南極の南半球。今、日本は死人が出るほどの異常な夏ですが、南半球のペンギンたちは、たった今、この時間も世界で一番厳しい冬を耐え忍んでいるんだろうな‥‥ なんて考えてたら、ほら、彼女の音楽聞いてるとなんか不思議な気分になっちゃうでしょ。



Emilie Simon - Dame De Lotus




かっこいい女ですね。才能があって美人でしかも魅力的で、神様はどうしてこうもえこひいきなんでしょうか。二曲彼女のオリジナルを紹介したけど実は彼女の曲で一番好きなのはザ・ストゥージズのカバー曲。原曲のイメージを壊さずに全く別の楽曲に仕上げています。脱帽です。
そういえばずいぶん前に紹介した私の大好きな曲、クリス・アイザックの Wicked Game もカバーしてたな。もしかしたら音楽の趣味が奇麗な彼女と合うのかもしれないな。と、世迷言はこれくらいにして、では、オリジナルと合わせて、二曲続けてどうぞ。
(デビュー盤と今回紹介したコンピュレーション盤とは若干バージョンが違います。聞き比べるのも面白いかもしれません)




Emilie Simon - I Wanna Be Your Dog



The Stooges - I wanna be your dog










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Seeds of Night

2018.07.27 (Fri)
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家に帰ってみたらROUGEさんからバラの本が届いてました。
家の目の前に小さな畑を改めて造って、彩にバラを一本植えようと思って、何がいいですか?と数限りなく存在するバラの品種の中から無謀にも最高のものを一本選べと、なんとも失礼で無責任な質問をROUGEさんにぶつけたところ、それでは大事にしていたこちらの本をそなたに差し上げましょう、と優しいお言葉をいただきました。
私の畑は裏山の斜面に。夜中、なんか食べたいなと思ってもわざわざ暗闇の中採りに行くことも出来ず、ならばと思って台所のすぐ横に土留めの木枠は組んで見たものの未だに肝心な用土も運び込んでおらず空っぽのまんま。農作業がひと段落ついてから軽トラでえっちらおっちら運び込むとしましょう。

さて、ROUGEさんから届いた本に目を落とすもつかの間、まだ日が高いうちにやってしまおうと工場で働いている最中からグッと心に決めた勢いそのままに裏山の畑に向かいましたら、あらららら、ら!十日も見ないうちに、この暑さのせいでしょうか、株間の雑草が腰の高さまで、はるかに作物の背丈を超えて生い茂ってるじゃありませんか!すぐさま管理機のエンジンはフルスロットルに、夕日に照らされた夏草をバッタバッタとなぎ倒す。しばらくすれば夜空には真ん丸の赤いお月様、すっかり日が暮れたにもかかわらず大きな月は電球のように山の斜面の畑にくっきりと私の影を映し出し、砂ぼこりの舞う乾いた赤土の上に両手をついて腰を深々と落とし、匍匐前進さながら、耕運機の刃に残った青草を這いずりながら手当たり次第ひっこ抜く。しかしその間、血に飢えた山中の虫という虫たちが私の頭の上に無数に群がってきて目と言わず鼻と言わず、耳の穴から、口の中まで。穴という穴に向かって急降下で次々と突っ込んでくる、まるで私は今にも沈みそうな満身創痍の巨大戦艦。日が落ちて二時間の間、漆黒の山の中には私の断末魔の悲鳴が月光の里まで響いておりましたとさ。






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ROUGEさん、ありがとう。
いただいた本、大切にしますね。きっときれいなバラを咲かせて見せます。


ROUGEさんのブログはこちら










The Cave Singers - Seeds of Night



Pete Quirk – vocals, guitar, melodica, harmonica
Derek Fudesco – guitar, bass pedals
Marty Lund – drums, guitar






ザ・ケイブ・シンガーズ
今日の一曲は夜の農作業、Seeds of Night ということで。シアトル出身のアメリカンバンド。日本ではほとんど無名ですがアメリカンロック特有の乾いた、それでいておおらかでリラックスした良質なサウンドを聞かせてくれます。フェイスブックで確認したところ現在も活動中のよう。今夜紹介したのはデビューアルバム、2007年リリースの 『Invitation Songs』 から冒頭一発目の曲。マイナーながら良質なポップスを奏でる彼ら。時にアコースティックで、時にブルージーで、あるいはディープに、ノスタルジックに。まったりとしたサイケデリックな夜には冷えたビール片手に彼らの歌に体を揺らすのもいい。お勧めです。



THE CAVE SINGERS - Falls













無農薬の証明

2018.07.16 (Mon)
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水草の森で優雅に泳ぐフレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ。レッドチェリー・シュリンプと一緒に水草の間をぷかぷか気ままに漂ってます。

ということで、皆様、この連休はどうお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?
私ですか?
私は当然、田んぼで泥まみれでございます。





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そして、これがその田んぼでございます。
一見至極平和な風景でござんしょ?









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ショックがでかいのでゆっくり近づいてみましょうね。
はい、ご覧の通りでございます。







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こんなのが延々と続いてございます。
え?なぜって?
そりゃもう、ひとえに除草剤を撒かなかったせいでございます。








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お隣の田んぼ。
薬が効いていますから全く草は生えてきませんね。
それにしても機械で田植えしたっきりで手植えもせずにほったらかし。暢気なものでございます。







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さてと、何日かかりますか。これから10日は修行のような草抜きの日々でございます。いい子の皆さんは必ず農薬をまきましょうね。
ちなみに無闇に「無農薬」と謳ってはいけません。田んぼの残留農薬等、土壌検査などはしていませんから、あくまで『育成中農薬不使用』ということで。

それにしても誰か助けてくれないかなぁ。
ご飯作ってくれるだけでいいから、すっぴんの似合う、笑顔がかわいい自然大好きな可憐な女の子とか・・・・






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とか、バカみたいなこと考えながら夕方まで泥だらけになって家に帰ってみたらこんなお知らせが届いておりました!








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キュートだって!
このあいだもブログで紹介した『Fazerdaze』のお姉さん!
つい昨日なんだけど、出来心で自分の動画『月を見てたら』を送ってみたのね。
そしたら『かわいい!』だって!!!!

私、アイドルとか女優さんにのぼせ上ったことなんて一度もないんです。テレビもそれほど見るほうじゃないし、大体、芸能人の名前すらあんまり知らない。でもね、なんだか彼女だけはすっごい気になるんですよ。初めて見たときから心の奥に引っかかって。顔も日本人みたいだし、もちろん曲も好みだし。普通にその辺で見かけてもおかしくないような自然な感じがする女の子・・・・
僕がもう少し若くって、イケメンで、金髪のニュージーランド人で、ちょっとお金持ちで、そんでもって彼女の隣に住んでいたら、絶対結婚申し込むよな!うん。

でも、この返事書いてくれたのがバンドのスタッフだったりベースのお兄さんだったりしたらどうしよう・・・・。






Fazerdaze - Lucky Girl



Little Uneasy - Fazerdaze









今回、彼女が『かわいい』って言ってくれた僕の曲も載せとくか。



月を見てたら





自分の好きなことを仕事にはするなって、心無い大人は君に人生を知り尽くしたようなこと言ったりするけど、若人よ!迷わず自分の好きなことを追い求めよう!失敗したとしてもその先にはきっと何かが見つかるはずだ。

ちなみにこの心無い大人って大概自分の母親だったりするよね。








『Fazerdaze』に関する過去記事
モロッコからの脱出
歌合戦 2017



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