わが村名産、幻の沢庵漬け
2013.10.28 (Mon)

今朝は初霜
わが村特産のかた大根でつけた沢庵漬けの準備が、いよいよ始まったよ!

大根は、この村でしか出来ない幻の辛味大根。
あまりにも辛いから漬物にしか出来ないんだ
まずは、大根の干し場作りからスタート

みんなで力を合わせて午後三時に完成!
残りは明日・・・・・

ホンとは、自分の畑で片付けなきゃならない仕事が満載なんです
でも、今日は、とっても温かな秋日和
夜の作業、糠床作りまでチョット散策
いいんでしょうかね?
ゆっくり地球が回ってる

何十年も前に打ち捨てられた山の中の田んぼ。今では訪れる人もいません
鹿の鳴き声を聞きながら、しばし物思いに耽ります

ほんの少し歩いただけでこれだけの収穫
左上はドクヤマドリかな?
用心のため、食べないようにしよう
今日は風もなくとても静か
暖かな秋の日差しが五体にしみわたっていきます

こんなに幸せでいいのでしょうか・・・・・・

夜は、みんなで糠床作り
何時も一人で畑仕事をしている少彦名にとっては本当に楽しいひとときです
だから・・・こんなに幸せでいいのでしょうか・・・・

裏山で一人
突然、軍用機が爆音をとどろかせ通り過ぎていきました
10月27日、ルーリードが亡くなりました。
ヒーローは年をとらない。知らないうちに71歳になっていたんですね。

ルー・リード&ローリー・アンダーソン夫妻
僕のつまらない音楽評なんか必要ないでしょ?
バイクにまたがった彼は、少年のような笑顔を残して、風のように行ってしまいました。
では、僕の好きな二曲、聴いてみようよ・・・・
VELVET UNDERGROUND - Sunday Morning
名曲だね。ライブで一回やったな。いつ聞いても変わらない甘酸っぱい香り
Lou Reed - New Sensations
ある日、友達のDJがこの曲を聴いて、ルーリードは終わった、て僕に話したんだ。僕は言ってやったよ。いや、彼は、やっと自分の居場所を見つけたんだ。てね。

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霧のドライブ
2013.10.25 (Fri)
見た夢を全部覚えてるかって?
バカいっちゃいけない。見た事も忘れているのに、どうして覚えているもんかね。
ということで、雨の山道
霧の中のドライブ

今日は一日降ったりやんだり。
なので、家の廊下にワックスかけたり、窓辺に置く水槽の台を自作してみたり、楽しく一人遊びしてました。
それでも時間が余ったので、ポンコツ軽トラを駆って、いざ、紅く色ずく深山の中へ。
秋の木立は淡く色づき、それでも、しっとりと雨にぬれた山々に私の目を奪われます。
深い霧の立ちこめる中、目指すは紅葉で有名なとある湖。
エンジンの音を木立に響かせ少彦名は一人目的地を目指します。

と思ったのもつかの間、早速寄り道。
一山超えて、そこに現れたのは立派な養豚場。
おやおや、こんな近所にこんなすばらしいところがあったとは
しばらく、うろうろしていると、そこへご主人が帰っていらっしゃった。
「こちらの社長ですか?」
「何か御用ですか。」
「只の通りすがりです。」
「ま、中で、お茶でも飲んで行きなさい。」
山の暮らしは万事こんな感じです。
こちらでは、常時二千頭ぐらい飼育してるんだって。
「こういう仕事していると365日休みなしだからね」「ところで、農家やってみてどうだい?」「娘が臨月で今日明日にも孫が生まれるんだよ」
それはそれは
本当におめでとうございます

養豚場を後にし、社長に教えてもらった道を湖に向けひた走ります。

ほどなくして、とある集落にたどり着きました。
谷あいにひっそりとたたずむ小さな山村
まさに隠れの里といった趣です

一人、黙々と豆の葉っぱをむしっているおばあさん
豆は干して、味噌作りに使うんだって
むしった葉っぱは、納屋の黒牛の餌に
手作りの味噌に、家で牛飼い
今わたしはいったいどこにいるのでしょう?
霧の中をさまよううちにタイムスリップでもしたのでしょうか?
「写真とらせてくださいな」
「恥ずかしいよ、なんも化粧もしてなくて」
「いやいや、女性はすっぴんが一番きれいなんですよ」
我ながら、女性と見ればいつもいつも
なんとおばかさんな事言ってるんでしょう・・・・・
さて、今度こそしゅうっぱつです

と、思った矢先!目の前に現れたのは、古びてはいるが立派な木造校舎
この村の廃校になった小学校です。

今までも古い学校はいろいろ目にしたものです。廃校になった小学校に長期間泊まった事もありました。
しかし、その中でも、この学校はすばらしい造り。丘陵地をうまく利用した、とってもモダンな風格を感じるたたずまいです

見つけた瞬間、湖なんてどうでもよくなっちゃいました。

結局到着したときには、もうすっかり日が落ちていました
灯りひとつない湖のほとりでただただ雨に打たれています
でも、今日の旅はとっても満足。
湖の周りは暖かいらしくまだ紅葉も始まっていませんが
山が赤く燃えるころ、また走ってみよう
夢のような二時間の旅でした
Slapp Happy - Me and Parvati
Slapp Happy
アメリカ人のピーター・ブレグヴァド Peter Blegvad とイギリス生まれのアンソニー・ムーア Anthony Mooreが、移住先のドイツで歌姫、ダグマー・クラウゼ Dagmar Krauseと出会い結成された70年代のバンド。
アバンギャルド、ドイツプログレッシブ、ユーロサイケデリック、あえてジャンルわけすればそういった引き出しに仕分けされるのだろうが、あらためて聞くとやはり彼らは唯一無二、スラップハッピーはスラップハッピーでしかないのだなと感じさせる不思議なポップスのオンパレード。おもちゃ箱をひっくり返したようなその音楽はシンプルで軽快、覚えやすく明るいメロディーではあるけれど、決して聞きやすいというわけでもない、単純に明るいというわけでもない。道を外れた山の中で毒キノコでも見つけたときのように、かじれば奥歯の奥の奥のほうでぎゅっと噛みしめた苦い液体が喉を伝って落ちてゆく。染み出した毒液は気がつけば指の先まで染み渡り、四肢を麻痺させるその陶酔はいつしか体をソファーにくくりつけ、肉体にとらわれた魂よろしく決して抜け出せないけだるさで包み込んでしまう。スラップハッピーというポップミュージックはそういう音楽。麻薬のように心の深いところにじわじわと染み込む不思議な音楽たちなのです。
このバンドをたどってくと「ヘンリーカウ Henry Cow 」とか、「アートベアーズ Art Bears 」だとか「ファウスト Faust 」だとか、とっても不思議な危ない世界が開けてくるので興味がある人は調べてね。
今夜、この曲を選んだのは何でかな?て思っていろいろ調べてみました。
そしたら「スラップハッピー」て、
“ボクサーが殴られた時にフッと気持ちよくなる「パンチ・ドランカー状態」の気分をさす言葉”
なんだって
まさに、それこそは陶酔のかなた、究極の夢の中
Slapp Happy - Casablanca Moon
Slapp Happy - A liittle something




Casa Blanca Moon / Desperate Straights【中古】
秋の収穫
2013.10.22 (Tue)
秋の収穫

昨日と打って変わって秋らしいさわやかな空です。
泣いたカラスがもう笑ったとはまさにこのこと。

何もかもが生き生きとしています。
厳しい冬を前にして命という命が最後の輝きを見せています

村のおばあちゃんもきらきらしています。
早速なので、大根の運び方を伝授してもらいました。
実は収穫の仕方を何にも教わってなかったので、途方にくれていたところです。
とその前に・・・・・
おなかが減りました。
町へ降りてお蕎麦屋さんに入りましょう。

ゲ!高い!!
私のほかにお客がいないはずです。
ならば真っ向勝負!!!
二番粉の大盛りをお願いします!!!!

手打ち「真味」
これだけ、銭とってまずいはずはないわな。
いいお手前でした。
で、この辺の蕎麦使ってるんですか?
たしか、志賀高原だったかなー?と店主。
物語の創れないお店にはもう二度ときません。
ハイ。

おばあちゃんの教えてくれたとおりに、稲のわらで大根を6,7本軽く束ねてトラックに載せていきます。
この畑は日陰だから大根の成長が遅い。そのうえまばら。

それでも今日だけで百本は採れたかな。
後ろが見えない。
また畑にまっさかさまは勘弁です。
さて、家に戻って大根を洗って、出荷のための荷造りです。
今夜は遅くまでかかりそう・・・・・・

ご多分にもれず、こういう変わった奴は必ず出てくるものですね。
チリソース焼肉風と大根のソテーでしばし休憩です。
このあと、大根の葉っぱあんかけ広東麺を美味しくいただきました

昨日と打って変わって秋らしいさわやかな空です。
泣いたカラスがもう笑ったとはまさにこのこと。

何もかもが生き生きとしています。
厳しい冬を前にして命という命が最後の輝きを見せています

村のおばあちゃんもきらきらしています。
早速なので、大根の運び方を伝授してもらいました。
実は収穫の仕方を何にも教わってなかったので、途方にくれていたところです。
とその前に・・・・・
おなかが減りました。
町へ降りてお蕎麦屋さんに入りましょう。

ゲ!高い!!
私のほかにお客がいないはずです。
ならば真っ向勝負!!!
二番粉の大盛りをお願いします!!!!

手打ち「真味」
これだけ、銭とってまずいはずはないわな。
いいお手前でした。
で、この辺の蕎麦使ってるんですか?
たしか、志賀高原だったかなー?と店主。
物語の創れないお店にはもう二度ときません。
ハイ。

おばあちゃんの教えてくれたとおりに、稲のわらで大根を6,7本軽く束ねてトラックに載せていきます。
この畑は日陰だから大根の成長が遅い。そのうえまばら。

それでも今日だけで百本は採れたかな。
後ろが見えない。
また畑にまっさかさまは勘弁です。
さて、家に戻って大根を洗って、出荷のための荷造りです。
今夜は遅くまでかかりそう・・・・・・

ご多分にもれず、こういう変わった奴は必ず出てくるものですね。
チリソース焼肉風と大根のソテーでしばし休憩です。
このあと、大根の葉っぱあんかけ広東麺を美味しくいただきました
モード
2013.10.06 (Sun)
今日のテーマは・・・・

モードです!

今日は、長野県伊那市は入舟町からモードな気分でお送りしております。

モードな気分なので、目に入るものすべてがおしゃれに見えてくるのです。

しかし、一体全体モードとは何のことでしょう。
音楽では、よくジャズなどで使われる言葉です。
そこで調べてみますと、形式、様式、用法、とあります。
フランス語のようです。
フランス語を使えば簡単におしゃれになるじゃない、という安易な発想が世のあちこちに見て取れます。
その昔、なんかわけのわからない外来語を雰囲気で使っちゃえばお金がもらえて、尊敬されちゃう“りすぺくと”な時代がございました。今思えばまったくお気軽なおしゃれさんたちでしたね。

どーです?モードでしょ!
わたしがモードと言い張ればそれは絶対モードなんです!

伊那市入舟町はローメン発祥の地。
そこで、ローメン発祥のお店で初ローメン!
しかしあまりに盛り上がりすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました。
みんなの鋭いモードな感覚で、食べる前の勇士を想像してほしい!!
ローメン
戦後まもなく食糧不足の時期にこのお店の先代、「萬里」の主人、伊藤和弌さんが発明したラーメンとも焼きそばともつかない不思議な麺。冷蔵庫がなかった時代、麺を蒸すことを考案。伊那周辺が羊毛の生産地だったこともあって具には安価なマトンを使用した。
味は、うまい!とさけぶほどではなかったですが、そのはじめて口にする味覚はとても素朴な味。地元の人の夜の宴の〆はローメンなんだそうだ。
いまは、先代はなくなられ奥さんが切り盛りしている。奥さんいわく、他のお店も美味しいところがいっぱいあるから行ってみてください。あじも、スタイル(モード)もお店によっていろいろだから今度来たら行ってみて、とのこと。ローメンを最初に作ったお店なのにこの寛容さはすばらしいです。

伊那は人口に対して飲食店が異常に多い街。
殿方にとってもめっちゃモードな夜が楽しめる町なのです。
立地的にもローカル線が一本。それこそ一時間に列車が数本の寂れた駅があるだけ、川の流れにポツンと現れるこの風景は一種異様なものさえ感じます。
聞いたところによると、高度経済成長の時代、黒部ダムの建設等で、町はにぎわっていたそうです。時代は過ぎ、残された夜の街を現在も維持し続ける伊那男子のバイタリティーとはいかなるものなのか。不景気と嘆くばかりの世の男性は夜を闊歩する伊那男児を見習わなければならないでしょう。
おまけ


モードな夜は更けていきました。
ということで今夜の曲はチョッとオサレにね!
Komeda - It's Alright Baby
Komeda - Binario
Komeda - Boogie Woogie/Rock'n'Roll


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