SAAHASAM finish shooting 2015.6.28/29/30
2015.07.28 (Tue)

アマンダさん
よく笑う人だったな。いつもニコニコしてた。
どうせ女優さんだからつんけんした気取った女の子で、別に会話することもなく、ただただ日程をこなすだけと思っていた
気さくな彼女はエキストラの人とも普通に会話して、おかげで現場はとても和やか

撮影隊はその後日本のインド村、西葛西に拠点を移して28日は大船、29日は小田原、全行程5日間の撮影を無事終えることが出来た。
余談だけど小田原で新幹線の事故があったのがその翌日。
そういえばクランクアップのその夜、監督とその家族が、横浜まで新幹線に乗るだけのために往復してきたんだよな

助監督のヘムラージ
今回、日本ロケに奔走した立役者
色々と板ばさみで大変だったね
次回は監督としてお会いしましょう。お疲れ様でした

またまたヒロインに逃げられてしぶい顔のヒーロー・プラシャーント
実は、紹介したいのは彼ではなくてその後ろにいる色男
山田 喜靖君
彼とであったのは下諏訪の『マスヤ』というゲストハウス
撮影の日程変更でそれまでお願いしていたダンサーすべてがキャンセルになりわらをもつかむ思いで飛び込んだそのゲストハウスにたまたま居合わせたのが彼、事情を話すとその夜のうちに快く出演を承諾していただいた
私にとっては救いの神。もし、あの時、彼に出会っていなかったら心も折れて完全にバンザイしていたかもしれない。何せほんの撮影一週間前だったからね。
実は彼、マウンテンバイク競技の日本代表選手。一流のアスリートはダンスをやらせても超一流、立派なものでした。

エキストラでは唯一、三日間お付き合いいただいた美少女。実はまだ中学生です
監督が痛く気に入って次回は彼女をヒロインにと随分盛り上がっておりました

諏訪のスタジオビーチハウス-ダンススクールの皆さんも本当にありがとうございました
皆さんのキャリアには全くにプラスにはならなかったでしょうけど楽しんでもらえたのかな?
いい思い出になれば何よりなんですが、私、まだまだ色々たくらんでおります。そのうち悪夢の再来もあろうかと・・・その際はよろしくお願いします。
そして、原村は内藤ペンションの皆様、急なお願いにもかかわらず、色々お世話になりました
ところで、トイレ掃除大変だったでしょう?いったいなんでインド人て便器めがけてオシッコできないんでしょうかね?
何度言ってもびしょ濡れですもんね。
Beach House
内藤ペンション

そして、今回のスポンサー、親友のミスター・クルンジ
とはいってもずっと喧嘩してて実は彼に会うのは二年ぶり
もっと太ってるかと思ったがちょっと安心。
二年ぶりでも違和感なく、きっと死ぬまでこんななんだろうな
東京中目黒
南インド料理シリバラジ
インドにお越しの際は
Hilarity Inn

大事なお着物を貸していただいた皆様、ありがとうございました。東京での二日間、衣装として大事に使わせていただきました
その衣装を羽織ってご満悦の二人
あ、これは、その気がついたらもう着てしまっていたんですよね

ノーメークのヒロイン
飾り気のない本当にいい娘でした
昨夜のしゃぶしゃぶは美味しかったかな?
また会う日まで Cross our fingers!

さて、みんなも帰ったし、僕もそろそろ帰るかな
彼らはもう一泊とまって行けって言ってくれたけど、そうもいかないから
それに深夜のほうが道もすいてるし、そのまま彼らと一緒にいたらきっとどこかに飲みに行ったりしてしまいそうで
日が沈む前にさよならを言って、わざわざ近くの公園のわき道に車を止め、しばし仮眠
家に着く頃には夜は明けているな
今夜はどんな曲を聴きながら
夜の高速をかけようか?
忘れ物はない、なくしたものはなにひとつない・・・・
Roxy Music - Avalon
パーティーは終わった
けだるさと共に
私は、あなたが
どこからともなくやってくるのを眺め
その饒舌な身のこなしは
言葉でもなく意味すらなく、私の心を動かす・・・・
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SAAHASAM in 諏訪 2015.6.27
2015.07.20 (Mon)
さあて、今日は長野最終日
いよいよ諏訪市中での撮影です

またまた5時からということで連日の変更お願い
混乱もピークに達していますが、なれとは恐ろしいものでもう動じることもありません
淡々とこなしていく自分がいます
朝、起き抜けにヒロインとばったり。疲れも極限に達している私は彼女のおはように全く反応できずガン無視、顔洗ったあと早速謝りましたさ。

諏訪湖での集合写真、ここに写っている半分の方が今日飛び入りで来ていただいた一般参加の方々
どうです、その姿は素人さんとは思えない堂々としたもの
今日は土曜ということもあって、新聞で呼びかけていたエキストラの方々もたくさん参加していただいてスタッフも特に監督さんがとっても喜んでくれていました。ダンサーの親御さんを捕まえて着物の着付けを手伝っていただいたり、付き添いできた若者に普通に現場アシスタントしてもらったり、現場を回すのも堂に入ったもの。いやいやその前に皆さんに感謝しないといけません。皆さん一人ひとりの協力がなかったらとてもじゃないけど今回の撮影は成功するものではありませんでした。
予報ではばっちり雨だったのに、かえって日差しもさして来て
誰の行いがよかったのか、諏訪の神様、本当にありがとう
しかしながら、それでもてんてこ舞いの少彦名、諏訪湖での写真はこれっきり、まだまだいっぱいいいシーンがあったんですけどね

高島城をバックに
今日もお美しい

こちらは高島城砦内の護国神社で
忙しいといいながら彼女の写真は撮ってるんだよな

音楽担当と
Beauty and the Beast
そういったら、彼、声あげて喜んでたな

もう、彼女の写真だけでいいかな
最初は私の事をむすっとしたやな奴だと思っていたんでしょうが、このころにはあちらから色々話しかけてきてくれて、楽しく時間を過ごせました
でも、彼女との英会話、半分もわからないんですけどね

撮影はというと
アマンダ(Amanda)に袖にされ続けるプラシャーント様(Prashanth/பிரசாந்த்)
ロケはあと二日
バックの曲も空で歌えるようになりました

女性ダンスマスターと
最初はどうなるかと思っていたけれど、今じゃ和気藹々のこの表情
皆さん楽しんでもらえたでしょうか?

楽しそうで何よりです
撮影終了で一人ひとりに、お別れとありがとう
さすがにうるっと来ましたね

湖上にて一点を見つめるアマンダ嬢
というか俺のこと見てるのかな?
うん、そういうことにしておきましょう
Sajanaji Vaari Vaari - Honeymoon Travels
2007年上映のボリウッド映画『Honeymoon Travels』挿入歌
6組の新婚カップルが繰り広げる軽快なラブコメディ
曲も疾走感があって、無事、長野の撮影を終えた私の気持を端的に表すなら
成し遂げた高揚感を一曲で表そうとするならこんな感じ
疲れを吹き飛ばす私の大好きな一曲
それでは、皆さんありがとう
மிக்க நன்றி. ミッカ ナンドゥリ!!

いよいよ諏訪市中での撮影です

またまた5時からということで連日の変更お願い
混乱もピークに達していますが、なれとは恐ろしいものでもう動じることもありません
淡々とこなしていく自分がいます
朝、起き抜けにヒロインとばったり。疲れも極限に達している私は彼女のおはように全く反応できずガン無視、顔洗ったあと早速謝りましたさ。

諏訪湖での集合写真、ここに写っている半分の方が今日飛び入りで来ていただいた一般参加の方々
どうです、その姿は素人さんとは思えない堂々としたもの
今日は土曜ということもあって、新聞で呼びかけていたエキストラの方々もたくさん参加していただいてスタッフも特に監督さんがとっても喜んでくれていました。ダンサーの親御さんを捕まえて着物の着付けを手伝っていただいたり、付き添いできた若者に普通に現場アシスタントしてもらったり、現場を回すのも堂に入ったもの。いやいやその前に皆さんに感謝しないといけません。皆さん一人ひとりの協力がなかったらとてもじゃないけど今回の撮影は成功するものではありませんでした。
予報ではばっちり雨だったのに、かえって日差しもさして来て
誰の行いがよかったのか、諏訪の神様、本当にありがとう
しかしながら、それでもてんてこ舞いの少彦名、諏訪湖での写真はこれっきり、まだまだいっぱいいいシーンがあったんですけどね

高島城をバックに
今日もお美しい

こちらは高島城砦内の護国神社で
忙しいといいながら彼女の写真は撮ってるんだよな

音楽担当と
Beauty and the Beast
そういったら、彼、声あげて喜んでたな

もう、彼女の写真だけでいいかな
最初は私の事をむすっとしたやな奴だと思っていたんでしょうが、このころにはあちらから色々話しかけてきてくれて、楽しく時間を過ごせました
でも、彼女との英会話、半分もわからないんですけどね

撮影はというと
アマンダ(Amanda)に袖にされ続けるプラシャーント様(Prashanth/பிரசாந்த்)
ロケはあと二日
バックの曲も空で歌えるようになりました

女性ダンスマスターと
最初はどうなるかと思っていたけれど、今じゃ和気藹々のこの表情
皆さん楽しんでもらえたでしょうか?

楽しそうで何よりです
撮影終了で一人ひとりに、お別れとありがとう
さすがにうるっと来ましたね

湖上にて一点を見つめるアマンダ嬢
というか俺のこと見てるのかな?
うん、そういうことにしておきましょう
Sajanaji Vaari Vaari - Honeymoon Travels
2007年上映のボリウッド映画『Honeymoon Travels』挿入歌
6組の新婚カップルが繰り広げる軽快なラブコメディ
曲も疾走感があって、無事、長野の撮影を終えた私の気持を端的に表すなら
成し遂げた高揚感を一曲で表そうとするならこんな感じ
疲れを吹き飛ばす私の大好きな一曲
それでは、皆さんありがとう
மிக்க நன்றி. ミッカ ナンドゥリ!!

SAAHASAM in 木曾 2015.6.26
2015.07.16 (Thu)
監督の気まぐれでまた予定が変わった。
明朝は5時に出発すると言い出したのだ。
当然バス会社も突然の変更に融通が利くはずもなく。数年前に起きたバス事故がきっかけで運転手の拘束時間や行程、料金設定などが厳しく定められるようになった。早朝からの予定変更が法律上出来ないのだ。ならば、バスをキャンセルしてしまおう。アジェイはそんなことまで言い出した。初日からトラブル続きでその後の対応もどう贔屓目に見ても褒められたものではない。しかしそれは少しばかり乱暴だ。私の地元、諏訪でロケをして長野の業者を使って地元のスタッフにお願いをして・・・・すべてのトラブルが自分の胸に突き刺さってくる。そうか、ダンサーさんの足も確保しなければいけない。奈良井宿はいささか遠いので私の方でお迎えに上がると約束していたんだ。車が足りない、鶴の一声で現場は大混乱、当の本人はどこ吹く風、当然といえば当然、彼にとって大切なことは作品を創り上げることだから。
仕方ない、40人乗りの大型バスをダンサーさん6人に割り振ることにしよう。それならバス会社も文句はあるまい。朝6時に出発して午後4時前にダンサーさんを送り届ける。もともとダンサーとの約束は4時までに教室に帰れること。彼らはインストラクター。レッスンの合間を縫って協力してくれているのだ。
当日、4時には起床、シャワーを浴びてインド式の朝食をほうばる。
前日の夜から各方面に日程変更の連絡をする。しかし唯一、バスの運転手のみ連絡がつかない。営業にはあれだけ念押しをしたんだ。一抹の不安が頭をよぎる。
7時前、奈良井宿に到着。移動中も、ダンサーの方から矢継ぎ早の一報、バスが来ないという。またやられた。営業に電話、出ない。運転手も相変わらず応答なし。ダンサーが集まらなければ撮影が始まらない。打つ手なし。ためしにペンションに電話をしてみる。『さっきから外でバス待ってますよ・・・・』バスの運転手に変わってもらってダンススタジオに向かってもらうよう指示、この運転手、どうも飲み込みが悪い。最後には語気を荒げて命じる。『つべこべ言わず早くダンススタジオへむかへ!!』
その後やっと営業が電話に出る。その間かれこれ二時間。こちらも無理なお願いをしている。先ほどインドクルーの前で発狂寸前の姿をさらけ出している。しかし彼もいったんは今日の変更事項を引き受けた当人だ。ここは冷静に、湧き起こる怒りを抑えつつ問いただす。なぜ、こんなことになったのか?なぜ電話に出ないのか?
そのとき、予測していた最悪の返答が電話口から返ってきた。
『ちゃんと“引継ぎ”したんですけど・・・・・』
『バカヤロー!!!!』
少彦名の怒号が木曾の山間に木霊した。

その間、勝手に人様の家の庭から小道具の花を摘んじゃったり、他人の軒先で充電しちゃったり、色々と頭を下げて回る事柄が順調に増えていくわけで・・・・
ここで写真を撮れってかい?ソースカツ丼

予報どうり雨がぱらついてきました

それでも今日の皆さんはどこかちがう
昨日よりも日印スタッフの意思疎通もうまく行っているようで、いい感じです

観光で訪れた方々もちょっと見学
騒がしいと思ったのか、珍しいものが見れたと喜んで帰られたのか

これってどんなシーンになるのでしょう
奈良井宿は本当に綺麗なところです
当初、写真を送ったときは『ネパールみたい』なんていう感想が返って、確かにね、なんて思ったものですが、ふたを開けたらそれはそれは喜ぶこと
実は、ネパール発言はアシスタントデレクター発信だったそう

みんなの気持が少しずつ近寄ってゆく


休憩中のアマンダ(Amanda)
ダウンジャケットなんか着て、そんなに寒いかしら

雨の振る中、熱演するプラシャーント
(Prashanth/பிரசாந்த்)
インドの貴公子に雨を降りかけるとちょっと危険な香りがします

お昼は長泉寺で休ませていただきました
それも立派なご本尊が祭られている本堂の中で
総勢40人のスタッフが金色の天蓋の下でカレーを食べています。カレーの嫌いなアマンダには向かいの 御食事処から和食の出前、少彦名、これで少しはポイント稼げたかな。
食事が終わるころには外は土砂降りのすごい雨、そのまま二時間も本堂で休ませていただきました。
こんなにまでしていただいて本当にありがとうございました。
長泉寺のご住職はもちろんのこと、ご配慮いただいた木曾フィルムコミッションの巣山様はじめサポートしていただいた皆様、奈良井宿の方々、本当にありがとうございました。
そうそう、雨の降る軒下には朝、怒鳴り散らした営業マンが上司を連れて終日立ち尽くしています
電話一本で済む事を他人に任せてしまったこと、長野では看板だろうが私の知ったことではない、黙っていても仕事が来ると思ったら大間違いだ、東京の会社をけって地元を使った自分の気持がわかっているのかい?
まだ若い彼には最後、握手をして別れた。
私はこの仕事を周りの人々を巻き込んで、巻き込まれた人から何か生まれる事を期待して企画したつもりだ
彼がどう感じたかは彼の問題。ただ、いい営業になって欲しいとは本当に思っている
ちなみにこのプロジェクト、全くの無報酬
ビジネスを前提にしたものではないのです
Theeya Velai Seiyyanum Kumaru
二年前に富山ロケで参加したタミル映画の一曲
主演はタミルナードきっての演技派俳優、シッダールタ
( Siddharth / சித்தார்த்) と N. Santhanam / சந்தானம்
ヒロインにハンシカ・モトワニ
(Hansika Motwani / ஹன்சிகா மோட்வானி)
なかなかのヒット作品になったようです
このときも大変だったな。ちょうど長野に引越しする最中で、東京→富山→長野(引越し)→富山を二週間のうちに繰り返したんだよな。ブログ始めたのもちょうどこのころ
Work like Fire Kumaru/がんばれクマール
撮影快調!!
インド映画と合掌造り
4月15日 富山アルペンルート
富山のご当地アイドル登場
午後もダンス三昧
明朝は5時に出発すると言い出したのだ。
当然バス会社も突然の変更に融通が利くはずもなく。数年前に起きたバス事故がきっかけで運転手の拘束時間や行程、料金設定などが厳しく定められるようになった。早朝からの予定変更が法律上出来ないのだ。ならば、バスをキャンセルしてしまおう。アジェイはそんなことまで言い出した。初日からトラブル続きでその後の対応もどう贔屓目に見ても褒められたものではない。しかしそれは少しばかり乱暴だ。私の地元、諏訪でロケをして長野の業者を使って地元のスタッフにお願いをして・・・・すべてのトラブルが自分の胸に突き刺さってくる。そうか、ダンサーさんの足も確保しなければいけない。奈良井宿はいささか遠いので私の方でお迎えに上がると約束していたんだ。車が足りない、鶴の一声で現場は大混乱、当の本人はどこ吹く風、当然といえば当然、彼にとって大切なことは作品を創り上げることだから。
仕方ない、40人乗りの大型バスをダンサーさん6人に割り振ることにしよう。それならバス会社も文句はあるまい。朝6時に出発して午後4時前にダンサーさんを送り届ける。もともとダンサーとの約束は4時までに教室に帰れること。彼らはインストラクター。レッスンの合間を縫って協力してくれているのだ。
当日、4時には起床、シャワーを浴びてインド式の朝食をほうばる。
前日の夜から各方面に日程変更の連絡をする。しかし唯一、バスの運転手のみ連絡がつかない。営業にはあれだけ念押しをしたんだ。一抹の不安が頭をよぎる。
7時前、奈良井宿に到着。移動中も、ダンサーの方から矢継ぎ早の一報、バスが来ないという。またやられた。営業に電話、出ない。運転手も相変わらず応答なし。ダンサーが集まらなければ撮影が始まらない。打つ手なし。ためしにペンションに電話をしてみる。『さっきから外でバス待ってますよ・・・・』バスの運転手に変わってもらってダンススタジオに向かってもらうよう指示、この運転手、どうも飲み込みが悪い。最後には語気を荒げて命じる。『つべこべ言わず早くダンススタジオへむかへ!!』
その後やっと営業が電話に出る。その間かれこれ二時間。こちらも無理なお願いをしている。先ほどインドクルーの前で発狂寸前の姿をさらけ出している。しかし彼もいったんは今日の変更事項を引き受けた当人だ。ここは冷静に、湧き起こる怒りを抑えつつ問いただす。なぜ、こんなことになったのか?なぜ電話に出ないのか?
そのとき、予測していた最悪の返答が電話口から返ってきた。
『ちゃんと“引継ぎ”したんですけど・・・・・』
『バカヤロー!!!!』
少彦名の怒号が木曾の山間に木霊した。

その間、勝手に人様の家の庭から小道具の花を摘んじゃったり、他人の軒先で充電しちゃったり、色々と頭を下げて回る事柄が順調に増えていくわけで・・・・
ここで写真を撮れってかい?ソースカツ丼

予報どうり雨がぱらついてきました

それでも今日の皆さんはどこかちがう
昨日よりも日印スタッフの意思疎通もうまく行っているようで、いい感じです

観光で訪れた方々もちょっと見学
騒がしいと思ったのか、珍しいものが見れたと喜んで帰られたのか

これってどんなシーンになるのでしょう
奈良井宿は本当に綺麗なところです
当初、写真を送ったときは『ネパールみたい』なんていう感想が返って、確かにね、なんて思ったものですが、ふたを開けたらそれはそれは喜ぶこと
実は、ネパール発言はアシスタントデレクター発信だったそう

みんなの気持が少しずつ近寄ってゆく


休憩中のアマンダ(Amanda)
ダウンジャケットなんか着て、そんなに寒いかしら

雨の振る中、熱演するプラシャーント
(Prashanth/பிரசாந்த்)
インドの貴公子に雨を降りかけるとちょっと危険な香りがします

お昼は長泉寺で休ませていただきました
それも立派なご本尊が祭られている本堂の中で
総勢40人のスタッフが金色の天蓋の下でカレーを食べています。カレーの嫌いなアマンダには向かいの 御食事処から和食の出前、少彦名、これで少しはポイント稼げたかな。
食事が終わるころには外は土砂降りのすごい雨、そのまま二時間も本堂で休ませていただきました。
こんなにまでしていただいて本当にありがとうございました。
長泉寺のご住職はもちろんのこと、ご配慮いただいた木曾フィルムコミッションの巣山様はじめサポートしていただいた皆様、奈良井宿の方々、本当にありがとうございました。
そうそう、雨の降る軒下には朝、怒鳴り散らした営業マンが上司を連れて終日立ち尽くしています
電話一本で済む事を他人に任せてしまったこと、長野では看板だろうが私の知ったことではない、黙っていても仕事が来ると思ったら大間違いだ、東京の会社をけって地元を使った自分の気持がわかっているのかい?
まだ若い彼には最後、握手をして別れた。
私はこの仕事を周りの人々を巻き込んで、巻き込まれた人から何か生まれる事を期待して企画したつもりだ
彼がどう感じたかは彼の問題。ただ、いい営業になって欲しいとは本当に思っている
ちなみにこのプロジェクト、全くの無報酬
ビジネスを前提にしたものではないのです
Theeya Velai Seiyyanum Kumaru
二年前に富山ロケで参加したタミル映画の一曲
主演はタミルナードきっての演技派俳優、シッダールタ
( Siddharth / சித்தார்த்) と N. Santhanam / சந்தானம்
ヒロインにハンシカ・モトワニ
(Hansika Motwani / ஹன்சிகா மோட்வானி)
なかなかのヒット作品になったようです
このときも大変だったな。ちょうど長野に引越しする最中で、東京→富山→長野(引越し)→富山を二週間のうちに繰り返したんだよな。ブログ始めたのもちょうどこのころ
Work like Fire Kumaru/がんばれクマール
撮影快調!!
インド映画と合掌造り
4月15日 富山アルペンルート
富山のご当地アイドル登場
午後もダンス三昧
SAAHASAM in 松本 2015.6.25
2015.07.10 (Fri)
夜半からものすごい雨になった。遠くで雷も鳴っている。
明日はロケ初日、天気は持つだろうか。
出だしから貸し切りバスが故障で富士五湖でのロケがキャンセルになった。
明日のロケは松本城から、ダンサーの手配は?エキストラは来てくれるだろうか?あ、しまった!レフ板を借り受けるのを忘れていた・・・・
心配し出したら限がない
いっそ逃げ出したい気分だ

今朝は打って変わって梅雨だという事を忘れさせるほどの良い天気
ペンションの食堂でメイクアップ中のヒロイン
胸が高鳴るのは撮影初日ということだけでもなさそうです
思っていたよりもロケ隊のフットワークも軽くシャワーやトイレなどの朝の身支度にも特に支障はない。朝、シャワーを浴びたりチャイを飲んだりと彼らにとっては必ずしなければいけない『儀式』が数多くある。当初、移動前の限られた時間に人数が集中する為、可哉の混乱を予想していたのだが、それはそれ、彼らもわかったもので随分早起きしてからゆっくりと準備をしているらしい。
日本人とは全く逆のやり方で(日本人は効率を重視する共同体)彼らは彼らなりに団体行動の達人のようだ
朝食はシリバラジから派遣された生え抜きのシェフ5名、イドゥリの優しい味が朝の胃袋に染み渡る
渋滞にも巻き込まれずに予定の時間より早く現地に到着、松本フィルムコミッションの清水様と打ち合わせ、というか何から何までおんぶに抱っこ、バスの駐車場から着替え室の手配から(松本市立博物館の一室をお借りしました)、ロケ場所の関係者かたがたのご挨拶からすべてがすべてきめ細やかなご配慮と皆様のご好意、平静を装ってはいますが全く余裕のない少彦名
きっとそっけないやつと思っているんだろうな、改めて皆様には心から感謝しています。

この映画の主人公、プラシャーント(Prashanth)とダンスマスター
プラシャーントファンには申し訳ないが見返してみると彼の写真がほとんどあまりありません
雑事に追われて全く写真を撮っている心の余裕がなかったというのが本当のところ、現場ではっているとき、宿舎で次のロケーションの段取りに追われているときはブログのことなんか頭の片隅のこっれっぱかりもなかったのです。
しかしながらヒロインの写真がいっぱいあるのはどうしてでしょう?
プラシャーント(Prashanth/பிரசாந்த்)
チェンナイ生まれ、1990年代から活躍するタミルナードの俳優。
アイシュワリヤー·ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan)と共演したジーンズ/世界は2人のために /(Jeans)はあまりにも有名

そしてこちらが今回のヒロイン
アマンダ(Amanda)
今回が初のヒロインデビュー
お父さんがイギリス人、お母さんがインド生まれのハーフの美人。
ロンドン出身ですが現在はオーストラリア国籍、従兄弟が日本女性と結婚している生粋の親日家。『カ・ワ・イ・イ・イ!』が口癖の屈託のないナチュラル美人です
ちなみにインド料理は大の苦手

ダンサーの方々も勢ぞろい、さー!本番スタート!!

そんな中、鯉にえさをあげる余裕の監督さん
ファンキーな帽子がとってもキュートです
ティアガラジャン/Thiagarajan
タミルナードの監督、プロデューサー。当該映画のヒーロー、プラシャーント(Prashanth)の父親
彼自身、俳優出身の映画畑古参の一人

メイクアップ中のアマンダ
みんな、アンデルセンの人魚姫って子供のときに必ず読んだよな。幼心に胸を焦がした悲恋の物語
男性諸君の心を鷲掴みにする渾身のワンショットです

キンチョウの夏、日本の夏・・・・
今回駆けつけていただいたエキストラのお二人
暑い中、着物で同行いただき本当にありがとうございます
藤棚の影でしばし休憩、艶やかなインドの色彩もいいですが日本人の私には涼しげな彼女たちのた佇まいは思わず目を奪われるほっとする瞬間

終日天候に恵まれて、この梅雨の季節、本当に奇跡です
撮影の合間も詰め掛けたテレビ局、新聞社、ラジオ局の取材を受ける少彦名
いったいこの日だけで何社来たんだろう?とっても生意気なことしゃべってたんだろうな。テレビに出るのに緊張?そんな余裕もないですよ。とにかくこの撮影を成功させなくては

マレーシア・ロケから休むまもなくの来日、きっととても疲れているんだろうな
それでも屈託のないこの満面の笑顔
けなげですね
アジェイ曰く「ボリウッドではそんな美人ではないよ」
へ、そーなの?
僕は好きだな。もしそうだとしても私たち日本人にはそこがとってもいいんじゃないでしょうか?
彼女のなんともいえない柔らかな物腰は私たち日本人にはとても親しみやすい
どなたか、日本の映画関係者、テレビ、メディア関係の方々、これはいけるとピンと来たら是非私にご一報を

どうだい?今日は満足できたかい?
僕は満足だ
細かい事を言えば色々と大変なことは多々ありましたが無事皆様のおかげで初日を収めることが出来ました
よく考えればなんと恐ろしい事を引き受けてしまったことか。でも、知らないということは一番の力になることも私はよく知っています
とにかく、明日も事故だけはないように
なんてったってロケハンなしのぶっつけ本番なんですから
Jeans(1998)
1998年上映のタミルナード映画
主演は今回来日したプラシャーント(Prashanth)とアイシュワリヤー・ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan/ऐश्वर्या राय/ஐஸ்வர்யா ராய்)
こんな大作が彼らの頭にイメージされている事を考えると私の仕事はそれはもう恐れ入る限りです
さー!明日もガンバロ!!
明日はロケ初日、天気は持つだろうか。
出だしから貸し切りバスが故障で富士五湖でのロケがキャンセルになった。
明日のロケは松本城から、ダンサーの手配は?エキストラは来てくれるだろうか?あ、しまった!レフ板を借り受けるのを忘れていた・・・・
心配し出したら限がない
いっそ逃げ出したい気分だ

今朝は打って変わって梅雨だという事を忘れさせるほどの良い天気
ペンションの食堂でメイクアップ中のヒロイン
胸が高鳴るのは撮影初日ということだけでもなさそうです
思っていたよりもロケ隊のフットワークも軽くシャワーやトイレなどの朝の身支度にも特に支障はない。朝、シャワーを浴びたりチャイを飲んだりと彼らにとっては必ずしなければいけない『儀式』が数多くある。当初、移動前の限られた時間に人数が集中する為、可哉の混乱を予想していたのだが、それはそれ、彼らもわかったもので随分早起きしてからゆっくりと準備をしているらしい。
日本人とは全く逆のやり方で(日本人は効率を重視する共同体)彼らは彼らなりに団体行動の達人のようだ
朝食はシリバラジから派遣された生え抜きのシェフ5名、イドゥリの優しい味が朝の胃袋に染み渡る
渋滞にも巻き込まれずに予定の時間より早く現地に到着、松本フィルムコミッションの清水様と打ち合わせ、というか何から何までおんぶに抱っこ、バスの駐車場から着替え室の手配から(松本市立博物館の一室をお借りしました)、ロケ場所の関係者かたがたのご挨拶からすべてがすべてきめ細やかなご配慮と皆様のご好意、平静を装ってはいますが全く余裕のない少彦名
きっとそっけないやつと思っているんだろうな、改めて皆様には心から感謝しています。

この映画の主人公、プラシャーント(Prashanth)とダンスマスター
プラシャーントファンには申し訳ないが見返してみると彼の写真がほとんどあまりありません
雑事に追われて全く写真を撮っている心の余裕がなかったというのが本当のところ、現場ではっているとき、宿舎で次のロケーションの段取りに追われているときはブログのことなんか頭の片隅のこっれっぱかりもなかったのです。
しかしながらヒロインの写真がいっぱいあるのはどうしてでしょう?
プラシャーント(Prashanth/பிரசாந்த்)
チェンナイ生まれ、1990年代から活躍するタミルナードの俳優。
アイシュワリヤー·ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan)と共演したジーンズ/世界は2人のために /(Jeans)はあまりにも有名

そしてこちらが今回のヒロイン
アマンダ(Amanda)
今回が初のヒロインデビュー
お父さんがイギリス人、お母さんがインド生まれのハーフの美人。
ロンドン出身ですが現在はオーストラリア国籍、従兄弟が日本女性と結婚している生粋の親日家。『カ・ワ・イ・イ・イ!』が口癖の屈託のないナチュラル美人です
ちなみにインド料理は大の苦手

ダンサーの方々も勢ぞろい、さー!本番スタート!!

そんな中、鯉にえさをあげる余裕の監督さん
ファンキーな帽子がとってもキュートです
ティアガラジャン/Thiagarajan
タミルナードの監督、プロデューサー。当該映画のヒーロー、プラシャーント(Prashanth)の父親
彼自身、俳優出身の映画畑古参の一人

メイクアップ中のアマンダ
みんな、アンデルセンの人魚姫って子供のときに必ず読んだよな。幼心に胸を焦がした悲恋の物語
男性諸君の心を鷲掴みにする渾身のワンショットです

キンチョウの夏、日本の夏・・・・
今回駆けつけていただいたエキストラのお二人
暑い中、着物で同行いただき本当にありがとうございます
藤棚の影でしばし休憩、艶やかなインドの色彩もいいですが日本人の私には涼しげな彼女たちのた佇まいは思わず目を奪われるほっとする瞬間

終日天候に恵まれて、この梅雨の季節、本当に奇跡です
撮影の合間も詰め掛けたテレビ局、新聞社、ラジオ局の取材を受ける少彦名
いったいこの日だけで何社来たんだろう?とっても生意気なことしゃべってたんだろうな。テレビに出るのに緊張?そんな余裕もないですよ。とにかくこの撮影を成功させなくては

マレーシア・ロケから休むまもなくの来日、きっととても疲れているんだろうな
それでも屈託のないこの満面の笑顔
けなげですね
アジェイ曰く「ボリウッドではそんな美人ではないよ」
へ、そーなの?
僕は好きだな。もしそうだとしても私たち日本人にはそこがとってもいいんじゃないでしょうか?
彼女のなんともいえない柔らかな物腰は私たち日本人にはとても親しみやすい
どなたか、日本の映画関係者、テレビ、メディア関係の方々、これはいけるとピンと来たら是非私にご一報を

どうだい?今日は満足できたかい?
僕は満足だ
細かい事を言えば色々と大変なことは多々ありましたが無事皆様のおかげで初日を収めることが出来ました
よく考えればなんと恐ろしい事を引き受けてしまったことか。でも、知らないということは一番の力になることも私はよく知っています
とにかく、明日も事故だけはないように
なんてったってロケハンなしのぶっつけ本番なんですから
Jeans(1998)
1998年上映のタミルナード映画
主演は今回来日したプラシャーント(Prashanth)とアイシュワリヤー・ラーイ(Aishwarya Rai Bachchan/ऐश्वर्या राय/ஐஸ்வர்யா ராய்)
こんな大作が彼らの頭にイメージされている事を考えると私の仕事はそれはもう恐れ入る限りです
さー!明日もガンバロ!!
SAAHASAM / 来日 2015.6.24
2015.07.04 (Sat)
新聞の取材に応じたり、エキストラの募集をかけたり大活躍の少彦名。これで、来日キャンセルとなれば信州諏訪に汚名を残す一大事
まさかそんなことが!
いやいやありえるのです。なんてったって二回もビザを飛ばしているんですから・・・・
今夜からの彼らの食事の為、畑に一人新たまねぎの収穫にいそしむ。その量150キロ。
余った分は東京のレストランで使ってくれたまえ
南インド料理 シリバラジ

http://www.localplace.jp/t100052001/
無事、成田に到着との連絡を聞いたときは心底ほっとしたものだ。ぬかるみの中手足を泥んこにしていると、畑の真ん中で再び携帯がなる。こんな山奥でも携帯つながるんだよな、などとぼんやり考えながら応答すると、なんと、手配したバスがうんともすんとも動かない。故障である。日本の観光バスがインド人を乗せたまま空港で立ち往生している。
そう、これが悪夢の始まりだった

お世話になった内藤ペンションさん
普段は静かな心休まる高原リゾート
でも今夜からしばらくはごらんの通りです
内藤ペンション
http://www.naito-pension.com/

みんなが美味しくいただいているのはポテトチップスコンソメ味、牛のエキスがたっぷり入ってるなんて口が裂けてもいえません
Boom Boom Robo Da
タミル映画といえばラジニカーント(Rajinikanth)
『ロボット』は2010年公開のSFアクション、全編174分、なんでもありの超大作です

まさかそんなことが!
いやいやありえるのです。なんてったって二回もビザを飛ばしているんですから・・・・
今夜からの彼らの食事の為、畑に一人新たまねぎの収穫にいそしむ。その量150キロ。
余った分は東京のレストランで使ってくれたまえ
南インド料理 シリバラジ

http://www.localplace.jp/t100052001/
無事、成田に到着との連絡を聞いたときは心底ほっとしたものだ。ぬかるみの中手足を泥んこにしていると、畑の真ん中で再び携帯がなる。こんな山奥でも携帯つながるんだよな、などとぼんやり考えながら応答すると、なんと、手配したバスがうんともすんとも動かない。故障である。日本の観光バスがインド人を乗せたまま空港で立ち往生している。
そう、これが悪夢の始まりだった

お世話になった内藤ペンションさん
普段は静かな心休まる高原リゾート
でも今夜からしばらくはごらんの通りです
内藤ペンション
http://www.naito-pension.com/

みんなが美味しくいただいているのはポテトチップスコンソメ味、牛のエキスがたっぷり入ってるなんて口が裂けてもいえません
Boom Boom Robo Da
タミル映画といえばラジニカーント(Rajinikanth)
『ロボット』は2010年公開のSFアクション、全編174分、なんでもありの超大作です

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