音・風・水 | 2020年01月

ニンニク追肥

2020.01.25 (Sat)
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今日は勤めが休みだったのでニンニクと玉ねぎの追肥をします。








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いつもなら雪が積もって根雪になって、どこに何を植えたのかわからなくなってしまう季節ですが、この間の季節外れの雨ですっかり雪はなくなってしまいました。









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それでも外は氷点下の冷え込み。ここは標高約1000メートル。平場よりさらに4~5度は気温が低い。それでも何度も経験する信州の冬、この日もハイネックのトレーナー一枚に作業用のチョッキ、マイナス5度を越えなければ寒いと感じなくなりました。






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半分枯れたようなニンニク。すぐ終わると思って出てきましたら、マルチ(農業用の黒いビニール)が風で剥げてたりで大変でした。マルチを敷きなおして、マルチの下に潜り込んだニンニクを引っ張り出したり、土が凍って浮き上がったニンニクを植えなおしてあげたり、農業を始めた当時だったっら「なんでこんな手間なことやってるんだろう?」なんて思ってましたが、今ではこんなことも楽しんでできるようになりました。






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時給に換算したらいくらなんだろう?
百姓は馬鹿じゃできないといいます。と、同時に頭が良すぎてもできない。
いちいち金勘定してたらバカバカしくてやってられません。








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百姓に限らず昔ながらのつらい仕事に就く人が少なくなっています。例えば炭焼きだとか鍛冶屋だとか、身近なところだと豆腐屋さんかな。日本古来の伝統工芸品の職人さん、これって思うんですが女性の意識が変わればすぐに復活すると思うんです。ちょっと古いですが女性の結婚条件に「三高」てありましたよね。高収入、高学歴、高身長。職人って思いっきりここからは外れた存在、女性からしたら結婚相手としては全く眼中にない別世界の人たち。そもそも合コンなんかに公務員や高給サラリーマンに交じってこういった類の人が参加すること自体ないのでしょうが、そんなブランド目線で男を物色している女性に限って「伝統職人さんってなんだかかっこいい!」とかテレビ見ながら能天気に言ってるんですけど、こういった厳しい道に歩き出す男が限られるのは彼らをサポートする気概のあるかっこいい女が少ないってこと。
世界を豊かにするのも滅ぼすのも実は女次第なのかな。






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モモ
僕がこの村に来て一番最初に友達になった女の子。6年たってすっかりおばあちゃんになりました。
出会った当時は顔を見れば噛みつかんばかりに吠えて、というのも、この子、保健所から殺処分寸前に引き取られた保護犬。以前ひどい虐待を受けていたらしく男性に対しては極度の警戒心を見せていました。郵便屋さんだろうが何だろうが近づく男には吠るは噛みつくはそれはひどい状態、村の男でかまれたことのない者がいない犬だったのを私が三日で手なずけたのを見て飼い主はじめみんながびっくりしていました。それ以来、モモと僕は大の親友、人に向かって吠えることもなくなりました。





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そんなモモも今ではかなりの高齢、起きてる間は同じところをぐるぐると回るばかり。
今日抱っこしたらずいぶん軽くなって、もう、一緒にいれるのもそんなに長くはないかな。





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今年は例年になく温かい冬。暖かいからなのかモグラの塚がとても目立ちます。
それでも、午後になったらずいぶんと冷え込んできました。このぶんだと明日は雪が降るかもしれません。








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Margaret & Bunnys - 逢えば好き好き




マーガレット&バーニーズ

バーニーズはあの伝説のギタリスト、寺内タケシ率いる1966年結成のグループサウンズバンド。マーガレット嬢はアメリカ人の父と日本人の母とのハーフ。マーガレット&バーニーズ名義で二枚のシングル、計4曲の演奏を残しています。今夜紹介した『逢えば好き好き』は1968年発表の日本が誇るガールズ・ガレージ・パンクの傑作。当時は全く売れなかったみたいだけど長い年月を経て、現在国内外のコアなガレージファンにとってはバイブル的な名曲。何を隠そうガレージ大好きなこの私もこの曲聴くとついつい腰が浮いてしまいます。エンドレスで聞いてしまう中毒性の強い危険な一曲。






ザ・ハイマーツ - 逢えば好き好き




The Highmarts


今夜はかっこいい女性ということでこちらも併せて紹介。2014年突如ロックシーンに現れたスリーピース・ガールズ・ガレージパンク・バンド、『ザ・ハイマーツ』。デビュー当時はなんと女子高生だったこの三人、選曲も演奏も、そしてなり切りまくったそのルックスもモノホンの筋金入り。喧噪の東京、地下アンダーグランドを離れて長野に移住した時期がちょうど彼女たちのデビューと同じころ。残念なことにいまだ彼女たちの熱狂のライブは経験しておりません。寄せ来る男どもを力わざでねじ伏せる、とにもかくにもただただかっこいいの一言。おすすめです。


ザ・ハイマーツ - あなたが欲しいの











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Pinterest 死ね!

2020.01.18 (Sat)
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ちょっと毒づいてみたいと思う。

調べたいことがあって画像で検索していると『Pinterest』のサイトに飛ばされる。
それも頻繁に。

仕事で疲れて帰って、ビール飲んでリラックスして、ソファーにもたれながらの自由な時間。
それを『Pinterest』が無神経に邪魔をする。
これこそが世間でいう厚顔無恥というもの。

インスタとどこが違うか知らないが、画像検索でインスタに邪魔されたことはない。

消えろ。
『Pinterest』




Pinterest
不要・うざい・邪魔・うんざり・排除・削除・お荷物・検索妨害・どけ・障害・死ね




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Painkiller - Buried Secrets - Guts Of A Virgin











ペインキラー
頭痛薬のこと。ジョン・ゾーン、ビル・ラズウェル、ミック・ハリスの三人組ユニット。アバンギャルド、フリージャズ、ハードコアパンク、アンビエント。普通の人なら頭の痛くなる音楽を作ってる人たち。黒いインクで黒い絵を描くのは私は大嫌い。実験的音楽から私が足を洗った記念すべき一枚。正確には今夜紹介の『処女の臓腑』 - Guts of a Virgin (1991年)、この三年後に発表された『処刑場』 - Execution Ground (1994年)がとどめを刺したという感じ。灰野敬二や巻上公一など、日本のとんがったミュージシャンも多数参加。ジャズミュージシャンも入れ代わり立ち代わりセッション形式でレコーディングしており、演奏技術は安心のクオリティ。その分無意識に突き刺さるエラーな原体験がない分、きわめて優等生的な音楽的時間軸に終始している破天荒の皮をかぶった至極音楽じみた音楽。要は4分音符は4分音符で、スタカートはスタッカートで。単に様式美を打ち壊すためだけのノイズの羅列はなんら自己崩壊に至らない、きっと本人たちも現状維持の、現状維持の為だけの、安心の自己保全の、言い換えればパンクスタイルの黒い革ジャンに刺さった、決して誰にも危害を加えることのない安全ピンの束のようなもの。だって、きっとやってる本人たちが一番楽しいんだもの。
それでもたまにこうして聞いてみてこんなことで喜んでた可愛いおいらもいたのかなととても懐かしくなごんでしまう。過激な気分になろうとしてもただただまどろむ癒しの一枚。こういったバカげた音楽、演劇、映画、絵画、文学、そして失恋。人生におけるすべての青春のイニシエーションを通過して、再びロックンロールに帰ってきた者のみが見ることができる地平というものも実際あるにはあるのだが、できればこんな経験はしない方がいい?人は必ず年老いるものだからできれば生きのいいうちに、空を飛べるうちにこういった境地に差し掛かっているものが今でいうこの世の天才か。芥川龍之介の河童みたいに肉体から解き放たれた魂みたいに、分別のついた、完成された精神というものがあるのであれば、その宿る器は、夢精するほどの、女子であれば初潮を迎えたばかりの、生きのいい紅顔の美少年、無垢なる聖処女であってほしい。
ま、大音量で聞いていればそれなりに躍動もするし可笑しくもあるし、何より楽しい。でもこれはそれ以上でもそれ以下でもない。音楽って肉体的なものなのか精神的なものなのか。精神と肉体が一緒になる瞬間が恍惚なのか、精神から肉体がはぎとられる感覚が美しいのか。そんなことを考えてみるのも一興かなと感じる一枚。しかして何度も繰り返すが、黒いインクで黒い闇は絶対に描くことはできないのです。











タール火山

2020.01.14 (Tue)
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令和二年、年始め最初の記事がフィリピンの大災害。フィリピン最大の観光地、タガイタイのタール火山が12日の午後、噴火しました。
タガイタイには何度も訪れていてパズルマンション / The Puzzle Mansionやソニアス ガーデン / Sonya's Gardenの紹介をしたばかり。毎年滞在していたダスマリニャスやマラゴンドンはタール火山の目と鼻の先。今回の大噴火でマニラでも降灰があったようです。








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一年前のタール火山。
カルデラ湖にポツンと浮かぶ世界一小さな火山といわれていました。外輪山から望むその眺めはとても穏やかで美しく、しかし過去には一度に6000人もの死者を出す大災害をもたらした世界でも有数な活火山です。








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周りを取り囲む湖はかつての大噴火の火口跡、火山の頂上にも小さな湖をたたえる二重カルデラを形成しています。噴火当初は山頂のカルデラ湖での水蒸気爆発かと報道されていましたが、現在では大規模な溶岩の噴出も見られ予断を許さない状況が続いています。
現地の友人たちは大規模な降灰に打つ手なし。どこから手を付けていいかわからない状況とのこと、とりあえず家がつぶれないように屋根の灰を掻き落とすので精いっぱいだそうです。









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フィリピンの活火山は日本に連なる環太平洋火山帯の一部、地球規模で見ればタール火山は我が国日本とはお隣同士。対岸の火事と高を括っている場合ではないです。とにもかくにもこれ以上被害が拡大しないことを祈ります。




『『フィリピン・南国の光』 タガイタイ』
『『続・フィリピン・南国の光』 マラゴンドン』








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