御柱 抽籤祈願

2016.01.28 (Thu)
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諏訪大社は上社、下社と別れており、上社は本宮、前宮、下社は春宮、秋宮、全部で四の御社が諏訪湖を取り囲んでいる
そして、それぞれの御社には四方に一本ずつ、四本の柱が立ち上がるので、計十六本の樅の大木が御柱として山から切り出される
上社では本宮一之御柱が一番太い
祭りの始まるまで、一番いい柱を引き当てるために一月から二月の間、皆が集まって早朝、夜が明けぬうちから本宮でご祈祷をする

手足が切れる程に寒い






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四賀、豊田の一員としてご祈祷に参加する
「はっぴの背中が曲がってるよ」
見ず知らずの人が背中の文字を直してくれる
かがり火の温かさがありがたい






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普段は入ることができない本宮の拝殿敷地に通される
諏訪大社にはご神体を安置する本殿がない
諏訪のご神体は諏訪の御山
手前に見えるのが拝所、奥が拝殿
神様を拝する社である






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上社本宮に対して前宮は本宮に付属する摂社である関係で本殿がある
しかし、前宮に本殿が置かれたのは諏訪大社が記録に現れてから下って後の事、前宮の祭事のほうが本宮よりも古いようだ
太古は諏訪の大祝が前宮に居城を構え大祝(現人神)の居住する神殿が存在していた







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下社秋宮、春宮はそれぞれ山宮、里宮という関係になる。境内にはやはり本殿はなく神様はお舟祭りで季節ごとに春宮、秋宮を行き来する




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上社は男の神、下社は女性の神、上社の御柱にはめどでこという四本の角がたつ






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全面凍結した諏訪湖
うちのトイレのタンクも凍ってしまった
今日からまた暖かくなる
今年も御神渡りは期待できそうにない
上社の神が女神とお会いできるのはいつの日になることか






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真っ暗な境内に祝詞の奏上が響き渡る
凍えて澄み切ったあかつきの闇が祭衆のかしわ手で打ち震える






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寒さで震えながら。お祭りの無事と自身の幸福を合わせて願う
なぜか故郷の深川の神輿を思い出した
富岡八幡の山車を初めて引いたとき、出されたスイカをたくさん食べて、ジュースをいっぱい飲んだらおなかが痛くなった
祭の途中で一人、泣きながら家まで帰った

本宮の祭壇の下げたこうべに神楽鈴の音が降り注ぐ
やはり、お祭りとはいいものだ







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諏訪の山中に木遣り歌が響き渡るころ、ようやっと夜が白みかけてきた










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コメント
おはようございます。

今回の写真は神秘的ですね。
大阪に住んでる者から見ると、別世界です。

スイカを食べ過ぎて、お腹を壊した経験、あります。(笑)
kotobuki | 2016.01.29 07:08 | 編集

またまた美しい画像に魅入られながら、文章をしかと読ませて頂きました。

少彦名さん、御柱祭りの役員に選ばれたのでしたよね。
序章から本編に・・
期待を込めて、見とどけます。
(でも、絶対無理しないでね!)

みゆ | 2016.01.29 11:12 | 編集
>諏訪の山中に木遣り歌が響き渡るころ、ようやっと夜が白みかけてきた

〇美しい諏訪、神々しい諏訪
 写真と文章から、その様子をうかがうことができました。 
 ありがとうございます。
ささげくん | 2016.01.30 11:34 | 編集
諏訪の早朝の風景
とても神秘的。
色合いが綺麗で、神々しいですね!!

しばし魅入ってしまいまいました。
梅サクラ | 2016.01.30 12:52 | 編集
冬の寒さを感じつつとても美しい写真ですね。
こんな綺麗な景色を見られてうらやましいです。
御柱際には、茅野にいる方から泊りにいらっしゃいと勧められているのですが、さてはていつ行くのがいいのかなあ~と思案している所です。
少彦名さんのご尊顔も拝見出来たりすると嬉しいなあ~
sower | 2016.01.30 16:02 | 編集
何とも綺麗でどこか物悲しいような写真ですね
フワッとした気持ちになります
いぼ仙人 | 2016.01.30 16:59 | 編集
おはようございます
素晴らしい風景ですね、私は長野にはまだ行ったことがないんです。諏訪湖は是非一度見たい場所です。
凛とした空気の中の拝殿、まさに神の気配が濃厚です。
見張り員 | 2016.02.01 07:33 | 編集
kotobuki さん
おはようございます。
こちら朝の6時、霧の立ち込める諏訪盆地でございます
一度、カメラ持って降りてみようと思ってました
普段はなにも見る者のない田んぼの真ん中で神秘体験、諏訪は神様に守られた国なんですかね

今でも食べ過ぎておなか壊しますw
sukunahikona | 2016.02.14 19:57 | 編集
みゆ さん
もうあと一か月で御柱始まります
この前顔合わせがあったんですがその時初めて自分が木遣りの役だと知りました
木遣りは祭りの花形、木遣り歌も知らないのに大丈夫なのでしょうか
sukunahikona | 2016.02.14 20:00 | 編集
ささげくん さん
ありがとうございます
諏訪は代謝もそうですが派手さもなく観光地としては寂しいものです
でも、こうやって住んでみて祭りに参加していくとこの土地全体が神の土地なのかなと感じるようになってきます
豪華な社は本来必要ないんですね

諏訪は神の土地です
sukunahikona | 2016.02.14 20:02 | 編集
梅サクラ さん
ありがとうございます
本当はもっとナチュラルな色でとれればよかったのですが僕の腕とカメラの性能とでこれが限界のようです
でも満足しています。何よりこの目でいつでも見ることができるというのはうれしいことです
sukunahikona | 2016.02.14 20:09 | 編集
sower さん
■山出し
 上社:2016年4月2日(土曜日)・3日(日曜日)・4日(月曜日)
 下社:2016年4月8日(金曜日)・9日(土曜日)・10日(日曜日)

■里曳き
 上社:2016年5月3日(火曜日)・4日(水曜日)・5日(木曜日)
 下社:2016年5月14日(土曜日)・15日(日曜日)・16日(月曜日)

■宝殿遷座祭
 上社:2016年6月15日(水曜日)
 下社:2016年5月13日(金曜日)

日程はこうなっています
迫力は断然山田氏の気お年ですがお子さんと楽しむなら里引きになるのですかね

お会いできればいいですね。お待ちしてます
sukunahikona | 2016.02.14 20:12 | 編集
いぼ仙人 さん
ふわっとした気持ち
そうですね、何か取り留めのない感じの景色でした
物悲しい中にも大地の力強さを感じました
sukunahikona | 2016.02.14 20:15 | 編集
見張り員 さん
諏訪はそれほど見るものはないですし大社もほかの有名な神社と比べると拍子抜けするほど簡素です
でも、それが本来の姿、諏訪の神様はこの湖と大地と山々なんだと・・・・・

諏訪を楽しむにはちとばかり想像力が必要です
sukunahikona | 2016.02.14 20:19 | 編集
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