『フィリピン・南国の光』 プロローグ

2017.12.27 (Wed)
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諏訪から名古屋に向かって空港までが飛行機と同じ所要時間4時間余り。
軽い気持ちで同行させてもらった今回のフィリピン行き。
本当なら来年に備えて仕事もしなきゃいけないしお気楽なことは一切できないはずなのだがせっかく誘っていただいて断るのも気まずいし、何よりきっかけというかチャンスというかそういったものは思い立ったが吉日でまた今度の『今度』は二度と現れないのが通常だから、ひょんなことから人生ががらりと変わることもあり、何より飛行機が落っこちてそれっきりジ・エンドということもあり得るものでもしや最後の日本での食事は最近はめっきりおいしくなったハイウエーのサービスエリアで大好きなタンタンメンなどをひとすすり。こんなところにこんな観覧車があったのは知りませんでした。


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飛行機はとっても小さな双発ジェット、最近ケーブルテレビで『メーデー!:航空機事故の真実と真相 』などをよく見てるので内心はただ事ではないですし隣ではフィリピン人の友達がロザリオ片手に祈ってたりするし、なんだか滑稽ではありますが当の本人たちはただ事ではないのであります。短い一週間のフィリピン旅行。すでに波乱の兆しが充満してます。



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無事に着陸出来ました。
とりあえずマニラで一枚。
思ったより近代的、アジアな香りはあまりしないし、何より車がみなきれい。トヨタのでかい四駆が駐車場を埋め尽くしてます。





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おなかすいた~じょりびにいこう~
皆が呪文のように繰り返すので『じょりび』とはいったい何のことでしょう。初めてのフィリピン料理に魔法の呪文が拍車をかけます。
と思ったら殺風景な閑散とした駐車場に、ファーストフードでしょうか、なんとも味気のないチェーン店のネオンが真っ赤に輝いているのは余計になんだか悲しい感じ。看板には『Jollibee』 ジョリビーと書いてあります。



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店内でお友達の奥様と車で迎えに来てくれた甥っ子さんを記念撮影。
久々の再開にはしゃいでます。


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深夜だというのに店内は結構混んでます。
メニューはハンバーガーに軽食、ご飯とおかずの軽いランチ。一皿60ペソ~、300円もあればおなか一杯になります。スパゲッティーなんかもありました。


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頼んだのがこちら。フィリピン初の食事です。きったない屋台とか、寂れた食堂を期待していたのにこんなプラスチックなものを食べなきゃならないとは、少々がっかりではありますが友人、迎えに来たフィリピンの家族がとてもおいしい、おいしいと食べてる前ではそんなことはおくびにも出せません。
後で分かったのですがこの『ジョリビー』なるチェーン店。フィリピンの街のいたるところにありまして、マクドナルドやバーガーキングなどの海外大手ファーストフード店を一掃し駆逐する勢い。フィリピンを代表する国家的企業であります。人気の秘密はその安さと味付け、すべてのプレートが彼ら好みのあま~い化学調味料で彩られたドキドキするような色合いなのです。
私が頼んだのはコンビーフ定食。一番まともそうかなと思って頼んだのですがまさか本当にコンビーフが出てくるとは思いませんでした。明日には友人に「不味い!」とはっきり言わなければなりません。でないとこの調子では毎日がじょりび~になってしまいそうです。
フィリピンでの食い倒れ計画はタイやインドのように風任せ、気分任せというわけにはいかないようです。タイやインドでは行き当たりばったりで入ったお店、屋台が思わぬ素敵な思い出を残してくれることが多々あるのですがこの国ではそのような安易な旅は期待できそうにありません。今後はしっかり吟味してお店を選ばなければなりません。
そしてさらにびっくりしたのがこの企業、近々日本上陸を計画しているそう。やってみなされ、日本の食文化を甘く見ないように。


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取り合えづはおなか一杯になりお友達のおうちに。
わかりますでしょうか?通りにはクリスマスの飾りつけでネオンが瞬いてます。
それぞれの町内で競い合うように飾りつけをして、クリスマスの日にどこの通りが一番きれいだったかコンテストをするのだそうです。もう、三時はとうにまわった夜明け前だというのに街には人があふれかえっています。華やいだいい季節に私はやって来ました。



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とにかく無事につくことができました。
街は思ったよりきれいです。
交通も思ったより安全。
とにかく今夜は、もうすでに朝が白みかけていますが、友人宅でゆっくり休んで明日に備えたいと思います。
では、サンミゲル・ビールをぐっとあおって、グットナイト、おやすみなさい。





Siouxsie and the Banshees - Cascade




スージー・アンド・ザ・バンシーズ
言わずと知れたパンク界の女王、スージー・スー / Siouxsie Sioux を中心としたイギリスのパンク~ポストパンクバンド。フィリピンなのになんで彼女たちを選んだのかというと、今朝、夜明け前、年賀状の夜勤仕事から帰ってきて真っ暗な中手探りでCDプレーヤに突っ込んだのがこの曲だったから。でも、なんだか今回のこの心もとない、とりとめのない旅の始まりと、彼女たちの、やりたいことはわかるんだけど、なんだかなり切れてない、乙女のかわいらしさというかミーハー的な音楽とのかかわり方というか、許せる最低ラインの素人的わきの甘さがかえって魅力になってるところが今回のふわふわしたフィリピン旅行のプロローグにはピッタリなんじゃないかなと後付ではありますが独り言ちしているところではあります。
1976年結成、2002年まで第一線で活動していたイギリスのバンド。そもそもがセックス・ピストルズの追っかけがキャリアの始まりというところがそのこわもての風貌とは裏腹にかわいらしく愛らしいところ。あんなメークしてますけどすっぴんはとっても美人なんです。紹介した曲は5枚目のアルバム、『キス・イン・ザ・ドリームハウス / A Kiss in the Dreamhouse (1982年)』から。ストレートなオイ・パンクからおどろおどろしい悪魔的なサイケデリックサウンドへ完全に方向転換した一枚。でも、彼女って実はとっても明るいはつらつとした女性なんだって。



Siouxsie & The Banshees - Melt!




Siouxsie and the Banshees - Painted Bird




Siouxsie and the Banshees - Slowdive








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コメント
こんばんは。

タンタンメンが最後の晩餐に成らなくって良かったですね。(笑)
フィリピンと言えばアーネル・ピネダを思い浮かべます。
遠い昔、シンガポールやマレーシアによく行きました。
屋台で食べる食事はどれも美味しく、僕の味覚に合いました。
特に好きなのは肉骨茶(バクテー)で、朝から食べてましたよ。
Siouxsie Siouxは初めて聞きました。
ここに紹介された曲は、僕的のは、
パンク・ロックに影響を与えたグラム・ロックに近い響きですね。
女デビッド・ボウイって感じです。

来年も、僕の知らない音楽をたくさん聞かせて下さい。
良いお年をお迎え下さい。
kotobuki | 2017.12.29 22:43 | 編集
kotobuki さん

マレーシアに行ってたんですね。マレーシアもシンガポールも未体験の地です
今回は音楽まで堪能するほどは滞在期間が少なくて上っ面だけ楽しんできたようです。アーネル・ピネダってすごい苦労人のようですね。ジャーニーもそんなことになってるとは初めて知りました。マニラ近郊ではたくさんストリートチルドレンを見ました。フィリピンはまだまだ闇を抱えています。
スージーは私を見て―、なかわいい女の子。キャラが立っている分、バンドの中ではわがままです。
sukunahikona | 2017.12.31 13:02 | 編集
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