『フィリピン・南国の光』 ダスマリニャス

2017.12.30 (Sat)
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ほとんど眠られずに朝を迎えました。
マニラから車で二時間ほど、ダスマリニャス(タガログ語: Bayan ng Dasmariñas)で最初の朝です。
夜明け前、まだ暗いうちから、一家に一羽いるのでしょう、町の方々でニワトリが雄たけびを上げ続けます。庭では犬が駆け回って喧嘩してるのかいじめられているのか金切りな悲鳴が響き渡ります。インドもうるさかったですがもしかしたらそれ以上。鶏は家畜ではなく闘鶏に使う賭け事の道具だそうです。


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庭先にはバナナやマンゴー、パパイアやヤシの木。どんなにお金に困っても空腹になることはありません。
働かざるもの食うべからずなどとのたまう色消な方はこの国にはいらっしゃらないことでしょう。




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家の目の前が大きなバスケットボールの屋内コートになってまして、これまたニワトリと合わせ技で今後眠れない原因になります。
ここで行われるのはバスケのゲームだけでなくってカラオケ大会や結婚式の披露宴、クリスマスパーティのビンゴゲーム。日本では考えられないような真夜中のどんちゃん騒ぎが毎夜繰り広げられるのです。




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フィリピンではバスケットボールが盛んで、野球やサッカーで遊ぶ子供は皆無です。テレビの中継もバスケの試合のみ。
この日は子供たちのために無料で開放されていました。




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お隣の邸宅は無人
何故か庭はいちめんのパイナップル。





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街の悪ガキども
意外と恥ずかしがり屋でカメラのフレームの外には写っていないこれの倍の数の子供がいました。皆カメラを向けると逃げて行ってしまいます。
彼らに教わって初めて覚えたタガログ語は「ポーポー」。皆さん、勘のいい方は察しがつくと思います。
ポーポーとはうんこのこと。


さて、町の顔役たちには無事御目通りを済ませ、しばしの滞留をお許しいただけたようなので、早速街の様子などを探索したいと思います。



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肉屋さん
ショーケースなんて上品なものはありません




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肉屋のお兄ちゃん
今考えればこの旅で出会った中で一番の色男だったかもしれないですね。
街の通りにはクリスマスの飾りつけが風に揺れています。





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野菜も日本でおなじみのものばかり。右端に見えるのはかの有名なタロイモ。小学校の地理の教科書には何故か毎学年、東南アジアの食材としてこの芋が必ず登場していたのはなぜでしょう。タロイモという名前の響きと、教科書の不鮮明な白黒写真は否が応でも少年の想像力を掻き立てたものです。実物を見るのがこれが初めて。さて、少年時代からのあこがれの食材、タロイモの味覚とはいかなるものなのか?未知なる芋を前にして期待は膨らむばかりです。ちなみに現地では単にタロと呼びます。




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豊富な果物
表示価格は一キロかな?
「このリンゴは『フジ』だよっ。美味しいから買っていきな。」
日本人にリンゴの甘さを語るなど千年早いわ!リンゴに関しては日本が間違いなく世界一。大体この富士というネーミングも中国人のブランド詐欺なのでしょう。大きさも野球のボール程度でした。



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客待ちで待機するトライシクル/traysikel の群れ。ほぼすべてが日本製のバイクです。トライシクルはフィリピンのオートタクシー、オート・リクシャーの一種です。泊めてもらったお宅にも一台ありました。特に免許制でもないのでしょうか、どこの家庭でも置いてあって自家用、業務用に活躍していました。時間が空いた時にお客を乗せて生活費を稼いでいるようです。
最大で4人乗り、サイドカーと荷台に二人ずつ、こんなに数があって商売になるのかなと思いますが利用する人は非常に多く子供なんかも毎日の通学に利用していました。



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― あれって果物ですか?
― 食べられるんだよ、今とってあげるから持っていきな

お父さんの指示で見ず知らずの旅行者のために木登りをして木の実をとる息子さん。



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フィリピンのローカル名はマーコーポ、マコパ、macopa、
一般にタンビス(tambis) ミズレンプ 日本ではフトモモと呼ばれる果物、お塩を付けていただきます。甘くないナシといったところ。蒸し暑い南国ではさっぱりした味わいは程よい水分補給になりそうです。持って帰って見せたら家人の中には知らない人も何人かいました。



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茶色いのはロンガン、竜眼、90ペソ。
ライチより濃厚な甘い果実。沖縄にも自生しているようです。




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さてと、特にやることもないので午後はビールでも飲みますか。





Trio / Da Da Da




トリオ、1980年結成のドイツのバンド。フィリピンとは全く関係ないけれどこの緩さでお察しあれ。
裏でなってるピコピコ音はカシオのおもちゃのキーボード。







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コメント
旅の記事、楽しいですよ。
知らないところばかりだし。
私にとっては、もう「異国」そのもの。

で、最後に登場のワンちゃん、ジャイアント馬場さんに似ていますね。こういう自然児みたいな犬、いいなあ。
日本では洋服着せたチマチマした犬ばかりだから。
雨宮清子(ちから | 2017.12.30 14:37 | 編集
今年一年ありがとうございました
知らない場所を美しい写真と共に知ることが出来て
嬉しい・・

感謝を込めて・・よいお年を
だんご | 2017.12.30 22:10 | 編集
記事と写真、懐かしく拝見しました。

1枚目の「ヤシの木陰のテーブル」写真、フイリピンらしくいいですね。小生も、ここでもてなしを受けたのを思い出しました。
草々
レインボー | 2017.12.31 10:04 | 編集
雨宮清子さん

馬場さんねwアッポーとは鳴きませんでした。
フィリピンの犬ってほそっこくみんなこんな感じで、野良なのか飼い犬なのかも判然としませんでした。でも、むやみに近づいちゃだめですよ。狂犬病が怖いです。
こうやってちょこちょこ外国に行けるのは幸運なことなんでしょうね
sukunahikona | 2017.12.31 13:04 | 編集
だんご さん

こちらこそありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。

ところでどちらかでブログをされてる団子さんでしょうか?
URLいただければ改めてご挨拶に伺います。
sukunahikona | 2017.12.31 13:07 | 編集
レインボーさん

この写真を一枚目に持ってきたのは正解でした
地味な写真ですが今回の旅で一番フィリピンらしいと思っている風景です。
懐かしいと思っていただけて光栄です。
sukunahikona | 2017.12.31 13:09 | 編集
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