Seeds of Night

2018.07.27 (Fri)
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家に帰ってみたらROUGEさんからバラの本が届いてました。
家の目の前に小さな畑を改めて造って、彩にバラを一本植えようと思って、何がいいですか?と数限りなく存在するバラの品種の中から無謀にも最高のものを一本選べと、なんとも失礼で無責任な質問をROUGEさんにぶつけたところ、それでは大事にしていたこちらの本をそなたに差し上げましょう、と優しいお言葉をいただきました。
私の畑は裏山の斜面に。夜中、なんか食べたいなと思ってもわざわざ暗闇の中採りに行くことも出来ず、ならばと思って台所のすぐ横に土留めの木枠は組んで見たものの未だに肝心な用土も運び込んでおらず空っぽのまんま。農作業がひと段落ついてから軽トラでえっちらおっちら運び込むとしましょう。

さて、ROUGEさんから届いた本に目を落とすもつかの間、まだ日が高いうちにやってしまおうと工場で働いている最中からグッと心に決めた勢いそのままに裏山の畑に向かいましたら、あらららら、ら!十日も見ないうちに、この暑さのせいでしょうか、株間の雑草が腰の高さまで、はるかに作物の背丈を超えて生い茂ってるじゃありませんか!すぐさま管理機のエンジンはフルスロットルに、夕日に照らされた夏草をバッタバッタとなぎ倒す。しばらくすれば夜空には真ん丸の赤いお月様、すっかり日が暮れたにもかかわらず大きな月は電球のように山の斜面の畑にくっきりと私の影を映し出し、砂ぼこりの舞う乾いた赤土の上に両手をついて腰を深々と落とし、匍匐前進さながら、耕運機の刃に残った青草を這いずりながら手当たり次第ひっこ抜く。しかしその間、血に飢えた山中の虫という虫たちが私の頭の上に無数に群がってきて目と言わず鼻と言わず、耳の穴から、口の中まで。穴という穴に向かって急降下で次々と突っ込んでくる、まるで私は今にも沈みそうな満身創痍の巨大戦艦。日が落ちて二時間の間、漆黒の山の中には私の断末魔の悲鳴が月光の里まで響いておりましたとさ。






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ROUGEさん、ありがとう。
いただいた本、大切にしますね。きっときれいなバラを咲かせて見せます。


ROUGEさんのブログはこちら










The Cave Singers - Seeds of Night



Pete Quirk – vocals, guitar, melodica, harmonica
Derek Fudesco – guitar, bass pedals
Marty Lund – drums, guitar






ザ・ケイブ・シンガーズ
今日の一曲は夜の農作業、Seeds of Night ということで。シアトル出身のアメリカンバンド。日本ではほとんど無名ですがアメリカンロック特有の乾いた、それでいておおらかでリラックスした良質なサウンドを聞かせてくれます。フェイスブックで確認したところ現在も活動中のよう。今夜紹介したのはデビューアルバム、2007年リリースの 『Invitation Songs』 から冒頭一発目の曲。マイナーながら良質なポップスを奏でる彼ら。時にアコースティックで、時にブルージーで、あるいはディープに、ノスタルジックに。まったりとしたサイケデリックな夜には冷えたビール片手に彼らの歌に体を揺らすのもいい。お勧めです。



THE CAVE SINGERS - Falls












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コメント
無事届いて良かったです(*^_^*)
手入れが要らなくて育て易いのは
「修景用バラ」のページに載っているバラです。
雑草にも負けないはず。
その他、向いている仕立て方などもマークで載ってる筈。
参考にして下さいね。
ROUGE | 2018.07.27 15:32 | 編集
ROUGE さん
ありがとうございます。
早いうちに苗木を手に入れてきれいなバラ園にしたいと思ってます。期待してください。
sukunahikona | 2018.08.05 08:43 | 編集
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