『フィリピン・南国の光』 共同墓地

2019.02.28 (Thu)
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タガイタイから帰って身を持て余した私はビール片手に再び夜の街にふらりと。





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街の空気銃屋さん。鳥でも撃つのでしょうか?





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ネットカフェ。近所に二三軒ありました。子供たちのたまり場になっています。




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レストランの食事より、こういった暮らしに根差した食べ物のほうがいい。軟骨やレバーを甘辛く油で揚げた焼き鳥。なんですかと聞いたら『ペップ』と言っていた。食事というより子供のおやつといったところ。かばんを背負った子供たちが群がるように買っては頬張っていた。2,5ペソ、一本5円。





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家からすぐ近くの小さな大衆食堂。
友達の奥さんから、『おなか壊すから、ダメ!』と強く言われ続けていた街での買い食いですが、ジョリビーやデパートのレストランじゃフィリピンに来た気が全くしないので、禁を破ってお忍び夜食。

イワシでしょうか、魚の酸っぱいスープ。昼に食べたタガイタイのレストランより数倍おいしいです。




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食堂のお姉さん。
禁を破って良かったというか、もっと早くに来ていればよかったというか。





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おなか一杯になったし、疲れたから帰ろうと思ったっら滞在先の親戚のおじさんに捕まってしまいました。彼にはこの旅の間にもう三回も街を歩いてるときに捕縛されています。
二日前にたった一人の兄弟、お兄さんが無くなられて、その後、彼とは初めて会いました。そのまま家に招かれて何を話すでもなく二人でビールを酌み交わします。





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次の朝、何故か私を迎えに来たおじさん。別に用事もないので彼の車で一緒に出掛けることに。
Immaculate Conception Parish Church of Dasmariñas (なんて訳していいかわからないダスマリニャスの教会)のお祭りのシンボルは確かチョウチョだとか。




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市内の共同墓地。
私は車の中で留守番です。





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その後、ダスマリニャスの警察署へ。
正面から見た様子。シティーホールですから日本でいえば『合同庁舎』といったところでしょうか。裏側は警察署、正面は市役所になってるようです。




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クリスマス直前なので署内はプレゼントの山でごった返しています。




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死亡届の提出か?埋葬許可証か?おじさんは何か所も部屋を渡り、淡々と手続きを済ませています。なぜ私を連れてきたかはわかりませんが、一人だと心細かったのでしょうか。一人廊下に取り残された私はクリスマスの飾りつけを眺めたり、窓の外の街の様子を眺めてみたり。





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Michael Rother - Silberstreif




ミヒャエル・ローテルの4枚目のアルバム『熱地帯/ Fernwärme 』から、冒頭の一曲目。この曲は一時期就寝時に毎晩のように聞いていました。ミヒャエル・ローテルはドイツのギタリスト。ノイ! / NEU、ハルモニア / Harmonia の二つのバンドを結成、ドイツ音楽史の中心的存在として現在もソロ活動を続けるドイツ音楽界の重鎮です。随分前に『いよいよ野良が始まる』でも紹介しました。でも、今日の主役は彼ではありません。彼のソロアルバムでは必ずバックを固めていた伝説のドラマー、私の大好きなミュージシャン、ヤキ・リーベツァイト /JAKI LIEBEZEIT です。実は、昨日まで彼がこの世を去っていたことを全く知りませんでした。この記事を書くのとは全く別個に、中学生の時からミヒャエル・ローテルの大ファンでしたから彼のFacebookってあるのかしらとフォローしたり、そうだ、大好きだったヤキ・リーベツァイトもフォローしてみようと探していたら、2017年、1月の22日に亡くなっているじゃないですか。死因は肺炎、正直ショックです。78歳といいますから、何かあってもおかしくないのでしょうが、そもそも年齢すらも知りませんでしたから。自分のあこがれのスーパースターはいつまでたっても年老いづに若いままなわけで、それよりも亡くなっていたことに今まで全く気が付かなかったのが何ともさみしいです。CANやその後のシューカイの作品、ミヒャエル・ローテルやその他、先鋭的なミュージシャンとの数々のセッションはどれもこれも素晴らしい輝きを放っていて、まるでマシーンのようにジャストで刻み続ける彼の正確無比なリズムは決して機械のように無味無臭では決してなく、彼が正確にリズムを刻めば刻むほど彼のパーカッションは雄弁に音楽の何たるかを我々に語り掛けてくれる。彼の参加したすべての楽曲は決して彼以外の人間には再現できない豊かな表情を私たちに見せてくれます。
そして、今日重ねてショックなのが、ヤキの盟友、ホルガー・シューカイも彼の後を追うようにその年の9月5日、彼の遺体が彼のアパートでかつてヤキとレコーディングしたであろうスタジオ内で発見されたと、死因は不明、これもたった今、この記事を書いていて初めて知りました。不覚といおうか、本当に無念です。ヤキの代わりを務めることのできるドラマーは彼にとってはほかにはいなかったのでしょう。
では聞いてみましょう。彼らの作品をあと一曲でも二曲でも、一つでも多く聞いてみたかった。



Holger Czukay / Cool In The Pool




Phew / Closed




Phew / P - Adic





Can / Vitamin C





JAH WOBBLE / JAKI LIEBEZEIT / HOLGER CZUKAY
How Much Are They?




Friedman & Liebezeit "182-11" LIve



Holger Czukay / Persian Love





















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コメント
地元の方から「お腹壊すからダメ」と言われても食べて、お腹を壊さなかったsukunahikonaさん。思わず笑ってしまいました。

フィリピンの共同墓地、初めて見ました。
今、日本では墓地の維持ができなくて放置したものがたくさんありますが、私の望みは樹木葬。カナダ在住だった姉は海へ散骨しましたが、私はやっぱり好きな山の土になりたいなあ。

庶民の墓の建立は江戸時代半ば以降からで、それ以前はみんな山に「捨てていた」。今、地獄谷とか菖蒲ケ谷なんていう地名の所はそういう捨て場だった。牛馬の捨て場は「牛転ろび」なんていう所がそうです。人も動物も自然に帰るのが一番いい。
雨宮清子(ちから姫) | 2019.03.04 08:41 | 編集
ちから姫殿

キリスト教はドそうですから随分と間取りが大きくなりますね。屋根までついてるのでホームレスが住み着いちゃうそうです。
お墓についてはいろいろ考えますね。僕も海に投げてもらいたいと思ってます。お墓があれば家族がそろって墓参りして絆が深まるとか言いますがインドじゃお墓ないけどめちゃめちゃ家族のきずなが強いです。部屋に死んだか家族の写真を飾っていつでも思い出す。お墓参りの時だけじゃないんですよね。お墓って死んでまで情念やら雑念を残すようで変な感じ、死んでまで復活の日を待つとかどこまで欲深いのって思います。
Sukunahikona Parthasarathy | 2019.03.05 21:04 | 編集
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