Wedding in Himachal Pradesh 2
2014.06.01 (Sun)
4月26日 ニューデリー
昨夜の機内上映は『キャプテン・フィリップス』と『バトルシップ』だった。どちらもエンディング間近で着陸態勢に。最後まで見れることがなかった。そういえば、今までも機内で最後まで映画が見れたことはほとんどないような気がする。きっと、これは、配信会社と航空会社の一種の取決め、安価で映画を提供する代わりにエンディングを伏せておいて上映を見た乗客をレンタルショップへといざなう、一種の宣伝活動ではなかろうか?少なくとも私に対しては効果大である。
ところで、『バトルシップ』なる映画だが、これは、アメリカ第七艦隊と日本の自衛隊が協力してエイリアンを撃退する超スペクタクル・ファンタスティックヒーローアクションなのだが、考えてみればこの両国、中国の仮想敵国であったはずだ。敵国であるはずの士官たちが大活躍をする映画を堂々と放映する中華東方航空。中国とはまことにわかりづらい不思議な国である。
ビザなしで突入したインドの旅。昨夜はアライバルビザの発給でてこずったこともあってラムさんのうちについた頃には夜が白みかけていた。

挨拶もそこそこにベットに横になった私はあっという間に夢の中へ。普段仕事柄早起きの私は8時半となればどんなにだって目がさえてしまう。もっとも、日本との時差は3時間。11時半といえば久々の朝寝坊だ。

ごみの収集屋さん。確か一軒あたり一ヶ月2ルピーだったかしら。いやいや20ルピーだったかな?とにかく安い金額でこの町のごみを引き受けている。

こちらは八百屋さん。大きな声で叫びながら町の中を売り歩く。私を起こしてくれたのは何を隠そう彼のけたたましい雄たけびだった。

インドの朝
以前の旅行で経験したインドの朝はまったく騒々しいものだった。先ずびっくりするのが町中から嘔吐でもするかのような『ゲーゲー』というけたたましい怪音が朝のしじまを破ることだ。これは、アーユルベーダの教え、ヨガの教える健康法と聞いたことがある。すなわち右手人差し指と中指を口の奥に突っ込んで、舌の奥のほうを強く前後にこすりまわす。そりゃ自然とんでもない音がのどの奥から鳴り響くわけだな。最初聞いたときは気味悪いやらそりゃ恐ろしいやらただ事ではないことが身の回りで起きているのかと思うほどだった。
しかし、今朝のニューデリーは車のけたたましいクラクションも、大声で話す道行の声も、寝起きの断末魔の叫びも、まったく聞くことがなかった。この辺はデリーでも裕福な人が集まる高級住宅街に隣接する場所。隣には軍隊の施設まであるデリーの中心街。町中のごみもおもったより少ないし何よりあの独特の腐敗臭がしない。日本の街と比べたらまだまだだがインドも変わりつつあるのをなんとなく感じる夜明けだった。

家族で経営する町の雑貨屋さん。ま、基本インドの商売は家族経営なんだけど。
カーストという階級制度がインドにはある。あらゆる分野の基盤をそのカースト制度が作り上げている。結婚、流通、経済の隅々までいきわたっている身分制度はインドそのものといっていいだろう。当初は差別としてあってはならないことだとおもっていたが、今では、カースト制度がなくなったときインド経済、社会はどうなってしまうのだろうとおもうようになった。デリーなどの大都市では、すでに形骸化していると彼らは教えてくれたが、そこはインド、我々外国人には理解できないことが未だいくつも存在していることだろう。

唯一うるさかったのが野犬の遠吠え。夜中中、ワンワン騒いでいた。インドに行くなら狂犬病の注射はしていったほうがいいと、ものの本には書いてある。とにかく野犬が多いインドだから、気になる方はお医者さんに相談したほうがいいだろう。

インド式デリバリ

理解できない習慣が多い一方で、合理的な考え方をするのもインド人の特徴

友人のラムさんと今回の主役、息子のハリッシュ君
観光・両替・ショッピングということでニューデリーの中心街へ
両替はラムさんの友達で衣料品のおろしをやっている社長のお店で。色とりどりのサリーが飾ってあるお店の奥の扉の中。これってアンダーグラウンドじゃないの?
外人ということで私は店内にしばし待ちぼうけ。一円=0.6ルピー。銀行よりも一割~2割お得なレートでした。
中心地のコンノートプレイスは、日本で言えば銀座。商品もチョッと高めな観光地プライスなのでここではウインドウショッピングのみの冷やかし。一般のインド人が行くマーケットに移動して買い物です。

町の人々の装いも僕らとそれほど変わりません。ルンギー(インドの腰巻)なんて一人もいません。
チュスキ30Rs。暑いときは迷わず水分補給をしましょう。

チュスキの作り方

プラスチックのコップに氷をかいて入れます

そこにドボドボっとお好みのシロップを入れていきます

一回り小さなコップにカキ氷を詰め込んで

手でぎゅっと押し固めるとこんな感じ

それを先ほど作ったシロップに差し込みます

ハイ、召し上がれ!

本日の買い物
チェスキ 30Rs マンゴジュース 40Rs 短パン 150Rs らくだの皮のベルト 200Rs(チョッと高かったかな) そして写真の芋虫のような果物、サトゥート 20Rs すごく甘くて美味しかったよ

ジャルジーラ 15Rs
ミントなどのハーブとライム、少々の香辛料と必殺のブラックソルト。清涼感あふれるチョッとソルティーなすっきり栄養ドリンク。暑い街中ではほんとに助かったよ。このブラックソルトがミネラル豊富で、味もグッド!スパイスでも加えてあるのかとおもってたら違うみたい。塩の粉末にする前はただの真っ黒な石のようだった。

ビール500mm 70Rs 今日はラムさんの手料理で晩餐です

チキンカレー・ホームスタイル
ハイ、いただきまーす!!
今夜は映画オーム・シャンティー・オーム/Om Shanti Omの挿入歌から二曲、シャー・ルク・カーンShah Rukh Khanとディーピカー・パードゥコーンDeepika Padukoneの二人のとってもロマンティックな物語です。
Ajab Si
Main Aagar Kahoon
運命の人とめぐり合えたハリッシュ君の新たな旅の始まりです。
昨夜の機内上映は『キャプテン・フィリップス』と『バトルシップ』だった。どちらもエンディング間近で着陸態勢に。最後まで見れることがなかった。そういえば、今までも機内で最後まで映画が見れたことはほとんどないような気がする。きっと、これは、配信会社と航空会社の一種の取決め、安価で映画を提供する代わりにエンディングを伏せておいて上映を見た乗客をレンタルショップへといざなう、一種の宣伝活動ではなかろうか?少なくとも私に対しては効果大である。
ところで、『バトルシップ』なる映画だが、これは、アメリカ第七艦隊と日本の自衛隊が協力してエイリアンを撃退する超スペクタクル・ファンタスティックヒーローアクションなのだが、考えてみればこの両国、中国の仮想敵国であったはずだ。敵国であるはずの士官たちが大活躍をする映画を堂々と放映する中華東方航空。中国とはまことにわかりづらい不思議な国である。
ビザなしで突入したインドの旅。昨夜はアライバルビザの発給でてこずったこともあってラムさんのうちについた頃には夜が白みかけていた。

挨拶もそこそこにベットに横になった私はあっという間に夢の中へ。普段仕事柄早起きの私は8時半となればどんなにだって目がさえてしまう。もっとも、日本との時差は3時間。11時半といえば久々の朝寝坊だ。

ごみの収集屋さん。確か一軒あたり一ヶ月2ルピーだったかしら。いやいや20ルピーだったかな?とにかく安い金額でこの町のごみを引き受けている。

こちらは八百屋さん。大きな声で叫びながら町の中を売り歩く。私を起こしてくれたのは何を隠そう彼のけたたましい雄たけびだった。

インドの朝
以前の旅行で経験したインドの朝はまったく騒々しいものだった。先ずびっくりするのが町中から嘔吐でもするかのような『ゲーゲー』というけたたましい怪音が朝のしじまを破ることだ。これは、アーユルベーダの教え、ヨガの教える健康法と聞いたことがある。すなわち右手人差し指と中指を口の奥に突っ込んで、舌の奥のほうを強く前後にこすりまわす。そりゃ自然とんでもない音がのどの奥から鳴り響くわけだな。最初聞いたときは気味悪いやらそりゃ恐ろしいやらただ事ではないことが身の回りで起きているのかと思うほどだった。
しかし、今朝のニューデリーは車のけたたましいクラクションも、大声で話す道行の声も、寝起きの断末魔の叫びも、まったく聞くことがなかった。この辺はデリーでも裕福な人が集まる高級住宅街に隣接する場所。隣には軍隊の施設まであるデリーの中心街。町中のごみもおもったより少ないし何よりあの独特の腐敗臭がしない。日本の街と比べたらまだまだだがインドも変わりつつあるのをなんとなく感じる夜明けだった。

家族で経営する町の雑貨屋さん。ま、基本インドの商売は家族経営なんだけど。
カーストという階級制度がインドにはある。あらゆる分野の基盤をそのカースト制度が作り上げている。結婚、流通、経済の隅々までいきわたっている身分制度はインドそのものといっていいだろう。当初は差別としてあってはならないことだとおもっていたが、今では、カースト制度がなくなったときインド経済、社会はどうなってしまうのだろうとおもうようになった。デリーなどの大都市では、すでに形骸化していると彼らは教えてくれたが、そこはインド、我々外国人には理解できないことが未だいくつも存在していることだろう。

唯一うるさかったのが野犬の遠吠え。夜中中、ワンワン騒いでいた。インドに行くなら狂犬病の注射はしていったほうがいいと、ものの本には書いてある。とにかく野犬が多いインドだから、気になる方はお医者さんに相談したほうがいいだろう。

インド式デリバリ

理解できない習慣が多い一方で、合理的な考え方をするのもインド人の特徴

友人のラムさんと今回の主役、息子のハリッシュ君
観光・両替・ショッピングということでニューデリーの中心街へ
両替はラムさんの友達で衣料品のおろしをやっている社長のお店で。色とりどりのサリーが飾ってあるお店の奥の扉の中。これってアンダーグラウンドじゃないの?
外人ということで私は店内にしばし待ちぼうけ。一円=0.6ルピー。銀行よりも一割~2割お得なレートでした。
中心地のコンノートプレイスは、日本で言えば銀座。商品もチョッと高めな観光地プライスなのでここではウインドウショッピングのみの冷やかし。一般のインド人が行くマーケットに移動して買い物です。

町の人々の装いも僕らとそれほど変わりません。ルンギー(インドの腰巻)なんて一人もいません。
チュスキ30Rs。暑いときは迷わず水分補給をしましょう。

チュスキの作り方

プラスチックのコップに氷をかいて入れます

そこにドボドボっとお好みのシロップを入れていきます

一回り小さなコップにカキ氷を詰め込んで

手でぎゅっと押し固めるとこんな感じ

それを先ほど作ったシロップに差し込みます

ハイ、召し上がれ!

本日の買い物
チェスキ 30Rs マンゴジュース 40Rs 短パン 150Rs らくだの皮のベルト 200Rs(チョッと高かったかな) そして写真の芋虫のような果物、サトゥート 20Rs すごく甘くて美味しかったよ

ジャルジーラ 15Rs
ミントなどのハーブとライム、少々の香辛料と必殺のブラックソルト。清涼感あふれるチョッとソルティーなすっきり栄養ドリンク。暑い街中ではほんとに助かったよ。このブラックソルトがミネラル豊富で、味もグッド!スパイスでも加えてあるのかとおもってたら違うみたい。塩の粉末にする前はただの真っ黒な石のようだった。

ビール500mm 70Rs 今日はラムさんの手料理で晩餐です

チキンカレー・ホームスタイル
ハイ、いただきまーす!!
今夜は映画オーム・シャンティー・オーム/Om Shanti Omの挿入歌から二曲、シャー・ルク・カーンShah Rukh Khanとディーピカー・パードゥコーンDeepika Padukoneの二人のとってもロマンティックな物語です。
Ajab Si
Main Aagar Kahoon
運命の人とめぐり合えたハリッシュ君の新たな旅の始まりです。

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