Wedding in Himachal Pradesh 3

2014.06.09 (Mon)
4月27日 北へ

朝、5時半、日の出とともにニューデリーを出発。いよいよ目的の場所、ヒマーチャル・プラデーシュ州に向けて北へ 

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日ごろインド人と行動を共にすることの多い私は、昨夜『明日は日の出前に出発しますよ』というラムさんの言葉を半ば上の空、話半分で聞いていた。なので、今朝4時半にはみな起き出して用意を始めたのには少々驚いた。5時といえば7時、お昼といえば夕方、というのがインド人の常。裏を返せばそれだけ早く出発しなければ明るいうちに、いや、今日のうちにたどり着けないような遠い道のりだということだ。



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程なくニューデリーを出て車はハイウェイを軽快にひた走る・・・・ハイウェイ?
インドのハイウエイ、高速道路を歩行者が横切る、自転車が走る、牛が引いた荷馬車が行く、おまけにリキシャ(人力車)が道路を逆走する。

『日本のようになるにはあと10年かかるね』

運転手は無法地帯と化した高速道路を余裕の表情でひたすら北へ。




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季節は乾季、埃っぽい風を何時間も顔に受けていれば自然とのども渇くし腹もすく。たどり着いた運転手さんお勧めドライブインで遅めの朝食。


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たまらず一口かじっちゃったけど、今日の朝食は当店お勧め、ゴビ(カリフラワー)のパラタ。カリフラワーはインドの炒め物では定番。今が時期の野菜になるそうです。上に載ってるのは無塩バター、赤いのはアチャール、インドのお漬物。すっぱくて日本の梅干といったところ。あまりの美味しさにアルー(ジャガイモ)のパラタもおかわりしたよ。一枚40Rs





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人気のレストランらしく席は満席。まだ、10歳そこらの少年が店内を右に左に走り回っている。そう、インドの子供はとっても働き者なのだ。




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そして、この店の中心、タンドリーを仕切る師匠とお弟子さん。いかにも腕に自信アリといった威厳さえも感じるこの物腰。料理一筋なんだろうな。お弟子さんはチベットからの出稼ぎさんかな。




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インドの牛乳屋さん。



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昼食を終え、車は一路パンジャーブ州へ。






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さて、インド人の道路事情は非常に危なっかしい。ルールも車線もヘッタクレもない。二車線道路を平気で三台連なって走っている。どんなに混んでいようが対向車がすぐ近くに迫っていようがお構いなしに大きくはみ出して追い抜いてゆく。まるで、度胸試しのチキンレースか何かだ。その上、抜き去る際にけたたましくクラクションを鳴らす。他国でそんなばかげたことをしたら即アウトだ。しかし一向にインド人は意に介さない。そう、インド人にとってクラクションは挨拶代わりなのだ。街中でもハリッシュの運転で何度かでかけることがあったが角を曲がるたびにご丁寧にも一回一回クラクションを鳴らす。人の脇を通過するときもクラクションを鳴らす。それも、日本人がやる『プップ』という優しいものではない。怒りをこめたようなけたたましいものだ。当然通行人はびっくりして振り返るが特に怒り出すようなそぶりもない。日本では迷惑この上ない行為であるが、曲がり角にミラーがないなど、急速な発展に対してインフラがついて行けない、急激に車が増えているインドの交通事情をかんがみれば仕方のないことなのかもしれない。これでは町中が騒がしくなるのは当然のことだ。しかしながら、あれだけ人を待たせても平気な顔をしているインド人が運転となるとチョッとの我慢も出来ず、強引に追い抜いて見たり、渋滞中に無理やり割り込んで余計に渋滞に拍車をかけてみたりと、やることなすことどう贔屓目に見てもはちゃめちゃなのである。少しは落ち着いてどっしり構えて運転することは出来ないものだろうか。チョッと考えればわかるようなことが普通に出来ないおばかチャンなインドの人々なのである。


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パンジャーブ地方の北西部、特にパンジャーブ州にはシク教徒が多い。インド人といえばターバンであるが、あれは、シク教徒が宗教的風習から切ってはならない髪の毛を隠す為に頭に巻いたものである。人口比率からいえばたった2%、いかに、他国の風俗が謝って海外に伝えられるかのいい例である。
で、何を私が言いたかったかというと、カメラもって出かけるそこの君、インドの都市部、特にシク教徒の多い地域ではむやみにカメラを人に向けてはいけません。写真を撮りたいときは必ずお断りの一言を添えてシャッターを押しましょう。過去にインターネットで写真をばら撒かれた女性が自殺をしたという事件が問題になったことがあったそうだ。それ以降、インドの女性は写真をとられることに特に神経質になっているという。もし、私が通りすがりに女性の写真を撮ったとしよう。そして、もしその女性がそのことを警察に通報したとしよう。次の交差点で警官が待ち構えていて即拘束という事態になりかねない。インドの警察怖いからね。これ大げさな話じゃなくてほんとのことだよ。皆さんも気をつけて。あ、そうそう、田舎はぜんぜんオッケーだって。それこそ立ち止まってそのカメラで俺を撮れ!ってやつばっかりだったw

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シク教徒のソーダ屋さん。
そんな風に注意されても、ついついカメラを向けたくなっちゃうのねw
シャッターを押したあと日本人お得意の会釈でにっこり。そしたら満面の笑みで返してくれたよ♪





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縁石の向こうは断崖絶壁、いよいよ車はヒマーチャルへ。
この時点で秘境度7、厳しい峠道が続きます。




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途中夕食を済まし


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たどり着いたのは日も沈みかけた頃。13時間の長い道のりでした。



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そして、長旅に疲れた男たちを出迎えてくれたのは、暖かいチャイと、焼きたてのローティと、みんなの笑顔でした。




おまけ
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リカーショップのマスコット。
こいつとは、会う度に喧嘩になった。この二十日間、結局彼とは仲良くなれなかったな





Teri Ore - Singh Is Kinng




さて、今夜の曲は新郎ハリッシュ君からのリクエスト、映画『Singh Is Kinng』から『Teri Ore』
13時間の長距離移動でこの曲を何度車中で聴いたことか。主演女優の一人(この映画は主演女優が二人という摩訶不思議なクレジットを持っている)カトリーナ・カイフ/Katrina Kaifさん、私の大のお気に入り!世界で一番の美人だと思ってるんだな。デビューした当時はどこか垢抜けないおっとりタイプのかわいい子だったのに今じゃゴシップ紙を連日にぎわす妖艶な女性に。昔のドンくささが抜けてなかった頃の輝くような笑顔は最高でした。ところで、あの筋肉バカと結婚するとかしないとか、一体どーなってんの。あーくやし。


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